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『旧記雑録』前編・後編・附録10冊と追録1~8(暫定版)、『旧記雑録拾遺 伊地知季安著作史料集1~9』『家わけ1』(暫定版)、関連史料(外伝)『島津世禄記』の46,754件を横断検索できます。検索範囲は史料群・巻を組み合わせて選べます。結果は50件ずつ表示します。

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173 件 (全巻)/ 1–50件を表示

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追録8-No.855-4芸道で召出の家筋と郷養子の分地高上りを常式諸士同様とする達旧記雑録暫定版確認度 中

芸道召出と郷養子の家筋にも、常式諸士同様に分地別立・高上りを認める

芸道により小姓衆等へ召し出された者と郷養子の家筋は、従来三・四代まで分地別立や高上り等を命じない扱いであったと述べる。今後は芸道と郷養子の家筋も区別なく常式諸士同様に分地別立・高上りを命じる旨を、向々へ知らせるよう求める。朱明治二年己四月八日、知政所。家筋の旧制と今後の扱いを分け、具体的な分地面積・高増額や実手続完了は補わない。

登場人物
知政所、藝道により小姓衆等へ召出の者、郷養子の家筋、常式諸士、関係向々
宛先
対象の家筋と関係向々
キーワード
原855の4藝道芸道小姓衆召出郷養子三四代迄分地別立高上り不命旧制以来無差別常式諸士同様分地別立高上り朱明治二年己四月八知政所
追録6-No.1690伺書旧記雑録暫定版確認度 高

島津重豪伺書

重豪公御譜中に収める松平薩摩守の伺書で、扣正文在家老座とする出典注がある。例年十二月中に桜島蜜柑と炙鮎を献上してきたが、先に届けた桜島の燃えによって蜜柑が損なわれ、去る亥年は伺った上で炙鮎一種を献上したと述べる。この節も届けたとおり燃えはまだ止まらず、蜜柑木が甚だしく損亡して献上できないので、炙鮎一種だけを献上したい、差図を下さるよう願い、以上と結ぶ。七月五日、松平薩摩守の署と安永九年の朱年注を付す。朱書の御付札は「炙鮎計可有献上候」とする。別の朱注は、御用番田沼主殿頭へ有川勇馬をもって書付を差し出して置いたところ、子七月八日に留守居一人が出るよう切紙が届き、伴其輪が出たところ御付紙のとおり仰せ渡されたという経過を記す。前年の変更献上実績と当年の伺い、七月五日の本文日と八日の取次、付札の指示を分ける。炙鮎一種は品種の絞り込みであり、箱数や魚の数を一にしたものではない。

登場人物
松平薩摩守(自己署、重豪は目録)、有川勇馬(提出)、御用番田沼主殿頭、伴其輪(召出への対応)、御留守居一人(指示)
宛先
独立宛名記載なし(朱注は田沼主殿頭への提出)
キーワード
例年十二月中蜜柑炙鮎献上、去亥年伺之上炙鮎一種、燃未止蜜柑木過分損亡、七月五日伺、御付札炙鮎計、田沼有川提出、七月八日留守居一人召出伴其輪対応
追録8-No.1205近衛兵解隊者の残存兵役と帰県後の取扱いを定める達旧記雑録暫定版確認度 中

近衛兵解隊者の兵役取扱い

県貫属者のうち御親兵として明治四年に召し出された者について、同年二月七日から四月十日までの兵役、旧近衛兵解隊による帰県後の残存兵役を整理し、本年二月八日を期して兵役を免ずる旨を通知する。

登場人物
陸軍卿山県有朋、鹿児島県、近衛兵
宛先
召出しを受けた旧近衛兵・帰県兵
キーワード
御親兵、明治四年召出し、近衛兵、解隊、帰県、兵役、兵役免除、山県有朋、鹿児島県
追録5-No.2074老中返書旧記雑録暫定版確認度 高

酒井忠寄書状(初御目見・家来召出謝礼と樽肴献上)

酒井左衛門尉忠寄が六月二十八日、松平大隅守継豊へ、公方・大納言の機嫌を尋ねた礼状を受け、両者の機嫌がよいと伝える。又三郎の初御目見と家来の御前召出への謝意を承知したと知らせる。その礼として使者が献上した樽肴を各々申し談じて披露し、一段の御仕合であると伝える。

登場人物
酒井左衛門尉忠寄(本文署名・判表示)
宛先
松平大隅守殿(継豊。本文宛名)
キーワード
六月二十八日、公方大納言安泰、又三郎初御目見、家来御前召出、使者樽肴献上、各申談逐披露
追録5-No.2075老中返書旧記雑録暫定版確認度 高

秋元凉朝書状(初御目見・家来召出謝礼と樽肴献上)

秋元但馬守凉朝が六月二十八日、松平大隅守継豊へ、公方・大納言の機嫌を尋ねた礼状を受け、両者の機嫌がよいと伝える。又三郎の初御目見と家来の御前召出への謝意を承知したと知らせる。その礼として使者が献上した樽肴を披露し、一段の御仕合であると伝える。

登場人物
秋元但馬守凉朝(本文署名・判表示)
宛先
松平大隅守継豊(前書との対応による対象。独立宛名なし)
キーワード
六月二十八日、公方大納言安泰、又三郎初御目見、家来御前召出、使者樽肴献上、逐披露
追録6-No.1020記事旧記雑録暫定版確認度 高

重豪の年寄女召出と家治からの葵紋道服一領拝領

同年三月二十七日、将軍家治が葵の御紋を付けた道服一領を賜ったと記す。家治が年寄女を本丸大奥へ召し、老女松島が取り次いで伝えた。詳細は左に載せる書付に示すとして、次件の拝領羽織に関する記録へつなぐ。賜与品の原称・紋・数量と、召出・取次の経路を記した記事。

登場人物
将軍家治、重豪の年寄女、老女松島、重豪(御譜中記事)
宛先
記事のため独立宛書なし
キーワード
道服一領、葵紋、年寄女召出、老女松島取次
追録6-No.2018書状旧記雑録暫定版確認度 高

帰国後の芭蕉布二十端・樽肴献上について御前召出と御喜色を伝える

久世広明・田沼意次・松平康福が松平薩摩守に宛て、公方様・大納言様の御機嫌を伝える。御暇に白銀・巻物・馬を賜り、大納言様からも拝領物を受けた厚恩を謝する旨を承知したと記す。国許到着後の礼として、関山軍兵衛を介し琉球芭蕉布二十端と樽肴を献上したことを披露し、御前への召出があり厚意に御喜色があったと伝える。天明三年十二月六日付、久世大和守広明・田沼主殿頭意次・松平周防守康福判の連署状。

登場人物
久世広明、田沼意次、松平康福、関山軍兵衛、公方様、大納言様
宛先
松平薩摩守殿
キーワード
久世広明、田沼意次、松平康福、幕府老中、松平薩摩守、関山軍兵衛、御暇、白銀、巻物、御馬、拝領物、国許到着、御礼、琉球芭蕉布、二十端、樽肴、披露、御前召出、御喜色、連署
追録8-No.395-1家老五名連署申渡(御筆の伝達と職掌遵守)旧記雑録暫定版確認度 中

十九日の召出しで示された御筆を伝え職掌の励行と非常時の慎重な対応を求める申渡

雑集中の五名連署申渡。昨十九日、若年寄・大目付・大番頭・御小姓与番頭・側御用人・側役・軍役奉行・御休息所を召し出し、非常の時世の改革について沙汰があり、別紙のとおり御筆を示されたと記す。臣下を思う配慮に感じ入り、各自が職掌を尽くして改革の成功を図るよう求める。目前の外国船来航にも重大な時機として慎重に趣旨を守り、支配下役へも伝えるよう命じる。二月廿一日、筑後・大藏・帯刀・但馬・式部の五名。別紙の文久二年十月書付を今回の申渡年月へ書き換えない。

登場人物
筑後(注:川上久美)、大藏(注:島津久徴)、帯刀(注:小松清廉)、但馬(注:川上久重)、式部(注:川上久長)、若年寄・大目付・大番頭・御小姓与番頭・側御用人・側役・軍役奉行・御休息所・支配下役
宛先
召し出された役人および支配下役へ趣旨を伝える
キーワード
雑集、昨十九日召出御筆、若年寄大目付大番頭御小姓与番頭側御用人側役軍役奉行御休息所、非常時改革職掌励行、外国船来航重大時機、支配下役周知、二月廿一日五署筑後大藏帯刀但馬式部
追録2-No.3135連署返書旧記雑録暫定版確認度 低

鎌田藤四郎の献上と御前召出しを伝える連署返書

阿部正喬ら四名が松平薩摩守へ、吉貴の帰国、暇・馬・白銀・時服の拝領を喜ぶ。国許到着の礼として鎌田藤四郎が目録の品を献じた件を披露し、藤四郎が御前に召し出されたことを伝える。

登場人物
阿部豊後守正喬・井上河内守正岑・大久保加賀守忠増・秋元但馬守喬知(判)
宛先
松平薩摩守
キーワード
阿部正喬、井上正岑、大久保忠増、秋元喬知、松平薩摩守、鎌田藤四郎、御前召出し、献上、連署返書
追録3-No.1450覚書旧記雑録暫定版確認度 中

御前召出し時の御礼・拝領品に関する覚

御前に召し出された際、先例に従う自身の御礼と、御太刀・銀馬代・白縮緬等の拝領品の扱いを記す。

登場人物
松平大隅守、南部仙十郎
宛先
—
キーワード
御前召出し、御礼、御太刀、銀馬代、白縮緬
追録5-No.2165老中五名連署返書旧記雑録暫定版確認度 高

堀田正亮外四名連署状(鷹の鶴拝領の謝意・礼使献上と召出)

堀田相模守正亮ら五老中が三月十三日、松平大隅守継豊へ、書状を拝見し、公方と大納言の健勝に継豊が恐悦したのは尤もと返答する。宿次奉書で送られた鷹の鶴を拝領し、ありがたく思うという趣旨を承知する。その礼として使者種子島藏人が献じた樽肴を披露し、藏人を御前へ召し出して、入念な対応に喜色を示されたと知らせる。

登場人物
松平右京大夫輝高・西尾隠岐守忠尚・松平右近将監武元・酒井左衛門尉忠寄・堀田相摸守正亮(本文五署・各判)
宛先
松平大隅守殿(本文宛名。継豊)
キーワード
三月十三日、朱宝暦九年、公方大納言健勝恐悦旨尤、宿次奉書御鷹之鶴拝領、難有由得其意、礼使種子嶋藏人樽肴献上、遂披露、御前召出、入念候段御喜色、五署各判
追録5-No.2166老中返書旧記雑録暫定版確認度 高

秋元凉朝書状(鷹の鶴拝領の謝意・礼使献上と召出)

秋元但馬守凉朝が三月十三日、松平大隅守継豊へ、書状を拝見し、公方と大納言の健勝に継豊が恐悦したのは尤もと返答する。宿次で送られた鷹の鶴を拝領し、ありがたく思うという趣旨を承知する。その礼として使者種子島藏人が献じた樽肴を披露し、藏人を御前へ召し出して、入念な対応に喜色を示されたと知らせる。

登場人物
秋元但馬守凉朝(本文署名・判表示)
宛先
松平大隅守殿(本文宛名。継豊)
キーワード
三月十三日、朱宝暦九年、公方大納言健勝恐悦旨尤、今般以宿次御鷹之鶴拝領、難有由得其意、礼使種子嶋藏人樽肴献上、遂披露、御前召出、入念候段御喜色、原印字2156目録2166
追録8-No.877-3平常年功による身分取扱いと加増・抜群者召出を分ける達旧記雑録暫定版確認度 中

平常の年功勤労では身分の取扱いをせず功労に応じ加増等とし、文武軍功と抜群者召出を別に扱う

従来は諸向の勤方の年功勤労により身分・品能を定めることもあったが、制度刷新に伴い、今後は文武および軍功を除く平常の年功勤労について身分の取扱いを行わず、功労に応じて加増等を行うと定める。才器・徳望が抜群な者を召し出す扱いは別段とし、関係先へ知らせるよう求める。朱明治二年己六月四日、知政所。原の評価基準と例外を区分し、すべての昇進・加増の禁止や個人への適用済み結果とはせず、加増額・対象人数は補わない。

登場人物
知政所、諸向勤方、文武・軍功ある者、才器徳望抜群の者、関係向々
宛先
関係向々
キーワード
原877の3諸向勤方年功勤勞身分品能制度新文武軍功之外平常年功身分取扱不許功労加増等才器徳望抜群召出別段朱明治二年己六月四日知政所
追録2-No.1811文書旧記雑録暫定版確認度 中

土屋政直外三名連署状

土屋政直ら老中四名が島津吉貴へ、御用以外の外出を慎む服忌中であるが、翌二十九日暮時過ぎに土屋政直邸へ来るよう命じた連署状。綱貴の遺領相続を伝えるための召出しに当たる。

登場人物
土屋政直・小笠原長重・秋元喬知・稲葉正通
宛先
島津吉貴
キーワード
土屋政直、小笠原長重、秋元喬知、稲葉正通、島津吉貴、老中、十月二十八日、服忌、外出、十月二十九日、暮時、土屋政直邸、召出し、遺領相続、連署状
追録2-No.2534文書旧記雑録暫定版確認度 中

本多正永・小笠原長重連署書状

本多伯耆守正永・小笠原佐渡守長重が十月十八日、薩摩守吉貴へ、公方・大納言の健勝を伝える。帰国暇と御馬・白銀・時服拝領、国元到着への謝礼使者が目録品を献じた件を披露し、使者が御前へ召され喜色があったと知らせる。公方の記載と召出対象が使者である点を補い、既往拝領の謝礼と新下賜を区別する。

登場人物
本多伯耆守正永・小笠原佐渡守長重
宛先
島津吉貴(松平薩摩守)
キーワード
本多正永、小笠原長重、薩摩守吉貴、公方大納言健勝、帰国暇、御馬白銀時服拝領、国元到着、謝礼使、目録品披露、使者御前召出、御喜色、十月十八日
追録3-No.1888文書旧記雑録暫定版確認度 中

島津継豊内意書

座附士や外城衆の召出しについて、身分・勤続・技能などの差を踏まえた任用の扱いを述べ、了承と処置を求める内意書。

登場人物
島津継豊(目録標題)
宛先
御取次・御家老中
キーワード
島津継豊、座附士、外城衆、召出し、任用、御取次、御家老中、内意書
追録4-No.651連署書状旧記雑録暫定版確認度 中

島津久春・島津久豪連署書状

島津継豊の参勤御礼と登城・召出しが無事に済み、将軍の機嫌も良好であった旨を報じる。

登場人物
島津久春、島津久豪、島津継豊、徳川吉宗
宛先
在府家老
キーワード
島津継豊、参勤御礼、登城、召出し、将軍
追録4-No.1103消息旧記雑録暫定版確認度 中

うゑ松外二名連署消息

七月十二日付書状への返答として、竹千代の機嫌と御目見、召出し、祝儀などが滞りなく進んだことを知らせる。

登場人物
うゑ松、桜井、秀小路、島津継豊、竹千代、一位
宛先
松平上総入道(島津継豊)側
キーワード
うゑ松、桜井、秀小路、竹千代、御目見、召出し、祝儀
追録4-No.1106書状旧記雑録暫定版確認度 高

本多忠良書状

大納言と竹千代の機嫌を伝え、七月朔日の島津又三郎の御目見と家来の召出しを受けて献じた礼の品を披露した旨を知らせる。

登場人物
本多忠良、島津継豊、竹千代、徳川吉宗、島津又三郎
宛先
松平上総入道(島津継豊)
キーワード
本多忠良、竹千代、島津又三郎、御目見、家来召出し、御礼、献上
追録4-No.1107書状旧記雑録暫定版確認度 高

松平乗賢書状

大納言と竹千代の機嫌を伝え、七月朔日の島津又三郎の御目見と家来の召出しを受けて献じた礼の品を披露した旨を知らせる。

登場人物
松平乗賢、島津継豊、竹千代、徳川吉宗、島津又三郎
宛先
松平上総入道(島津継豊)
キーワード
松平乗賢、竹千代、島津又三郎、御目見、家来召出し、御礼、献上
追録4-No.1110消息旧記雑録暫定版確認度 高

うゑ松外二名連署消息

竹千代の機嫌がよいこと、島津又三郎の御目見と家来の召出しが首尾よく済んだことを知らせる。

登場人物
うゑ松、桜井、秀小路、島津継豊、竹千代、島津又三郎
宛先
松平上総入道(島津継豊)側
キーワード
うゑ松、桜井、秀小路、竹千代、島津又三郎、御目見、召出し
追録4-No.1111消息旧記雑録暫定版確認度 中

うゑ松外二名連署消息

七月二十八日付の書状への返答として、竹千代の機嫌と島津又三郎の御目見・褒詞、家来の召出し、御礼の取次ぎを知らせる。

登場人物
うゑ松、さくらゐ、秀小路、島津継豊、竹千代、島津又三郎
宛先
松平上総入道(島津継豊)側
キーワード
うゑ松、さくらゐ、秀小路、竹千代、島津又三郎、御目見、褒詞、家来召出し、御礼
追録6-No.404書状旧記雑録暫定版確認度 中

松平武元外三名連署状

公方・大納言の機嫌がよいことへの恐悦をもっともとし、御暇時に白銀・巻物を頂戴し、馬の下賜と大納言の拝領物もあって重ねてありがたいという趣旨を承知する。国許到着の礼として小松仙十郎を介して琉球芭蕉布二十端及び釘樽肴を献上したことについて、披露後に「御前に被召出」の記載があり、入念であるとして御喜色であったと伝える。八月五日付、年は明和四年の朱注。上段の阿部正右・松平康福・松平輝高と、下段の松平武元の四署判、松平薩摩守殿宛を備える。正文は文庫にあるとする。

登場人物
阿部伊豫守正右、松平周防守康福、松平右京大夫輝高、松平右近将監武元、松平薩摩守、公方、大納言、小松仙十郎
宛先
松平薩摩守殿
キーワード
御暇の下賜謝意、国許到着の礼、小松仙十郎、琉球芭蕉布二十端、釘樽肴、披露、御前被召出、入念御喜色、四名連署
追録6-No.1290書状旧記雑録暫定版確認度 高

幕府老中五名連署状―帰国・拝領への礼の芭蕉布二十端と樽肴奉献

書札を披見したと述べ、公方・大納言の機嫌を伝える。帰国の暇、白銀・巻物の頂戴、馬の下賜、大納言からの拝領物を重ね重ねありがたく思う旨を承知したとする。国許到着に伴う礼として、嶋津杢をもって琉球芭蕉布二十端と樽肴を献じられたので、披露したところ御前へ召し出され、入念な礼を喜ぶ御気色であったと返答する。末尾は八月七日、田沼意次・板倉勝清・松平康福・松平輝高・松平武元の五名判、松平薩摩守殿宛、年は朱に安永四年。目録では板倉勝清書状とするが、正文の五署に従って連署状として扱う。召出された者の名はその句で独立して記していないため、国許に到着した重豪本人の江戸での拝謁とは決めつけない。樽肴の個別の樽数・肴数は記されていない。拝領物の数量も記していない。前日の阿部正允書状と同じ御礼に関わる別の返書であり、布四十端などに合算しない。

登場人物
田沼主殿頭意次、板倉佐渡守勝清、松平周防守康福、松平右京大夫輝高、松平右近将監武元、公方、大納言、松平薩摩守、嶋津杢(前件に久邦の注)
宛先
松平薩摩守殿
キーワード
帰国暇、白銀巻物馬拝領、大納言拝領物、国許到著礼、嶋津杢、琉球芭蕉布二十端、樽肴、披露、御前召出、入念御喜色、五署
追録6-No.1475書状旧記雑録暫定版確認度 中

帰国御礼の琉球芭蕉布二十端・御樽肴を披露した五名連署の返書

書札を拝見し、公方・大納言がますます機嫌よくおられることを伝え、恐悦の趣旨はもっともであると返す。このたびの御暇に白銀・巻物を頂戴し、その上御馬を賜り、大納言からも拝領物があったことを重ね重ねありがたく思う趣旨を承知したと述べる。国許到着の御礼として小松相馬を通じて琉球芭蕉布二十端と御樽肴を献上されたことを披露したところ、原文に御前に被召出と記し、念を入れたことに御喜色があったと伝える。八月二十七日、田沼意次・板倉勝清・松平康福・松平輝高・松平武元の五名が署し、松平薩摩守殿宛。御樽肴の荷数は記されていない。白銀・巻物・御馬にも数量を加えない。御前に被召出の主体は原文の明示範囲を越えて使者又は品物と断定せず、阿部の別の返書と献上回数や数量を合算しない。

登場人物
田沼主殿頭意次、板倉佐渡守勝清、松平周防守康福、松平右京大夫輝高、松平右近将監武元、公方、大納言、松平薩摩守、小松相馬
宛先
松平薩摩守殿
キーワード
御暇白銀巻物御馬大納言拝領、国許到着御礼小松相馬琉球芭蕉布二十端御樽肴献披露、御前ニ被召出御喜色、八月廿七五署
追録6-No.1476書状旧記雑録暫定版確認度 中

帰国御礼の目録通りの献上を披露した阿部正允の返書

書札を拝見し、公方・大納言がますます機嫌よくおられることを伝え、恐悦の旨はもっともであると返す。このたびの御暇に白銀・巻物を頂戴し、その上御馬を賜り、大納言からも拝領物があったことを重ね重ねありがたく思う趣旨を承知したと述べる。国許到着の御礼として小松相馬を通じて目録の通り献上されたことを披露したところ、原文に御前に被召出と記し、念を入れたことに御喜色があったと伝える。八月二十八日、阿部豊後守正允判、松平薩摩守殿宛。この返書の献上品は目録通りという表現だけで、目録の明細は本文にない。前の五名連署書状にある芭蕉布二十端と御樽肴を明細として補わず、白銀・巻物・御馬にも数量を加えない。御前に被召出の主体は使者又は品物と断定せず、二通を二度の献上として加算しない。

登場人物
阿部豊後守正允、公方、大納言、松平薩摩守、小松相馬
宛先
松平薩摩守殿
キーワード
御暇白銀巻物御馬大納言拝領、国許到着御礼小松相馬如目録被献披露、御前ニ被召出御喜色、八月廿八阿部正允判
追録7-No.無番号_0024届書旧記雑録暫定版確認度 高

橋口与三次届書(目録345の16)

桑山の吟味を受け、橋口與三次が清七夫妻と佐野父子の処置について上申する。夫妻の願いに対し嘉代が実娘であると述べ、何らかの取扱いが必要だが、外方へ置いて手当だけを与えると万端の面倒にも関わるため、当面は内願に応じ八官町・高輪町または御屋敷裏地面に召し置き、浪人分の扶持を見合って与え、後の処置を追って吟味したいとする。善次郎は嘉代を養女と偽った初発の不束があり、清七の困窮を調べず親として救う実情もなく、取究めが不十分だったと評す。善次郎の召入れを清七への処置へ引き替えることや、中藏の召出・中小姓任用は居合いを考慮すべきことを述べる。外方の振合も含め双方に無難な処置を望むが、橋口側だけでは手段を立てがたいとして御沙汰を願う。丑正月27日橋口署名。批評・提案と最終命令を区別する。

登場人物
橋口與三次、桑山甚助、鈴木清七夫妻、嘉代、佐野善次郎、佐野中藏
宛先
独立宛名なし(御沙汰を願う上申)
キーワード
橋口與三次、桑山吟味、嘉代実娘とする報告、清七夫妻扶持、八官町高輪裏地、善次郎養女届批評、中藏召出居合、双方無難、御沙汰願
追録7-No.538起請文旧記雑録暫定版確認度 高

義村朝宜起請文前書(目録538)

白木御文書六番箱77号、霊社神文前書。義村王子朝宜が五箇条を誓う。前年、浦添王子の跡役を命じられたことへの謝意、御三殿様に逆意を抱かず忠義を尽くすこと、国王に疎略の志を持たず国中の末々まで政道を正し私欲で処置しないこと、悪逆を国中が一致しても自分は同意せず披露すること、自身の召出しがあれば速やかに参上して申し置いた儀を命じられるよう願い少しも相違があれば残念に思うことを記す。神文は略され、寛政11年己未5月8日、義村王子朝宜署判。御三殿は三人の宛名ではなく忠義の対象として扱う。

登場人物
義村王子朝宜、浦添王子、御三殿様、国王
宛先
独立宛名なし
キーワード
浦添王子跡役、義村朝宜、五箇条、御三殿忠義、国王政道、私欲禁止、悪逆披露、召出参上、神文略
追録8-No.248本文群(町人格式申渡・名分書取再掲)旧記雑録暫定版確認度 中

町人の格式引上げを止め褒賞区分を定める申渡と名分書取

御記録奉行へ、町人の商家としての功績を理由とする今後の身分格式引上げを止め、褒美の米銭等で賞するよう命じる申渡。従来一代郷士格を受けた功労者を三町年寄格、代々郷士の場合を三町惣年寄格、さらに格別な功労のある者を惣年寄上席として取り扱う。家来身分の者の商家としての功績は米銭等で賞し町方役格にはせず、金山町人・苗代川人の今後の郷士格授与も止めて相応の勤方・褒賞を与える。道之嶋については本土から離れて武士が少ない事情から、武芸に心掛ける者への従来の郷士格授与を認める。既授格式は過去のこととして変更せず、武芸学問を職業とする召出は従来どおり工商と区別する。続けて、名分不正を政務の大害とする書取を再掲し、家老の評議を求める。本文は十一月の駿河署名。包紙には安政四年十一月十五日に駿河が渡し、町田孫一郎が御帳留と格式帳への記載、白木御文書十番箱への収納を承知した旨がある。

登場人物
駿河(本文署名)、御記録奉行、町人、家来身分の商業従事者、金山町人、苗代川人、道之嶋人、町田孫一郎、公辺
宛先
御記録奉行へ申渡;外包:駿河から町田孫一郎へ御帳留・格式帳記載と収納を命じる
キーワード
町人格式、商家功績、米銭褒賞、一代郷士格、代々郷士、三町年寄格、三町惣年寄格、惣年寄上席、家来商業、金山町人、苗代川、道之嶋、武芸学問召出、既授格式保持、名分書取、御記録奉行、格式帳
追録8-No.695-3在京諸侯の定例参内・毎月天機伺いと装束、日々用務伺いの暫定取扱い通知旧記雑録暫定版確認度 中

五節句・朔日の祝詞参内と毎月一度の天機伺い、初回・二度目以降の装束を定める

在京諸侯は五節句と毎月朔日に祝詞のため参内し、毎月一度ずつ、二十九日を除いて都合のよい日に天機を伺うよう伝える。参内の着服は、上京初回には官位のある者が衣冠・直垂を選び、無官の者は素直垂を着る。二度目以降は直垂・上下を任意に用い、羽織袴は禁止とする。追書は、近来申合わせて日々禁中仮建所に用務伺いで出る者は、規則ができるまで当分従前どおり心得るとする。本文末は三月。三月十九日に急な太政官代への召出しで書付を受け、触下へ廻達した旨の、新納嘉藤二から伊勢殿への首尾注がある。

登場人物
在京諸侯、官位のある者・無官の者、日々禁中仮建へ御用伺いに出る者、太政官代、非蔵人松尾伯耆、留守居新納嘉藤二、伊勢殿
宛先
在京諸侯・用務伺い出仕者等、末首尾は新納嘉藤二から伊勢殿
キーワード
原695の3五節句毎月朔日在京諸侯祝詞参内毎月壱度廿九之外勝手天機初回官位有衣冠直垂無官素直垂二度目直垂上下任意羽織袴禁日々禁中仮建御用伺規則まで従前三月辰十九太政官代召出非蔵人松尾伯耆書付触下廻達御留守居新納嘉藤二伊勢首尾
追録8-No.950容貌改革旧慣採用と配膳稽古等の御趣意を聴知した報告覚旧記雑録暫定版確認度 中

易簡軽便が過度の自由に至ることを戒め、無礼を改め善事や旧慣を採る御趣意を報告する

朱記に従四位様侍直長指宿市助を掲げ、今朝御前へ召出され趣旨を聴知したと記す。易簡軽便はよいが過度の自由へ至れば辨別が必要とし、容貌は二ノ丸と談合した先の通知に沿い、旧格の無礼不叶を改めつつ善事は従来通り採るという御趣意を述べる。配膳等を全廃せず、稽古・読書と原「基(ママ)・将棊」等の遊びの過ぎを戒め、朝夕の御膳上下等の次第は先年の形へ、閑事は以前へ立戻るよう伝える。報告者は服従を表し、一統へ印を結ばせ、上の気が付く事は時々願うと述べる。明治三年午正月十三日。原の判断・御談合・聴知・伝達段階を区分し、改革全般の撤回や実遵守完了は補わない。

登場人物
従四位様侍直長指宿市助(朱記)、二ノ丸様、御前、御趣意を聴知した報告者(署名不記)
宛先
通達留の聴取報告(具体宛所不記)
キーワード
原950通達留朱従四位侍直長指宿市助御前召出趣意聴知易簡軽便過自由辨別容貌二ノ丸談合旧格無礼改善事旧採配膳全廃不可稽古読書基ママ将棊過不可朝夕御膳上下先年形閑事旧復服従印結時々願明治三午正月十三
追録8-No.1018-2親兵召集後の諸郷兵隊編成・訓練を統一する達旧記雑録暫定版確認度 中

知政所達書(諸郷兵隊編成)

親兵隊の召出しに続き、諸郷の兵隊も同様に召集し、騎士の奮起を促す。兵隊編成の功績を大隊長の評価に反映し、機兵隊の操練、軍務局への届出、兵士引率等の方式を統一して取り計らうよう命じる。辛未三月十四日知政所。

登場人物
知政所、親兵、諸郷兵隊、大隊長、軍務局、騎士
宛先
諸郷・軍務局・兵隊関係者
キーワード
親兵隊、諸郷兵隊、召出、騎士、奮起、大隊長、機兵隊、操練、軍務局、兵士引率、統一、三月十四日
追録8-No.382筑後ほか六名申渡(太守・三郎御筆二通の趣旨周知)旧記雑録暫定版確認度 中

二丸で示された太守と三郎の御筆趣旨を文武・礼義・節倹・富国強兵として下役へ伝える申渡

去る九日に二丸の御座の間で太守・三郎が出座し、一門方・圖書と家老、若年寄・大目付らを召して厚く沙汰したことを記す家老六名の申渡。別紙二通のとおり太守・三郎の御筆で示された出府・公武の趣旨と改革を大幸として受け、自分たちも精勤し、文武を盛んにし礼義廉恥・質素節倹によって風俗を正し富国強兵を行うよう求める。存寄りを兼ねて申し出るよう士分以上へ促し、職分を尽くして尊慮を安んじるため下役にも伝える。九月、筑後・大蔵・摂津・但馬・式部・帯刀。朝廷沙汰の直接写ではなく、御筆趣旨を受けた周知文として扱う。

登場人物
太守、三郎久光、一門方・嶋津圖書、若年寄、大目付、筑後・大蔵・摂津・但馬・式部・帯刀、士分以上、下役
宛先
支配下の下役等へ申し渡す
キーワード
雑抄御添書、去九日二丸御座間、太守三郎出座、一門圖書家老若年寄大目付召出、御筆別紙二通、公武趣旨改革、精勤文武、礼義廉恥質素節倹、富国強兵、存寄上申士分以上、職分奉安尊慮、下役周知、九月六名連署
前編1-No.1433文書確認度 高

平某書下

安楽寺雑掌が訴える薩摩国国分寺下地について、三月十八日付御教書の趣旨に従い、到来後ただちに国分助次郎を召し出して事情を明らかにするよう命じた書下。

登場人物
平某・国分助次郎・安楽寺雑掌
宛先
薩摩国国分寺下地
キーワード
平某書下、安楽寺、国分寺下地、国分助次郎、御教書、召出
前編1-No.2143文書確認度 高

東郷重清請文

新田宮執印友雄が訴えた神領下地押領・神役対捍について、奉書に従って野田又太郎・宮里郷郡司九郎入道らを召し出し、糾明・停止することを請け負った東郷重清請文。

登場人物
東郷重清・新田宮執印友雄ほか
宛先
薩摩国一宮八幡新田宮ほか
キーワード
東郷重清請文、新田宮、執印友雄、神領下地、神役対捍、野田又太郎、宮里郷郡司、召出、糾明
前編1-No.2186文書確認度 高

足利幕府奉行人連署奉書

紀伊国冷水浦住人後藤三等が、航海中に船荷を奪い取られた事件を訴えたことを受け、小河小太郎・弥次郎ら関係者を召し出して事情を糾明し、押収物を処理するよう命じた幕府奉行人連署奉書。

登場人物
幕府奉行人・後藤三等・船主ほか
宛先
水俣・河内ほか
キーワード
足利幕府奉行人連署奉書、紀伊国冷水浦、後藤三等、船荷押収、小河小太郎、弥次郎、召出、糾明
前編1-No.2192文書確認度 高

一乗院僧琳乗申状

一乗院僧琳乗が、飫肥北郷弁済使代官の所務をめぐり、門跡領での押領・狼籍、年貢収納の妨害について関係者を召し出し、厳密な沙汰を行うよう求めた申状。

登場人物
一乗院僧琳乗・弁済使・寺家関係者ほか
宛先
島津庄日向方飫肥北郷ほか
キーワード
一乗院僧琳乗申状、飫肥北郷、弁済使代官、門跡領、押領、狼籍、年貢収納、召出、厳密沙汰
前編2-No.482文書確認度 高

足利将軍家御教書

足利将軍家が清色殿に、島津伊久は当時不忠の者であるが以前の忠節によって召し出したので、今後は伊久の成敗に随わず天下のため忠功を尽くすよう命じた御教書。

登場人物
島津伊久、清色殿
宛先
清色殿
キーワード
足利将軍家、島津伊久、清色殿、不忠、前忠、召出、成敗、忠功、御教書、入来院氏文書
後編1-No.25文書確認度 高

某書状

北原方の者について、召し出すべきか退けるべきかを御鬮によって判断したいとして、祈念を依頼した書状。以前の立願が成就したことを踏まえ、今回も改めて立願する意向を伝える。差出人・宛所は本文中に明記されない。

登場人物
差出人不詳、北原方、大隅宮内林性坊
宛先
—
キーワード
某書状、天文廿四年、北原方、召出、排除、御鬮、祈念、立願、成就、大隅宮内林性坊、差出人不詳、宛所不詳
後編1-No.785記事確認度 高

島津義久譜

三月十六日の犬追物で、義久が屋形内の桟敷から馬場を見物し、義弘以下の一族・家老が馬場の桟敷に座したこと、定数の犬を射終えたのち射手らを屋形内へ召したことを記す。

登場人物
島津義久、島津義弘、一族、家老
宛先
—
キーワード
島津義久譜、犬追物、島津義弘、一族、家老、屋形桟敷、射手召出
後編3-No.581-1文書確認度 高

高柳行文申状

高柳行文が寛文十一年正月十一日付で大川平久兵衛へ提出した申状。大川平源太左衛門隆重が幼少時に伊東方へ取られ、のち島津方へ戻った経歴を述べ、泗川戦では少数で明軍の陣を破ったとする。帰朝時の唐島の戦いでは、退潮と水手の損耗で危機に陥った義弘の船を救うため、隆重ら十三人が敵船へ切り込み、全員戦死して主船の退却を助けた。帰朝後、隆重の二子が召し出され、それぞれ名を与えられたことも記す。

登場人物
高柳行文(好左衛門)、大川平隆重(源太左衛門)、島津義弘、町田久政、樺山忠征、大川平隆重の二子
宛先
大川平久兵衛殿
キーワード
高柳行文申状、高柳好左衛門行文、寛文十一年正月十一日、大川平久兵衛、大川平源太左衛門隆重、幼少伊東方、島津義弘、泗川戦、少数突撃、唐島合戦、義弘船救援、十三人切込、全員戦死、忠死、二子召出
後編3-No.796文書確認度 高

島津義久宛行状

島津義久が前田久右衛門尉に、旧主肝付弾正忠の武勇は広く知られており、その家跡を取り立てるべきだと述べる。前田家が代々重ねた比類ない戦功と忠節を評価して召し出し、高四十石を宛行う。

登場人物
島津義久、肝付弾正忠、前田久右衛門尉
宛先
前田久右衛門尉殿
キーワード
島津義久宛行状、島津義久、肝付弾正忠、前田久右衛門尉、肝付氏、家跡、戦功、忠節、召出、高四十石、宛行、慶長四年
後編4-No.165文書確認度 高

島津義久書状案

島津義久が信門助に宛てた書状案。前年夏、川野猪右衛門を介して祐乗法印へ一件を相談したところ、信門助が事情を聞き、格別に力添えして詳しく知らせたことへ謝意を述べ、今後も頼みとすると伝える。伊集院肥前入道が伏見の屋敷に在番していた際に関白から召し出された件にも触れ、その折の信門助の懇情を深く謝す。四、五年来、対面の機会がなく残念に思っており、もう一度会いたいと望むが実現は計り難いと述べ、詳しい事情は追って申し入れるとして筆を置く。

登場人物
島津義久、信門助、川野猪右衛門、祐乗法印、伊集院肥前入道、関白
宛先
信門助
キーワード
島津義久、書状案、信門助、川野猪右衛門、祐乗法印、相談、力添え、伊集院肥前入道、伏見、屋敷在番、関白、召出し、懇情、四五年、対面、再会希望
後編4-No.1222文書確認度 中

島津家久書状

幕府の法度に反する者がいるとの情報を受け、関係者を召し出して詳しく調査するよう求める。違反の程度と人数を確認し、重い者には相応の処置を行うよう指示した家久書状。

登場人物
島津家久、鎌田左京亮、羽兵庫入道
宛先
羽兵庫入道
キーワード
島津家久書状、法度違反、鎌田左京亮、探索、召出し、処罰、元和元年
後編5-No.427記事確認度 中

島津家久譜

家久が無事帰国したことへの礼使を江戸へ遣わしたところ、徳川家光が使者を御前に召し出して直に言葉をかけ、進物も受納した。家光が喜んだことを受け、松平信綱が九月二日に奉書を送ったと記す家久譜の記事。

登場人物
徳川家光、島津家久、松平信綱、島津家使者
宛先
島津家久
キーワード
徳川家光、島津家久、松平信綱、帰国、礼使、御前召出、進物、奉書
後編5-No.428文書確認度 高

松平信綱書状

徳川家光は息災なので安心するよう伝え、家久が無事に暇を得て帰国した礼として遣わした使者と進物が無事に届いたと知らせる。使者が御前へ召し出され、家光から直に言葉を受けたこと、信綱自身も南都諸白二樽と鰹節一箱を受けたことへの礼を述べた松平信綱の書状。

登場人物
松平信綱、徳川家光、島津家久、島津家使者
宛先
松平大隅守(島津家久)
キーワード
松平信綱、徳川家光、島津家久、帰国、礼使、進物、御前召出、南都諸白、鰹節、贈答
後編5-No.807文書確認度 中

島津久慶外二名連署曳付

父福永藤四郎の成敗後に召し出された福永長兵衛について、旧知行百十七石のうち既に下された二十五石へさらに二十五石を加え、合計五十石を支配させることを定めた曳付。

登場人物
島津久慶、川上久国、伊勢貞昌、福永長兵衛、福永藤四郎
宛先
福永長兵衛
キーワード
福永長兵衛、福永藤四郎、成敗、召出、旧知行百十七石、二十五石、五十石、知行、曳付
後編6-No.152文書確認度 高

米良某・菱刈某連署書状

菱刈美濃守重綱と米良三左衛門尉が国元の重臣らへ、相良清兵衛を江戸へ召し出すよう相良壹岐守から命じられ、清兵衛が先月二十日に出立したことを報じた連署書状。その留守中に清兵衛方の者と犬童牛兵衛が同心して逆心し、勝手な振舞いをしたため討ち果たしたが、すでに残党なく事は収まったとして安心するよう伝え、詳しくは使者の口上に委ねている。

登場人物
菱刈美濃守重綱、米良三左衛門尉、相良清兵衛、犬童牛兵衛、相良壹岐守、伊地知弥右衛門尉
宛先
三原左衛門佐様・鎌田治部少輔様
キーワード
菱刈美濃守重綱、米良三左衛門尉、相良清兵衛、犬童牛兵衛、相良壹岐守、伊地知弥右衛門尉、江戸召出し、留守、逆心、討伐、使者口上、連署書状