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前編1の目録
旧記雑録 長久2年~延文元年の文書・記事です。
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前編1-No.366-2 鹿児島康村系図
鹿児島康友から康村・康兼らへ続く系統を簡略に示し、鹿児島郡司職・執印職をめぐる関係人物を整理した系図記事。
前編1-No.367 執印康兼下文
執印中務丞康兼が勢方所に対し、職田の引募や仏神事役・公事負担を先例どおり行い、違乱しないよう命じた下文。
前編1-No.368 島津国史
『島津国史』所収。貞永から天福への改元と、島津忠時の年次・官途に関する事項を簡潔に記した記事。
前編1-No.369 大隅国守護所代請文
大隅国守護所代が、西光寺・真山・満家院内比志島・城前田・上原薗道などをめぐる相論について、双方の訴状・教書・証文を検討し、関係者の召進・対決と返牒の経過を報告した請文。
前編1-No.370 関東御教書
薩摩国御家人中務丞康兼が鹿児島郡司職をめぐり申した重訴状について、執達を行い、なお不法があれば御成敗とする旨を伝えた関東御教書。
前編1-No.371 関東御教書
薩摩国豊後三郎左衛門尉忠義領の荒野について、地頭の沙汰として開発・滅失防止を進め、申請どおり執達するよう命じた関東御教書。
前編1-No.372 僧智弘等三人契約状
僧智弘・僧実範・紀道房の三人が、満家院内の比志島・西俣・城前田・上原薗道などに関し、入道殿への奉仕、所職・給分と相互の違背禁止を取り決めた契約状。
前編1-No.373 大隅曽乃郡司重枝良文
曽乃郡司重枝良文が仮名で、田地の耕作・年貢、家族の扶養、相伝に関する指図を伝えた文書。関係者に違背せず沙汰するよう求める。
前編1-No.374 僧俊実園田曳文
僧俊実が奉曳渡した南郷内門貫山行善薗一所と前田について、手継証文を副進し、俊実の相伝領掌地であることを示した曳文。
前編1-No.375 薩摩益山庄文書目録
薩摩国益山庄に関する将軍・六波羅・守護所の御教書案、下知案、解状案、給御教書案などを、承久三年から貞永年間まで年代順に列記した文書目録。
前編1-No.376 調所恒用譜
調所恒用について、前任建部親高の進止を税所職として国守が補任し、恒用が使僧行遍を通じて職を譲り受けた経緯を記す譜伝記事。
前編1-No.377 某安堵状
大隅国主神司恒用の調所書生職等について、去承久合戦時の兵糧催促状への対応を踏まえ、所職を安堵し沙汰するよう命じた状。
前編1-No.378 大隅国司庁宣
大隅国留守所に対し、藤原恒用が父祖相伝の税所職を帯し、建部親高の譲りを得たことを確認して、先例どおり職務を行わせるよう命じた国司庁宣。
前編1-No.379 大隅国留守所施行状
国司庁宣を受けた大隅国留守所が、藤原恒用の税所職相伝を認め、親高の譲状や先例に任せて職務を行わせるよう、税所・田所・大判等の関係諸職へ施行した状。
前編1-No.380 将軍家政所下文
将軍家政所が氏女に対し、父親高の去状に任せ、大隅国寄郡佐次村内の田畠・薗壹所を相伝領掌させるよう命じた下文。
前編1-No.381 源頼家田地売券
源篤家が富隈西限・東限等にある田地を代価を受けて売り渡した仮名売券。土地の境界と沽却を簡潔に記す。
前編1-No.382 仮名重久田地売券
重久が在曽野郡須加尾条内字石風田の水田四至を示して永代売却した仮名売券。本役・雑公事の負担、領主への米納入、後日の沙汰を定める。
前編1-No.383 仮名万吉田地売券
万吉が当野郡中田井内の田地四至を示し、代価を受けて永代売却した仮名売券。後日の違乱時には売主が処理すると定める。
前編1-No.384 藤原篤信田地売券
藤原篤信が父祖相伝の水田六段内二反を代価と引き換えに売却した仮名売券。土地の所在・境界を記し、後日の妨げには売主が対応すると定める。
前編1-No.385 うちのふ田地売券
うちのふが水田六段内二反を売却し、代価を受領したこと、後日の相論には売主が対応することを仮名で記した田地売券。
前編1-No.386 僧教弁水田寄進状
僧教弁が病悩平癒と後世菩提のため、台明寺衆集院の地蔵講へ山下井蔵原の水田五段を寄進した状。寄進地の領有根拠、後日の違乱禁止、権利の永代性を記す。
前編1-No.387 僧教弁寄進状
僧教弁が阿弥陀仏の供料として、北迫下の水田三段を台明寺衆集院へ寄進した状。年貢・社寺負担と現当二世の利益、子孫・後代の違乱禁止を定める。
前編1-No.388 北条泰時書状
北条泰時が島津忠時に、鎌倉での奉公や所領給付に関する申請を承知し、今後も忠勤を尽くすよう仮名で伝えた書状。豊後修理亮を介した取次にも触れる。
前編1-No.389 関東下知状
揖宿郡司職・薩摩国福富名田畠等をめぐる島津忠秀と忠綱方の相論について、父忠成の譲状、忠綱・忠成の主張、年貢勤仕の実績を審理し、忠秀の領掌を認めた関東下知状。
前編1-No.390 関東下知状
越前島津忠綱譜所収。文暦二年八月、忠綱が越前国守護代として当地に居住したため「越前島津」と号したことを記す記事。
前編1-No.391 関東御教書
鹿児島郡司職をめぐる論人矢上三郎盛澄の参上に際し、申状を召し出して康兼との訴訟を裁決し、その結果を執達するよう命じた関東御教書。
前編1-No.392 玄栄田地寄進状
玄栄が故長寿房安覚の忌日僧供料として、台明寺衆集院へ水田を寄進した状。故人の追善と僧供の用途を明記する。
前編1-No.393 某袖判書下
『此比志島氏旧御書所御文書三番箱中』所収。比志島氏が河田両村の農祈に関して受けた文書で、龍泉房覚玄の名と嘉禎二年の日付を伝える。
前編1-No.394 僧覚尋田地寄進状
僧覚尋が台明寺衆集院阿弥陀仏の供養料として、曽野郡蒲生浦の水田六段を寄進した状。花経・供養法華経等の用途、年貢納入、僧綱や子孫の違乱禁止を定める。
前編1-No.395 越前島津忠綱譜
越前島津忠綱譜所収。嘉禎三年、将軍頼経の上洛に島津忠綱が供奉し、清撰の姓を称したこと、供奉人数等を記す記事。
前編1-No.396 越前島津忠綱譜
越前島津忠綱譜所収。嘉禎四年、将軍家が京都から鎌倉へ戻った際、忠綱が左衛門尉として供奉列に加わったことを記す記事。
前編1-No.397 忠兼申状
地頭兼守護所僧忠兼が、薩摩郡内平礼石寺座主忠兼解を受け、寺領四至内の雑事・公事免除を先例と旧証文に基づき認めるよう申した状。寺領への地頭方の妨げを退けることも求める。
前編1-No.398 僧永兼挙状
僧永兼が台明寺衆集院阿弥陀仏の水田について、父祖相伝の寄進証状や壹斗臺料を根拠に、年貢・供米を納め寺内で領掌してきた経緯を述べ、同朋の加判を得た挙状。
前編1-No.399 大蔵種良陳状
八幡新田宮権大宮司大蔵種良が、名主代成俊の訴えに対し、水田五段をめぐる先祖の譲り・本所裁許・名主領有、国衙領との境界や公事負担を挙げて反論した陳状。
前編1-No.400 西藩野史
『西藩野史』所収。島津忠久の母が丹後局で、忠久が建仁年間に出生し、初三郎兵衛尉忠義と称して大隅守に任じ、承久の乱で北条泰時に属した経歴を記す記事。
前編1-No.401 寺家公文所下文
寺家公文所が五大院所司神官らへ、権大宮司友綱の沙汰を停止し、前年の友綱去状と安堵状に従って職務・所務を処理するよう命じた下文。
前編1-No.402 沙弥行念等連署譲状
沙弥行念らが八幡新田宮御燈免田一壹町五反を、元恒へ永代譲与した連署譲状。限東代・准傍例とし、後代の相論を禁じる。
前編1-No.403 比丘尼菩薩房・生阿弥陀仏連署
比丘尼菩薩房と生阿弥陀仏が、満家院西俣名内八世井甫田・富間事に関し、親阿闍梨からの相伝証文、年貢納入、名主職と耕地の領掌を述べ、後日の異論を禁じた連署状。
前編1-No.404 田地去文
薩摩国御家人鹿嶋小太郎康弘が、郡司職訴訟に関する申状・具書と子細を幕府へ披露するよう、泰時の執権御判を求めた文書。
前編1-No.405 北条泰時書状
大隅国台明寺が、守護代左衛門尉の下知に従い遠江守殿御下文案を進上したうえで、当山依怙の安堵、濫妨停止、国衙の勧農・修理用途などへの配慮を求めた請文。
前編1-No.406 台明寺牒
台明寺当国衙が、大法師・宮主清玄法師・預清源法師・専当慶範法師ら寺僧の名を列記した牒。寺内の僧職構成を示す。
前編1-No.407 六波羅御教書
大隅国台明寺へ入部した守護所使が殺害・刃傷・夜討・強盗の被害を受けた事件について、関係人を召し出して究明し、犯人を処断するよう地頭殿へ命じた六波羅御教書。
前編1-No.408 島津国史
『島津国史』所収。仁治三年、和泉国和田郷地頭職・越前国生部庄地頭職に関する幕府下文と、寛元改元・頼嗣将軍就任などの年次事項を記す記事。
前編1-No.409 将軍家政所下文
将軍家政所が和泉国和田郷住人前大隅守惟宗忠時を、越前国生部庄の地頭職に補任し、所宛給の地を領知するよう命じた下文。
前編1-No.410 島津忠時請文
島津忠時が薩摩国新田宮所司神官の申状を受け、神王面破損と下手人究明について、検校法印の給預と尋問を経て処置し、結果を進上する旨を請けた文書。
前編1-No.411 亮範袈裟寄進状
僧亮範が師匠・父母二親の後生菩提と自身の現世利益のため、袈裟一領と具足を阿弥陀仏へ寄進した状。毎年の奉寄用途と、後代の持出し・違乱禁止を定める。
前編1-No.412 中公書状
中公が「かつさのほげんの御房」へ、入道の意向、所領・奉公上の扱い、関係者への伝達と返答を仮名で指示した書状。
前編1-No.413 中公書状
中公が「かつさのほげんの御房」へ、給付の件と大隅守方との調整を仮名で伝え、関係者の意向を確かめて返答するよう求めた書状。
前編1-No.414 六波羅御教書
六波羅が左衛門尉友成に対し、薩摩国阿多郡北方地頭による池辺村の押領・濫妨を停止し、先例と証拠に基づいて処理するよう命じた御教書。
前編1-No.415 五大院主迎阿大間帳
八幡新田宮執印兼五大院主迎阿弥陀仏の所領を、阿多院田・市比野・竹原田・新免・旧免などの坪名ごとに、面積、名主・用作人、年貢・公事、船造役等とともに列記した大間帳。
前編1-No.416 五大院主迎阿大間帳
No.415の五大院主迎阿大間帳と同文であることを「全上」として示す重出項目。
前編1-No.417 大隅守護代重寄進状
大隅国台明寺の祈田坪について、地頭方の用次・他人沽却があっても本領主の相伝領掌を妨げず、守護代御教書に従って祈田として安堵するよう求めた寄進・請文。
前編1-No.418-1 平忠茂譲状
平忠茂が父祖相伝の羽嶋浦加成枝名の田畠・山野・荒野等を、子息忠国・忠継・忠重らへ分割譲与した状。各人の持分と、違乱禁止・相互扶助を定める。
前編1-No.418-2 薩摩郡司平忠友系図
薩摩郡司平忠友から忠国・忠継・忠重若松四郎へ続く系統を簡略に示した系図記事。No.418-1譲状の受領者関係を補う。
前編1-No.419 僧忠兼申状
僧忠兼が平礼石寺の寺領・仏事と所務について、守護所の御裁許を求めた申状。先例・証文に基づく免除と、僧徒・地頭方による違乱の停止を訴える。
前編1-No.420 沙弥願也奉書
薩摩郡地頭代大和前司忠友が、平礼石寺と地頭方の所務相論について、訴状・陳状を検討し、先例に任せて裁決するよう命じた奉書。
前編1-No.421 藤原義祐書状
藤原義祐が、満家院内比志島・西俣・河田・城前田・上原薗道等の相互の連絡と所領配分について、別命・先例に従い、関係者の違乱なく処理するよう伝えた書状。
前編1-No.422 関東過書
国分太郎左衛門尉の一行を鏡宿から通行させ、関渡しを妨げないよう沿道へ命じた関東過書。
前編1-No.423 島津庄預所下文
島津庄預所が左馬允伴兼賢を鹿屋院の弁済使職に補任し、先例どおり職務を行い、土民らも命令に従うよう命じた下文。
前編1-No.424 将軍袖判下文
将軍家が市来院住人市来太郎政家に、父母から譲られた所職・田畠等を安堵し、先例どおり知行させることを認めた袖判下文。
前編1-No.425 北条経時書状
北条経時が上総法橋の申状と証文を出羽前司へ送り、内容を尋ねて事実関係を明らかにし、裁決のため返答するよう求めた書状。
前編1-No.426 六波羅御教書
六波羅が、薩摩国満家院内比志島・西俣・河田・城前田・上原薗に関する先例の御教書案と申状を進覧し、異論なく執達するよう武蔵守へ命じた御教書。
前編1-No.427 島津国史
『島津国史』所収。寛元三年の後深草天皇践祚、幕府帰京、寛元四年の頼嗣将軍就任など、朝廷・幕府関係の年次事項を記す記事。
前編1-No.428 渋谷定心置文
渋谷定心が子息らへ田数を分配した置文。一郎から五郎へ、河会・分染町・大功田拾町等の持分を定め、京都大番役・奉公・年貢、妻子や女子の相続、違乱時の処置を仮名で細かく規定する。
前編1-No.429 寺家公文所下文
寺家公文所が新田宮所司神官らへ、友光代官大前道定と永慶の負所相論について、双方の勤仕・証拠を比較し、永慶の年貢怠納分を停止して先例どおり処理するよう命じた下文。
前編1-No.430 六波羅施行状
六波羅が薩摩国満家院内比志島・西俣・河田・城前田・上原薗の所領相論について、関東御教書を披露し、友光と永慶の主張・年貢負物を審理して所務を停止・執達するよう命じた施行状。
前編1-No.431 某袖判下文
幕府が薩摩郡内の成永名・太郎丸名・本若松名、薩摩郡外の伊勢国領・美作国河会郷等を列挙し、先判・願主の申状に任せて奉免・知行させるよう命じた袖判下文。
前編1-No.432 渋谷定心譲状
渋谷定心が後継者に所領・職務を譲り、惣地頭兼郷地頭左衛門尉としての奉公、知行と相続の条件を定めた譲状。
前編1-No.433 六波羅施行状
六波羅が千日薬師仏の供養用途内銭百文について、関東の下知に従い、所領から徴収・送進するよう命じた施行状。
前編1-No.434 島津忠時譜
島津忠時譜所収。寛元四年、忠時が入道大納言家の経御帰洛に供奉し、路次十五騎のうち忠時が守護を務めたことを記す記事。
前編1-No.435 六波羅御教書
六波羅が薩摩国国分寺沙汰人左衛門尉友成に、鮫島刑部入道が池郡村田島の折紙・割具を押妨した件を究明し、先の御教書どおり妨害を停止させるよう命じた御教書。
前編1-No.436 関東御教書
幕府が薩摩国阿多郡北方地頭による押妨について、守護代に訴状・御教書を示し、先例に違わず妨害を停止するよう命じた関東御教書。
前編1-No.437 関東御教書
薩摩郡司職成枝名内の水田二町等をめぐる相論について、父平忠友の譲状や関係証文を審理し、連券・封案を作って所領を渡すよう命じた関東御教書。
前編1-No.438 東鑑
『東鑑』所収。寛元末、近衛将監の任官や幕府関係者の動向を記した短い記事。
前編1-No.439 比丘尼菩薩房譲状
比丘尼菩薩房が満家院内比志島・西俣・河田・城前田・上原薗の名主職を子息へ譲った状。五箇所の主職・細兵衛太郎義忠の状、関東御教書を根拠に、永代相伝と違乱禁止を定める。
前編1-No.440 東鑑
『東鑑』所収。宝治元年、三浦若狭前司泰村一族と北条方の合戦、邸宅への攻撃、女子を含む一族の自害・落命など宝治合戦の経過を記す記事。
前編1-No.441 栄尊起請文
法橋栄尊が満家院内の知行名田等について、関東御教書を受けても配分米や用途を怠らず、異論を起こさず所務を行うと誓約した起請文案。
前編1-No.442 栄尊起請文
法橋栄尊が満家院内の惣領知行名田について、関東御教書を受けても惣領主兵衛太郎への配分・奉公を怠らず、別納や違乱を行わないと仮名で誓約した起請文。
前編1-No.443 伴信俊・同信忠・同信資連署起請文
伴信俊・信忠・信資が、入来院関係の所領・奉公について互いの申合せを守り、惣領方への勤仕と相互扶助を怠らないと仮名で連署した起請文。
前編1-No.444 島津忠時安堵状
島津忠時が満家院内比志島・河田・西俣・城前田・上原薗の五箇所名主職について、先年の証状に任せて法橋栄尊の知行を安堵した状。
前編1-No.445 栄尊申状
法橋栄尊が、比志島・河田・堀内・中原・上原・城薗・西俣名主職に課された万雑公事・地利物・井料等について、先例と証状を示して免除を求めた申状。
前編1-No.446 関東下知状
新田宮の神領・供養用途をめぐる社家と地頭方の相論について、関東が双方の宣澄・結解状・証文を審理し、永慶らの主張を退け、先例どおり神領所務を行わせた下知状。
前編1-No.447 関東御教書
宝治合戦後、没官となった所領の地頭職に補任された者について、先例・証文を審査し、六波羅が現地へ下知して知行させるよう命じた関東御教書。
前編1-No.448 関東御教書
薩摩国新田宮所司神官等が阿多郡北方地頭鮫島刑部丞による濫妨・非法を訴えた件について、補任地頭職と所務の実否を究明し、六波羅で裁決するよう命じた関東御教書。
前編1-No.449 島津忠時下文
島津忠時が満家院内比志島・西俣・河田・城前田・上原薗の五箇所名主職について、比丘尼菩薩房の譲状に任せて安堵し、先例どおり知行させた下文。
前編1-No.450 東鑑
『東鑑』所収。宝治元年末、京都大番勤仕の結番を定め、各番の期限と担当を示した記事。
前編1-No.451 東鑑
『東鑑』所収。宝治二年正月、将軍家の行始に島津忠時が供奉人として加わったことを記す記事。
前編1-No.452 藤原義祐請文
藤原義祐が将軍家の御亭への入御に供奉し、列中の所定位置と奉公を勤めることを請け負った請文。
前編1-No.453 六波羅施行状
六波羅が薩摩国満家院内比志島・西俣・河田・城前田・上原薗の五箇所名主職について、前年の関東御教書に従い、栄尊へ安堵・知行させるよう命じた施行状。
前編1-No.454 郎弁発願文
郎弁が山王御宝殿に、釈迦・薬師・弥勒等の諸仏菩薩像、地蔵・聖観音像、経巻や荘厳具を造立・奉納し、現世安穏と後生善処を願った発願文。
前編1-No.455 惣検校僧兼尊譲状
惣検校僧兼尊が、種智房覚如に房舎・寺務・所領等を譲り、師資相承を守って寺役を勤め、後代に違乱しないよう定めた譲状。
前編1-No.456 弾正忠宗□下知状
薩摩国宮里郷益□名主新大夫正持が、当名内の田五反について地頭代から濫妨を受けたと訴えた件。弾正忠宗□が地頭御代官本田五郎兵衛□に、寛元三年七月十六日付下文に従って承知・処理するよう命じた下知状。
前編1-No.457 越前島津忠綱譜
越前島津忠綱譜所収。宝治二年、鶴岡八幡宮放生会に将軍家が出御し、島津忠綱ら随兵十一人が供奉したことを記す記事。
前編1-No.458 越前島津忠綱譜
越前島津忠綱譜所収。宝治二年十二月、豊後左衛門尉忠綱が高麗山山柄献上に関する将軍家の行事に勤仕したことを記す記事。
前編1-No.459 某書下
地頭・領家御代官らに対し、検断職と地頭得分の扱いについて先例を守り、証文を提出して処理するよう命じた書下。
前編1-No.460 西願田地売券
沙弥西願が宮富名内宮富名大迫田等の先祖相伝私領を代価と引き換えに売却した売券。四至を示し、年貢・所当を勤め、後日の相論時は売主が対応すると定める。
前編1-No.461 島津国史
『島津国史』所収。建長元年の改元前後、幕府の鶴岡八幡宮放生会・臨時祭、京都大番、将軍家の出御・還御などを日付順に記し、島津忠久・忠時らの供奉人数と配置を詳述する記事。
前編1-No.462 越前島津忠綱譜
越前島津忠綱譜所収。建長二年正月、将軍家が鶴岡八幡宮へ参詣した際、島津忠綱が左衛門尉として供奉列に加わったことを記す記事。
前編1-No.463 越前島津忠綱譜
越前島津忠綱譜所収。建長二年正月、将軍家の御行始に島津忠綱が二棟御方の供奉人として参仕したことを記す記事。
前編1-No.464 越前島津忠綱譜
越前島津忠綱譜所収。建長二年十月、将軍家が相州新造第へ渡御した際、島津忠綱が供奉人として加わったことを記す記事。