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『旧記雑録』前編・後編・附録10冊と追録1~8(暫定版)、『旧記雑録拾遺 伊地知季安著作史料集1~9』『家わけ1』(暫定版)、関連史料(外伝)『島津世禄記』の46,754件を横断検索できます。検索範囲は史料群・巻を組み合わせて選べます。結果は50件ずつ表示します。

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497 件 (全巻)/ 1–50件を表示

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追録8-No.928外国人乱妨取締の達を承知し末々へ周知したと届ける御請書旧記雑録暫定版確認度 中

田中清之進が鹿児島藩の公用人として外国人乱妨取締の達への御請を弁官役所へ提出する

戊辰年以来の諸所での外国人への乱妨に関する達を承知し、趣意を末々まで奉貫するよう急いで申し渡し、以後も一層厳重に取締る旨を伝えてあるため、御請を届けると記す。以上、鹿児島藩公用人田中清之進、朱明治二巳十一月四日、弁官御役所宛。承知・周知取締りを報告する文書として扱い、全員への伝達を独立検証した事実や乱妨根絶、摘発・処分実績とはしない。

登場人物
鹿児島藩公用人田中清之進、弁官役所、外国人乱妨の者、末々の関係者
宛先
弁官御役所
キーワード
原928通達留昨辰年以来外国人乱妨御達承知早速末々趣意奉貫厳重取締相達置御請以上鹿児島藩公用人田中清之進朱十一月四日弁官御役所
前編2-No.390文書確認度 高

島津氏久安堵状

島津氏久が惣弁済使伊勢介に、大隅国大禰寝院の惣弁済使職と郡本村の田畠以下について、父道日の譲状どおり領掌に相違がないことを安堵した文書。

登場人物
島津氏久、惣弁済使伊勢介、道日
宛先
惣弁済使伊勢介殿
キーワード
島津氏久、惣弁済使伊勢介、道日、大隅国、大禰寝院、惣弁済使職、郡本村、田畠、安堵状
附録1-No.435文書確認度 中

行恵書状

行恵が岸良村弁済使に、諸事の扱いと自身が他行していた間の状況を問い、昨年以来、伯著らが年貢を納めていないとの報告を問題視した書状。当年分については三月中に沙汰するよう命じる。

登場人物
行恵、岸良村弁済使、伯著ら
宛先
岸良村弁済使殿
キーワード
行恵、岸良村弁済使、伯著、他行、年貢、未進、三月中、沙汰、岸良氏文書、書状
附録1-No.436文書確認度 高

行恵書状

行恵が岸良村弁済使に、前年十二月二十日付の書状を当年三月二十六日に受け取ったと返答した書状。相手の在所が焼失したことを重ねて気遣い、約束していた行騰の皮を忘れず送ってくれたことに感謝し、詳しい用件は使者に申し含めたと伝える。

登場人物
行恵、岸良村弁済使、使者
宛先
岸良村弁済使殿
キーワード
行恵、岸良村弁済使、在所焼失、行騰皮、贈答、使者、返書、岸良氏文書
附録1-No.437文書確認度 中

栄寂書状

栄寂が岸良村弁済使に、七月中に申し付けた件がいまだ処理されていないことに驚き、早々に沙汰を済ませ、確かな返答を寄せるよう催促した書状。本文前半には判読困難な語がある。

登場人物
栄寂、岸良村弁済使
宛先
肝付郡岸良弁済使殿
キーワード
栄寂、岸良村弁済使、七月中、未処理、催促、沙汰、返答、岸良氏文書、判読困難
附録1-No.438文書確認度 中

行恵書状

行恵が岸良村弁済使に、上洛時に申し上げた件について処置を求め、御舎弟側の奉行や使者の催促に関する事情を述べた書状。年内に京へ届くよう沙汰すべきことを重ねて求めるが、対象物を示す語には判読上の留保がある。

登場人物
行恵、岸良村弁済使、御舎弟、御使者
宛先
岸良村弁済使殿
キーワード
行恵、岸良村弁済使、上洛、御舎弟、奉行、使者、催促、年内、京都、沙汰、岸良氏文書
附録1-No.439文書確認度 中

為成書状

為成が岸良弁済使に、贈られた品への厚意を喜び、前日から客人が滞在して食事、とくに魚の用意に不足していた折だったため助かった旨を述べた礼状。贈答品名には判読上の留保がある。

登場人物
為成、岸良弁済使、客人
宛先
岸良弁済使殿
キーワード
為成、岸良弁済使、贈答、客人、滞在、魚、食事、礼状、岸良氏文書、判読留保
前編1-No.218文書確認度 高

僧印西田地売券

目録標題は「僧印西田地売券」だが、本文は「譲状」と記す。曽於郡内、字花牟礼の田地一段半について、先年、法華経三部読誦の布施として鏡能房から伝得した由緒を示す。僧印西は要用が生じたため、関係証文を添えて僧弁へ譲り、この処分に問題が生じた場合は自ら沙汰すると約した。さらに後日の証拠となる券状を詳しく書き置き、建永二年三月十七日付の譲状とした。切り抜きでは代価の記載を確認できないため、売買価格や親族による違乱保証は補っていない。

登場人物
僧印西、鏡能房、僧弁
宛先
僧弁
キーワード
僧印西、鏡能房、僧弁、曽於郡、花牟礼、田地一段半、法華経三部、読誦、布施、伝得、要用、相副証文、譲渡、沙汰、券状、譲状、建永二年
前編1-No.386文書確認度 高

僧教弁水田寄進状

僧教弁が病悩平癒と後世菩提のため、台明寺衆集院の地蔵講へ山下井蔵原の水田五段を寄進した状。寄進地の領有根拠、後日の違乱禁止、権利の永代性を記す。

登場人物
僧教弁・施主僧教弁ほか
宛先
台明寺衆集院・山下井蔵原田
キーワード
僧教弁、水田寄進状、台明寺、衆集院、地蔵講、山下井蔵原
前編1-No.387文書確認度 高

僧教弁寄進状

僧教弁が阿弥陀仏の供料として、北迫下の水田三段を台明寺衆集院へ寄進した状。年貢・社寺負担と現当二世の利益、子孫・後代の違乱禁止を定める。

登場人物
僧教弁・僧鑑祈ほか
宛先
台明寺衆集院・北迫下
キーワード
僧教弁、寄進状、阿弥陀仏、台明寺衆集院、北迫下、水田
前編1-No.454文書確認度 中

郎弁発願文

郎弁が山王御宝殿に、釈迦・薬師・弥勒等の諸仏菩薩像、地蔵・聖観音像、経巻や荘厳具を造立・奉納し、現世安穏と後生善処を願った発願文。

登場人物
僧郎弁・山王御宝殿・諸仏菩薩ほか
宛先
台明寺・山王御宝殿
キーワード
郎弁発願文、山王御宝殿、仏像、菩薩像、経巻、造立供養
前編1-No.1296文書確認度 高

台明寺政所僧恵弁書状

巌親の生前の意向に従い、石燈籠の燈油料として脇田一段と薗一所を寄進する件を、台明寺衆中が披露を受けて随喜し、日々の燈油供養を怠らないと答えた政所権律師恵弁の書状。

登場人物
権律師恵弁・台明寺衆中・巌親
宛先
大隅国台明寺
キーワード
台明寺、恵弁、巌親、燈油料田、脇田、薗、寄進、石燈籠
前編1-No.1378文書確認度 高

恵弁・忠禅連署相博状

台明寺折田内垣本田二段と曽於郡重留名用松名萩峰一段を、政所権律師恵弁と書生拳頭忠禅が相互の役負担を付け替えて交換した連署相博状。

登場人物
政所権律師恵弁・書生拳頭忠禅
宛先
大隅国台明寺領折田・曽於郡重留名・用松名
キーワード
恵弁、忠禅、相博状、台明寺、折田、垣本田、重留名、萩峰
前編1-No.1608文書確認度 高

高城郡弁済使兼快契状

薩摩国高城郡本万徳名内の田薗・屋敷・原野を項目別に列挙し、弁済使兼供の給分と年貢負担を定めた契状。本万徳名、柏木井、松木、藏町、野本、世戸口など各所の面積を示し、毎年三月中に年貢米・銭を納め、未納なら所務を停止すると定める。

登場人物
高城郡弁済使兼快・武光氏・本万徳名田薗関係者
宛先
薩摩国高城郡本万徳名
キーワード
高城郡弁済使兼快契状、本万徳名、田薗、屋敷、年貢米、銭、所務停止、弁済使職
追録8-No.1009島津忠義・久光の病気による上京延期願と許可を周知する達旧記雑録暫定版確認度 中

願書・知政所達(上京延期)

島津忠義は、勅使下向の恩命を受けて久光とともに春中参朝するはずだったが、病気のため秋までの猶予を願い、久光も病気回復後に上京する旨を申し出た。明治四年三月三日付で弁官へ願書を出し、久光は平癒次第速やかに上京、忠義の上京延期願は聞き届けるとの太政官別紙達を受けた。知政所は四月にこれを周知した。

登場人物
島津忠義、島津久光、弁官、太政官、知政所
宛先
太政官・弁官および藩内関係向々
キーワード
島津忠義、島津久光、勅使、参朝、上京、病気、秋まで猶予、三月三日願書、弁官、太政官許可、四月知政所
旧記雑録拾遺 著作史料集3-文書ID w6:10-3副書・古文書由緒/伝来書写旧記雑録拾遺暫定版確認度 高

天和二年六月十四日弁官親盈副書

弁官新右衛門親盈が淵辺弥兵衛へ、文治三年五月三日付頼朝判物の内容と伝来を説明し、希望に応じて写しを進覧した天和二年六月十四日付副書。判物は薩摩国住人・牛屎院司大秦元光代の下文で、牛屎家の嫡女である加藤金右衛門妻が男子を欠いたため系図・文書を所持し、当時は加藤辰之助家に伝わっていたとする。親盈はこの一通を祖母から授与され、実家が牛屎と同姓であることを述べる。

登場人物
源頼朝、大秦元光、加藤金右衛門、加藤金右衛門妻(牛屎家嫡女)、加藤辰之助、弁官新右衛門親盈、淵辺弥兵衛
宛先
淵辺弥兵衛殿
キーワード
天和二年六月十四日、弁官新右衛門親盈、淵辺弥兵衛、源頼朝判物、文治三年五月三日、薩摩国住人、牛屎院司、大秦元光、加藤金右衛門妻、牛屎家嫡女、男子なし、系図・文書伝来、加藤辰之助家、祖母授与、写し進覧
後編1-No.258文書確認度 高

正親町天皇綸旨

専修寺における仏法興隆を神妙と評価し、今後いっそう天皇の寿命長久を祈るよう命じた正親町天皇の綸旨。左大弁俊光が奉じて弥阿上人へ伝達した。

登場人物
正親町天皇、左大弁俊光、専修寺弥阿上人
宛先
専修寺弥阿上人
キーワード
正親町天皇綸旨、永禄六年、専修寺、弥阿上人、仏法興隆、宝祚延長、左大弁俊光
後編1-No.902文書確認度 高

正親町天皇綸旨

正親町天皇の意向として、専修寺を勅願所と称することを認め、例法を興隆し、国家安泰・国郡無為のため懇ろに祈祷するよう命じた綸旨。右中弁淳光が執達した。

登場人物
正親町天皇、右中弁淳光、専修寺弥阿上人
宛先
専修寺弥阿上人
キーワード
正親町天皇綸旨、専修寺、弥阿上人、勅願所、例法興隆、国家安泰、国郡無為、右中弁淳光
附録1-No.748文書確認度 高

近衛稙家書状

近衛稙家が島津忠良に、前年下向した左大弁宰相を懇ろに遇したことへの謝意を述べ、国中無事を家門の本望として喜ぶ。さらに、名に関する造作の件は島津貴久が了承した以上、早急に整えるよう口添えを求めた書状。

登場人物
近衛稙家、島津忠良(相模入道)、左大弁宰相、島津貴久
宛先
島津相模入道殿
キーワード
近衛稙家、島津忠良、左大弁宰相、島津貴久、国中無事、造作、二月廿九日
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P02-CONT-R236同文省略参照旧記雑録拾遺暫定版確認度 –

刊本標題:右中弁藤原宣秀奉口宣案

大字刊本標題「右中弁藤原宣秀奉口宣案」を掲げる。236号文書と同文につき現位置の本文を省略すると記す。

登場人物
右中弁藤原宣秀(刊本標題・比定未確認)
宛先
—
キーワード
同文、236号
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P02-CONT-R237同文省略参照旧記雑録拾遺暫定版確認度 –

刊本標題:右中弁藤原宣秀奉口宣案

大字刊本標題「右中弁藤原宣秀奉口宣案」を掲げる。237号文書と同文につき現位置の本文を省略すると記す。

登場人物
右中弁藤原宣秀(刊本標題・比定未確認)
宛先
—
キーワード
同文、237号
前編1-No.709文書確認度 高

櫛間院年貢弁進状

櫛間院の年貢弁進状。定田三百二十七町一段四丈、半分御免残分、得田、分面付田、桑代、色革などの項目ごとに面積・貫文・数量を記し、東方・西方の負担や段別の内訳を示す。

登場人物
沙弥信阿弥陀仏・野辺氏
宛先
櫛間院
キーワード
櫛間院年貢弁進状、櫛間院、定田、御免田、得田、分面付田、桑代、色革、年貢、田数
前編2-No.445文書確認度 高

島津玄久安堵状

島津玄久が熊夜叉丸に、父雅義の譲状に任せて大隅国大禰寝院惣弁済使職および郡本村の田畠以下を安堵し、領掌に相違があってはならないと定めた安堵状。

登場人物
島津玄久、雅義、熊夜叉丸
宛先
惣弁済使熊夜叉丸
キーワード
島津玄久、雅義、熊夜叉丸、大隅国、大禰寝院、惣弁済使職、郡本村、田畠、譲状、安堵状
追録1-No.1681書状旧記雑録暫定版確認度 中

三枝守真書状

三枝守真が島津光久方へ、島津飛騨守忠高の死去を聞き、まことに残念であるとして、弔意を大隅守へ伝えるよう肝付弁に依頼した書状。

登場人物
三枝守真、島津光久、島津忠高
宛先
肝付弁殿様
キーワード
三枝守真、島津光久、島津忠高、死去、弔意、肝付弁、書状
追録6-No.1225-1達書旧記雑録暫定版確認度 中

幕府達書―乗物・虎革鞍覆・茶弁当・供廻の旧例維持と新規の禁止

諸大名の乗物について、近頃「打揚ヶ腰網」(本ママ)の類に紛らわしいものが見えるとして取扱いを定める。打揚腰網代は国持・溜詰・御三家の庶流・越前家が古来使用した分に限り引き続き使用でき、その他の国持も近来新規のもの、古来使用していても中絶後に再開したものは今後無用とし、前々の例の乗物を使い、打揚腰網代に紛らわしい乗物はなおさら無用とする。虎革鞍覆は古来の使用や近来願い等により使用する分は別とし、その他近来新規に使用する分は今後無用。茶弁当も古来のものや近来の使用に同等などの事情がある分は別とし、他の新規使用は今後無用とする。ただし途中の薬用等のため行列外で茶弁当を持ちたい旨を伺い済みの分は、供立を離して行列と紛れないよう伴わせる。供廻りの風俗は呉風にしないとの先達ての指示を再確認し、近頃の物好みや目立つ風俗を無用とする。供の者の着服をはじめ何事も前々の仕来どおりとし、召連れ供廻りの混雑を避け、先挟箱などと供廻りの行列の間に大概五六尺ほどずつ間を置くよう、前年の指示も重ねる。打揚腰網代・虎革鞍覆・茶弁当を持つ分は大目付へ届け出るよう命ずる。朱書は安永三年十二月、目録は十月とする。五六尺は間隔の原単位で、人員数や禄高別の人数表ではない。

登場人物
幕府、大目付、諸大名、国持・溜詰・御三家の庶流・越前家(原分類)
宛先
大目付(冒頭の宛)
キーワード
乗物旧例・中絶再開・新規、打揚ヶ腰網本ママ、虎革鞍覆、茶弁当、薬用行列外・供立分離、呉風、着服旧仕来、供廻混雑、先挟箱、五六尺、大目付届、原十二月/目録十月
追録6-No.1225-4伺書旧記雑録暫定版確認度 高

松平薩摩守伺書―従前使用の乗物・鞍覆・茶弁当の取扱いと朱答

打揚腰網代乗物、虎革鞍覆、茶弁当の三項を掲げ、これらは従前から使用してきたが、仰せ渡された趣旨により、今後いかがすべきかを伺う。末尾は十二月十二日、松平薩摩守、朱に安永三年。本文に朱で「是迄之通可被相心得候」とする回答を付し、これまでどおりと心得るよう伝える。伺の日付と、別の日付のない朱答を分け、朱答が十二月十二日当日に出たとまではしない。新規品の使用を一律に認める回答へ拡張しない。

登場人物
松平薩摩守(重豪)
宛先
幕府(伺の相手、独立宛書なし)
キーワード
打揚腰網代乗物、虎革鞍覆、茶弁当、従前使用、以来如何、朱是迄之通可被相心得、十二月十二日松平薩摩守
追録6-No.1225-6報告書旧記雑録暫定版確認度 高

佐久間九十九首尾書―乗物の使用時期の詳記と鞍覆・茶弁当の書出の要否

御用人から参上するようとの切紙が到来し、出頭したところ、打揚腰網代乗物を何頃から使用したかについて、詳しく認めて差し出す趣旨を御用人から伝えられたと述べる。虎革鞍覆と茶弁当も書き出すべきかを、その場の御用人に尋ねると、その儀には及ばないが、打揚腰網代乗物は前文のように詳しく認めるようにと答えられたので、直に申し上げる。朱注は松平右近将監の御用人を河鰭七郎左衛門とする。末尾は十二月十四日、佐久間九十九、主馬様宛。三品すべてに同じ書出を求めたとはせず、乗物の詳記と鞍覆・茶弁当についての不要という返答を分ける。

登場人物
佐久間九十九、松平右近将監御用人河鰭七郎左衛門
宛先
主馬様
キーワード
切紙参上指示、乗物何頃より御用、委細相認差出、虎革鞍覆茶弁当不及其儀、河鰭七郎左衛門、十二月十四日九十九、主馬様
追録6-No.1348達書旧記雑録暫定版確認度 中

諸大名の往来・登城に伴う茶弁当と道中薬用・火元用の携行を規制する触書

諸大名の往来の際、茶弁当を持たせる者がいると聞いたので、以後は一統に無用とする。道中の薬用などのために持たせたい場合は、別段に届け、供立を離して一行の後から間を置いて持たせるよう命じる。また道中の火元のために辛領と記すものを付けることに触れ、登城の節には途中に残し、下馬まで持たせないよう命じる。末尾はこの通り触れるよう指示し、年は朱の安永五年、二月、日付は記さない。冒頭に松平右近将監から大目付への御渡しを示す。茶弁当の一律禁止と、薬用などの別段の届出・後続の扱い、火元用の登城時の扱いを分け、薬用も一切禁止するとまとめない。辛領の字形は幸との判別を含め原記載として留保し、具体の形状や現代の器具名へ定義し直さない。

登場人物
松平右近将監(武元、御渡の呼称)、大目付、諸大名、供の者
宛先
大目付への御渡し、諸大名へ触達
キーワード
諸大名往来、茶弁当無用、薬用別段届、供立離後間隔、火元辛領字形留保、登城途中残置、下馬携行不可、二月、武元大目付
追録6-No.2099届書旧記雑録暫定版確認度 中

島津重豪の病後の弁当持参と中之口通行を届ける

根元政右衛門が、島津重豪は持病の疝積気と脚痛気で河野仙寿院の薬を服用し快方に向かっているが、なお食が進まないため、登城時に弁当を持参し中之口まで通したいと届ける。安永四年の疱瘡後にも弁当を通した先例があることを挙げる。天明四年七月三日付。

登場人物
根元政右衛門、島津重豪、河野仙寿院、山田十太夫
宛先
幕府御用番・御目付(本文に明示なし)
キーワード
島津重豪、根元政右衛門、疝積気、脚痛気、河野仙寿院、弁当、中之口、登城、疱瘡後、先例
追録7-No.694記事旧記雑録暫定版確認度 高

重豪頼朝廟及び弁天に参詣する(目録694)

全御譜中。今春、重豪が相州鎌倉へ行き右大将頼朝公と始祖得佛公の廟に謁し、江之島弁天にも拝したいと望み、斉宣がすでに官へ請い許可されたとする。夏4月22日、季子時之丞を携えて高輪邸を発ち、側役等が従行して鎌倉へ至り、廟と弁天を拝し、同27日に高輪邸へ帰ったと記す。No.693は伺と許可伝達、本694は許可を踏まえた出発・参詣・帰着の実施記事として分ける。

登場人物
重豪(余)、斉宣、季子時之丞、側役、右大将頼朝公、始祖得佛公
宛先
独立宛名なし
キーワード
頼朝廟、始祖得佛公廟、江之島弁天、斉宣請許可、時之丞同行、高輪邸発帰、四月廿二~廿七日
附録1-No.432系図確認度 中

肝付氏弁済使職系図

肝付郡弁済使職に関わる肝付氏の系譜を示した系図。阿佛を上位に置き、兼石・岸良兼基・東方兼廣・河南兼秀らの諸系統と、宮内左衛門尉・新左衛門尉・左衛門太郎などの通称・官途を系線で結び、弁済使職をめぐる一族の構成を示す。

登場人物
阿佛、兼石、岸良兼基、東方兼廣、河南兼秀、兼藤、兼秀、兼任、兼盛ほか
宛先
—
キーワード
肝付氏、肝付郡、弁済使職、系図、阿佛、兼石、岸良兼基、東方兼廣、河南兼秀、兼藤、兼任、兼盛
附録1-No.433文書確認度 高

正賢奉書

正賢が肝付郡弁済使に、左近将監兼元の申し出を受け、舎弟の身として嫡子の命に従うべきこと、嫡子側も舎弟を憐れんで取り計らうべきことは以前の下知にも載せたとして、その趣旨に違わず早々に処置するよう命じた奉書。

登場人物
正賢、左近将監兼元、嫡子、舎弟
宛先
肝付郡弁済使殿
キーワード
正賢、左近将監兼元、肝付郡弁済使、嫡子、舎弟、下知、憐愍、相計、奉書、岸良氏文書
旧記雑録拾遺 著作史料集4-文書ID w6:532文書旧記雑録拾遺暫定版確認度 高

院家某御教書

院家の意向を預所が伝えた御教書。入道観阿が夜討ちで殺害した件について申し開きを済ませたため、今後は鹿屋院弁済使職へ還補するよう命じる。院家の御気色により預所殿が下知した旨を僧栄耀が執達する。永仁四年十一月二十日付、鹿屋院弁済使宛。『旧記雑録前編二』二〇〇四号、『家わけ二』肝付文書二〇一号、『家わけ九』鹿屋文書八号と同一文書。

登場人物
入道観阿、院家、預所、僧栄耀
宛先
鹿屋院弁済使殿
キーワード
院家某御教書、鹿屋院、弁済使職、入道観阿、夜討、殺害、申披、還補、院家御気色、預所下知、僧栄耀、執達、永仁四年、御教書
旧記雑録拾遺 著作史料集4-文書ID w6:541文書旧記雑録拾遺暫定版確認度 高

肝付郡弁済使尊阿兼藤用途料請取状

肝付郡弁済使の尊阿(肝付兼藤)が、鹿屋院預所方の見参斫用途として三貫文を宗兼の手から受け取ったことを証した請取状。文保元年六月九日付。

登場人物
尊阿(肝付兼藤)、宗兼
宛先
—
キーワード
肝付郡弁済使尊阿兼藤用途料請取状、肝付郡、弁済使、尊阿、肝付兼藤、宗兼、鹿屋院預所方、見参斫用途、三貫文、請取状、文保元年
前編1-No.498文書確認度 中

島津庄預所下文

島津庄預所が、下津津庄鹿屋院の弁済使職に伴千寿王丸を補任し、先例に従って職務を行うよう命じた下文。相模守平朝臣・陸奥守平朝臣が在判する。

登場人物
島津庄預所・鹿屋院関係者・弁済使ほか
宛先
大隅国島津庄・鹿屋院
キーワード
島津庄預所下文、下津津庄、鹿屋院、弁済使職、伴千寿王丸、補任、先例
前編1-No.694記事確認度 高

記事文永三・四・五年

文永三年から五年にかける臺明寺関係記事。成寿房朗弁の寄進、主丸名主紀吉久・嫡子紀重吉による主丸名内一町・竹原田六段の臺明寺料田・地蔵講田への設定、備前房慶明から弟子直性房明秀への坊地・園の譲与、明秀の辞状、八幡宮命婦綾氏女の置状、蓮花王院領肥前国長嶋庄をめぐる水利権執行などを年代順に収める。

登場人物
成寿房朗弁・僧覚意
宛先
曾野郡・臺明寺
キーワード
臺明寺、成寿房朗弁、主丸名、紀吉久、紀重吉、地蔵講田、備前房慶明、直性房明秀、長嶋庄、水利権
前編1-No.695文書確認度 高

僧覚意寄進状

僧覚意が、曾野郡智能名字副柳一町のうち東五段を、亡き先師朗弁の忌日料として臺明寺衆集院へ寄進した文書。米丸往古の経田とすること、臨時の公役は免れないこと、年貢沙汰や念仏・読経などの供養、後世の修正条件を定める。

登場人物
僧覚意・先師朗弁
宛先
曾野郡・臺明寺
キーワード
僧覚意寄進状、僧覚意、先師朗弁、臺明寺衆集院、曾野郡、智能名、副柳、忌日料、寄進
前編1-No.1004文書確認度 中

院家某御教書

鹿屋院弁済使職をめぐり、入道観阿の夜討殺害を申披く者に対し、院家御氣色により預所殿の下知どおり還補を執達するよう命じた御教書。

登場人物
院家・鹿屋院弁済使・入道観阿
宛先
大隅国鹿屋院
キーワード
鹿屋院、弁済使職、観阿、夜討、還補、院家御教書
前編1-No.1039文書確認度 高

吉国奉書

鹿屋院弁済使職・収納使職について、当年の頭役を務める者が頼祐らへ職務を付託するよう命じ、違背があれば申告せよと伝えた吉国奉書。

登場人物
吉国・鹿屋院弁済使・収納使頼祐
宛先
大隅国鹿屋院
キーワード
吉国奉書、鹿屋院、弁済使職、収納使職、頭役、頼祐
前編1-No.1156文書確認度 高

関東御教書

大隅国肝付郡弁済使等阿申所職・名田畠等について、越度の下知状が渡されたとする地頭尾張幸夜叉丸重守の主張を退け、道理に従って訴訟を処理し、事実を注進するよう相模守へ命じた関東御教書。

登場人物
鎌倉幕府奉行人・大隅国肝付郡弁済使
宛先
大隅国肝付郡
キーワード
関東御教書、肝付郡、弁済使、尾張幸夜叉丸、下知状、相模守
前編1-No.1197文書確認度 高

関東御教書

大隅国肝付郡弁済使等阿申所職・名田畠等について、地頭尾張守高家が押領しているとの重陳を受け、下地使者が不日差遣して実地を糺し、押領・狼藉が事実なら厳密に処罰するよう命じた関東御教書。

登場人物
鎌倉幕府奉行人・大隅国肝付郡弁済使
宛先
大隅国肝付郡
キーワード
関東御教書、肝付郡、弁済使、尾張守高家、押領、狼藉、下地使者
前編1-No.1201文書確認度 高

大隅守護北条時直書下

大隅国肝付弁済使入道殿尊阿が申す富郷飯熊別当并同扶持人彦兵衛尉兼村の船間事について、訴状どおり糺明し、早く権進・論人らの状を取るよう救仁郷地頭代へ命じた書下。

登場人物
北条時直・大隅国肝付弁済使
宛先
大隅国肝付郡
キーワード
北条時直、書下、肝付弁済使、飯熊別当、彦兵衛尉兼村、船間、救仁郷
前編1-No.1221文書確認度 高

教忍・時光連署奉書

肝付郡岸良弁済使兼村代兼義が申す被申付海賊不實事について、訴状を検討し、訴人を参対させて事実を明らかにするよう肝付西方弁済使殿へ命じた教忍・時光連署奉書。

登場人物
教忍・時光・肝付西方弁済使
宛先
大隅国肝付郡岸良村
キーワード
教忍、時光、連署奉書、岸良村、弁済使兼村、海賊、参対
前編1-No.2094文書確認度 高

一乗院政所下文

一乗院政所が島津庄日向方飫肥北郷の弁済使代官職に藤原鶴一丸を補任した下文。年貢以下の収納、私相伝所職の保持、押領停止、給主の処置、恒例臨時の課役、違背時の罰則などを定め、庄家に承知・執行を命じる。

登場人物
一乗院政所・藤原鶴一丸・当地弁済使ほか
宛先
島津庄日向方飫肥北郷ほか
キーワード
一乗院政所下文、藤原鶴一丸、島津庄、飫肥北郷、弁済使代官職、年貢収納、押領停止、課役
前編1-No.2189文書確認度 高

一乗院政所下文

一乗院政所が藤原鶴一丸を島津庄日向方飫肥北郷の弁済使代官職に補任した下文。給主の処置、年貢抑留の禁止、所務、恒例・臨時課役、違背時の弁済などを定め、庄家へ承知・執行を命じる。

登場人物
一乗院政所・藤原鶴一丸・弁済使ほか
宛先
島津庄日向方飫肥北郷ほか
キーワード
一乗院政所下文、藤原鶴一丸、島津庄、日向方、飫肥北郷、弁済使代官職、年貢、所務、課役
前編1-No.2192文書確認度 高

一乗院僧琳乗申状

一乗院僧琳乗が、飫肥北郷弁済使代官の所務をめぐり、門跡領での押領・狼籍、年貢収納の妨害について関係者を召し出し、厳密な沙汰を行うよう求めた申状。

登場人物
一乗院僧琳乗・弁済使・寺家関係者ほか
宛先
島津庄日向方飫肥北郷ほか
キーワード
一乗院僧琳乗申状、飫肥北郷、弁済使代官、門跡領、押領、狼籍、年貢収納、召出、厳密沙汰
追録1-No.2233覚書旧記雑録暫定版確認度 中

上卿職事名覚書

島津吉貴の任官関係文書に伴い、上卿を久我大納言通誠、職事を裏松左少弁と記し、松平薩摩守の名を掲げた覚書。

登場人物
久我通誠、裏松左少弁、松平薩摩守
宛先
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キーワード
久我通誠、裏松左少弁、松平薩摩守、上卿、職事、覚書