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追録5の目録
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追録5-No.1383 伊勢貞起外四名連署返書
伊勢兵部・義岡相馬・新納内藏・鎌田典膳・市来左中の五名が二月二十六日、島津主鈴・島津主殿へ、御手伝普請の書付を受け取った経緯と伝達を返答する。先月二十六日の連絡で留守居一人の登城を求められ、岩下佐次右衛門が出向き、蘇鐵之間で書付を渡されたため、各普請場へ赴く者へその趣旨を伝えておいたと報告する。一色…
追録5-No.1384 普請方申渡書并在府家老添書
宝暦四年正月の普請方申渡しと、行間の在府家老添書。前年夏の出水後は瀬の向き等が変わっているので、以前の見積りに拘らず現時点の水当りを調べて積替え、青木次郎九郎・吉田久左衛門側と相談するよう命じる。仮締切や水深・濁水、各場所の人足の働き方、輪中の堤・民家・田畑、長い河川への舟運を考慮し、場所に応じて差…
追録5-No.1385 普請方申渡書并在府家老添書
戌正月の覚として、幕府の御普請役手代・家来等が手伝方から音信や饗応を受けないよう、厳しく申し渡す。軽い道具であっても互いに貸し借りしないよう命じ、少額・小品の授受も規制対象とする。手伝方役人が御普請役手代の詰める場所へ赴いて御用を相談する際は、両人で立ち会って申し談じ、一人だけで相談しないよう指示す…
追録5-No.1386 普請方申渡書并在府家老添書
戌正月の覚。普請所の小屋場近辺で出火した場合は風向き等に応じて手当てし、水籠・梯子を用いる。家老添書には鳶二十人の差立てを吟味して手当てする旨を記す。川除け竹木その他の運送は支障のないようにし、必要があれば青木次郎九郎・吉田久左衛門の見回り時に遠慮なく相談する。御林材木代の支出は代官と相談して早く決…
追録5-No.1387 普請場条書
宝暦四年戌正月、奉行の名で川々の普請従事者に条々を命じる。工事中に不作法がないよう慎み、喧嘩口論を厳重に戒め、違反すれば双方を処罰し、荷担した者の罪は本人より重くするとする。行間には本木屋・各場所で幕府の高札を掲げ、土石・竹木等に関する心得も申し付ける旨を記す。どのような不満があっても、工事が成就し…
追録5-No.1388 御普請役申渡書
川普請の請負人が、御用を担当する者からの頼みの手紙等を持参して請負を願い出る場合があっても、そのような取り次ぎはしない方針とし、御用関係者へ縁故を利用した口利きをさせないよう命じる。そうした申し出があれば申し付ける旨を伝える。急な雨の際、雨具その他の軽い品を御用係の家来から借用することもあり得るとし…
追録5-No.1389 濃尾勢州川々普請場掛役人名書
宝暦四年正月、四箇所の普請場ごとに担当役人を掲げる名書。濃州桑原輪中から尾州神明津輪中は石野三次郎・高木新兵衛、尾州梶嶋村から勢州田代輪中は大久保荒之助・青木次郎九郎、濃州墨俣輪中から同国本阿弥輪中は浅野左膳・高木内膳、勢州金廻輪中から同国海落口濱地藏辺は新見又四郎・高木玄蕃が担当する。さらに四場を…
追録5-No.1390 新見正栄外三名代目付連署申渡書
戌正月、石野三次郎・大久保荒之助・浅野左膳・新見又四郎の目付代四名が、濃州・勢州・尾州の普請御用に関する申渡しを連署する。相談は書付をもって登城して行うが、軽い用事は私宅で申し談じてもよく、御徒目付・御小人目付も問い合わせに来てよいとする。役人末々に至るまで、軽い音物も受けず、贈られた場合は直ちに返…
追録5-No.1391 島津久郷書状
宝暦四年正月晦日、島津主鈴久郷が伊勢兵部・義岡相馬・新納内藏・鎌田典膳・平田靱負・市来左中へ送る書状。江戸から派遣する者、今後赴く者、朝夕定まった俸給で外方を勤める者には、現員数に応じて賄飯を下すので、請負を立てて願い入れ、落札価格を吟味したうえで請方へ申し渡すよう命じる。御賦飯米の差引き方等を調べ…
追録5-No.1392 一色政沆申渡書
宝暦四年戌二月、一色周防守の申渡しを写した文書。御手伝普請場へ運ぶ石は、場所から九里・十里ほど川上で舟に取るため、必要な船数を確保して工事に差支えないよう石取船を手当てする。人足は村請で土持を申し付け、大規模な箇所は村人足だけで対応し、地元村内で相談して他村からの下請希望者を吟味し、地元の人足を重く…
追録5-No.1393 徳川宗勝書状
尾張中納言宗勝が宝暦四年二月七日、薩摩少将重年へ返答する。書状を披見し、重年が変わりなく過ごすことを喜ぶ。参勤の時分を伺ったところ、今年七月中に参府するよう命じられたとの連絡を受け、念を入れた知らせをうれしく思うと述べる。自身もつつがなく過ごしていることを伝える。重年公御譜中・正文在文庫の注があり、…
追録5-No.1394 島津重年伺書
宝暦四年二月十日、重年の御名内として岩下佐次右衛門が差し出す伺書。濃州・勢州・尾州川々の普請手伝のため国元から送る惣奉行・添奉行その他の役人が、大坂に到着してそのまま普請場へ赴くようにした旨を届け出る。今から役人を大坂へ集める予定を立てる文書ではなく、大坂到着と現場への直行を知らせる内容である。行間…
追録5-No.1395 島津重年届書
宝暦四年二月十日、重年の御名内として岩下佐次右衛門が届け出た書付の写。濃州・勢州・尾州川々の普請手伝に関し、木屋場について去る五日に青木次郎九郎から渡された書付を受け取ったことを、まず知らせる。その付書に従い、当地から差し越す人数は来る十一日・十二日の両日に出立させると届ける。宛先の付記は堀田相模守…
追録5-No.1396 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年二月十一日、松平大隅守継豊へ返答する。小次郎殿の逝去を継豊が聞き、言葉に尽くせない思いを寄せた書状の趣旨を承知する。行間注は小次郎を徳川宗武の長子と記す。機嫌を伺う旨に対し、被為替御儀無之の文言をもって心を安んじるよう伝え、書面の趣旨は各々申し談じたうえで上聞したと知らせる。…
追録5-No.1397 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年二月十一日、松平大隅守継豊へ返答する。小次郎殿逝去を継豊が聞き、言葉に尽くせない思いを寄せた書状を披見し、その趣旨を承知する。機嫌を伺う旨に応じ、御安全の儀を聞いて心を安んじるよう述べ、書面の趣旨は言上したと通知する。「全上」としてNo.1396と同件を扱い、堀田返書が各申談…
追録5-No.1398 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年二月十一日、松平薩摩守重年へ返答する。小次郎殿逝去を重年が聞き、言葉に尽くせない思いを寄せた書状を披見し、その趣旨を承知する。機嫌を伺う旨に対し、被為替御儀無之の文言を記して心を安んじるよう伝え、書面の趣旨は各々申し談じたうえで上聞したと通知する。重年公御譜中・正文在文庫の注…
追録5-No.1399 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年二月十一日、松平薩摩守重年へ返答する。小次郎殿逝去を重年が聞き、言葉に尽くせない思いを寄せた書状を披見して承知する。機嫌を伺う旨に対し、御安全の儀を聞いて心を安んじるよう伝え、書面の趣旨は言上したと通知する。「全上」としてNo.1398と同件を扱い、本書は秋元が言上した旨を記…
追録5-No.1400 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年二月十五日、松平薩摩守重年へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ重年の書状を披見する。あわせて島津加賀守が願いどおり隠居を許され、家督を同氏淡路守へ下されたことをありがたく思う趣旨を承知したと述べる。書面の趣旨は各一覧と通知する。重年公御譜中・正文在文庫の注を持つ。既…
追録5-No.1401 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年二月十五日、松平薩摩守重年へ返答する。書状を披見し、公方・大納言の機嫌がよいことを重年が喜ぶ趣旨を受ける。さらに島津加賀守の隠居が許され、家督が淡路守へ下されたことをありがたく思う旨を承知したと伝える。「全上」としてNo.1400と同件を扱い、堀田返書が各一覧、本書は承知した…
追録5-No.1402 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年二月十八日、松平大隅守継豊へ返答する。書状を披見し、公方・大納言の機嫌がよいことを継豊が喜ぶ趣旨を承知する。歳暮の祝儀として時服と御肴を拝領したことをありがたく思う旨について、書面の趣旨を各々申し談じたうえで上聞したと通知する。継豊公御譜中・正文在文庫の注を持つ。時服・御肴は…
追録5-No.1403 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年二月十八日、松平大隅守継豊へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ継豊の書状を披見する。あわせて歳暮の祝儀として公方から時服と御肴を拝領し、ありがたく思う旨を承知し、書面の趣旨は言上したと通知する。「全上」としてNo.1402と同件を扱い、堀田返書が各申談・上聞、本書は…
追録5-No.1404 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年二月十八日、松平薩摩守重年へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、歳暮の祝儀として其方妻女に拝領物があったことをありがたく思う趣旨を承知する。末尾では書面の趣旨を各一覧と通知する。No.1402・1403が継豊本人の時服・御肴を扱うのに対し、本書は重年妻女…
追録5-No.1405 御手伝普請係役人名書
濃州・勢州・尾州川々の普請手伝に就く役人の一覧。惣奉行平田靱負、副奉行伊集院十藏、用人堀堀右衛門、近習役諏訪甚兵衛・伊地知新太夫、留守居佐久間源太夫・山澤小左衛門、普請奉行川上彦九郎、元〆役石川正右衛門、目付山元藤兵衛、場所奉行愛甲源左衛門・村田五右衛門・大野鐵兵衛・黒田次郎兵衛の十四名を、役職ごと…
追録5-No.1406 島津重年届書
御手伝普請役人名書に関連して、伊地知新太夫と川上彦九郎の本役を説明した届書の写。伊地知は人手が足りないため先に用人格と申し上げたが、本役は近習役であると記す。川上は同じ事情により元〆・普請奉行兼と申し上げたが、本役は普請奉行であると記す。人員不足による先の申告と本来の役職を説明する補足の届書である。…
追録5-No.1407 御手伝普請係役人名書
濃州・勢州・尾州川々の普請手伝に就く役人の一覧。惣奉行平田靱負、副奉行伊集院十藏、用人堀堀右衛門、近習役諏訪甚兵衛・伊地知新太夫、留守居佐久間源太夫・山澤小左衛門、普請奉行川上彦九郎、元〆役石川正右衛門、目付役山元藤兵衛、場所奉行愛甲源左衛門・村田五右衛門・大野鐵兵衛・黒田次郎兵衛を列挙する。右のと…
追録5-No.1408 島津重年届書
一色周防守へ差し出した御手伝普請役人名書に関わる届書の写。人員不足のため伊地知新太夫を先に用人格と申告したが、本役は近習役であると説明する。川上彦九郎も同じ理由で元〆・普請奉行兼と申告したが、本役は普請奉行であると説明する。No.1407の名書に対し、先の申告と本来の役職を補足する。No.1406の…
追録5-No.1409 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年二月二十一日、松平大隅守継豊へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、同氏薩摩守が濃州・勢州・尾州川々の普請手伝を命じられたことをありがたく思う旨を承知する。書面の趣旨は各一覧と通知する。継豊公御譜中・正文在文庫の注を持つ。普請手伝を命じられた当人は薩摩守重…
追録5-No.1410 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年二月二十一日、松平大隅守継豊へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、同氏薩摩守が川々の普請手伝を命じられたことをありがたく思う旨を承知する。末尾は書面の趣旨を令承知と通知する。「全上」としてNo.1409と同件を扱い、堀田返書が各一覧、本書は承知した旨を記…
追録5-No.1411 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年二月二十一日、松平薩摩守重年へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、濃州・勢州・尾州川々の普請手伝を命じられたことをありがたく思う旨を承知する。そのため重年から使者を差し越したことに触れ、書面の趣旨は各一覧と通知する。重年公御譜中・正文在文庫の注があり、重…
追録5-No.1412 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年二月二十一日、松平薩摩守重年へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、川々の普請手伝を命じられたことをありがたく思う旨を承知する。その御礼として使者を差し越したことに触れ、書面の趣旨は言上したと通知する。「全上」としてNo.1411と同件を扱い、堀田返書が各…
追録5-No.1413 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年二月二十一日、松平薩摩守重年へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、川々の普請手伝を命じられ、また此節は参府に及ばないと伝えられたことをありがたく思う旨を承知する。その御礼として使者を差し越したことに触れ、書面の趣旨は令承知と通知する。「全上」として前の治…
追録5-No.1414 幕府触書
幕府が万石以上の大名に置米の備蓄を命じる触書。当年から御料所で米を囲い置くよう命じたことに合わせ、当秋の収納時から前年に置いた籾のほか、知行の分限高一万石につき籾千俵ずつを囲い置くよう通知する。細かな取り扱いは御勘定奉行へ問い合わせるよう指示する。川普請関係の書状の間に収めるが、対象は万石以上の大名…
追録5-No.1415 徳川宗睦書状
尾張宰相宗睦が宝暦四年二月二十五日、薩摩少将重年へ御報を送る。書状を披見し、今般濃州・勢州・尾州川々の普請手伝を命じられたとの知らせを受け、念を入れて知らせたことをうれしく思うと述べる。重年公御譜中・正文在文庫の注を持つ。幕府から治水助役を命じられたという重年の連絡への返答である。宗勝や他の老中の返…
追録5-No.1416 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年二月二十九日、松平大隅守継豊へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、同氏薩摩守が宿次奉書によって御鷹の鶴を拝領し、ありがたく思う旨を承知する。そのため御礼の使者を差し越したことに触れ、書面の趣旨は各々申し談じたうえで上聞したと通知する。継豊公御譜中・正文在…
追録5-No.1417 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年閏二月朔日、松平大隅守継豊へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、宿次奉書で公方から同氏薩摩守が御鷹の鶴を拝領したことをありがたく思う旨を承知する。その御礼として使者を差し越したことに触れ、書面の趣旨は令承知と通知する。継豊公御譜中・正文在文庫の注を持つ。…
追録5-No.1418 重年夫人卒シ大円寺ニ葬ラル(記事)
重年夫人が病を得て床に伏し、湯薬による治療を受けても効なく、宝暦四年閏二月二日に江戸芝邸で死去した記事。法諱は智光院殿心顔貞鏡大姉で、芝の大圓寺へ葬った。三日夜に入棺し、六日夜に霊柩を芝邸東門から出して同夜大圓寺へ入れ、九日夜に葬礼を営んだ。島津主殿久鴻が神主を護持し、側用人菱刈孫兵衛實詮・財部孫之…
追録5-No.1419 堀田正亮外四名連署状
宝暦四年閏二月四日、西尾忠尚・松平武元・本多正珍・酒井忠寄・堀田正亮の五名が松平薩摩守重年へ連署して知らせる。重年の妻女が死去したことを上聞したところ、愁傷であろうとの思召しがあったので、その意向を伝えると記す。重年公御譜中・正文在文庫の注を持ち、No.1418の記事に記す閏二月二日の夫人死去に関連…
追録5-No.1420 酒井忠寄書状
酒井左衛門尉忠寄が閏二月十六日、松平大隅守へ送った返書。相手の書状を披見し、公方・大納言がますます御機嫌よく過ごしていることへの喜びを承知する。また正月十二日、竹姫君が入られた折(「被為入候節」)、菊の件に御懇の上意を賜り、公方・大納言から拝領物を下され、姫宮様からも遣物があったことを重ねてありがた…
追録5-No.1421 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が閏二月十六日、松平大隅守へ送った返書。相手の書状を披見し、公方・大納言がますます御機嫌よく過ごしていることへの喜びを承知する。また正月十二日、竹姫君が入られた折(「被為入候節」)、菊の件に御懇の上意を賜り、公方・大納言から拝領物を下され、姫君様(脇注「宮カ」)からも遣物があったことを…
追録5-No.1422 島津重年伺書
宝暦四年閏二月二十三日、重年が参勤の途中で治水助役の普請場に立ち寄って見分したいと願う伺書。濃州・勢州・尾州川々の普請手伝場所が通路の近辺にあるので、現場を見たい旨を述べ、この段を伺うと結ぶ。御名の脇に島津重年の朱記があり、重年公御譜中・扣正文在右筆所の注を持つ。行間の御付紙には、伺いのとおり見分し…
追録5-No.1423 さえた外四名連署消息
松しま・いは橋・うら尾・たきつ・さえたの五名が、松平薩摩守様方の人々へ返す消息。正月二十一日付書状を受け、公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ意向を承知する。濃州・勢州・尾州川々の普請手伝を命じられ、この節は参府に及ばないと伝えられたことをありがたく思い、大納言へ御礼を申し上げた趣旨を、よろしく申し上…
追録5-No.1424 さえた外四名連署消息
松しま以下五名の女房が、松平薩摩守様方の人々へ返す消息。正月二十一日付書状を受け、公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ意向を承知する。前年十二月二十五日の歳暮祝儀に、図司丈助を通じて奥方へ拝領物があったことをありがたく思う旨を承知し、書面の趣旨をよろしく申し上げると述べる。返書自身の日付はなく、正月二…
追録5-No.1425 さえた外四名連署消息
松嶋・岩橋・浦尾・たきつ・さえたの五名が、松平薩摩守様方の人々へ送った返書。二月六日付の書状を受け取り、公方・大納言がますます御機嫌よく過ごしていることを喜ぶ意向を承知する。年頭の祝儀を申し上げ、「春井御あけ」と記される折、公方が萬次郎の御目見を命じ、上意を賜り、そのうえ御料理を下されたことを、まこ…
追録5-No.1426 堀田正亮外四名連署状
宝暦四年閏二月二十三日、西尾忠尚・松平武元・本多正珍・酒井忠寄・堀田正亮の五名が、松平薩摩守重年へ連署して返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、宿次奉書によって御鷹の鶴を拝領したことをありがたく思う旨を承知する。その御礼として島津図書をもって樽肴を献じた件は、披露を遂げたところ一…
追録5-No.1427 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年閏二月二十三日、松平薩摩守重年へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、宿次奉書で公方から御鷹の鶴を拝領したことをありがたく思う旨を承知する。その御礼として島津図書を通じて樽肴を献じた件は、披露を遂げ、一段の御仕合であったと通知する。全上としてNo.1426…
追録5-No.1428 酒井忠寄書状
酒井左衛門尉忠寄が閏二月廿三日、松平薩摩守へ送った返書。相手の書状を披見し、公方・大納言がますます御機嫌よく過ごしていることへの喜びを承知する。また正月十二日、竹姫君が入られた折(「被為入候節」)、菊の件に御懇の上意を賜り、公方・大納言から拝領物を下され、姫宮様からも遣物があったことを重ねてありがた…
追録5-No.1429 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が閏二月廿三日、松平薩摩守へ送った返書。相手の書状を披見し、公方・大納言がますます御機嫌よく過ごしていることへの喜びを承知する。また正月十二日、竹姫君が入られた折(「被為入候節」)、菊の件に御懇の上意を賜り、公方・大納言から拝領物を下され、姫宮様からも遣物があったことを重ねてありがたく…
追録5-No.1430 重豪、兄重年ノ世子トナル(記事)
近秘野艸所収の大信公御傳の記事。宝暦四年閏二月、圓徳公が善次郎を伴って江戸へ赴くことを願い、老中松平右近将監武元が聞き届けた。圓徳公には重年との元注が付く。五月十一日に圓徳公が府城を発ち、七月二十二日に芝邸へ着いた。八月四日に善次郎を世子とし、忠洪へ改名して松平又三郎を称させた。この件も松平武元へ稟…
追録5-No.1431 島津重年届書
宝暦四年閏二月二十三日、島津重年が善次郎を今回の参勤に召し連れる旨を届ける。善次郎について、家督以前に先妻との間に出生した者で、家中の一門並みに置き、前年の御暇を受けた際に仮養子として願い届けた経緯を述べる。今回召し連れるので聞き置いてほしいと求める。善次郎には重豪、御名には島津重年との注があり、堀…
追録5-No.1431-1 岩下方峯届書
三月二十一日、岩下佐次右衛門方峯が主鈴へ、堀田相模守の御用人岩瀧五兵衛との内談を報告する。前年の御暇の際に仮養子を願い届けた善次郎を、今回の参勤で当地へ召し連れてよいか相談した。家中に置く者であるため差支えないと思うが、同じ例格がなく、各々の内意を聞きたいと説明する。岩瀧は御貰子であれば他家の仮養子…
追録5-No.1431-2 岩下方峯届書
三月二十三日、岩下佐次右衛門が主鈴へ、岩瀧五兵衛からの返答を報告する。呼ばれて赴くと、一昨日の内談の趣旨を堀田相模守へ申し上げたところ、国元にいることは先に伝え置かれていたとおりで、今回は出府させてよいとの返答があったと聞いた。ほかの家にも同様の先例があるので、差し出し方は差支えないと、岩瀧から説明…
追録5-No.1431-3 岩下方峯届書
三月二十四日、岩下佐次右衛門が主鈴へ、善次郎を今回の参府に同行させる件の届書と、翌朝の提出予定を報告する。久世忠右衛門へ赴き、委細を述べて、御用番の松平右近将監へ書付を差し出したいと申し上げたところ、翌朝提出できるので御用番の門前へ来るようにと言われた。書付を請け取り、翌朝の御用番門前には自分と赤松…
追録5-No.1431-4 赤松則正届書
三月二十五日、赤松甚右衛門が主鈴へ、善次郎同行の書付を当日朝に松平右近将監へ差し出した結果を報告する。久世忠右衛門から、書付を聞き置く旨を承知されたと伝えられたので、自ら勤めにあたった首尾を知らせると結ぶ。書付一通について、今回の参勤の節に善次郎を召し連れる件との表示を伴う。久世忠右衛門には広世との…
追録5-No.1432 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年閏二月二十五日、松平大隅守継豊へ返答する。大納言の機嫌がよいことと、正月二十六日に東叡山の至心院御霊前へ参詣したことを継豊が聞いて喜んだ旨を、礼状で承知する。書面の趣旨を言上したと通知する。至心院には「家重妾、梅溪氏」の注があり、継豊公御譜に収められ、正文在文庫と記す。
追録5-No.1433 酒井忠寄書状
酒井左衛門尉忠寄が宝暦四年閏二月二十六日、松平大隅守継豊へ返答する。公方の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、正月晦日に増上寺の惣御霊屋へ参詣したことを継豊が聞き、めでたく思う旨を承知する。書面の趣旨は各々申し談じたうえで上聞したと通知する。全上として前の参詣返書と関連するが、本書の参詣主体は公方家重…
追録5-No.1434 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年閏二月二十五日、松平薩摩守重年へ返答する。大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、正月二十六日に東叡山の至心院霊前へ参詣したことを重年が承知し、めでたく思う旨を受ける。書面の趣旨は言上したと通知する。重年公御譜中・正文在文庫の注を持つ。参詣したのは大納言家治で、重年はその知…
追録5-No.1435 酒井忠寄書状
酒井左衛門尉忠寄が宝暦四年閏二月二十六日、松平薩摩守重年へ返答する。公方の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、正月晦日に増上寺の惣御霊屋へ参詣したことを重年が聞き、めでたく思う旨を承知する。書面の趣旨は各々申し談じたうえで上聞したと通知する。全上としてNo.1433と同じ用件だが、こちらは薩摩守重年宛…
追録5-No.1436 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年閏二月二十六日、松平大隅守継豊へ返答する。至心院の七回御忌の法事を営むにあたり、使者をもって香奠を献じ、東叡山で奉納したことについて、その趣旨を言上したと通知する。全上の注があり、直前の単なる霊前参詣祝意とは、七回忌法事と香奠奉納の用件として区別する。使者名と香奠の品目・金額…
追録5-No.1437 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年閏二月二十六日、松平薩摩守重年へ返答する。至心院七回御忌の法事を営むにあたり、使者をもって香奠を献じ、東叡山で奉納したことについて、その趣旨を言上したと通知する。重年公御譜中・正文在文庫の注を持つ。同日同件のNo.1436は継豊宛で、こちらは重年宛の別返書として扱う。法事執行…
追録5-No.1438 重年、継豊ノ参府延期ヲ乞フ(記事)
前年、継豊は当年夏まで国元で入湯療養することを許されていたが、病気がなおよくならなかったため、宝暦四年三月十三日、重年が幕府の老中へ使翰を呈し、継豊の参府時期をさらに翌年夏まで延ばすよう願った記事。詳しくは後に見えるとし、老中の回答は重年公御譜中にあるとの原注を付す。出典は継豊公御譜。
追録5-No.1439 島津重年願書
宝暦四年三月十三日、重年が五老中方の人々へ願う書状。公方・大納言の機嫌がよいことを喜び、同氏大隅守は多年病気のため国元に滞在し、入湯を許されたことをありがたく思うと述べる。今年夏には参府するはずだったが、いまも病状が同じで長い道中を旅することが難しいため、翌年夏まで国元に留めて療養させたいと願う。こ…
追録5-No.1440 竹姫消息
竹姫が松平薩摩守へ返す消息。自分が無事でいることを伝え、隅州継豊の機嫌と家族が皆元気であると聞き、喜ぶ。年頭の祝いに使者を遣わし、目録のとおりの品を受け取ったこと、念を入れた御礼の書状を受けたことに謝し、双方が末永く過ごせることをめでたいと述べる。末尾はやよひ中の一日と記し、署名竹の脇に継豊室・竹姫…
追録5-No.1441 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年三月二十二日、松平大隅守継豊へ返答する。大納言の機嫌がよいことと、二月二十七日に東叡山の至心院御霊前へ参詣したことを継豊が聞いて喜んだ旨を、礼状で承知する。書面の趣旨を言上したと通知する。至心院には「家重妾、梅溪氏」の注があり、継豊公御譜に収められ、正文在文庫と記す。正月二十…
追録5-No.1442 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年三月二十二日、松平薩摩守重年へ返答する。大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、二月二十七日に東叡山の至心院霊前へ参詣したことを重年が承知し、めでたく思う旨を受ける。紙面の趣旨は言上したと通知する。重年公御譜中・正文在文庫の注を持つ。二月二十七日の参詣への祝意に対し、三月二…
追録5-No.1443 岩下方峯届書
重年公御譜に載る宝暦四年三月二十四日付の囲籾数量届書。松平薩摩守領内の前年分として、籾七万二千九百俵を、一俵につき三斗五升入りで書き上げる。領高は琉球国高を合わせ四拾弐万九千石分と記す。右の領高に対して一万石につき籾千俵を囲い置くよう仰せ渡されたため、そのとおり国元へ申し送った旨を届け、以上と結ぶ。…
追録5-No.1444 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年四月四日、松平大隅守継豊へ返答する。同氏薩摩守重年の妻女が死去したため、公方から重年へ上意を記した奉書が届き、そのありがたさを知らせた継豊の書状を披見した。その紙面のとおりを言上したと通知する。妻女には重年室・島津久尚女の注があり、継豊公御譜中・正文在文庫と記される。本書は妻…
追録5-No.1445 西尾忠尚書状
西尾隠岐守忠尚が宝暦四年四月四日、松平大隅守継豊へ返答する。同氏薩摩守の妻女が死去したため、薩摩守へ上意を記した奉書が届き、そのありがたさを知らせた継豊の書状を披見する。紙面のとおりを各々申し談じ、上聞したと通知する。全上の注を持ち、直前No.1444秋元返書と用件は共通するが、取次表現は及言上では…
追録5-No.1446 西尾忠尚書状
西尾隠岐守忠尚が宝暦四年四月四日、松平薩摩守重年へ返答する。妻女の死去に際し上意を記した奉書が届いたことをありがたく思う旨と、その御礼のため使者を差し越したことを、重年の書状で承知する。紙面のとおりを各々申し談じ、上聞したと通知する。「重年公御譜中」「正文在文庫」と注記される。使者名や持参品は本文に…
追録5-No.1447 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年四月四日、松平薩摩守重年へ返答する。妻女の死去に際し公方から上意を記した奉書が届いたことをありがたく思い、その御礼のため使者を差し越したという重年の書状を披見する。紙面のとおりを言上したと通知する。全上の注を持ち、西尾の同日返書No.1446と用件は共通するが、取次は及言上と…
追録5-No.1448 幕府指図書
重年公御譜に載る宝暦四年四月の御小道具に関する指図。松平薩摩守重年について、村梨子地から草、御紋散し中蒔絵の御料紙硯箱を挙げる。松平大隅守継豊については、黒塗、御紋散し蒔絵の御茶辨当一通りを挙げる。両品には葵・浮線菊の細字注があり、御小道具共、右のとおり差し上げるよう結ぶ。目録では幕府指図書とされ、…
追録5-No.1449 徳川宗睦書状
尾張宰相宗睦が宝暦四年四月十一日、薩摩少将重年へ返答する。重年の内室が死去したことに際し、上意を記した奉書が到来したと知らせる書状を披閲し、丁寧に念を入れた知らせであることを承知したと述べる。全上・正文在文庫の注を持ち、末尾は御報と記す。上意の奉書到来を知らせた重年の書状に対する返答である。本書に各…
追録5-No.1450 西尾忠尚書状
西尾隠岐守忠尚が宝暦四年四月十八日、松平薩摩守重年へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状と、同氏大隅守継豊が今夏参府の予定ながらなお病状がよくならず長旅が難しいため、来夏まで在国して養生したいと申し越したことを承知する。これにより御礼の使者を差し越した旨を受け、紙面の趣旨は各々一覧したと…
追録5-No.1451 西尾忠尚書状
西尾隠岐守忠尚が宝暦四年四月二十二日、松平薩摩守重年へ返答する。御香具一箱と丸熨斗一箱を献上したことを受け、順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。全上・正文在文庫と注記される。披露は実施済みだが、受領者の具体的発言や使者名、献上理由は本文に記されない。同日同件の秋元返書No.1452とは…
追録5-No.1452 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年四月二十二日、松平薩摩守重年へ返答する。御香具一箱と丸熨斗一箱を献上したことを受け、順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。全上として前の西尾返書No.1451と同じ用件を扱うが、秋元の署名を持つ別の返書である。二品は各一箱で、使者名や献上理由は記されない。「一段の…
追録5-No.1453 徳川家重御内書
徳川家重が宝暦四年五月二日、松平大隅守継豊へ送る御内書。端午の祝儀として帷子単物が到来し、歓覧したと伝える。詳しいことは松平右近将監武元が述べると結び、家重公の墨印を掲げる。継豊公御譜中・正文在文庫の注を持つ。端午の献上品は帷子単物で、数量は本文に記されない。家重が到来を喜んだ内書であり、老中の披露…
追録5-No.1454 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年五月二日、松平大隅守継豊へ返答する。端午の御祝儀として使者をもって帷子単物を献上したことを受け、順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。全上の注を持ち、前No.1453の家重御内書と同じ献上に関する老中の取次返書である。使者名・数量・具体的な褒賞や返礼品は記されない…
追録5-No.1455 徳川家重御内書
徳川家重が宝暦四年五月二日、薩摩少将重年へ送る御内書。端午の祝儀として帷子単物が到来し、歓覧したと述べ、詳しくは松平右近将監武元が伝えると結ぶ。家重公御墨印が掲げられ、重年公御譜中・正文在文庫と注記される。宛名は「薩摩少将殿」と記される。帷子単物の具体的な数量、使者名、返礼品は本書に記されない。次N…
追録5-No.1456 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年五月二日、松平薩摩守重年へ返答する。端午の御祝儀として使者をもって帷子単物を献上したことを受け、順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。全上の見出しを持ち、継豊宛No.1454と同日同件だが、受取人はこちらは薩摩守重年である。数量・使者名・褒賞は記されない。前No.…
追録5-No.1457 重年、重豪ヲ携ヘ参勤ス(記事)
重年が島津備中貴儔の娘との間にもうけた善次郎久方を、亡き兵庫久季の家統を継ぐ者として国元に置いていたところ、参勤に伴って江戸へ連れて行こうとし、老中松平右近将監武元へ相談して了承を得た記事。久方には前年十二月十五日に児服を改め兵庫と号したとの元注があり、重年との続柄について異なる記録があるが、実子で…
追録5-No.1458 重豪、重年ニ従ヒ東都ニ到ル(記事)
宝暦四年、重年が久方を伴って江戸へ赴こうとし、あらかじめ老中松平右近将監武元に相談した記事。久方には島津重豪との元注が付く。五月十一日、重年が府城を発ち、久方も従った。久方は府城の虎之間高欄を出て桜門橋を通り、駕に乗ったと注す。九州を経て豊前大里から播州坂越へ航行し、播磨路、大坂、川をさかのぼって城…
追録5-No.1459 岩下方峯願書
宝暦四年五月十九日、松平薩摩守内の岩下佐次右衛門が、治水普請の中休みにおける人員と小屋の扱いを願い出る。幕府の役人衆はいったん引き取る予定であり、手伝方の人数を引き取るかどうかを申し上げるよう指示されていたことを述べる。 各普請場所に相談したところ、秋の普請の仕入れ、小屋番、風廻りなどのため、若干の…
追録5-No.1460 岩下方峯書状
治水普請の中休みにも人員を残して本小屋・出張小屋での滞在を続けたいという願いについて、堀田相模守へ伺った結果を伝える朱の張紙。書面の趣を堀田相模守に伺ったところ、そのとおり申し達するよう仰せがあり、紙面のとおり取り計らってよいと返答する。 目録は五月十九日の岩下方峯書状とする。張紙自体には独立した日…
追録5-No.1461 徳川宗勝書状
尾張中納言宗勝が宝暦四年五月二十五日、薩摩少将重年へ返答する。重年が無事であるとの書状を披閲し、自分も道中つつがなく参府し、御礼を済ませて大慶であると伝える。重年が念を入れて知らせたことに喜び、恐々謹言で結ぶ。重年公御譜中・正文在文庫と注記され、末尾は御報と記す。「我等路次無恙参府・御礼迄相済」とい…
追録5-No.1462 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年六月六日、松平大隅守継豊へ返答する。酷暑の折、公方・大納言の機嫌を尋ね、ますます安全であろうと見舞う書状を披見する。それに伴って鰹節一箱を献上したことを受け、各々申し談じ、順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。継豊公御譜中・正文在文庫の注を持つ。使者名・具体的な返…
追録5-No.1463 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年六月六日、松平大隅守継豊へ返答する。酷暑の折に公方・大納言の機嫌を尋ね、ますます安全であろうと見舞う書状を披見する。これに伴って鰹節一箱を献上したことを受け、順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。全上の注を持ち、直前No.1462の堀田返書と同日同件であるが、本書…
追録5-No.1464 堀田正亮書状
堀田相模守が宝暦四年六月六日、松平薩摩守重年へ返答する。酷暑の折、公方・大納言の機嫌を使者に尋ね、ますます安全であろうと見舞う書状を披見する。これに伴う献上品として琉球布一箱、砂糖漬天門冬一器、赤貝鹽辛一器、琉球泡盛酒二壺を挙げ、各々申し談じて順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。重年公…
追録5-No.1465 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年六月六日、松平薩摩守重年へ返答する。酷暑の折、公方・大納言の機嫌を使者に尋ね、ますます勇健であろうと見舞う書状を披見する。琉球布一箱、砂糖漬天門冬一器、赤貝鹽辛一器、琉球泡盛酒二壺の献上を受け、順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。全上の注を持ち、前No.1464…
追録5-No.1466 徳川宗勝書状
尾張中納言宗勝が宝暦四年六月二十二日、薩摩少将重年へ返答する。暑気の折、重年が無事であるとの知らせを披閲し、自分もつつがなくいると伝える。目録に記すとおりの贈答を受けたことに触れ、念を入れた書状と贈り物を喜んだと述べ、恐々謹言で結ぶ。重年公御譜中・正文在文庫の注を持ち、末尾は御報と記す。贈答は目録之…
追録5-No.1467 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年六月二十三日、松平薩摩守重年へ返答する。公方の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、四月晦日に増上寺の御霊屋へ参詣したことを重年が承知し、めでたく思う旨を受ける。紙面の趣旨は各々申し談じたうえで上聞したと通知する。全上の注を持つ。公方家重の参詣を重年が承知して述べた祝意に答える。…
追録5-No.1468 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年六月二十三日、松平大隅守継豊へ返答する。公方・大納言の機嫌を喜ぶ書状を披見する。継豊の病気がなおよくならず、来夏まで在国して養生したい旨を同氏薩摩守重年が願ったところ、願いどおり仰せ出されたことをありがたく思うという継豊の謝意を受け、紙面の趣旨は各々一覧したと通知する。継豊公…
追録5-No.1469 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年六月二十三日、松平大隅守継豊へ返答する。公方・大納言の機嫌を喜ぶ書状を披見する。継豊の病状がなおよくならず、来夏まで国元で養生したい旨を同氏薩摩守重年が願ったところ、願いどおり仰せ出されたことをありがたく思うという謝意を受け、紙面の趣旨は今承知したと通知する。全上の注を持つ。…
追録5-No.1470 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年六月二十五日、松平大隅守継豊へ返答する。大納言から姫宮への結納の祝儀として、継豊が使者をもって目録のとおりに献上した品について、各々申し談じて順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。継豊公御譜中・正文在文庫の注を持つ。大納言家治と姫宮の結納祝儀を扱う。品目と数量は目…
追録5-No.1471 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年六月二十五日、松平大隅守継豊へ返答する。大納言から姫宮への結納の祝儀として目録のとおりに献上した品について、順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。全上の注を持ち、前No.1470堀田返書と同日同件だが、本書は各申談と使者を明記しない。献上品は目録のとおりとし、具体…
追録5-No.1472 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年六月二十五日、松平薩摩守重年へ返答する。大納言から姫宮への結納の祝儀として、重年が使者をもって目録のとおりに献上した品について、各々申し談じて順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。重年公御譜中・正文在文庫の注を持つ。目録の品目や数量、使者名、具体的な返礼品は本書に…
追録5-No.1473 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年六月二十五日、松平薩摩守重年へ返答する。大納言から姫宮への結納の祝儀として、目録のとおりに献上した品を順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。全上の注を持ち、前No.1472堀田返書と同日同件だが、本書は使者と各申談を明記しない。同日・同件のNo.1471は継豊宛返…
追録5-No.1474 堀田正亮書状
堀田相模守正亮が宝暦四年七月朔日、松平大隅守継豊へ返答する。公方の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、四月晦日に増上寺の御霊屋へ参詣したことを継豊が承知し、めでたく思う旨を受ける。紙面の趣旨は各々申し談じたうえで上聞したと通知する。継豊公御譜中・正文在文庫の注を持つ。六月二十三日付の重年宛No.146…
追録5-No.1475 酒井忠寄書状
酒井左衛門尉忠寄が宝暦四年七月五日、松平大隅守継豊へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、端午の御祝儀として時服と御肴を拝領したことをありがたく思うという継豊の謝意を受ける。紙面の趣旨は各々申し談じたうえで上聞したと通知する。継豊公御譜中・正文在文庫の注を持つ。これは継豊からの端…
追録5-No.1476 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年七月五日、松平大隅守継豊へ返答する。公方・大納言の機嫌がよいことを喜ぶ書状を披見し、公方から端午の御祝儀として時服と御肴を拝領したことをありがたく思うという謝意を受ける。紙面の趣旨は言上したと通知する。全上の注を持ち、前No.1475酒井返書と同日同件だが、こちらは及言上と明…
追録5-No.1477 堀田正亮外三名連署状
西尾隠岐守忠尚、松平右近将監武元、酒井左衛門尉忠寄、堀田相模守正亮の四名が、宝暦四年七月六日、松平大隅守継豊へ連署で返答する。生見玉の御祝儀として黄金十両を献上したことを受け、順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。継豊公御譜中・正文在文庫の注を持ち、目録では堀田正亮外三名連署状とされる。…
追録5-No.1478 秋元凉朝書状
秋元但馬守凉朝が宝暦四年七月六日、松平大隅守継豊へ返答する。生見玉の御祝儀として黄金十両を献上したことを受け、順次披露したところ一段の御仕合であったと通知する。全上の注を持ち、前No.1477四老中連署返書と同日同件だが、こちらは秋元が署名した別の返書である。贈答の具体的な相手や使者名、褒賞・返礼品…