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『旧記雑録』10冊と関連史料(外伝)『島津世禄記』の16,820件を横断検索できます。検索範囲は史料群・巻を組み合わせて選べます。結果は50件ずつ表示します。

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前編1
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特大
冊子頁3頁以上。長大な日記・軍記・系図・知行帳・軍役帳。

2,673前編1150件を表示

ページ 1 / 54

前編1-No.1文書確認度

太政官符

太政官が、国の規模に応じて公廨稲から国儲へ割り置く額を定め、その用途を朝集使・税帳大帳貢調等使の粮料などに限定した官符。国司の公廨配分は官等によらず使務に応じて扱い、違反して私用した者は官物横領と同様に処罰するとした。年紀は玉里島津久光旧蔵本による補記。

登場人物
太政官
宛先
諸国
キーワード
太政官符、公廨、国儲、正税稲、朝集使、税帳大帳貢調等使、国司、粮料、私用禁止
前編1-No.2記事確認度

続日本紀

神亀元年三月甲申、七道諸国に国の大小に応じて正税稲四万束以上二十万束以下を割り取り、毎年出挙して得た利息を、朝集使の在京費用や臨時の差使、運調庸以外の上京担夫の粮料に充てさせた記事。

登場人物
宛先
キーワード
続日本紀、神亀元年、七道諸国、正税稲、出挙、朝集使、差使、担夫、粮料
前編1-No.3記事確認度

続日本紀

天平宝字元年十一月乙卯、国司交替時に公廨をめぐる争いが続いたため、太政官が公廨の処分順序を定めた記事。まず官物の未納を補い、次に国の備蓄分を割き、残額を長官六分・次官四分・判官三分・主典二分・史生一分などの割合で配分し、同月丁卯には国の大小に応じた論定数も制定した。

登場人物
太政官、国司
宛先
キーワード
続日本紀、天平宝字元年、太政官、国司交替、公廨、官物未納、官等別配分、論定
前編1-No.4文書確認度

大隅国司庁宣

大隅国司庁が郡司に対し、臺明寺山辺の雑木を伐り運ぶ者を制止し、違反者を捕らえて進上するよう命じた庁宣。御願寺として法華三昧を修する同寺は大風で堂舎が倒壊し、再建用材として山内の雑木を確保しようとしていたが、里辺の者が禁制に従わず伐採していた。

登場人物
大介惟宗朝臣、臺明寺住僧
宛先
郡司
キーワード
大隅国司、郡司、臺明寺、御願寺、法華三昧、堂舎倒壊、雑木、伐採禁止、違反者捕縛
前編1-No.5文書確認度

大隅国符

大隅国司が郡司に対し、先の符に従って臺明寺の傍示内にある山野での狩猟を改めて禁じた国符。同寺の僧侶が鎮護国家を祈る一方、禁制を恐れず狩猟する者がいたため、違反者を捕らえて進上し糺決するよう命じた。

登場人物
大介藤原朝臣、臺明寺僧侶
宛先
郡司
キーワード
大隅国司、郡司、臺明寺、傍示、山野、狩猟禁止、鎮護国家、違反者捕縛、糺決
前編1-No.6記事確認度

続日本後紀

『続日本後紀』巻十一。承和八年二月、天平勝宝四年の勅符を引き、寺辺の殺生禁制が年月とともに弛緩し、勢家豪民が寺内で馬を走らせ仏前で鳥獣を屠り、国司・講師も取り締まらない状況を問題視する。「釣して網せず、弋して宿を射ず」と仁慈の趣旨を説き、五畿内七道諸国司に寺辺一里以内の殺生を厳禁。違反者は六位以下を違勅罪、五位以上を録名奏上とし、黙認を禁じた。同年三月には大和国添上郡の春日大神神山内での狩猟・伐木も、国司・郡司に厳禁させた記事。

登場人物
五畿内七道諸国司、講師、勢家豪民、大和国司、添上郡司
宛先
キーワード
続日本後紀、承和八年、天平勝宝四年、勅符、寺辺一里、殺生禁制、寺内乗馬、仏前屠畜、勢家豪民、講師、五畿内七道、国司、違勅罪、録名奏上、大和国添上郡、春日大神、神山、狩猟、伐木
前編1-No.7文書確認度

大隅国符

大隅国司が郡司に対し、臺明寺の傍示内にある山野で狩猟する者を禁じた国符。同寺の住僧の訴えを受け、寺域での殺生は仏法興隆と国家鎮護を妨げるとして、違反者を強盗・窃盗に準じて捕らえ進上するよう命じた。

登場人物
大介惟宗朝臣、臺明寺住僧
宛先
郡司
キーワード
大隅国司、郡司、臺明寺、傍示、山野、狩猟禁止、殺生、仏法興隆、国家鎮護、違反者捕縛
前編1-No.8記事確認度

調所恒範譜

天喜二年、高麗の賊が辺境を侵したため、朝廷が諸社へ奉幣して鎮護を祈った経緯を記す。大宰府の源朝臣資通の命により、大隅国の官人が国内諸郡の大小神名を神位記に付して一巻に写し、神司であった調所恒範へ渡したが、原本は長年月を経て一部の郡が欠けたという。

登場人物
源朝臣資通、調所恒範、大隅山宿禰
宛先
キーワード
調所恒範譜、天喜二年、高麗、奉幣、源朝臣資通、調所恒範、大隅国、神名、神位記、神司
前編1-No.9文書確認度

大宰府符

『調所氏文書』所収の大宰府符。天喜二年二月二十七日、大宰府が大隅国に対し、祭祀は興国の基で敬神を怠るべきでないとして、長徳三年の例により管内の大小諸神を一級ずつ増爵するよう命じた。付載の神位記は、肝属・馭謨・熊毛など各郡の神々を従二位・従三位・正四位下・従五位上等の位階別に掲げ、中宮国玉・下津宮・武塔・神崎・加茂・御崎・三宅・山宮・津宮・賀茂・赤志・剣歳など多数の神名と「一前」「五前」「九前」「十八前」等の員数を列記する。国に承知・施行と官への申請を命じ、疎略を禁じた、平安期大隅国の神祇秩序を示す資料。

登場人物
参議正三位大弐源朝臣、正六位上行大典山宿禰、大隅国司
宛先
大隅国
キーワード
調所氏文書、大宰府符、大隅国、天喜二年、長徳三年、祭祀、敬神、神位、増爵、肝属郡、馭謨郡、熊毛郡、中宮国玉大明神、下津宮大明神、武塔大明神、神崎大明神、加茂大明神、御崎明神、神名一覧、員数、神祇秩序
前編1-No.10文書確認度

大隅国司庁宣

大隅国司庁が郡司に対し、歴代の庁宣に従って臺明寺山の四至内での狩猟を永久に停止するよう重ねて命じた庁宣。禁制に背いて狩猟する者は捕らえて進上し、姓名と事情を報告して現世の処罰を加えるとした。

登場人物
大介高橋朝臣、臺明寺関係者
宛先
郡司
キーワード
大隅国司、郡司、臺明寺、四至、狩猟禁止、庁宣、違反者捕縛、姓名注進
前編1-No.11文書確認度

橘成友起請文

橘成友が、臺明寺山の殺生禁断の境界とされた山内で、今後狩猟しないことを誓った起請文。寺僧から境界内での狩猟停止を命じられ、その制止に従う旨を記している。

登場人物
橘成友、臺明寺住僧
宛先
キーワード
橘成友、臺明寺、起請文、寺域、殺生禁断、狩猟禁止、傍示
前編1-No.12文書確認度

大隅国司庁宣

大隅国司庁が郡司に対し、臺明寺山内で遊猟し生類を殺す者を制止するよう命じた庁宣。禁制後も違反があれば事情を報告し、その身を捕らえて進上するよう求めた。

登場人物
大介内蔵朝臣、臺明寺関係者
宛先
郡司
キーワード
大隅国司、郡司、臺明寺、遊猟、殺生禁止、生類、違反者捕縛、庁宣
前編1-No.13文書確認度

大隅国司庁宣

大隅国司庁が郡司に対し、歴代の庁宣に従って臺明寺山四至内の狩猟を永久に停止するよう命じた庁宣。違反者は捕らえて進上し、姓名と事情を報告して処罰するよう重ねて指示した。

登場人物
大介藤原朝臣、臺明寺関係者
宛先
郡司
キーワード
大隅国司、郡司、臺明寺、四至、狩猟禁止、庁宣、違反者捕縛、姓名注進
前編1-No.14記事確認度

百錬抄

延久元年二月廿三日、寛徳年間以後に新設された荘園を停止し、それ以前の荘園でも立券が不明確で国務を妨げるものは停止するとの宣旨が下された記事。閏二月十一日には記録荘園券契所を設け、寄人を任命して荘園券契の審査を開始した。

登場人物
後三条天皇
宛先
キーワード
百錬抄、後三条天皇、延久元年、荘園整理、寛徳、立券、国務、記録荘園券契所、寄人
前編1-No.15文書確認度

正八幡宮権惣検校職補任状

『権執印文書』所収。応徳四年二月八日、正八幡宮が永遍大徳を権惣検校職に補任した文書。惣検校法師大和尚位と執印兼講師伝燈大法師位の判を掲げ、権惣検校・祝部検校・主神検校・宮主僧に加え、御供所・修行所・御馬所・御前の各検校、辨印、検校、別当、執当、権座主ら多数の関係者を列記する。補任の承認者と、供御・修行・神馬・御前奉仕など宮内諸部門の職掌を一文書内に示し、正八幡宮の僧職・神職組織と人員構成を把握できる。

登場人物
永遍大徳、惣検校法師大和尚位、執印兼講師伝燈大法師位、権惣検校、祝部検校、主神検校、宮主僧ほか
宛先
永遍大徳
キーワード
権執印文書、正八幡宮、永遍大徳、権惣検校、補任状、惣検校、執印兼講師、伝燈大法師位、祝部検校、主神検校、宮主僧、御供所検校、修行所検校、御馬所検校、御前検校、辨印、別当、執当、権座主、僧職組織
前編1-No.16文書確認度

宗岡重武田地売券

宗岡重武が、必要な代価を得るため、曽於郡二条二里廿七坪にある一町の相伝所領田を成心房へ永年売り渡した売券。後日の証拠として沽券を作成し、旧本領主らの確認・加署を伴う。

登場人物
宗岡重武、成心房
宛先
成心房
キーワード
宗岡重武、成心房、曽於郡、田地、一町、売券、相伝所領、永年売渡、加署
前編1-No.17文書確認度

正八幡宮執印行賢寄進状

正八幡宮執印僧行賢が、臺明寺で毎年九月中旬に三日三夜修する不断念仏の燈油・仏聖・僧供料として、水田などを寄進した文書。往生のため西方念仏を修し、念仏僧の供料を永続させる趣旨を述べ、関係文書五通を副進した。

登場人物
正八幡宮執印僧行賢
宛先
臺明寺
キーワード
正八幡宮、行賢、臺明寺、寄進状、不断念仏、燈油、僧供料、水田、西方念仏、副進文書
前編1-No.18文書確認度

宮永社役支配状

加治木郡内宮永の社役・武内宮御修理役を配分した支配状。中津河・山田・是国・小濱・妙篦・大田・竹内・久楽・秋次・友永・恒久など多数の名・地名を並べ、記載面積や課役区分に応じて米を斗・升・合・勺等の単位で細かく割り当てる。表は段別米・棟別米など複数の課目ごとに各名の負担を示し、別表では配賦額をさらに分単位まで細分する。末尾に「加治木郡内宮永」「右、目録支配如件」と記し、保延元年二月一日付で修行が確認する。中世神社領における名単位の耕地把握と、祭祀・修理費用の賦課方法を具体的な数値で示す帳簿資料。

登場人物
留守従五位下行紀季範、修行
宛先
キーワード
宮永、加治木郡、武内宮、社役、御修理役、支配状、目録、段別米、棟別米、中津河、山田、是国、小濱、妙篦、大田、竹内、久楽、秋次、友永、恒久、名、田積、斗、升、合、勺、分、負担配分、紀季範、保延元年
前編1-No.19文書確認度

宮永社役支配状

宮永の御修理役を郷・里・段ごとに定めた支配状。加治木郷内宮永・桑西郷・中津河・山田田・与楽などの名を掲げ、一寸・一分・二文などの単位で各所の負担を割り当て、保延元年二月二日付で配分を確定する。

登場人物
宛先
キーワード
宮永、社役、支配状、御修理役、郷、里、段、負担配分、保延元年
前編1-No.20文書確認度

宮永社役支配状

宮永に関係する両社の参間御修理役を配分した支配状。桑東郷・中津河・山田田・与楽・是国・秋次・妙蓮など多数の郷里・段を並べ、七尺五寸六分、三寸七分など寸法単位で負担額を個別に示す。

登場人物
宛先
キーワード
宮永、両社、参間、御修理役、社役、桑東郷、中津河、山田田、負担配分
前編1-No.21文書確認度

正八幡宮検校厳禅田地売券

正八幡宮御前検校僧厳禅が、曽於郡二条二里廿七坪字墓町の田一町を、必要な代価を得て財田稲富へ永年売り渡した売券。本領主宗岡重武の旧沽券を副進し、国判による領掌を前提としている。

登場人物
正八幡宮御前検校僧厳禅、財田稲富
宛先
財田稲富
キーワード
正八幡宮、厳禅、財田稲富、宗岡重武、曽於郡、田地、一町、売券、旧沽券
前編1-No.22文書確認度

財田稲富解

財田稲富が国司に対し、曽於郡二条二里廿七坪字墓町の田一町について、前主厳禅と本領主宗岡重武の売券に基づく国判を受け、正式に領掌させるよう申請した解。厳禅の沽文と重武の旧沽券を添えている。

登場人物
財田稲富、厳禅、宗岡重武
宛先
国司
キーワード
財田稲富、厳禅、宗岡重武、国司、曽於郡、田地、国判、領掌、解、沽券
前編1-No.23文書確認度

院主石清水権寺主大法師某下文

院主石清水権寺主大法師が政所正信に対し、寺領田畠を無断耕作して負担を逃れる者を調査し、耕作者を確定して政所の沙汰に従わせるよう命じた下文。特に入来郡では公験がある田地でも長く沙汰が行われなかったことを問題としている。

登場人物
院主石清水権寺主大法師、政所正信
宛先
政所正信
キーワード
院主、石清水権寺主、大法師、政所正信、寺領、田畠、無断耕作、入来郡、公験、下文
前編1-No.24文書確認度

正八幡宮執印行賢寄進状

正八幡宮執印僧行賢が、臺明寺衆集院阿弥陀堂の毎日の仏聖料として、贈於郡一条三里九坪にある万得領田九段を寄進した文書。日々の勤行や彼岸の法会を支え、寄進田を永く寺領として妨げないよう求めた。

登場人物
正八幡宮執印僧行賢
宛先
臺明寺衆集院阿弥陀堂
キーワード
正八幡宮、行賢、臺明寺、衆集院、阿弥陀堂、仏聖料、万得領田、九段、寄進状、彼岸
前編1-No.25文書確認度

薩摩国司庁宣

薩摩国司庁が留守所に対し、官府の施行と先の庁宣に従って僧永修の妨害を停止し、国分寺を旧例どおり安楽寺領として、本寺使の指示により国分寺の沙汰を行うよう命じた庁宣。永修が官宣に背き、府使・寺家使を追い払ったとの訴えを受けた措置である。

登場人物
大介藤原朝臣、僧永修
宛先
留守所
キーワード
薩摩国司、留守所、国分寺、安楽寺、僧永修、官府、庁宣、本寺使、妨害停止
前編1-No.26文書確認度

入来院弁済使別当伴信房解

入来院弁済使別当伴信房が御庄政所に対し、度重なる下文に基づいて薩摩郡山田村の地頭職を認め、重ねて外題を与えるよう申請した解。信房は訴えのため京都へ赴き、車内での決裁と先例に従う証文を得たとして、相違なく地頭職を安堵するよう求めた。

登場人物
伴信房
宛先
入来院御庄政所
キーワード
伴信房、入来院、御庄政所、薩摩郡、山田村、地頭職、安堵、外題、解
前編1-No.27文書確認度

源家系図

源義朝を中心に、義賢・義憲ら近親と、義平・朝長・頼朝・希義・範頼・全成・円成・義経ら子女の系統を枝分かれで示す源氏系図。通称、官職、位階、母系を付し、頼朝は久安三年四月八日生、母を熱田大宮司藤原季範の女、征夷大将軍・権大納言・正二位・右大将と記す。頼仲兄弟五人が舟岡山で誅されたこと、為朝を鎮西八郎とし腹を掻き切って往生したこと、夜叉御前の投身を記すほか、「被誅」「被刺殺」「被屠殺」「被謀戮」「戦死」「自殺」など各人の最期を注記する。一族の分岐、僧籍に入った人物、政治的・軍事的な死を一覧できる系譜資料。

登場人物
源義朝、源義賢、源義憲、源頼賢、源頼仲、源頼宗、源為宗、源為成、源為朝、源為仲、源行家、源義平、源朝長、源頼朝、源希義、源範頼、源全成、源円成、源義経、藤原季範ほか
宛先
キーワード
源家系図、清和源氏、源義朝、源頼朝、藤原季範、熱田大宮司、征夷大将軍、鎮西八郎、舟岡山、系譜、官職、位階、被誅、被刺殺、被屠殺、被謀戮、戦死、自殺、投身、僧籍
前編1-No.28文書確認度

源莱下文

源氏の発給者が下本田郷住人らに対し、藤原兼綱を郷司職に補任した下文。住人に兼綱へ従って年貢・課役を納め、命令に違反しないよう求めている。

登場人物
藤原兼綱、源(名不詳)
宛先
下本田郷住人等
キーワード
藤原兼綱、源氏、下本田郷、郷司職、年貢、課役、補任、下文
前編1-No.29記事確認度

島津家譜義朝伝

『御譜中 義朝伝』。保元元年、新院方の謀反に備えて東三条へ武士を集め、源義朝と源義康を内裏警護に配した経過を記す。七月十一日の院御所攻撃は夜半から暁まで決着せず、義朝は火攻めを提案。風下の法勝寺焼失を懸念する意見に対し、勝利後は再建できるとの勅許を得て放火し、西風による延焼で新院・左大臣方を敗走させた。功により義朝は左馬頭となるが、降参した父為義の助命は許されず、弟頼賢・頼仲・為宗・為成・為仲ら九人を船岡山で斬首。幼い弟四人と家臣六人が殉死し、母と乳母も桂川へ投身したと伝える。

登場人物
源義朝、源義康、源為義、源頼賢、源頼仲、源為宗、源為成、源為仲、鎌田次郎正清、新院、左大臣、義朝の母・乳母ほか
宛先
キーワード
御譜中、島津家譜、源義朝、保元の乱、新院、左大臣、東三条、内裏警護、源義康、院御所、火攻め、法勝寺、左馬頭、源為義、鎌田正清、七条朱雀、船岡山、斬首、殉死、桂川、投身
前編1-No.30文書確認度

竹内兄弟四人由緒書上

竹内十郎行実が朝廷への忠節によって鹿児島・谷山などの所領、合計百二十五町を与えられ、三年に一度進上物を納めることになった由緒を記す。あわせて竹内兄弟四人と谷山・伊作などへ続く系統を掲げる。

登場人物
竹内十郎行実、竹内兄弟、谷山殿、伊作殿
宛先
キーワード
竹内十郎行実、竹内兄弟、谷山、伊作、鹿児島、所領、百二十五町、進上物、由緒書
前編1-No.31文書確認度

菱刈氏由緒書上

菱刈氏の由緒として、九州の所領七百余町に関する伝承と、崇徳院方に属した悪左府、平清盛らとの関係を記した書上。遠国の所領と朝廷・藤原家の政治的関係を述べる。

登場人物
菱刈氏、崇徳院、悪左府、平清盛
宛先
キーワード
菱刈氏、由緒書、九州、所領、七百余町、崇徳院、悪左府、平清盛、保元の乱
前編1-No.32文書確認度

大隅国留守所移

大隅国留守所が臺明寺に対し、蔵人所召物使の解状に従って御用の青葉竹を沙汰し、使者へ引き渡すよう命じた移。召物使の解状一通を添え、遅滞なく調進するよう求めた。

登場人物
大隅国留守所、蔵人所召物使
宛先
臺明寺
キーワード
大隅国留守所、臺明寺、蔵人所、召物使、青葉竹、調進、移
前編1-No.33記事確認度

義朝伝

源義朝が平治元年十二月に藤原信頼とともに謀反を起こし、翌年正月三日、尾張国野間内海で長田忠致に殺害され、三十八歳で没したことを記す。

登場人物
源義朝、藤原信頼、長田忠致
宛先
キーワード
義朝伝、源義朝、藤原信頼、平治の乱、尾張国、野間内海、長田忠致、最期
前編1-No.34記事確認度

島津家譜義朝伝

『御譜中 義朝伝』。平治元年十二月一日、藤原信頼の挙兵に源義朝が加わり、内裏を固め、三条殿を焼いて信西入道の一類を退治したと記す。恩賞として義朝は播磨守、鎌田正清は兵衛尉となり政家と改名。平清盛が密かに上皇・天皇を六波羅へ移したため形勢が逆転し、十七日の六波羅攻撃で義朝軍は敗走する。龍華越で負傷し歩けなくなった朝長は父に死を請い、義朝が殺したとする。東国へ向かう途中、青墓宿で数百人に襲われるが佐渡式部大夫重成が敵を射殺して退け、自ら腹を十文字に掻き切って死ぬ。義朝は案内人鷲栖光に導かれ尾張国野間内海の長田忠宗邸へ入り、忠宗の勧めで滞在したと記す。

登場人物
源義朝、藤原信頼、信西、鎌田正清(政家)、平清盛、源朝長、佐渡式部大夫重成、鷲栖光、長田忠宗、上皇、天皇ほか
宛先
キーワード
御譜中、島津家譜、源義朝、藤原信頼、平治の乱、三条殿、信西、播磨守、鎌田正清、鎌田政家、平清盛、六波羅、源朝長、龍華越、青墓宿、佐渡重成、十文字切腹、鷲栖光、尾張国、野間内海、長田忠宗
前編1-No.35記事確認度

島津家譜義朝伝

『御譜中 義朝伝』。永暦元年正月三日、長田忠宗が湯殿で源義朝を沐浴させ、金王丸が湯衣を取りに出た隙に勇士三人が侵入して義朝を刺殺したと記す。義朝三十八歳。金王丸は戻って三人を討つ。一方、忠宗に招かれ酒席にいた鎌田兵衛尉政家は変事を聞いて立とうとし、勇士から刀を奪って二度刺すが、忠宗の長男に首を斬られ、同じく三十八歳で没した。金王丸と玄光は多数の士卒を斬るものの、忠宗父子は逃亡し誅殺できず、二人は忠宗の肥馬に乗って落ち延びたとする。

登場人物
源義朝、長田忠宗、金王丸、鎌田兵衛尉政家、玄光、忠宗の長男、勇士三人
宛先
キーワード
御譜中、島津家譜、源義朝、長田忠宗、金王丸、鎌田政家、玄光、永暦元年、湯殿、沐浴、湯衣、刺殺、暗殺、酒席、三十八歳、逃亡、肥馬
前編1-No.36記事確認度

島津家譜頼朝伝

『島津家譜』所収の頼朝伝。平治元年十二月二十七日、十三歳の頼朝が敗走中、江州勢多で一行とはぐれ、森林の庵で源内兵衛尉真弘らに襲われるが、太刀髭切で真弘の顔を割り、別の襲撃者の籠手を切って脱出する。鎌田政家と合流後、不破関を避け雪中の小関方面をさまよい、落人を六波羅へ差し出そうとする村人から逃れ、老尼夫婦に匿われる。その後、平頼盛の家人弥平左衛門尉宗清に見破られて六波羅へ送られ、父兄一族が殺された事情を述べて生を望む。亡き子家盛に似る頼朝を哀れんだ池禅尼が平清盛へ助命を嘆願し、死罪を免れて伊豆配流となり、永暦元年三月二十日暁に池殿から東国へ出立したと記す。

登場人物
源頼朝、源義朝、源内兵衛尉真弘、鎌田兵衛尉政家、平頼盛、弥平左衛門尉宗清、池禅尼、平清盛、平家盛、老尼夫婦ほか
宛先
キーワード
島津家譜、源頼朝、平治の乱、江州勢多、源内真弘、髭切、鎌田政家、不破関、小関、雪中逃避、落人、老尼、平頼盛、平宗清、六波羅、池禅尼、平清盛、平家盛、助命、伊豆配流、永暦元年
前編1-No.37文書確認度

僧兼賢解

若宮不断経衆の僧兼賢が御庄政所に対し、師快賢大徳の遺言によって相続した田畠を肥後殿らに押妨されたとして裁許を求めた解。遺言時の証人や耕作の経緯を示し、師から譲られた田地を安堵するよう申請した。

登場人物
僧兼賢、快賢大徳、肥後殿、円如房
宛先
御庄政所
キーワード
僧兼賢、快賢大徳、肥後殿、円如房、御庄政所、田畠、遺言、押妨、安堵、解
前編1-No.38文書確認度

大隅国牒

大隅国司が臺明寺に対し、府宣に従って住僧らを国庁へ参上させ、係争事項の事情を陳述するよう命じた牒。寺側の解状を検討したうえで、国庁の沙汰に応じることを求めている。

登場人物
大隅国司、臺明寺住僧
宛先
臺明寺
キーワード
大隅国牒、大隅国司、臺明寺、住僧、府宣、国庁、解状、参上、陳述
前編1-No.39文書確認度

僧真寂田畠譲状

僧真寂が子の不動丸へ、桑東郷などにある田地六段と畠を譲った譲状。先祖相伝の私領として譲与する一方、本役・公事は本名に留め、母を扶養しない場合は母の沙汰として領知させる条件を付した。

登場人物
僧真寂、不動丸、紀助房
宛先
不動丸
キーワード
僧真寂、不動丸、紀助房、桑東郷、田地、畠、先祖相伝、譲状、母扶養、本役公事
前編1-No.40文書確認度

台明寺住僧等解

臺明寺の住僧らが大宰府に対し、正八幡宮執印行賢の寄進状と歴代国判に反して、当郡住人篤房が寺領の半分や燈油田を押し取ろうとしていると訴えた解。従来の寺領支配と証文を確認し、篤房の非理な沙汰を停止するよう求めた。

登場人物
臺明寺住僧、篤房、行賢
宛先
大宰府
キーワード
臺明寺、住僧、篤房、行賢、大宰府、寺領、燈油田、寄進状、国判、押妨、解
前編1-No.41文書確認度

大宰府政所下文

大宰府政所が、臺明寺住僧らの訴えを裁決した下文。寺側は、篤房の祖父篤定らの田地を買得し、本券・寄進状とともに彼岸会の勤行、燈油祈祷、常行三昧の料所として七十余年間支配し、歴代国司の免判も受けたと主張する。これに対し篤房は、郡司職を継承していないのに阿多平権守を称し、武威を背景に「新開」を名目として寺田・寺園を押領、燈油田一段を分取し、住僧の山林利用を妨げ、寺辺で猪鹿を狩猟・殺伐したとされた。篤房が相伝を示す証文を提出できない一方、寺には国判・寄進状があるとして寺側の権利を認定し、押妨を停止して恒例仏事を勤行し、国家安寧を祈るよう命じた。

登場人物
大宰府政所、臺明寺住僧、篤房、篤房の祖父篤定
宛先
臺明寺
キーワード
大宰府政所、臺明寺、篤房、篤定、寺領田地、燈油田、彼岸会、常行三昧、国司免判、寄進状、郡司職、阿多平権守、新開、押領、山林利用、猪鹿狩猟、証文、押妨停止、恒例仏事、国家安寧、下文
前編1-No.42文書確認度

台明寺大衆等解

臺明寺大衆が国司に対し、府宣に従う国判を与え、蔵人所召物使による非理な竹の徴収を永久に停止するよう求めた解。山内は仏法興隆の霊地であり、御用竹の伐採が寺域と神祭を損なうとして訴えた。

登場人物
臺明寺大衆、蔵人所召物使
宛先
国司
キーワード
臺明寺、大衆、国司、蔵人所召物使、御用竹、竹伐採、府宣、国判、非理停止、解
前編1-No.43文書確認度

新田宮前執印桑田信包請文

新田宮前執印桑田信包が、市比野浦の公験を携えて上洛したものの沙汰がなく、留守御房へ預けて帰国した経緯を述べた請文。公験を本家から取り戻し、改めて新田宮へ進上すると約した。

登場人物
桑田信包
宛先
新田宮
キーワード
新田宮、前執印、桑田信包、市比野浦、公験、上洛、本家、請文
前編1-No.45-1文書確認度

西生寺仁王像内板銘

仁安三年三月二日に像を造立したことと、大施主として散位平朝臣兼高らの名を記した、西生寺仁王像内から見つかった板銘。

登場人物
平朝臣兼高、造立関係者
宛先
キーワード
西生寺、仁王像、板銘、仁安三年、平朝臣兼高、造立、大施主
前編1-No.45-2記事確認度

伊地知季安板銘考

西生寺の仁王像内から発見された板銘について、仁安三年の銘文、造立年代、寺社の由来を検討した伊地知季安の考証。年紀や文字に疑問があるものの、古い板銘として珍重すべきだと評している。

登場人物
伊地知季安
宛先
キーワード
伊地知季安、西生寺、仁王像、板銘、仁安三年、銘文、年代考証
前編1-No.46文書確認度

台明寺住僧等解

臺明寺住僧らが国司に対し、二季彼岸の勤行と燈油料に充てる田二町六段について、検田使の入部・勘徴を永久に免除するよう求めた解。仏聖料・祈祷料の寺領として歴代国判の保護を受けてきたと主張した。

登場人物
臺明寺住僧
宛先
国司
キーワード
臺明寺、住僧、国司、彼岸勤行、燈油料田、二町六段、検田使、免除、国判、解
前編1-No.47文書確認度

入道西念穣状

入道西念が、薩摩国満家院内の四至で示した所領を大蔵義平へ永代譲与した譲状。関係証文を整え、他人の妨げなく領知し、子息らも処分帳に従って支配するよう定めた。

登場人物
入道西念、大蔵義平
宛先
大蔵義平
キーワード
入道西念、大蔵義平、薩摩国、満家院、四至、所領、永代譲与、譲状、処分帳
前編1-No.48文書確認度

台明寺住僧等解

臺明寺住僧らが国司に対し、二季彼岸の法会と燈油に充てる田地へ検田使が立ち入って勘徴する非理を停止するよう求めた解。古来の仏法興隆の霊地であり、歴代国判により免除されてきたとして保護を願った。

登場人物
臺明寺住僧、検田使
宛先
国司
キーワード
臺明寺、住僧、国司、彼岸法会、燈油田、検田使、勘徴停止、国判、寺領、解
前編1-No.49文書確認度

僧兼賢置文

僧兼賢が、病人の治療・看護に関わる中で譲与を受けた小田について、その経緯と証人、文書の書き改めを記した置文。病人の死後に兼賢が領知する旨と、後日の争いを避けるための証拠を残した。

登場人物
僧兼賢、病床の田地主、証人
宛先
キーワード
僧兼賢、置文、小田、田地譲与、病人、看護、証人、領知、文書改書