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『旧記雑録』前編・後編・附録10冊と追録1~8(暫定版)、『旧記雑録拾遺 伊地知季安著作史料集1~9』『家わけ1』(暫定版)、関連史料(外伝)『島津世禄記』の46,754件を横断検索できます。検索範囲は史料群・巻を組み合わせて選べます。結果は50件ずつ表示します。

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205 件 (全巻)/ 1–50件を表示

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追録8-No.701在京人数報告の通知・雛形と交付布告首尾注旧記雑録暫定版確認度 中

各藩に在京人数を二十六日までに報告し、以後の増減も届けるよう軍防局が求める

軍防局が三月二十四日に、当時の在京人数等を別紙雛形に従って調べ当二十六日までに出し、以後増減があればその都度届けるよう各藩へ求める。覚の雛形には総人数、銃隊人数、その内の出兵先・警衛先人数と在京残人数、役人人数、大砲の門数、月日・差出者を記す形を示すが、数値は何百人・何門などの空欄である。交付注は三月二十三日として、太政官代軍防局からの留守居呼出しに永山左内が出頭し、松尾豊前から渡され触下へ布告するよう伝えられた旨の、新納嘉藤二から紘様への首尾書があると記す。

登場人物
軍防局、在京・在国の各藩、留守居・付役勤永山左内、非蔵人松尾豊前、留守居新納嘉藤二、紘様
宛先
在京・在国の藩々、末首尾は新納から紘様
キーワード
原701雑録中在京在国藩々当時在京人数雛形調当廿六提出以来増減随届三月廿四軍防局覚惣人数銃隊何百出兵何方警衛何方残在京何百役人何百大砲何門月日何誰空欄交付注三月廿三太政官代永山左内松尾豊前触下布告新納嘉藤二紘様首尾日異同
追録8-No.722-4誓約未済の在京諸侯へ参朝を指定する通知旧記雑録暫定版確認度 中

誓約未済の在京諸侯に、翌10日午半刻の参朝を求める

誓約がまだ済んでいない在京諸侯に対し、用務があるため明十日午半刻に参朝するよう求める。日付は閏四月九日。

登場人物
朝廷側(個別署名不記)、誓約未相済の在京諸侯
宛先
誓約未相済の在京諸侯
キーワード
原722の4誓約未相済在京諸侯御用明十日午半刻参朝閏四月九日
追録8-No.1028-4在京官員・親兵の御用物貸与と破損時の弁償を定める達旧記雑録暫定版確認度 中

知政所達書(在京御用物管理)

上京中の官員と在京親兵に関する御用物について、毎月十九日を基準に使用・引渡しを管理する。諸局の御用物等を借用した者は、破損・不足があれば差し出しまたは弁償し、返却期限等を守るよう命じる。辛未四月七日知政所。

登場人物
知政所、在京官員、親兵、諸局御用物担当者
宛先
在京官員・親兵・諸局および関係向々
キーワード
上京中官員、在京親兵、毎月十九日、御用物、借用、破損、不足、差出、弁償、返却期限、四月七日
追録8-No.1053-1廃藩置県後の県務継続と在京官員の職務・身分を示す達旧記雑録暫定版確認度 中

知政所達書(廃藩置県後の県務・在京官員)

島津忠義が参内して詔書を直接受けた後、一般藩を廃して県を置くまでの間は大参事以下が従来どおり事務を扱うよう命じる。あわせて在京官員の官等別処遇と職務継続を伝え、不心得のないよう申し渡す。辛未七月から明治四年八月五日、知政所。

登場人物
島津忠義、太政官、大参事、県官員、在京官員、知政所
宛先
鹿児島県官員・在京官員および関係向々
キーワード
島津忠義、詔書、廃藩置県、大参事、県務継続、在京官員、官等、職務、知政所、七月、八月五日
後編3-No.389文書確認度 高

島津義弘書状

島津義弘が石治少へ、諸将が帰朝する頃には国元から直接上洛したいが、国元は多事で在京中の費用・物資を十分に調えられないおそれがあるため、在京料を滞りなく準備するよう役人へ内々に言葉を添えてほしいと依頼した書状。また、上井甚五郎から好意的な返答を聞いた料理人手配について重ねて頼み、現在は上使や臨時の客をもてなす料理人がいないため、やむを得ない時は小播方から雇っている窮状を伝える。

登場人物
島津義弘、石田治部少輔(石治少)、上井甚五郎、在京役人、料理人、上使、小播方
宛先
石治少様 人々御中
キーワード
島津義弘書状、石治少、石田治部少輔、帰朝、直接上洛、在京料、国元多事、役人、上井甚五郎、料理人手配、上使、客来、小播方、雇請
後編4-No.53文書確認度 中

山口直友書状

山口直友が島津忠恒に、在京の大名衆へ上意として仰せ出された条目の写し一通を送って閲覧を求め、今後詳しい沙汰があれば追って報告すると述べた書状。

登場人物
山口直友、島津忠恒(奥州様)、在京大名衆
宛先
島津忠恒(奥州様)
キーワード
山口直友、島津忠恒、奥州様、在京大名、上意、条目、写し、報告
追録8-No.695-2本文群(延期後の行幸予定・道筋人数届と参朝天機伺いの諸通知)旧記雑録暫定版確認度 中

二十一日出立から二十三日着坂の予定と、諸侯の参朝・天機伺いの時点・場所を伝える

三月五日の通知は、親征を延期し来る二十一日に発途、石清水社へ参詣して一泊、二十二日に森口で一泊、二十三日に着坂し、その後海軍整備を叡覧する予定を伝える。但書で太政官代の移転は一旦止め、道筋は本街道、各々の人数書は烏丸家へ出すとする。続く通知は、明後二十一日の行幸出輦に伴い同朝の天機伺いと参朝を在京諸侯へ命じる。別通は明二十日に伺うよう求め、名代の上京者は禁中仮建で伺うとする。さらに供奉・大坂警衛諸侯は禁中・大宮御所などへ出頭して天機を伺う指示と、大坂着御後は行在所で翌朝から伺い、大坂の重臣も同様に伺う指示を収める。

登場人物
主上、議定・参与・諸侯、在京諸侯、名代として上京する者、供奉・大坂警衛の諸侯、大坂に居合わせる重臣、烏丸家
宛先
日程道筋人数届は議定・参与・諸侯、天機伺いは在京諸侯・供奉大坂警衛諸侯等(各宛表示)
キーワード
原695の2親征延期三月五来廿一発途石清水参詣一泊廿二森口泊廿三着坂海軍整備叡覧但太政官代移転先止本街道人数書烏丸家議定参与諸侯明後廿一同朝天機参朝在京諸侯別通明廿名代禁中仮建禁中大宮御所供奉大坂警衛諸侯着坂行在所翌朝天機大坂重臣三月
追録8-No.695-3在京諸侯の定例参内・毎月天機伺いと装束、日々用務伺いの暫定取扱い通知旧記雑録暫定版確認度 中

五節句・朔日の祝詞参内と毎月一度の天機伺い、初回・二度目以降の装束を定める

在京諸侯は五節句と毎月朔日に祝詞のため参内し、毎月一度ずつ、二十九日を除いて都合のよい日に天機を伺うよう伝える。参内の着服は、上京初回には官位のある者が衣冠・直垂を選び、無官の者は素直垂を着る。二度目以降は直垂・上下を任意に用い、羽織袴は禁止とする。追書は、近来申合わせて日々禁中仮建所に用務伺いで出る者は、規則ができるまで当分従前どおり心得るとする。本文末は三月。三月十九日に急な太政官代への召出しで書付を受け、触下へ廻達した旨の、新納嘉藤二から伊勢殿への首尾注がある。

登場人物
在京諸侯、官位のある者・無官の者、日々禁中仮建へ御用伺いに出る者、太政官代、非蔵人松尾伯耆、留守居新納嘉藤二、伊勢殿
宛先
在京諸侯・用務伺い出仕者等、末首尾は新納嘉藤二から伊勢殿
キーワード
原695の3五節句毎月朔日在京諸侯祝詞参内毎月壱度廿九之外勝手天機初回官位有衣冠直垂無官素直垂二度目直垂上下任意羽織袴禁日々禁中仮建御用伺規則まで従前三月辰十九太政官代召出非蔵人松尾伯耆書付触下廻達御留守居新納嘉藤二伊勢首尾
追録8-No.783主上東幸の周知と天機伺・伺候・公議人出頭の達群及び附札旧記雑録暫定版確認度 中

主上東幸を伝え、諸侯の天機伺と公議人の東京出頭等を定める

通達留。明治元辰十月三日の備後の達は、主上東幸が命じられ先月二十日辰刻に出発したと伝え、別紙八通の通り向々へ周知するよう求める。所収の行政官九月の達は、毎月十五日に辨事一人が東京で天機を伺うこと、在京諸侯は六・十六・二十六日、在国在邑の諸侯は十五日に重臣名代を禁中仮建所へ出すことを定める。在京諸侯には二十日卯刻の見立参朝と出発後十五日以内の大宮伺候、東京着輦後の禁中・大宮への伺候を求め、病気等は重臣名代を許す。公議人は一国一人を海陸の都合で東京へ送り、九月十一日の但書は十五日に飛鳥井家へ出頭するよう告げる。後続の九月十三日辨事役所の達は各国や既に東京へ出した者の取扱い、来る十四日の飛鳥井家出頭等を記す。同日の有川十右衛門の附札は、因州様衆から回状が届き、写一通と附札を差し上げるとする。各頻度・人数と予定を保持し、伺候・移動完了とはしない。

登場人物
主上、備後、行政官、辨事御役所・月番三藩、在京・在国在邑の諸侯、公卿・重臣・辨事一人、公議人、有川十右衛門、因州様衆
宛先
向々、在京諸侯・在国在邑諸侯・公議人、附札の提出側(実名宛不記)
キーワード
原783通達留明治元辰十月三備後先月廿辰東幸別紙八通九月行政官毎月十五辨事一東京伺天機前日巳公侯参内在京六十六廿六在国在邑十五重臣仮建所明後廿卯見立参朝十五日以内大宮東京着輦伺病名代公議人一国一海陸勝手九月十一十五飛鳥井九月十三三藩十四出頭主人東京重臣代附札因州回状写一有川十右衛門
追録8-No.533-1本文群(長州勢への征討命令と戦闘の功への沙汰)旧記雑録暫定版確認度 中

長州勢征討と禁闕下での尽力を称える朝廷書付を国内へ伝える通知

七月十八日、長州脱藩士らの行動が切迫して兵端が開かれたとして、総督以下の在京諸藩兵士が征討に尽力し朝権を輝かせるよう命じる書付と、鳳闕下の紛擾に出勢して誠意を尽くしたことに叡感が大きいと称える沙汰を収める。別紙二通を、去十九日の闘戦中に御所が命じた内容として一統に拝見させる通知。七月小松帯刀署で、元治元甲七月廿四日四時、御用部屋にて大嶋吉之助から御用を承って人数が拝見した注、鹿児島へは八月十二日に伝えた注がある。七月十八の書付日、十九日の戦闘中沙汰、廿四日の拝見、八月伝達を区別し、功績評価は沙汰の叙述として示す。

登場人物
在京諸藩兵士、長州脱藩士、朝廷、大嶋吉之助、小松帯刀(注:清廉)
宛先
在京総督以下諸藩兵士、一統の拝見・国内周知対象
キーワード
七月十八長州脱藩兵端総督諸藩征討、鳳闕下紛擾出勢丹誠叡感、別紙二通十九闘戦御所沙汰、七月小松帯刀清廉、元治元甲廿四四時大嶋吉之助御用部屋拝見、鹿児島八月十二伝達
追録6-No.154申渡書旧記雑録暫定版確認度 高

島津久定申渡書

年頭に太刀を進上する人のうち、在京中、使者として赴いている者、江戸往来の途中などで年頭に在府しない人は、今後の出府または帰着の際に太刀を納めるよう指示する。ただし、江戸で詰合せをしている人は従来どおり江戸で進上するとする。これを通達したので承知し、記録奉行にも申し渡すよう命じる。山城の署に島津久定の人物注。年月日朱注は明和二年正月、日は八を囲む注記。右白木御文書五番箱中ニ有之という保管注がある。出典注は重豪公御譜中・写正文在文庫。

登場人物
山城島津久定、年頭太刀進上者、在京の者、御使者、江戸往来途中の者、記録奉行
宛先
本文に直接宛名なし(記録奉行等へ伝達する申渡し)
キーワード
正月八日、年頭太刀進上、在京、使者、年頭不在府、江戸往来途中、出府帰着時納太刀、江戸詰合従来進上、通達、記録奉行
追録8-No.613朝廷改革の大令・制度改正・政務用の徳川領地収納に関する沙汰旧記雑録暫定版確認度 中

更始一新の大令、宮中兵備撤去・人材登用と徳川領地収納を示す沙汰書

改革の大令草案を評議所で決定し、既往を問わず天下とともに更始一新すること、議定全員が参内して在京諸侯・重臣を召し出し示す予定を記す。外門の守衛を厳重にする一方、宮中の兵備を一切撤去する予定とし、市尹、人材の撰用、制度改正局の開設を掲げる。人材は広く推挙し、朝廷の辞官の例に倣って前内大臣と称すること、政務用途の分の徳川領地を収納した上で天下の公論により決めることを命じ、後二条の趣意を伝えるよう求める。正文末は卯十二月二十四日。尾越侯に渡された内諭書を二侯が携えて下坂したとの注がある。

登場人物
議定、在京諸侯・重臣、評議所、人材、前内大臣、徳川、尾越侯二侯
宛先
尾越侯へ渡された内諭書との末注。領内へ伝達する関係者
キーワード
卯十二月廿四朝廷御変革大令評議所草案既往不論更始一新議定参内在京諸侯重臣召示宮門兵備外門守衛宮中一切撤市尹人材撰用薦挙公命制度改正局辞官前内大臣徳川領地政務用途取納公論尾越侯内諭奉持下坂
追録8-No.537諸家への立入り取締の傳奏衆書付写旧記雑録暫定版確認度 中

諸藩士・浮浪人らの諸家への立入りと暴論を抑える書付

傳奏衆から渡された書付の写し。諸藩士や浮浪人が諸家へ立ち入って暴論を唱え天皇を悩ませているという説明から、今後同様のことを起こさないよう求める。諸藩主・堂上諸家へ立ち入る件は傳奏家へ申し出ておき、その他の者がみだりに立ち入らないよう命じる。在京・在府・在国・在邑の諸侯へ漏れなく早く伝える八月の通知で、正文に年号はない。暴論との評価は書付の見解であり、取締の指示と摘発の実績を区別する。

登場人物
傳奏衆、諸藩士・浮浪人、諸藩主、堂上諸家、諸侯
宛先
在京・在府・在国・在邑の諸侯等
キーワード
八月傳奏衆書付写、諸藩士浮浪人諸家立入暴論叡慮悩叙述、諸藩主堂上諸家立入傳奏家届、猥立入禁止在京在府在国在邑諸侯周知
追録8-No.656-5日向御領の人民安業・貢米と帳簿調査・在京役人・乱妨鎮定を命じる指示旧記雑録暫定版確認度 中

薩摩少将へ日向の人民安業・貢米取扱と帳簿提出、在京役人・乱妨鎮定を求める

薩摩少将に対し、御領となった日向の元郡代窪田治部右衛門支配地の取締を命じる。民心が方向を失い訴えが多い状況なので、確定した処置は追って伝えるが、まず人民が安業し貢米等が滞らないよう取り計らい、早く太政官代へ申し出るよう求める。年貢残穀・高辻帳を早く調べて内国・会計両裁判所へ提出し、取扱役人二~三人を在京させるよう指示する。乱妨・強盗が人民を掠め困苦に迫らせる場所があるとの聞得により、人数を早く差し出して鎮めることも命じる。各指示と伝聞を分け、正文に日付はない。

登場人物
薩摩少将、日向元郡代窪田治部右衛門、人民、取扱役人二~三人、内国・会計両裁判所、乱妨強盗者(聞得)
宛先
薩摩少将
キーワード
薩摩少将日向元郡代窪田治部支配地御領取締民心不定訴出御治定所置追達人民安業貢米無滞太政官代申出年貢残穀高辻帳早取調内国会計両裁判所提出取扱役人両三人在京乱妨強盗人民掠困苦聞得人数差出取鎮
追録8-No.1035-4在京期限・官員旅行手続・外国人傷害事件への警戒を周知する達旧記雑録暫定版確認度 中

太政官・知政所達(在京・旅行・警備)

朝集知藩事の在京期限や帰藩、二部省官員の出張・旅行時の手続と護送差出しを定める。あわせて東京神田で外国人が傷つけられた事件を受け、犯人捜索・捕縛と外国交際上の厳重な警戒を府藩県へ命じる。辛未三月から五月、太政官・知政所。

登場人物
太政官、知政所、朝集知藩事、二部省官員、府藩県官員、外国人、警備関係者
宛先
府藩県・旅行・警備関係者
キーワード
朝集知藩事、在京期限、帰藩、二部省官員、出張、旅行、護送、東京神田、外国人傷害、犯人捜索、外国交際、警備、府藩県
追録8-No.507御系図記事(開成所創建と七月戦闘)旧記雑録暫定版確認度 中

開成所で海陸軍事・技術を学ぶ方針と七月の京都戦闘を記す記事

御系図「忠義公」の記事。元治元年六月に開成所を創建したとし、外患が迫る中、海陸の軍事を学んで武備を充実し、器械・航海・測量等を明らかにすることが急務だと述べる。続く同年七月の叙述は、長州勢が京都へ迫って帝闕を脅かしたとして、在京諸藩と自軍が防禦・討伐に当たり、十九日の黎明に天龍寺を攻め、禁門への砲撃と官軍退却の後、自軍が兵を合わせて進撃し敵を破ったという。残兵追撃、日野・鷹司等の党与の探索・掃討を記し、平定で結ぶ。長賊・夷賊と呼ぶ評価、勝敗と自軍の武功は系図の叙述として読む。開成所創建の月と七月戦闘の経過を別に保持し、実際の死傷者数は記載されない。

登場人物
忠義公、天皇、在京諸藩、我師・官軍、長賊、日野・鷹司等(記事の呼称)
宛先
御系図記事、文書宛所なし
キーワード
御系図忠義公元治元年六月開成所創建、外患海陸軍事武備器械航海測量、同年七月京都長州帝闕、十九日黎明天龍寺禁門砲撃官軍退却自軍進撃、追撃党与掃討日野鷹司平定叙述
追録8-No.526本文群(物価・製法の取締と京師取締)旧記雑録暫定版確認度 中

開港後の物価・製法の取締と京都での厳重な取締を求める通達

六月の大目付通達を二内容収める。第一は神奈川開港以来、外国人が求める品の取引で相場が上がり、日用品も高値になったとの説明を受け、値下げと国内供給・製法への配慮を求める。生糸・繰綿・茶は外国人向けの格外高値取引で国内資料が不足し他の値段にも影響したとし、以前の相場を基に引き下げ、製法は品目にかかわらず国内で差支えないよう整えるよう命じる。一日の利益を求めて人々を難渋させるのを避け、御領・私領・寺社領へ周知する。第二は京師の取締について、去年からの委任を受ける諸家が厳重に心得て取り締まり、意図を取り違えず万石以上の者へ伝えるよう求める。価格上昇の説明と取締方針は通達の記載であり、実際の相場数値・値下げ成果はここにはない。

登場人物
大目付、外国人、御領・私領・寺社領の取締関係者、在京諸家
宛先
御領・私領・寺社領、万石以上の諸家と取締関係者
キーワード
六月大目付二通達、神奈川開港外国人取引日用品高値、生糸繰綿茶国内資料不足、従前相場値下製法国内支障防止利得戒、御領私領寺社領、京師取締去年委任諸家厳重万石以上周知
追録8-No.689-2暗殺の重なる状況への取締通知・裁判所照会と交付廻達注旧記雑録暫定版確認度 中

暗殺が止まらないとの趣旨で厳重取締を伝え、裁判所への照会と諸藩の監督を求める

近来諸所に暗殺があり布告してもなお止まらず、重ねて済まし難いとして一層厳重な取締を命じる旨を伝える。諸藩に心得違いの者はいないはずだが、各所に多人数が詰めているので十分に監督を行き届かせるよう求める。取締は裁判所にも命じてあるため、承知の上で相談して取り計らうよう付記し、本文末は三月。首尾注は、朔日に太政官代へ重臣・留守居の内から出頭するよう刑法局から廻状が届き、隈元敬一郎が出て五条少納言から渡されたこと、触下にも写しで廻達するよう求められて処置した旨の、新納嘉藤二から伊勢様への首尾書があると記す。その首尾書正文は略す。

登場人物
太政官代、裁判所、諸藩・多数の在京者、刑法局、留守居付役隈元敬一郎、五条少納言(交付者)、新納嘉藤二、伊勢様
宛先
諸藩の取締側への通知(具体宛名不記)、末首尾は新納嘉藤二から伊勢様
キーワード
原689の2近来諸所暗殺布告なお止まず重畳厳重取締諸藩心得違警戒大勢詰込精々監督裁判所承合三月辰朔日太政官代重臣留守居刑法局廻状隈元敬一郎五条少納言書付写触下廻達新納嘉藤二伊勢首尾略
追録8-No.1034島津忠義の品川着船・上陸と登城伺候手順を知らせる達旧記雑録暫定版確認度 中

知政所達書(忠義東京到着)

島津忠義が五月一日に品川沖へ着船し、翌日上陸する。島津珍彦ら一列、二等官以上、家令等が出迎え・伺候し、従三位久光や官員が恐悦を申し上げる手順、登城・服装等を定める。辛未五月三日知政所。

登場人物
島津忠義、従三位島津久光、知政所、島津珍彦、二等官以上、家令、伝事
宛先
在京官員・登城関係者
キーワード
島津忠義、五月一日、品川沖、着船、上陸、島津珍彦、二等官以上、家令、出迎、伺候、登城、服装、五月三日
追録8-No.657-2大村丹後守家臣二名による布告拝見・勤王意思と御請一通の回答旧記雑録暫定版確認度 中

大村丹後守の家臣二名が名分・勤王を表明し、主君在京のため代わって御請を差し出す

布告を謹んで拝見し、君臣上下の名分を守って王家に勤めるのは当然で、天朝多難の時には一層尽力すべきだと述べる。東賊潰走・近畿穏静とする情勢を喜び、なお命を拒み私党したり両端の態度を取る者には速やかな処置が必要との見解を示す。丹後守へ早く伝えるが、主君は上京中なので自分たちから御請一通を差し出すとする。二月に大村丹後守家来の大村右近・稲田中衛が、直行・照正の判表示を伴って記す。主君への取次と家臣の回答、政治評価・忠誠の表明を分ける。

登場人物
大村丹後守(目録:大村純熈)、家来大村右近直行・稲田中衛照正、朝廷、命を拒む者・両端の者(回答の条件表現)
宛先
個別宛名不記(布告を伝えた側)
キーワード
二月大村丹後守家来大村右近直行判稲田中衛照正判布告拝見感佩王民王土君臣名分王家勤王天朝多難忠誠東賊潰走近畿穏静首國両端私党処置論丹後守上京家来御請壹通
前編1-No.305文書確認度 中

北条時氏書状

在京中の鹿児島馬允惟宗康友に関する書状。康友が子細を申し上げるため在京し、子の四郎康忠を参上させたこと、康忠が見参を遂げたなら暇を与えて在京させるよう取り計らうことを伝える。

登場人物
北条時氏・左馬允惟宗康友
宛先
京都
キーワード
鹿児島馬允、惟宗康友、四郎康忠、在京、見参、暇
前編1-No.647文書確認度 高

島津忠時大番役催促状

島津忠時が国分左衛門尉に、京都大番役の勤番へ急ぎ参勤するよう催促した状。大番役の命令を受けながら未参であることを指摘し、在京勤番を履行するよう求める。

登場人物
島津忠時・国分左衛門尉
宛先
京都・国分
キーワード
島津忠時大番役催促状、島津忠時、国分左衛門尉、京都大番役、参勤、未参、在京勤番、催促
前編1-No.1644文書確認度 高

新田宮権執印良遍着到状

新田宮権執印良遍が、国内動乱に際して京都へ馳参・在京した勤仕を届け出て、その事実と軍忠の披露を求めた着到状。

登場人物
新田宮権執印良遍・新田宮関係者
宛先
薩摩国新田宮・京都
キーワード
新田宮権執印良遍着到状、国内動乱、馳参、在京、勤仕、軍忠披露
前編1-No.1645文書確認度 高

後醍醐天皇綸旨

新田宮権執印良遍の在京勤仕について、奉行所へ進上し、その功を披露するよう命じた後醍醐天皇の綸旨。

登場人物
後醍醐天皇・新田宮権執印良遍
宛先
薩摩国新田宮
キーワード
後醍醐天皇綸旨、新田宮、権執印良遍、在京、勤仕、奉行所、功績披露
前編1-No.1650文書確認度 高

後醍醐天皇綸旨

No.1645と同文であるため本文を省略した後醍醐天皇綸旨。水引執印の在京勤仕を奉行所へ進上し、その功を披露するよう命じる。

登場人物
後醍醐天皇・水引執印
宛先
薩摩国
キーワード
後醍醐天皇綸旨、水引執印、同文省略、在京勤仕、奉行所、功績披露
前編1-No.2249文書確認度 高

足利尊氏書状

足利尊氏が伊作家へ、長く庄に籠もる苦労をねぎらい、度重なる帰国願いに応じられない事情を説明する。東国にも軍勢を要するため三郎左衛門を帰せず、在京者も不足しているとして辛抱を求め、三郎左衛門には奉公を続けさせ、機会をみて帰国を許す意向を伝えた仮名書状。

登場人物
足利尊氏・伊作家関係者
宛先
薩摩国伊作庄ほか
キーワード
足利尊氏、伊作家、在京奉公、東国情勢、三郎左衛門、帰国願い、仮名書状
前編2-No.802文書確認度 高

進上物注文

将軍足利義持が島津元久の在京屋形へ御成りになった際の御目見人数と進上物を列記した注文。北郷中務少輔、樺山安藝守、加治木能登守、野邊右衛門大夫ら一門・家臣が太刀・銭などを献じたことを記し、将軍接遇における島津家中の序列と役割を示す。

登場人物
島津元久、足利義持、北郷中務少輔、樺山安藝守、加治木能登守、野邊右衛門大夫ほか随行・奉仕者
宛先
将軍家・幕府関係者ほか
キーワード
島津元久、足利義持、御成、在京屋形、御目見、北郷中務少輔、樺山安藝守、進上物、太刀、銭、注文
前編2-No.803記事確認度 高

島津元久譜

島津元久譜が、元久が在京中の大小の事を赤松殿に従って成就させたのち、功成り名遂げた後の災いを避けるため帰国を願い出て、将軍の許可を得たことを記す記事。

登場人物
島津元久、赤松殿、将軍
宛先
—
キーワード
島津元久譜、島津元久、赤松殿、在京、功成名遂、帰国願、将軍、恩免
後編1-No.577文書確認度 高

昭高院道澄書状

昭高院道澄が喜入季久に、前年冬の上洛時は多忙で雅興を十分に尽くせず残念だったと伝え、再度の在京を待つ書状。面談できた喜びを忘れないとし、自筆を加えた三部抄を贈り、詳細は清春上人の説明に委ねる。

登場人物
昭高院道澄、喜入季久、清春上人
宛先
喜入摂津守殿(喜入季久)
キーワード
昭高院道澄書状、元亀二年、喜入季久、上洛、面談、在京、三部抄、自筆、清春上人、贈答
後編1-No.582文書確認度 中

小笠原宗賢書状

小笠原宗賢が喜入季久の無事な帰国を喜び、在京中のたびたびの対面への礼を述べた書状。銀子十文の贈答に謝し、依頼された口伝・各方面への伝言や近況を知らせ、ゆがけ二具を贈る。今後も用向きがあれば承ると申し出る。

登場人物
小笠原宗賢、喜入季久、二郎殿
宛先
喜入摂津守殿(喜入季久)
キーワード
小笠原宗賢書状、元亀二年、喜入季久、帰国、在京、面会、銀子十文、口伝、ゆがけ二具、贈答、連絡
後編1-No.1281文書確認度 高

伊集院忠棟書状

伊集院忠棟が伊勢貞知へ、前年の上使による豊薩和平に島津義久は命に従い、現在まで疎意がないのに、豊後方が口実を設けて鬱憤を晴らそうとし、宗麟の縁者を在京させて訴訟しているとの風聞を報じた書状。龍造寺氏との隔心もあって諸方に苦慮しており、上方の実情を腹蔵なく知らせるよう求める。

登場人物
伊集院忠棟、伊勢貞知、島津義久、大友宗麟、龍造寺氏
宛先
伊勢因幡守貞知・人々御中
キーワード
伊集院忠棟書状、伊勢貞知、豊薩和平、大友宗麟、在京訴訟、豊後方、龍造寺氏、島津義久、上方情報
後編2-No.335記事確認度 中

北郷一雲譜

島津義久が娘を人質として差し出し鹿児島へ帰った後も、北郷一雲・忠虎らが都城・安永・末吉・財部の砦を守って秀吉の命令に従わなかった経過を記す。秀吉は出頭しなければ征伐すると迫り、本知安堵の代わりに別の人質と在京奉公を要求した。北郷三久らの上洛と、北郷氏が服属条件を受け入れる過程を伝える。

登場人物
島津義久、豊臣秀吉、北郷一雲、北郷忠虎、北郷三久
宛先
—
キーワード
北郷一雲譜、島津義久、豊臣秀吉、北郷一雲、北郷忠虎、北郷三久、都城、人質、在京奉公、本知安堵
後編2-No.374書状確認度 中

近衛龍山前久書状

近衛前久が、前日の島津義久の来訪と懇志に礼を述べ、外聞・実儀ともに祝着で安心したと伝えた書状。在京中は折々に会って物語をしたいと望み、近衛家と島津氏の公家社会での親交を示す。

登場人物
近衛前久、島津義久
宛先
島津義久
キーワード
近衛龍山前久書状、近衛前久、島津義久、来訪、懇志、祝着、在京、公家社会、親交
後編2-No.386判物確認度 高

豊臣秀吉判物

豊臣秀吉が島津義久の在京生活を支えるため、上方で一万石を宛行うと定めた判物。具体的な所付は翌春に決めることとし、当年分は物成の半納分として八木五千石を与え、関係者に配分するよう命じる。降伏後に京都へ留め置かれた義久の生活基盤を豊臣政権が保障したことを示す。

登場人物
豊臣秀吉、島津義久
宛先
島津修理大夫(島津義久)
キーワード
豊臣秀吉判物、豊臣秀吉、島津義久、在京扶持、上方一万石、八木五千石、物成半納、所付、九州仕置
後編2-No.443文書確認度 高

島津義弘書状

島津義弘が本多因幡守・比志島紀伊守へ、度重なる上洛命令を受けながら、家中の資金が払底し、供回り・乗船者・装備を整えられず困窮している実情を訴えた書状。それでも上洛を遅らせれば御家のためにならないとして四月二十六日の出立を決めた。又一郎兄弟や在京衆の費用にも触れ、龍伯下向後も両名が京都にしばらく留まり、武具所の関係者らと諸事を協議して上聞に達するよう依頼する。島津家の上洛準備を財政面から示す重要史料。

登場人物
島津義弘、本多因幡守、比志島紀伊守、又一郎兄弟、龍伯
宛先
本多因幡守殿、比志島紀伊守殿
キーワード
島津義弘書状、島津義弘、本多因幡守、比志島紀伊守、上洛、四月二十六日、資金払底、供回り、乗船、在京衆、又一郎、龍伯、家中財政
後編2-No.459文書確認度 高

島津竜伯書状

龍伯が在京中、新納忠元から僧の使者が上洛したことを喜び、近く「武庫」が上洛するため国元の情勢が気掛かりだと伝える。 老臣たちと相談し、領国をできる限り堅固に保つための才覚を尽くすよう忠元に依頼した書状。

登場人物
島津義久(龍伯)、新納忠元
宛先
新納武蔵入道(忠元)
キーワード
島津義久、龍伯、新納忠元、新納武蔵入道、在京、上洛、使僧、国元、老臣、領国防備
後編2-No.479文書確認度 高

豊臣秀吉判物

秀吉が義弘の在京中の賄料として、播磨国・摂津国のうち一万石を知行として与えると定めた判物。 島津氏の上洛負担を支えるために畿内近国の所領を給付したことが分かる重要な知行宛行文書。

登場人物
豊臣秀吉、島津義弘
宛先
島津修理大夫(義弘)
キーワード
豊臣秀吉、島津義弘、判物、在京、賄料、一万石、播磨国、摂津国、知行宛行、上洛
後編2-No.480記事確認度 高

島津義久譜

義久(龍伯)が在京中、秀吉から播磨国・摂津国のうち一万石を与えられ、その旨を記した判物を受けたとする譜記事。 島津氏の上洛・在京を経済的に支える畿内近国の知行給付を、家譜側から記録している。

登場人物
島津義久、豊臣秀吉
宛先
—
キーワード
島津義久、龍伯、豊臣秀吉、在京、播磨国、摂津国、一万石、知行、判物、上洛
後編2-No.481文書確認度 高

豊臣秀吉判物

秀吉が義弘の在京賄料として播磨国・摂津国のうち一万石を与えた判物で、本文は同文書番号「八四七九号」と同文のため省略されている。 No.479と同内容を別の伝来文書として収録した重出資料であり、知行給付の複数伝本を示す。

登場人物
豊臣秀吉、島津義弘
宛先
島津修理大夫(義弘)
キーワード
豊臣秀吉、島津義弘、判物、在京、賄料、一万石、播磨国、摂津国、同文、重出
後編2-No.507文書確認度 高

島津竜伯証状

思いがけず在京が長引くなか、前年以来の忠棟の厚意に報いるため、龍伯が摂津・播磨で与えられた一万石から毎年米四十石を贈ると約束する。 知行を保持している間は贈与を変えないと証文同様に保証し、義久と忠棟の緊密な主従関係を示した証状。

登場人物
島津義久(龍伯)、伊集院忠棟
宛先
伊集院下野入道(忠棟)
キーワード
島津義久、龍伯、伊集院忠棟、伊集院下野入道、在京、摂津国、播磨国、一万石、米四十石、証状
後編2-No.535文書確認度 高

島津義久書状案

義久が石田三成へ、秀吉から命じられた大仏殿用の柱を調達するため、直ちに屋久島へ使者を派遣し、市来掃部兵衛も上洛させる予定だと報告する。 一方で国中は疲弊し、義弘父子が長く在京しているため家中の立て直しも困難だとして、帰国実現への取り成しを懇願する。豊臣政権の造営負担と島津領国の窮状が同時に見える書状案。

登場人物
島津義久、島津義弘、久保、石田三成、市来掃部兵衛
宛先
石田殿
キーワード
島津義久、島津義弘、石田三成、屋久島、市来掃部兵衛、東山大仏殿、巨柱調達、在京、帰国許可、領国疲弊
後編2-No.550文書確認度 中

島津竜伯書状

島津義久が、在京中から長く音信が途絶えていることを案じ、京都での御用や国元の状況を知らせるよう松浦肥前守へ求めた書状。 自らは満足して帰国したと述べつつ、今後も連絡と尽力を頼み、年末の進物を添えて関係維持を図っている。

登場人物
島津義久(龍伯)、松浦肥前守
宛先
松浦肥前守
キーワード
島津義久、龍伯、松浦肥前守、在京、帰国、京都、音信、進物、書状
後編2-No.557記事確認度 高

島津豊久譜

島津豊久が豊臣秀吉の命を受け、母とともに上方へ赴き、その後数年間京都に滞在したと記す譜の記事。 島津一門の若年当主と母が在京した事実は、豊臣政権による大名統制・人質政策を考える手掛かりとなる。

登場人物
島津豊久、豊久の母、豊臣秀吉
宛先
—
キーワード
島津豊久、豊久の母、豊臣秀吉、上方、京都、在京、人質政策、大名統制、島津豊久譜
後編2-No.564文書確認度 中

島津義久書状案

島津義久が、近年は帰国できない見込みのなか、義弘と交替して在京する意思を示す。国元はいまだ戦乱後の状態にあるため、義弘・又二郎らと交替し、一年に一人ずつ上洛する構想を述べている。 前年に自身の下国を認められた恩を忘れず、今後も長く奉公する覚悟から引き続き取り成しを願う内容で、領国統治と豊臣政権への出仕を両立させようとする島津家の苦慮が分かる書状案。

登場人物
島津義久、島津義弘、又二郎
宛先
本文から確定できず要確認
キーワード
島津義久、島津義弘、又二郎、在京、上洛、交替、下国、国元、戦乱後、豊臣政権、奉公、書状案
後編2-No.580文書確認度 高

島津義弘書状

島津義弘が屋形造営と旧来の借物返済、又一郎夫婦の在京費用を整理するため、鎌田出雲守を国元へ派遣すると伝えた書状。 関係者間で帳簿と負担を突き合わせ、双方に遺恨が残らないよう精算することを三名の奉行へ求めている。

登場人物
島津義弘、鎌田出雲守、税所越前守、本田因幡守、比志島紀伊守
宛先
税所越前守・本田因幡守・比志島紀伊守
キーワード
島津義弘、鎌田出雲守、税所越前守、本田因幡守、比志島紀伊守、屋形造営、借物返済、在京費用、帳簿、精算
後編2-No.588文書確認度 高

島津義弘書状

島津義弘が、島津義久(龍伯)の上洛に際し、父子が在京する場合の礼法や席次を遠国大名の先例に照らして調べるよう伊地知伯耆入道へ求めた書状。 上洛時の対面・披露に手違いがないよう事前確認を命じており、豊臣政権下での島津家の儀礼対応を示す。

登場人物
島津義弘、伊地知伯耆入道、島津義久(龍伯)
宛先
伊地知伯耆入道
キーワード
島津義弘、伊地知伯耆入道、島津義久、龍伯、上洛、父子在京、礼法、席次、遠国大名、書状
後編2-No.605文書確認度 中

島津久保書状案

島津久保が、相手の長期在京の苦労を気遣い、自身の上洛が六月以来延引していることへの困惑を伝えた書状案。 来月には必ず上洛する覚悟を述べ、在京者との交替・合流をめぐる島津家内の調整をうかがわせる。

登場人物
島津久保、島津義弘(武庫様)ほか
宛先
島津義弘(武庫様)ほか
キーワード
島津久保、島津義弘、武庫様、在京、上洛、延期、交替、書状案
後編2-No.660記事確認度 高

島津義久譜

天正十八年四月二十四日に島津義久が大坂を発って京都へ入り、賀茂の見物や松下殿からの樽酒、紹巴宅での連歌など、五月中旬までの在京行動を日付順に記す。 五月二十一日には近衛龍山前久から戦勝を祝う書状と和歌が贈られ、秀吉の東征期における義久の公家・連歌師との交流を伝える。

登場人物
島津義久、近衛龍山前久、紹巴
宛先
—
キーワード
島津義久、近衛龍山前久、紹巴、大坂、京都、賀茂、樽酒、連歌、戦勝、和歌、在京日記
後編2-No.752書状確認度 高

島津義弘書状

島津義弘が常喜院へ、栗野への移転が進んでいるかを問い、家内のことに加えて今回の在京には特に心配が多いと述べる。屋形造営の準備が大事業なので援助と祈念を頼み、詳細は普門坊から伝えるとした書状。

登場人物
島津義弘、常喜院、普門坊
宛先
常喜院御同宿中
キーワード
島津義弘、常喜院、普門坊、栗野、移転、在京、屋形造営、準備、祈念