SEARCH THE ARCHIVE

文書を探す

『旧記雑録』前編・後編・附録10冊と追録1~8(暫定版)、『旧記雑録拾遺 伊地知季安著作史料集1~9』『家わけ1』(暫定版)、関連史料(外伝)『島津世禄記』の46,754件を横断検索できます。検索範囲は史料群・巻を組み合わせて選べます。結果は50件ずつ表示します。

検索範囲
すべての文書
読込量の目安
小
数行~半頁未満。短い書状、感状、証状、記事、本文省略や同文注記のみ。
中
半頁~1頁程度。一つの用件をある程度詳しく記すもの、複数項目を含む目録・交名。
大
1頁を超え3頁未満。複数の用件・事件・人物・地名を含む長文書、詳細な譜記事・合戦記録・日記・知行帳。
特大
冊子頁3頁以上。長大な日記・軍記・系図・知行帳・軍役帳。

436 件 (全巻)/ 1–50件を表示

ページ 1 / 9

前編2-No.2143文書確認度 高

島津勝久書状

島津勝久が奈良原帯刀允に、子息弥六左衛門の討死を忠節の至りとして悼み、今後も変わらぬ奉公を求めた書状。

登場人物
島津勝久、奈良原帯刀允、弥六左衛門
宛先
奈良原帯刀允殿
キーワード
島津勝久、奈良原帯刀允、弥六左衛門、討死、忠節、書状、二月一日
前編2-No.2171文書確認度 中

島津勝久書状

本文はNo.2143の島津勝久書状と同文のため省略される。奈良原帯刀允の子弥六左衛門の討死を忠節として悼み、奉公を求めた書状。

登場人物
島津勝久、奈良原帯刀允、弥六左衛門
宛先
奈良原帯刀允殿
キーワード
島津勝久、奈良原帯刀允、弥六左衛門、討死、同文省略、二月一日
前編2-No.405文書確認度 高

帯刀景忠軍忠状

島津五郎左衛門尉の代官である帯刀左衛門尉景忠が、紀州への発向以来、南都・江州栗津の陣などで軍忠を尽くしたことを申告し、後証となる証判を求めた軍忠状。

登場人物
島津五郎左衛門尉、帯刀左衛門尉景忠
宛先
—
キーワード
帯刀景忠、島津五郎左衛門尉、紀州、南都、江州、栗津、軍忠、証判、軍忠状
附録2-No.1150文書確認度 高

島津帯刀覚書

大坂の唐物屋伏見屋作兵衛・金兵衛が所持していた、朝鮮での軍功に関する豊臣秀吉政権五奉行の感状らしき文書を譲り受けた経緯を記す。島津家の重宝になるとして内見を経て御記録所へ納めるよう命じた島津帯刀覚書。

登場人物
島津帯刀、佐多豊前、伏見屋作兵衛、伏見屋金兵衛、豊臣秀吉、五奉行
宛先
佐多豊前
キーワード
島津帯刀、佐多豊前、伏見屋作兵衛、伏見屋金兵衛、豊臣秀吉、五奉行、朝鮮出兵、感状、御記録所
追録7-No.1937書状旧記雑録暫定版確認度 高

川上久芳外二名連署返書(上野帯刀書状への朱書)

上野帯刀の四月二日付書状と同じ紙面に記された朱書返答。御臺様の神田橋立寄りと重豪の御目見・拝領を受け、本丸・西丸、大奥、隠居方などへの御礼の出し方、名代・使者による取次、進物と通知先について、本書の各問いに添って了承や指示を記す。末尾の朱書は五月二十九日付で、川上美濃守・島津安房守・新納内蔵の三名が連署する。原本では独立した白紙上の返書ではなく、本書と朱答が重なるため、本文の経過と朱書の返答を区別して読む。

登場人物
川上久芳(美濃守)、島津久備(安房守)、新納久命(内蔵)、上野帯刀
宛先
上野帯刀(本書の差出人)
キーワード
川上久芳、川上美濃守、島津久備、島津安房守、新納久命、新納内蔵、上野帯刀、朱書返答、御臺様、神田橋、御礼、使者、名代、五月二十九日
追録8-No.548-1本文群(図書・小松帯刀への軍賞通知)旧記雑録暫定版確認度 中

禁闕防戦の功を称え図書と小松帯刀へ感状・刀・馬を賜う通知

当七月十九日の長州勢襲来で諸軍を率いて禁闕の危難を救ったことを称え、嶋津圖書に感状一通・太刀一振・鞍置馬一疋を軍賞として賜うと記す。次に小松帯刀にも同日の大事の際に尽力して危難を救った功により、感状一通・拵刀一腰・馬一疋を賜うとする。九月五日摂津の通知で、表方と奥掛御勝手方へ伝えるよう命じる。原本の第548号の1に当たり、二人の賞品と単位は別に保持し、原通知から現物の同一性や実受渡日を確定しない。

登場人物
嶋津圖書(注:宮之城領主・久光男)、小松帯刀、摂津、表方・奥掛御勝手方
宛先
図書と小松帯刀への賞、表方・奥掛御勝手方への伝達
キーワード
当七月十九長州禁闕防戦、嶋津圖書宮之城領主久光男感状一通太刀一振鞍置馬一疋軍賞、小松帯刀感状一通拵刀一腰馬一疋、九月五摂津表方奥掛勝手方周知、原548の1
追録8-No.651-1小松帯刀の顧問・徴士参与・外国事務掛任命と大坂詰の履歴記事旧記雑録暫定版確認度 中

小松帯刀の三役任命と受け渡し、名代による承知・大坂詰を記す

薩州小松帯刀が総裁局顧問を命じられ、御所で岩倉から直接渡されたことを記す。徴士参与は三條公から、外国事務掛は宇和島侯から仰せ出されたと列記し、後者は名代で承知したと注記する。京都でこれらを命じられ、直ちに大坂へ詰めたという。詰所は以前の大坂町奉行の場所と承ったとする。任命の区分、受け渡しと名代の承知、大坂詰の記事を分ける。正文には日付がない。

登場人物
薩州小松帯刀(目録:小松清廉)、岩倉、三條公、宇和島侯、名代
宛先
小松帯刀・名代(任命を承知する側)
キーワード
薩州小松帯刀総裁局顧問岩倉御所直渡徴士参与三條公外国事務掛宇和島侯名代承知京都任命大坂詰旧大坂町奉行場履歴
追録8-No.725小松帯刀への従四位下叙位の宣下旧記雑録暫定版確認度 中

小松帯刀に従四位下を宣下する

小松帯刀に従四位下を叙する旨を宣下する。日付は閏四月二十二日。

登場人物
小松帯刀、宣下する朝廷側(個別署名不記)
宛先
小松帯刀
キーワード
原725雑録中小松帯刀叙従四位下宣下閏四月廿二
前編2-No.217文書確認度 高

渋谷重門置文

渋谷重門が死後の家政と所領処分を定めた置文。後家・帯刀左衛門尉への扶持、虎五郎丸による家の取り計らい、薗野・内山などの知行を指示し、長王・虎王・くり犬ら女子にも所領を配分して、親族間の相続と扶養の秩序を整える。

登場人物
渋谷重門、後家、帯刀左衛門尉、虎五郎丸、女子長王、女子虎王、女子くり犬
宛先
—
キーワード
渋谷重門、後家、帯刀左衛門尉、虎五郎丸、薗野、内山、女子、扶持、所領配分、置文
後編1-No.59記録確認度 高

箕輪伊賀自記

弘治二年十一月十七日、蒲生城衆が出撃して鼠ヶ尾で島津方と戦い、島津方は負傷者を多く出して退いた。その際、二階堂帯刀・桑波田主馬助らが馳せ合い、分捕の高名を立てて退却した。小戦は続いたが城は容易に落ちず、翌弘治三年を迎えたと記す。

登場人物
二階堂帯刀、桑波田主馬助、蒲生城衆、島津方
宛先
—
キーワード
箕輪伊賀自記、弘治二年十一月十七日、蒲生城、鼠ヶ尾、出撃、負傷、二階堂帯刀、桑波田主馬助、分捕、弘治三年
後編2-No.266記録確認度 中

長谷場越前自記

天正十五年四月二十五日、豊臣秀吉が川内の太平寺へ着陣し、西国諸将の大軍と舟橋で人馬を渡した。平佐城へ降伏を迫ると、城方は「賢人は二君に仕えず」と旧主への忠義を理由に拒絶。二十八日には城門・藤崎小路で激戦となり、高木帯刀・谷山紀伊守らが奮戦して京衆・在地衆を感嘆させた。

登場人物
長谷場越前、豊臣秀吉、高木帯刀、谷山紀伊守、春田主水正、阿久根権介
宛先
—
キーワード
長谷場越前自記、九州征伐、豊臣秀吉、太平寺、川内、平佐城、舟橋、降伏拒否、二君に仕えず、藤崎小路、高木帯刀、谷山紀伊守
後編2-No.732文書確認度 高

島津義弘書状

島津義弘が又八郎へ、中山三めしきの処遇、具足を野副帯刀長に持参させる手配などを伝える。家中の子らが勇健であることを喜び、久保への奉公に疎意がないよう戒めるとともに、伊達政宗の反抗と石田三成の出陣にも触れ、学問・手習いを怠らないよう求めた書状。

登場人物
島津義弘、又八郎、島津久保、中山三めしき、野副帯刀長、伊達政宗、石田三成
宛先
又八郎殿
キーワード
島津義弘、又八郎、島津久保、中山三めしき、野副帯刀長、伊達政宗、石田三成、具足、奉公、学問
後編2-No.1256文書確認度 高

島津義弘書状

島津義弘が又八郎忠恒へ新年を祝い、今年はいっそう満足のいく年となるよう祈る。義弘側の状況は従前どおりであり、詳しいことは野添帯刀長から聞くよう伝えた年頭の書状。 父から上京中の後継者へ送られた簡潔な新年挨拶と使者取次の連絡。

登場人物
島津義弘、島津忠恒(又八郎)、野添帯刀長
宛先
島津忠恒(又八郎)宛
キーワード
島津義弘、島津忠恒、又八郎、新年、年頭挨拶、野添帯刀長、上京、使者、近況、書状
後編2-No.1276文書確認度 高

島津義弘書状

義弘が塩漬け桶二つを贈り、又八郎の上着と秀吉への出仕の成否、現在の滞在先を尋ねる。諸事は幸侃の指南に従うよう勧め、野副帯刀・久四郎の在京や下向についても消息を求める。 こちらは異状ないと知らせつつ、急便のため供衆への伝言を簡略化した、上方の動静を細かく気遣う私信。

登場人物
島津義弘、又八郎、幸侃、野副帯刀、久四郎
宛先
又八郎殿
キーワード
島津義弘、又八郎、幸侃、野副帯刀、久四郎、塩漬け桶、豊臣秀吉、上着、在京、消息照会
後編2-No.1301文書確認度 中

島津忠恒書状

忠恒が、野添帯刀の帰朝時に聖門様への祈祷願いを友林斎が奏上し、了承された経過を伝える。聖門様から向庵への書状や取次事項を確実に届け、帰国後は詳しく報告するよう求める。 家中の使者と公家・寺社関係者を介し、祈祷と書状を往復させた上方交渉の実務を示す。

登場人物
島津忠恒、本田六右衛門尉、野添帯刀、友林斎、聖門様、幸侃
宛先
本田六右衛門尉殿
キーワード
島津忠恒、本田六右衛門尉、野添帯刀、友林斎、聖門様、祈祷、奏上、向庵、帰朝、取次
後編3-No.491記事確認度 高

島津忠長譜

『図書頭忠長譜』が、明軍の泗川攻撃に対する島津忠長の迎撃を記す記事。明側から降伏を促す書状が届くと、義弘は勝敗は戦って決すべきだと退けた。九月十九日に明軍二十万が進み、忠長は九月廿八日の戦闘で自ら敵へ向かい、野添帯刀長・本田與兵衛尉と合力して数人を討つ。義弘が忠長の危急を見て数百騎を救援に送り、寺山四郎左衛門尉の働きもあって明軍を敗走させ、晋州川まで追撃したとする。

登場人物
島津忠長、島津義弘、野添帯刀長、本田與兵衛尉、寺山四郎左衛門尉、明軍
宛先
—
キーワード
図書頭忠長譜、島津忠長、島津義弘、泗川、降伏勧告、九月十九日、明軍二十万、九月廿八日、迎撃、野添帯刀長、本田與兵衛尉、合力討取、救援数百騎、寺山四郎左衛門尉、明軍敗走、晋州川、追撃
後編3-No.897文書確認度 高

太田一吉書状

太田一吉が薩摩少将島津忠恒に、内府が羽柴肥前守を詰問するとの風説と、中村式部少将・堀尾帯刀を使者に立てる動きを伝える。出陣や海上輸送への備えを述べる一方、彦山座主職をめぐる黒田甲斐守・毛利壱岐守の争いが豊前との境で起きているため、上洛を見合わせたと説明する。

登場人物
太田一吉、島津忠恒(薩摩少将)、徳川家康(内府)、羽柴肥前守、中村式部少将、堀尾帯刀、黒田甲斐守、毛利壱岐守
宛先
薩一少将様 人々御中
キーワード
太田一吉書状、太田一吉、薩摩少将、内府、羽柴肥前守、中村式部少将、堀尾帯刀、黒田甲斐守、毛利壱岐守、風説、出陣、海上輸送、彦山座主職、豊前、上洛見合わせ、慶長四年九月廿八日
後編5-No.543文書確認度 中

島津久元書状

島津久元が、家久の指示を谷山孫右衛門尉・国分帯刀長に伝えさせ、帯刀長の馬の件を処置するよう命じた書状。併せて、肥後の有力者が剃髪して退去し熊本城が無事に渡される見込み、肥後への諸国衆の動員・人質や家臣配置、伊勢貞昌の病状と後任・奉公人選、惟新供衆の名簿などを詳報した。

登場人物
島津久元、喜入忠続、川上久国、谷山孫右衛門尉、国分帯刀長、伊勢貞昌、肥後衆
宛先
喜入摂津守殿・川上左近将監殿
キーワード
島津久元、谷山孫右衛門尉、国分帯刀長、肥後、熊本城、城明渡し、剃髪、動員、人質、伊勢貞昌、病状、後任、惟新供衆
附録1-No.123文書確認度 中

原田某申状

原田市兵衛が、天正十五年の平佐城攻めにおける祖父原田帯刀の軍功を申し立てた文書。籠城戦で寄手の大将九鬼八郎を弓で射たこと、直後に和談となり、矢をめぐって小出大隅守方の家老らが確認した経緯を述べる。

登場人物
原田市兵衛、原田帯刀、小出大隅守、九鬼八郎、柱神祇、佐々木某
宛先
(宛所記載なし)
キーワード
原田市兵衛、原田帯刀、平佐城、豊臣秀吉、小出大隅守、九鬼八郎、籠城、弓矢、軍功、和談
後編1-No.503記録確認度 高

年代記

永禄十二年五月六日、羽月・大口境の戸神尾で島津方が勝ち、敵百六人を討ち取ったとする。初秋から相良氏と和平を協議し、九月十日に双方が人質を交換した。十八日巳刻、貴久・義久が大口城へ入り、鎌田政年を役者として太平の祝宴を催した。

登場人物
島津義久、島津貴久、相良氏、鎌田政康、本田新介、相良帯刀、深水太郎左衛門、鎌田政年
宛先
—
キーワード
年代記、永禄十二年、戸神尾、羽月、大口、敵百六人、相良氏、和平、人質交換、相良帯刀、深水太郎左衛門、鎌田政康、本田新介、大口入城、太平祝宴
追録2-No.2213文書旧記雑録暫定版確認度 中

島津久重書状

嶋津八郎右衛門久重が二月六日、嶋津帯刀へ、旧冬から宿次の奉書と拝物が仰せ出されたと聞き、喜びを伝える。機会を見て御前へこの祝意を伝えてほしいと取り次ぎを頼む。

登場人物
嶋津八郎右衛門久重・嶋津帯刀
宛先
島津帯刀
キーワード
嶋津八郎右衛門久重、嶋津帯刀、旧冬、宿次奉書、拝物、祝意、御序之節、御前取次、二月六日
追録3-No.138文書旧記雑録暫定版確認度 中

願王院権僧正書状

十二月十六日、願王院権僧正が島津帯刀へ、南泉院位牌のとおり写して彫刻し、その本書を永く不断光院へ納置するよう求め、印を進める。清揚院の牌名は、先に妙法院宮へ願い出たところ染筆されたので和田次兵衛へ渡しており、受け取ってよいように伝えることを依頼する。不断光院内に位牌殿を造立する件も承知し、染筆が延引して待たれるだろうと気遣う。

登場人物
願王院権僧正(署名□周の一字は未確定)、島津帯刀、和田次兵衛、妙法院宮、南泉院、清揚院
宛先
嶋津帯刀様
キーワード
願王院権僧正、島津帯刀、南泉院位牌、本書不断光院納置、清揚院牌名、妙法院宮染筆、和田次兵衛渡済み、位牌殿、十二月十六日
追録3-No.156文書旧記雑録暫定版確認度 高

かよ・岩倉連署消息

かよ・岩倉が島津将監・帯刀へ、天英院の御機嫌がよいので安心するよう伝える。今回の上様の御袴着をめでたく思う旨の書状について、その趣旨を披露し、たいへん満足されていると返答する。付記でも薩摩守に関する祝意と伝言を記す。

登場人物
かよ、岩倉、島津将監、島津帯刀、天英院
宛先
島津将監殿・島津帯刀殿
キーワード
かよ、岩倉、島津将監、島津帯刀、天英院御機嫌、上様御袴着、祝意、書状披露、御返事、正徳三年朱記
追録3-No.206文書旧記雑録暫定版確認度 中

かよ・いは倉連署消息

かよといは倉が島津帯刀・将監に、叙位の祝儀と贈り物を受け取ったことを喜び、礼を伝える仮名消息を送る。

登場人物
かよ、いは倉、島津帯刀、島津将監
宛先
島津帯刀殿・島津将監殿
キーワード
かよ、いは倉、島津帯刀、島津将監、叙位、祝儀、仮名消息
追録3-No.248文書旧記雑録暫定版確認度 高

島津惟久書状

八月五日、島津淡路守惟久が島津帯刀方へ、御家庶流についての以前の指示に従って私家の扱いも改めたいので、内々の見分と指図を求める。家来が他家の苗字で御家の字を名乗っていた件は、以前に大玄院へ伺い、自分の代では久の字を名乗らせてきたと説明する。今回の改定で他家の苗字の者に名乗り字を遠慮させるべきか、詳しい指図を依頼する。

登場人物
島津惟久、島津吉貴、島津帯刀
宛先
島津帯刀様人々御中(取次宛)
キーワード
島津惟久、島津吉貴、島津帯刀、佐土原、庶流、名字、名乗り、書状
追録3-No.252文書旧記雑録暫定版確認度 高

島津惟久伺書

島津惟久が島津帯刀に、佐土原家臣の称号・名乗りの改定案を示し、例外となる家筋についての判断を求める。

登場人物
島津惟久、島津帯刀、佐土原島津家臣
宛先
島津帯刀
キーワード
島津惟久、島津帯刀、佐土原、家臣、家号、名乗り、伺書
追録3-No.378文書旧記雑録暫定版確認度 中

かよ・岩くら連署消息

かよ・岩くらが嶋津将監・帯刀へ、七月二十一日の書状を受けたと返答する。公方・一位様の御機嫌を伝え、六月十八日に公方から奥さまへ暑気見廻いとして目録どおりの品を拝領したことを薩摩守がありがたく思っている旨と、その礼文を披露したと知らせる。

登場人物
かよ、岩くら、嶋津将監、帯刀、松平薩摩守、公方、一位様、奥さま
宛先
嶋津将監殿、帯刀殿
キーワード
かよ、岩くら、嶋津将監、帯刀、七月二十一日書状、六月十八日、暑気見廻、目録どおり拝領、薩摩守謝意、礼文披露
追録6-No.1446書状旧記雑録暫定版確認度 中

御機嫌伺いを含む御直御請の次第を在所へ伝える

太守は去年の参府の御礼を申し上げた時から御直御請を述べるようになっていたが、この節は御機嫌のことまで申し上げる上意があり、御直御請を述べた次第が別紙の御書附写の通りであると伝える。其元で承るべき面々へ、この趣旨をもって申し渡すことを何分取り計らうよう求める。四月二十一日、二階堂主計。島津左中・喜入主馬・小松帯刀・赤松造酒の四宛を掲げ、後ろの三宛は次頁へ続く。去年からの御直御請と、この節の御機嫌伺いを含む取扱い、別紙の次第写、在所への伝達の依頼を分ける。差出は原の主計の表示を保持し、この記事の独立署にない諱は目録情報と区別する。

登場人物
二階堂主計(目録は行且)、太守重豪、島津左中、喜入主馬、小松帯刀、赤松造酒
宛先
島津左中殿・喜入主馬殿・小松帯刀殿・赤松造酒殿
キーワード
去年参府礼以来直御請、此節機嫌伺上意直御請次第別紙書附写、其元面々申渡首尾、四月廿一日二階堂主計、左中喜入主馬小松帯刀赤松造酒四宛
追録8-No.592-7勅書写・召書の明細と受渡報告・収納注旧記雑録暫定版確認度 中

太守・中将の勅書写二通と条件付きの召書を受けた報告と収納注

太守と中将への勅書写二通、召書一通を列挙する。召書は中将に快気がなければ太守が上京するとの扱いで、傳奏日野大納言の雑掌近藤外記を通じて渡されたとする。夕刻に出席する切紙を受けて出た際、国元へ早く知らせるよう申し置いたことを内田仲之助が帯刀へ報告する。卯十月十五日、留守居付役永山左内が同勤している旨と、用事による追加の出席指示も記す。外包には四通一包の注、慶応三年卯十二月十九日に内膳から上村休之進へ渡され、白木御文書十一番箱に納めたとの注がある。明細の二通・一通、報告と梱包数、十月の受渡と十二月の収納を分け、上京の完了や快気を確定しない。

登場人物
太守、中将、内田仲之助、帯刀、傳奏日野大納言、雑掌近藤外記、永山左内、内膳、上村休之進
宛先
帯刀様への報告/外包:内膳から上村休之進へ収納
キーワード
原5927勅書写二通太守中将召書一通中将快気無ければ太守上京、日野大納言近藤外記雑掌切紙夕出席国元早伝内田仲之助帯刀永山左内卯十月十五追出席、外包四通一包慶応三卯十二月十九内膳上村休之進白木十一番箱収納
追録8-No.786小松帯刀の外国副知事兼務・玄蕃頭任命・東京先着の命と周知旧記雑録暫定版確認度 中

小松の兼務・玄蕃頭任命・東幸御用による東京先着をまとめて知らせる

通達留に小松に関する三つの命と備後の周知を収める。明治元辰九月の行政官の達は、小松帯刀に当官のまま外国副知事を兼務するよう命じる。辰九月四日の宣下は玄蕃頭に任じ、辰九月の行政官の達は小松玄蕃頭に東幸御用のため東京へ先着するよう命じる。備後はこの通り命じられたとの知らせを受け、向々へ周知するよう求める。末は朱明治元辰十月二十日。任命と兼務・先着の指示であり、九月の命を十月二十日発給としてまとめたり、実到着済みとしたりしない。

登場人物
小松帯刀・小松玄蕃頭(原の同人呼称)、行政官、備後、向々
宛先
小松帯刀・玄蕃頭(各命)、向々(備後の周知)
キーワード
原786通達留小松帯刀当官外国副知事兼務明治元辰九月行政官任玄蕃頭辰九月四小松玄蕃頭東幸御用東京先着九月行政官十月廿備後向々周知
追録3-No.148文書旧記雑録暫定版確認度 高

島津吉貴教戒状

島津吉貴が又三郎へ伝える口上の覚え。家督を継ぐ際には祖先・父の遺訓を忘れず、家臣の忠誠や役儀をよく見極め、処遇を急がず慎重に行うよう戒める。

登場人物
島津吉貴、又三郎、島津帯刀
宛先
又三郎様(島津帯刀を使者とする)
キーワード
島津吉貴、又三郎、島津帯刀、家督、家臣、忠誠、役儀、教戒
追録8-No.615岩下佐次右衛門書状(慶喜処置・参与交名・伏見対陣と上京要請)旧記雑録暫定版確認度 中

慶喜の処置と諸藩協議、参与と警衛、伏見の動向を報告し小松らの早い上京を求める

十二日までの報告に続け、徳川内府・会桑の下坂、淀・伏見への人数繰出し、尾越両侯の仲介、慶喜への辞職・政務用途分の領地収納と公議による処置の沙汰を伝える。期限を七日として返答を求めるが、朝命への恭順が明確でないと述べる。西郷・大久保・自分の参与任命と諸藩の交名、宮門警衛の平常化、伏見の歩兵増員と乱妨の聞得、土藝の巡邏、奉行屋敷へ入った千人余の兵と当分の対陣、三條卿・宇和島侯の議定等を報告する。朝廷勤務が朝四ツから夜まで続くため小松の早い上京を望み、諸藩の異論で薩摩を孤立させる意図があるとの見方、乾退助らの引出しや津田側の尊幕論への懸念も述べる。近く飛脚を立てて大坂の形勢を知らせるとして、十二月二十七日に岩下佐次右衛門が桂・小松へ送る。

登場人物
岩下佐次右衛門(方平原注)、桂右衛門(久武原注)、小松帯刀(清廉原注)、徳川内府・会津・桑名、尾越両侯、三條卿・宇和島侯、西郷・大久保、参与交名所載諸人、後藤、津田、乾退助、松平豊前守、土藝等諸藩
宛先
桂右衛門様、小松帯刀様
キーワード
十二月廿七岩下佐次右衛門方平桂右衛門久武小松帯刀清廉徳川会桑下坂尾越仲介辞職前内大臣政務用途領地公議日数七返命参与西郷大久保交名十四宮門平日九門外国布令伏見歩兵千余対陣土藝巡邏三條卿宇和島議定調練白御門朝四ツ上京乾退助津田尊幕薩孤立見方飛脚
追録8-No.619新納刑部の到着船・封書急送と大坂の情勢報告旧記雑録暫定版確認度 中

翔鳳丸の江戸報告、平運丸の帰帆不安と封書急送を五名へ伝える新納書状

翔鳳丸が江戸から廻着して江戸の挙動を別紙で報告したこと、同夕に大坂川口から国元へ出帆予定の平運丸が当湊に碇泊し、翌日は臨機に処置する予定を伝える。無事に帰帆するか不安があるため、連名の御用封丈を開いて内容を撰分け、新納喜之助に足軽壱人を付けて陸路から急送する。今日幕兵二小隊位も大坂へ到着したとの聞取り、大坂の形勢不明、尾越両侯の尽力などに触れるが、平穏に処置できる見通しは乏しく翌日の一挙を心配していると述べる。辰正月二日に新納刑部が五名へ連絡し、夜明けが不幸の儀になり得るため急いで大略を知らせたと追記する。予定・聞取り・懸念と封書処置の報告を区別する。

登場人物
新納刑部(久脩原注)、島津圖書、小松帯刀、桂右衛門、川上龍衛、町田内膳、新納喜之助、幕兵、尾越両侯
宛先
島津圖書殿、小松帯刀殿、桂右衛門殿、川上龍衛殿、町田内膳殿
キーワード
辰正月二日新納刑部久脩翔鳳丸江戸廻着別紙挙動平運丸大坂川口国元帰帆当湊入碇臨機応変封丈連名抽者開見撰分新納喜之助足軽壱人陸路急送幕兵二小隊位大坂下着聞取尾越尽力平穏不見翌一挙島津圖書小松帯刀桂右衛門川上龍衛町田内膳
追録8-No.633-1脱走者二人の奉公願取扱いと勤王・取締に関する新納書状旧記雑録暫定版確認度 中

竹内健藏・木場十藏の奉公願を取締上の問題として検討し、五名へ判断を求める新納書状

昨年脱走した竹内健藏・木場十藏が今回京都へ来て、重大な形勢のため滞京して奉公したいと願い出、事情を聞き置いたと、五日の堀直太郎の急便で伝えられた件を述べる。情勢上その志を捨て難いが、認めれば今後の取締にもかかわるため容易ではないと相談する。高野方面に浮浪の者が集まり、鷲尾侍従も勤王の意を示していると聞くが、この時節に御用へ立てるかは分からないという。国家のため忠志を立てておけば自然に採用される場合もあり得るとの考えを内々に伝え、中将にも知らせた上で吟味・取計らうよう、辰正月十日に新納刑部が五名へ送る。奉公願と採用の可否を相談する文書で、赦免・採用済みとはしない。

登場人物
新納刑部、竹内健藏、木場十藏、堀直太郎、鷲尾侍従、浮浪輩、中将、嶋津圖書・桂右衛門・小松帯刀・川上龍衛・町田内膳
宛先
嶋津圖書殿、桂右衛門殿、小松帯刀殿、川上龍衛殿、町田内膳殿
キーワード
原6331辰正月十新納刑部竹内健藏木場十藏昨年脱走滞京奉公歎願形行聞置去五堀直太郎急便吟味取締不容易高野浮浪輩鷲尾侍従勤王御用未詳内諭採用見込中将判断嶋津圖書桂右衛門小松帯刀川上龍衛町田内膳
追録2-No.2412文書旧記雑録暫定版確認度 中

島津帯刀・島津中務連署返書

島津帯刀・中務が四月十四日、相承院へ、堂社修覆に伴う本尊・白幡宮の戸張と鬘髪入袋の改調、還宮供料の調達を願う書状を受け、薩摩守に申し聞かせたところ、願いどおり調えるよう指示されたので役人から相談すると答える。白幡宮への永い供料は追って意向を聞き薩摩守に申し聞かせる予定と記す。

登場人物
島津帯刀・島津中務
宛先
相承院
キーワード
島津帯刀、島津中務、相承院、堂社修覆、本尊白幡宮戸張、鬘髪入袋、還宮供料、薩摩守取次、調達申付済、永供料追相談、四月十四日
追録2-No.2425文書旧記雑録暫定版確認度 中

島津帯刀・島津勘解由・島津中務連署書状

島津帯刀・勘解由・中務が相承院へ、頼朝公の神霊に供える白銀百両を薩摩守から送ると告げる連署書状。手配が長く滞ったことを詫び、受領を求める。

登場人物
島津帯刀忠雄・島津勘解由久當・島津中務久輝
宛先
相承院
キーワード
島津帯刀忠雄、島津勘解由久當、島津中務久輝、相承院、頼朝公、供料、白銀百両、島津吉貴、宝永四年、文書
追録2-No.2427文書旧記雑録暫定版確認度 中

島津帯刀書状

島津帯刀が五月廿七日、相承院へ、寺が納め伝える頼朝公の鬢髪を分け、薩州に頼朝を崇める社頭へ安置したいとの申入れについて返す。数百年間全てを奉納してきた大切な寺宝を今さらに分取し、数百里の山海を越えて移すことに手を付けるのは忍び難く、所望に応じ難いと伝える。

登場人物
島津帯刀忠雄
宛先
相承院
キーワード
島津帯刀、相承院、頼朝公鬢髪、薩州社頭安置提案、数百年寺宝、分取、数百里山海、忍び難い、難応所望、移納辞退、五月廿七日
追録2-No.2445文書旧記雑録暫定版確認度 中

島津帯刀書状

島津帯刀が島津大蔵・新納市正・種子嶋蔵人へ、吉貴の帰国に先立ち、実子惣領鍋三郎が江戸にいる間の老中への届けや家来の差出しについて伝える書状。吉貴の自筆書を土屋相模守・小笠原佐渡守へ渡し、必要な内容を記録所に残すよう求める。

登場人物
島津帯刀
宛先
島津大蔵・新納市正・種子嶋蔵人
キーワード
島津帯刀、島津大蔵、新納市正、種子嶋蔵人、島津吉貴、鍋三郎、土屋政直、小笠原長重、江戸、記録所、宝永四年、文書
追録2-No.2712文書旧記雑録暫定版確認度 中

島津帯刀紋所記録納置書状

島津帯刀が御記録奉行へ、島津淡路守が替紋を願い出て紋の絵形を示し、前年九月二十三日に比志島隼人を使者として御折紙を添えて拝領した経緯を伝える。紋所の絵形と御折紙の控を記録所に納めるよう指示する。

登場人物
島津帯刀
宛先
御記録奉行
キーワード
島津帯刀、島津淡路守、御記録奉行、比志島隼人、替紋、絵形、御折紙、文書
追録2-No.2764文書旧記雑録暫定版確認度 中

琉球代替祝儀使節と支配・絵図由緒書を報じる島津帯刀書状

島津帯刀仲休が三月十二日、薩摩家老五名へ、琉球中山王使者の代替祝儀を先例どおりとする照会経過を報じる。朝鮮は隣国の交好による挨拶だが琉球は先祖の武威で支配したため格別とし、琉球使者の来聘は日本の威光に関わる重要事とする。海路・風に応じ早く通知し、来夏の使者を認めた件を国元へ書き留めるよう求める。方角絵図は先方に留め置かれ、口上書のみ返却されたので絵図写と琉球由緒書を追送し、奥村治右衛門を介して照会するよう伝える。

登場人物
島津帯刀仲休・島津大藏・島津中務・島津将監・新納市正・種子島藏人・間部越前守詮房・本多伯耆守正永・奥村治右衛門
宛先
島津大藏・島津中務・島津将監・新納市正・種子島藏人
キーワード
島津帯刀仲休、琉球中山王、代替祝儀使節、朝鮮との格別、武威支配、威光、間部詮房、本多正永、方角絵図、琉球由緒書、奥村治右衛門、三月十二日
追録2-No.2766文書旧記雑録暫定版確認度 中

東大寺大仏殿への献納を知らせる島津帯刀書状

島津帯刀仲休が龍松院公盛上人へ、東大寺大仏殿の落成を受け、島津吉貴が曼荼羅壇一基・什器一部・舎利塔を寄進すると伝える。各品の銘を書き、殿内に納めるよう依頼する。

登場人物
島津帯刀仲休
宛先
龍松院公盛上人
キーワード
島津帯刀仲休、龍松院公盛上人、島津吉貴、東大寺大仏殿、曼荼羅壇、一基、什器、舎利塔、文書
追録7-No.無番号_0073覚書旧記雑録暫定版確認度 高

留守家老交替の御目見先例(939の3・嶋津内記と大蔵・帯刀)

正徳2年8月、故薩摩守吉貴が留守差置家老嶋津内記の代わりとして嶋津大蔵を国元から差し越し、御目見願のとおり命じられた例を記す。内記に久貫、大蔵に久明の注がある。また正徳3年11月、その大蔵の代わりとして嶋津帯刀を国元から差し越し、同様であったと掲げ、帯刀に仲休の注を付す。末に2月の記載。現行標題の嶋津内蔵は本文の内記へ訂正し、内記から大蔵、大蔵から帯刀という二度の交替を分ける。文化5年の安房御目見が許可されたとの記録ではなく、提出された正徳期の先例書。

登場人物
故薩摩守吉貴、嶋津内記(久貫・注)、嶋津大蔵(久明・注)、嶋津帯刀(仲休・注)
宛先
独立宛名記載なし(例書)
キーワード
939の3、正徳二年八月、吉貴、内記久貫、大蔵久明、御目見許可先例、正徳三年十一月、帯刀仲休、留守家老二度交替
追録7-No.1872表紙・所在注旧記雑録暫定版確認度 高

上野帯刀書状(目録表題・本文は家老座所在表示のみ)

原本No.1872は「重豪公御譜中」「扣正文在家老座」という出典・正文所在の二列のみを掲げ、書状本文・署名・宛名・日付を掲載しない。原目録には文政五年九月二十九日、上野帯刀書状とあるため、その日付と表題を目録情報として整理する。入力の家老座を宛先とは扱わず、正文の所在として明記する。本文の用件、上野帯刀の実名、受取人、差出経緯はこの表示から推定しない。

登場人物
島津重豪(御譜の名義)、上野帯刀(目録表題のみ)
宛先
宛名なし(家老座は正文所在)
キーワード
重豪公御譜扣正文家老座所在表示本文省略上野帯刀書状目録文政五九月二十九宛名日付本文不掲載
追録7-No.1873書状旧記雑録暫定版確認度 高

上野帯刀書状(吹上見物許可・御礼/目録は三家老連署返書)

上野帯刀から川上美濃・嶋津安房・新納内蔵への書状。太守が去る朔日に月次登城して居残った際、大御目附岩瀬伊豫守の伝達を受け、白書院の黒鷺杉戸際で老中大久保加賀守から重豪の御庭見物について仰せられたと述べる。大御隠居の老年と歩行への心配から、特別に当年内の吹上見物を許す書付が下され、本人の西丸登城、出仕後の退城と桜田屋敷入り、両御丸老中への礼の巡勤を指示した文言を引く。隠居の礼は太守が名代を務め、太守自身の礼、若年寄への留守居、側衆への表方使者による礼も伝える。近親への知らせは使番が取り計らい、近衛ほかへの通知は今日便の使番から留守居へ急ぎ問い合わせるという。以上を内證様へ伝えてほしいとし、上野らも当日高輪へ出向き側役を通して祝儀を申し上げたこと、見物の詳細を上から知らせてほしいとの申越に同意したことを記す。書付本書は右筆へ渡し、写と留守居首尾書を送るとの但書を持つ。主日付は朱注の文政五年九月二十九日で、上野署には「上」、三名宛前には「下」と十月二十九日の朱注がある。目録は十月二十九日・三家老連署返書としており、主日付・署宛との関係は未詳のまま併記する。

登場人物
上野帯刀、太守、重豪、岩瀬伊豫守、大久保加賀守、川上美濃久芳、嶋津安房久備、新納内蔵久命、近衛
宛先
川上美濃久芳、嶋津安房久備、新納内蔵久命
キーワード
上野帯刀川上久芳嶋津久備新納久命太守月次朔日居残岩瀬伊豫守白書院黒鷺大久保加賀守大御隠居重豪老年歩行吹上当年内許可西丸桜田屋敷両御丸老中御礼名代若年寄留守居側衆表使者近親使番近衛高輪側役祝儀右筆本書写首尾書九月二十九朱十月二十九上下目録返書異同
追録7-No.1936書状旧記雑録暫定版確認度 高

上野帯刀書状(御臺様伺候の御礼勤めの相談)

上野帯刀が御臺様の神田橋屋敷立寄り後の御礼勤めを相談する書状。先月十四日の老中水野出羽守からの御留守居呼出しを踏まえ、二十八日に御臺様が神田橋屋敷へ立ち寄り、重豪が御目見して拝領品を受けた経過を伝える。御本丸・西丸、大奥、隠居に関係する礼の申上げ先、名代や使者、進物の取次、帰宅後の御礼などを列挙し、先例や御側の取扱いに照らして処置を尋ねる。末尾に文政六年四月二日・上野帯刀とある。同一紙面の朱書回答と三名の署名はNo.1937として別行に記録する。

登場人物
上野帯刀、水野出羽守、島津重豪、御臺様、御留守居、御本丸・西丸の関係者
宛先
家老座に控えを置く書状(本文宛名は表示なし)
キーワード
上野帯刀、島津重豪、御臺様、水野出羽守、御留守居、神田橋、御目見、拝領品、御礼勤め、名代、使者、御本丸、西丸、大奥、四月二日
追録7-No.1995表紙・所在注旧記雑録暫定版確認度 中

上野帯刀書状(目録表題・正文は家老座所在)

掲載するのは「重豪公御譜中」と「扣正文在家老座」の出典・正文所在表示のみで、書状本文、日付、署名、宛名はない。目録は文政七年四月三日の上野帯刀書状として立項する。印刷1996に上野帯刀の四月三日付本書と五月二日付返答が載るが、本項には独立した正文が掲載されない。

登場人物
島津重豪(出典名)、上野帯刀(目録表題)
宛先
—
キーワード
印刷1995、重豪公御譜中、家老座、正文省略、上野帯刀書状、目録表題、四月三日、本文なし
追録7-No.1996書状旧記雑録暫定版確認度 高

川上久芳外三名連署返書(上野帯刀本書を併載)

上野帯刀が川上美濃守らへ、御臺様の神田橋屋敷立寄りに際する重豪の伺候と拝領、斉興らの礼勤について問い合わせた書状。先月十六日の老中からの呼出し、二十七日の来邸、九鬼長門守が重豪の名代を務めたこと、御精進日・大奥への祝儀、翌二十八日の礼勤、鯛や反物などの献上を記す。末尾は四月三日付上野帯刀署、川上美濃・町田監物・新納内蔵宛。五月二日付の返答層では、前年の同様の例を基に内証への祝儀を相談し、御留守居の首尾書等を添えて返す。

登場人物
上野帯刀、川上美濃守久芳、町田監物、新納内蔵、九鬼長門守ほか
宛先
川上美濃守、町田監物、新納内蔵
キーワード
上野帯刀、川上久芳、町田監物、新納内蔵、御臺様、島津重豪、島津斉興、九鬼長門守、神田橋屋敷、四月三日、五月二日、祝儀、拝領物、返書
追録8-No.412-2本文群(役人の服装・出退勤と鐘堂時刻の変更)旧記雑録暫定版確認度 中

見分時の服装を認め、出退勤と鐘撞きの時刻割合を変更する帯刀の申渡群

三つの申渡。第一は御三役と諸役人の朔望・平日の出勤服装を定めてあるが、見分などには行形の服で出勤してよいと伝える四月帯刀の通知。第二は御三役以下の役人の御暇を七ツ時としていたが、明日から従来の四ツ出勤・八ツ時御暇に戻すとする。第三は当分一日七時の割合で鐘堂を撞いていたところ、明日から日一杯六ツ時の割へ変更すると伝える四月十二日帯刀の申渡で、当日伊地知壮之丞から役名へ通達したとの注。原時刻語を保持し、出勤・退勤と一日の鐘撞き割合を区別する。

登場人物
帯刀、御三役以下・諸役人、鐘堂、伊地知壮之丞
宛先
役人の向々へ速やかに通達
キーワード
三申渡、帯刀、御三役諸役人朔望平日服装、見分行形服、七ツ御暇から四ツ出勤八ツ御暇へ、鐘堂一日七時から日一杯六ツ時の割、四月十二日、伊地知壮之丞役名通達
追録8-No.414-1本文群(四奉行の月番・汽船の旗印と入港合図)旧記雑録暫定版確認度 中

玉薬等四奉行の一ヶ月当番と軍賦役への届出、汽船の識別・合図を伝える帯刀申渡

二内容の申渡。第一は玉薬・普請・兵粮・人馬の四奉行が出馬時に物資等を差し出す役務を相談し、一ヶ月当番を設け毎月漏れなく軍賦役へ届けるよう求める。亥五月朔日北條織衛取次注。第二は汽船が当地前の浜に入る時、遠沖通航時も旗印を確かめ、開聞嶽・佐多立目ならびにひこる合図の大砲壱発を打って乗り入れるよう命じる。古郷から前の浜まで大砲を打つ趣旨も銘々の乗付の者へ伝え、船奉行その他へ周知する。五月帯刀、亥五月四日向井新兵衛取次注。地点名・合図語は原表記を保持し、古郷やひこるの読み・地理を推定しない。

登場人物
帯刀、玉薬奉行・普請奉行・兵粮奉行・人馬奉行、軍賦役、船奉行、乗付の者、北條織衛、向井新兵衛
宛先
四奉行・軍賦役、船奉行・乗付の者と関係の向々へ
キーワード
二申渡、四奉行玉薬普請兵粮人馬、出馬物資差出相談、一ヶ月当番毎月軍賦役届、亥五月朔日北條織衛取次、汽船前浜遠沖旗印識別、開聞嶽佐多立目ひこる相図大砲壱発、古郷前浜通報、船奉行乗付、五月帯刀、亥五月四日向井新兵衛取次
追録8-No.654-1備前家老の神戸発砲事件に関する処置通知と原本順達・写添付報告旧記雑録暫定版確認度 中

士官の死罪・日置帯刀の勤慎を通知し、内田仲之助が原本の順達と写添付を報告する

備前家老日置帯刀が去月十一日に神戸を通行した際、外国公使へ発砲したことについて、朝廷が公法による処置として、発砲を号令した士官を死罪、帯刀を勤慎に付すと通知する文言を収める。太政官代からの廻達が久留嶋伊豫守方から到来したため、原本を内藤備後守方へ順達し、写を添えて届けると辰二月七日に内田仲之助が報告する。処置の通知と順達・写添付を区別し、刑の執行や責任の実証はこの文書だけから確定しない。

登場人物
内田仲之助、備前家老日置帯刀、発砲を号令した士官、外国公使、朝廷・太政官代、久留嶋伊豫守(森藩主通嘉原注)、内藤備後守(延岡藩主政擧原注)
宛先
内田報告の個別宛名不記。廻達原本は内藤備後守方へ順達
キーワード
辰二月七内田仲之助備前日置帯刀去月十一神戸外国公使発砲朝廷公法御所置号令士官死罪帯刀勤慎原太政官代廻達久留嶋伊豫守森通嘉内藤備後守延岡政擧順達写添付