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『旧記雑録』前編・後編・附録10冊と追録1~8(暫定版)、『旧記雑録拾遺 伊地知季安著作史料集1~9』『家わけ1』(暫定版)、関連史料(外伝)『島津世禄記』の46,754件を横断検索できます。検索範囲は史料群・巻を組み合わせて選べます。結果は50件ずつ表示します。

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207 件 (全巻)/ 1–50件を表示

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後編4-No.918文書確認度 中

島津義弘書状

慶長十七年七月二十五日、島津義弘が片桐主膳正へ、薩摩守に関する用件と、書状・諸白樽二荷の贈与、前年高麗以来の懇意に謝した書状。

登場人物
島津義弘、片桐主膳正、摂津守、道甫
宛先
片桐主膳正
キーワード
島津義弘書状、片桐主膳正、薩摩守、諸白樽、高麗、贈答、懇意
後編4-No.966文書確認度 高

島津義弘書状

慶長十七年閏十月朔日、島津義弘が片桐主膳正へ、使札と懇意に謝し、島津家久の使者を介して馬一疋と琉球折敷十枚を贈ったことを伝えた書状。

登場人物
島津義弘、片桐貞隆(主膳正)、島津家久(陸奥守)
宛先
片桐主膳正
キーワード
島津義弘書状、片桐主膳正、馬、琉球折敷、島津家久、贈答
後編3-No.646文書確認度 高

寺沢貞成広高書状

寺沢広高が、正月七日朝に徳川家康へ茶を進める予定であるため心得るよう、羽柴左近ら四人へ知らせた書状。前日の六日夕刻に家康の門前まで礼に出るのがよいと助言し、兵庫頭の願いについて又八郎のもとまで出向くよう伝える。

登場人物
寺沢広高(貞成)、徳川家康(内府)、島津義弘(兵庫頭)、島津忠恒(又八郎)、羽柴左近、羽柴藤四郎、高橋主膳、筑紫善吉
宛先
羽柴左近・羽柴藤四郎・高橋主膳・筑紫善吉
キーワード
寺沢貞成広高書状、徳川家康、茶会、羽柴左近、羽柴藤四郎、高橋主膳、筑紫善吉、島津義弘、島津忠恒、礼参
後編3-No.1407記録確認度 高

井上主膳覚書

十九歳の井上主膳は長寿院盛淳に従って関ヶ原へ赴き、敵陣が連なる美濃路を少人数で突破して九月十三日に島津義弘(惟新)の陣へ到着した。合戦では盛淳が義弘の名代として太閤拝領の羽織を着け、後衛に残って敵中へ突入した。主膳は側近くで戦って深手を負い、盛淳の最期を直接は見られなかったが、のち京都・南都を経て帰国した。

登場人物
井上主膳、長寿院盛淳、島津義弘(惟新)、伊勢平左衛門、玉林坊、石田三成、新納忠増
宛先
該当なし
キーワード
井上主膳覚書、井上主膳、長寿院盛淳、島津義弘(惟新)、伊勢平左衛門、玉林坊、石田三成、新納忠増、美濃路、関ヶ原、名代、殿軍、負傷、帰国
後編2-No.110文書確認度 中

近衛信輔信尹書状

近衛信尹が新納忠元に、前年秋以来の禁裏近辺と堂上衆の動向、家門をめぐる事情を知らせた書状。 古川主膳入道の件にも触れ、進藤筑後守からも詳細を伝えるとして、京都の公家社会の近況を島津家臣へ直接伝えている。

登場人物
近衛信尹、新納忠元、古川主膳入道
宛先
新納武蔵守殿(新納忠元)
キーワード
近衛信尹書状、近衛信尹、新納忠元、禁裏、堂上衆、古川主膳入道、進藤長治、京都、公家、島津外交
後編2-No.111文書確認度 中

進藤長治書状

進藤長治が新納忠元に、古川主膳入道を御使として派遣することや、禁裏・近衛家周辺の事情を伝えた書状。 忠元がたびたび厚意を示していることに謝意を述べ、今後も近衛家への奉公を頼むとして、京都との取次役を果たしている。

登場人物
進藤長治、新納忠元、古川主膳入道
宛先
新納武蔵守殿(新納忠元)
キーワード
進藤長治書状、進藤長治、新納忠元、古川主膳入道、近衛家、禁裏、使者、京都、取次、奉公
後編2-No.1148記事確認度 中

島津豊久譜

文禄二年六月、諸将が大軍で晋州城を攻めた際、島津豊久も城内へ突入したことを記す。 横目の片桐主膳正・藤懸三河守が戦況を記録し、味方の戦死者も出たという、豊久隊の晋州城攻撃参加を示す譜記事。

登場人物
島津豊久、横目片桐主膳正、藤懸三河守、坂元伴助
宛先
—
キーワード
島津豊久、晋州城、片桐主膳正、藤懸三河守、坂元伴助、朝鮮出兵、突入、戦死、譜
後編3-No.1321記録確認度 高

神戸五兵衛覚書

島津義弘(惟新)は大垣在陣中、石田三成から洲俣渡口の警備を求められ、渡河して一泊した。岐阜城方面の砲声と火災を確認後、石田との談合に少人数で出向くが敵が近く、後続も義弘を追った。黒具足の武者が迫るなか矢野主膳の退避連絡を受け、木脇休作らは舟で洲俣を渡って義弘のもとへ急行した。

登場人物
神戸五兵衛、木脇休作、島津義弘(惟新)、石田三成、島津豊久(中務大輔)、新納旅庵、本田源右衛門、矢野主膳
宛先
該当なし
キーワード
神戸五兵衛覚書、木脇休作、島津義弘(惟新)、石田三成、洲俣、渡口警備、岐阜城、砲声、談合、矢野主膳、少人数、敵接近
後編3-No.1352記録確認度 高

山田晏斎覚書

駒野で島津義弘(惟新)が花色の木綿衣を着け、同色の手拭で髪を包み、矢野主膳が用いた鞍に敷き替えて馬に乗ったことを記す。伊勢平左衛門が先導し、山間の道を夜通し進んで住吉へ至った。大坂屋敷にいた相良日向・吉田美作入道・新納孫右衛門・上原右衛門佐らも船で兵庫へ追い付き合流した。

登場人物
山田晏斎、島津義弘(惟新)、伊勢平左衛門、矢野主膳、相良日向、吉田美作入道、新納孫右衛門、上原右衛門佐
宛先
該当なし
キーワード
山田晏斎覚書、島津義弘(惟新)、駒野、変装、伊勢平左衛門、矢野主膳、住吉、大坂屋敷、兵庫、退却路
後編3-No.1807文書確認度 高

片桐直盛書状

片桐主膳正直盛が島津義弘へ、忠恒の無事な帰国を祝い、来秋の再上洛時にはできる限り用向きを承ると伝える。徳川家康が三月二十五日に参内して今も在洛中であることを知らせ、遠路のため疎遠ながら再会と懇談を望んだ。

登場人物
片桐直盛(主膳正)、島津義弘(惟新)、島津忠恒(少将)、徳川家康(公方)
宛先
島津義弘(惟新)
キーワード
片桐直盛書状、慶長八年四月五日、片桐直盛、主膳正、島津義弘、惟新、島津忠恒、少将、帰国、来秋上洛、徳川家康、公方、参内、在洛、再会、支援
後編4-No.1020文書確認度 中

山口直友書状

慶長十八年六月十九日、山口直友が島津家久の側近へ、那須主膳が駿府から退出した後の取成しと現地事情について、本人から説明させる旨を伝えた書状。

登場人物
山口直友、島津家久(奥州様)、那須主膳、駿府関係者
宛先
奥州様参人々御中
キーワード
山口直友書状、島津家久、那須主膳、駿府、取成し、現地報告
後編5-No.147文書確認度 中

某覚書

比志島国隆の処分に関連する調査事項を列挙した覚書。新納越後との往来、国隆の蔵や金銀・家財の封印、京都での貸銀、種子島移送前後の様子、松本主膳の関係、国隆と親密な者の名簿を調べ、秘密裏に報告するよう求める。

登場人物
比志島宮内少輔国隆、新納越後、松本主膳ほか
宛先
—
キーワード
比志島国隆、新納越後、松本主膳、家財、金銀、封印、京都、種子島、関係者調査、秘密、要確認
後編5-No.182文書確認度 高

良恕法親王書状

良恕法親王が、島津家久の江戸からの上洛を喜び、逗留期間が分からないためまず書状を送ったと述べる。柿二籠と諸白二樽を寸志として贈り、詳しくは西池主膳から伝えるとする。

登場人物
良恕法親王、島津家久、西池主膳
宛先
薩摩中納言殿
キーワード
良恕法親王、島津家久、上洛、柿、諸白、西池主膳、贈答
後編5-No.341文書確認度 中

沢永澄書下

正宮武内四所之宮の修理に必要な品々を大工主膳正へ渡すよう、宗代坊と桑幡左馬佑に命じた沢永澄の書下。本文では五か条の内訳が省略されている。

登場人物
沢永澄、宗代坊、桑幡左馬佑、大工主膳正
宛先
宗代坊、桑幡左馬佑
キーワード
沢永澄、正宮武内四所之宮、修理、大工主膳正、宗代坊、桑幡左馬佑、書下
後編5-No.646文書確認度 低

伊勢貞昌書状

伊勢貞昌が家久の意を受けて国元の家老へ、矢野主膳父子と関係者への告発について、南蛮宗との関係、証人供述、召喚・拘禁・探索、寺社への照会などを指示し、詮議の経過を詳しく伝えた書状。

登場人物
伊勢貞昌、島津久元、喜入忠続、川上久国、矢野主膳父子、南蛮宗関係者
宛先
川上左近将監殿・喜入摂津守殿・島津下野守殿
キーワード
伊勢貞昌、島津久元、喜入忠続、川上久国、矢野主膳父子、南蛮宗、告発、詮議、証人、召喚、拘禁、探索
附録1-No.12文書確認度 高

近衛信尹書状

近衛信尹が、前年秋に禁裏近辺へ堂上衆が派遣されて以後、家門の諸事が不如意であると伝えた書状。助成を求めて古川主膳入道を遣わしたので馳走してほしいと頼み、扇子五本を送り、詳細は進藤筑後守から伝えるとする。

登場人物
近衛信尹、古川主膳入道、進藤筑後守、堂上衆
宛先
枇杷山安藝入道殿
キーワード
近衛信尹、禁裏、堂上衆、古川主膳入道、進藤筑後守、助成、扇子五本
附録1-No.21文書確認度 高

進藤長治書状

進藤長治が、使者の古川主膳入道を遣わしたことを知らせた書状。家門の御殿が禁裏近所へ移され、諸事不如意で調達が難しいため、助成と使者への馳走を頼み、家門の祝着になると伝える。

登場人物
進藤長治、古川主膳入道、家門
宛先
枇杷山安藝入道殿
キーワード
進藤長治、古川主膳入道、禁裏、御殿移転、助成、使者、馳走
附録1-No.102文書確認度 高

青巌寺法印政遍書状

青巌寺法印政遍が、少将の勘気を受けて流浪していた矢野主膳について、川上四郎兵衛尉・本田源右衛門尉へ取り成しを依頼した書状。矢野主膳を青巌寺に招いて勤めさせているが、俗人の寺住まいは不相応であるため、少将への赦免の働き掛けと惟新への伝達を求める。

登場人物
青巌寺法印政遍、川上四郎兵衛尉、本田源右衛門尉、矢野主膳、少将、惟新
宛先
川上四郎兵衛尉殿・本田源右衛門尉殿御宿所
キーワード
青巌寺法印政遍、川上四郎兵衛尉、本田源右衛門尉、矢野主膳、少将、惟新、勘気、流浪、赦免、青巌寺
附録2-No.163文書確認度 高

那須某書状

上京を考えていたところ相良方の山衆から攻撃を受け、肥後へ出て大雪にも阻まれた事情を述べつつ、天下への忠節と島津への別心がないことを誓い、那須主膳らの勧めに従って上京する覚悟を伝えた書状。

登場人物
那須久太郎、島津義弘、相良氏、那須主膳、本上州
宛先
島津兵庫守様
キーワード
那須久太郎、島津義弘、相良氏、山衆、肥後、大雪、上京、忠節、那須主膳、本上州
附録2-No.1301文書確認度 高

近衛信尹書状

禁裏近辺へ堂上衆の屋敷を移すことになったが、近衛家では諸事不如意であるため古川主膳入道を下向させたと知らせ、助成・馳走を依頼する。あわせて前年夏頃に段子一端を贈られたことを謝した近衛信尹書状。

登場人物
近衛信尹、新納忠元、古川主膳、進藤長治
宛先
新納武蔵守
キーワード
近衛信尹、新納忠元、禁裏、堂上衆、屋敷移転、古川主膳、進藤長治、助成、段子、贈答
附録2-No.1302文書確認度 高

進藤長治書状

近衛家の屋敷が禁裏近くへ移されるものの、諸事不如意で造営が難しいため、使者古川主膳入道への助成を取り次ぐよう依頼する。以前届けられた段子一端と自分への贈物にも謝した進藤長治書状。

登場人物
進藤長治、新納忠元、古川主膳
宛先
新納武蔵守殿御宿所
キーワード
進藤長治、新納忠元、近衛家、禁裏、屋敷移転、古川主膳、助成、段子、取次
後編3-No.568記事確認度 高

島津家久譜

『島津家久譜』の記事。慶長三年冬、撤兵を察知した明将陳璘らが大船団で海口を封鎖したため、島津義弘・忠恒父子が立花・高橋・寺沢勢とともに、順天の諸将を救うため十一月十七日に南海島岸へ進んだとする。翌十八日、鄧子龍・李統制らの水軍と銃砲・火器を交えて戦い、敵将を討ち、朝鮮船四艘・大明船二艘を斬捕した一方、島津・立花・高橋勢にも多数の戦死者が出た経過と氏名を記す。

登場人物
島津義弘、島津忠恒(家久)、陳璘、鄧子龍、李統制、立花左近将監、高橋主膳正、寺沢志摩守、小西行長、明・朝鮮水軍
宛先
—
キーワード
島津家久譜、慶長三年、十一月十七日、十一月十八日、島津義弘、島津忠恒、南海島、順天救援、陳璘、鄧子龍、李統制、明水軍、朝鮮水軍、海口封鎖、鳥銃、大鉄炮、火壺、敵船六艘斬捕、戦死者名簿、立花左近将監、高橋主膳正、寺沢志摩守
後編3-No.570記事確認度 高

北郷三久譜

『北郷三久譜』の記事。慶長三年十一月、明・朝鮮水軍が日本軍の帰路を遮り、順天の小西・大村・五島・有馬・松浦の五家が撤退できなくなったため、島津義弘が立花・高橋・寺沢らと相談して救援に向かったとする。十一月十八日の南海海上で、矢と火壺を受けながら三度敵船へ攻めかかり、勝利した経過を簡潔に記す。

登場人物
北郷三久、島津義弘、小西氏、大村氏、五島氏、有馬氏、松浦氏、立花左近将監、高橋主膳正、寺沢志摩守、明・朝鮮水軍
宛先
—
キーワード
北郷三久譜、北郷三久、慶長三年十一月、島津義弘、順天、五家救援、小西氏、大村氏、五島氏、有馬氏、松浦氏、立花左近将監、高橋主膳正、寺沢志摩守、十一月十八日、南海海上、明水軍、朝鮮水軍、火壺、三度攻撃、勝利
後編4-No.1467文書確認度 高

那須祐増・同祐実連署状

那須祐実・祐増が伊勢平左衛門尉に宛て、近隣の高橋家種が那須氏の山領を奪おうとし、今月八日に山内へ出兵したため、防戦する覚悟であると伝える。天下静謐の時に弓箭を起こした高橋方の非を訴え、山内を防備するため分国の足軽衆による加勢を求めるとともに、この件を島津家へ披露・取次ぎするよう依頼した連署状。

登場人物
那須祐実、那須祐増、伊勢平左衛門尉、高橋家種、高橋主膳正
宛先
伊勢平左衛門尉
キーワード
那須祐実・那須祐増連署状、伊勢平左衛門尉、高橋家種、高橋主膳正、山領、山内、出兵、防戦、弓箭、足軽衆、加勢要請、披露、取次ぎ、元和三年九月十九日
追録1-No.72文書旧記雑録暫定版確認度 中

加久藤衆連署書状

加久藤噯所案文。四人が伊主膳正へ、出水での大狩に伴い加州様が人数を召し集め、前朝出立したことを承知したと返答する。地元衆も加わる場合には事前の注進を頼み、今朝刑部様へ飛札し、求厂にも一人を派遣したと伝える。今回の狩の様子を詳しく聞いた時や帰宅時には知らせてほしいと依頼する。

登場人物
四人、伊主膳正(伊地知重頼)、加州(新納忠清)、刑部
宛先
伊主膳正様(伊地知重頼)
キーワード
加久藤噯所、出水、大狩、御狩、加州、新納忠清、飛札、刑部、求厂、伊主膳正、事前注進
旧記雑録拾遺 著作史料集4-文書ID white:4-9書状旧記雑録拾遺暫定版確認度 高

福屋兼昭書状

福屋兼昭が白坂以益・吉井主膳へ送った書状。上様の忌日に伴う禁断の周知を伝え、以益の役儀と子息勘左衛門による代勤・奉公について、関係者で相談するよう求める。七月廿一日付。

登場人物
福屋兼昭、白坂以益、吉井主膳、白坂勘左衛門
宛先
白坂以益・吉井主膳
キーワード
福屋兼昭書状、七月廿一日、福屋兼昭、白坂以益、吉井主膳、白坂勘左衛門、禁断、役儀、奉公、相談
旧記雑録拾遺 著作史料集4-文書ID white:4-10書状旧記雑録拾遺暫定版確認度 高

福屋兼昭書状

福屋兼昭が白坂以益・吉井主膳・白坂勘左衛門へ送った書状。相良主税を通じて以益の役を免じ、勘左衛門へ役を仰せ付けることになった旨を知らせ、承知するよう求める。承応二年八月十七日付。

登場人物
福屋兼昭、白坂以益、吉井主膳、白坂勘左衛門、相良主税
宛先
白坂以益・吉井主膳・白坂勘左衛門
キーワード
福屋兼昭書状、承応二年八月十七日、福屋兼昭、白坂以益、吉井主膳、白坂勘左衛門、相良主税、役免、役儀、相続
後編2-No.69記事確認度 中

新納忠元譜

天正十三年秋、新納忠元が肥後方面へ出陣し、阿蘇方との戦いや堅志田城攻めに関与した経過を記す。田宗和へ帰順を促す書状を送り、十二月には島津家久の書状、古川主膳入道宗忍の来訪を受けた。さらに島津義久の家督継承を祝う使者・贈答にも触れ、戦闘と外交・家中儀礼が連続して進む様子が分かる。

登場人物
新納忠元、島津家久、島津義久、古川主膳入道宗忍、馬原右近大夫重昌
宛先
—
キーワード
新納忠元譜、新納忠元、島津家久、島津義久、肥後、阿蘇、堅志田城、田宗和、古川宗忍、家督継承
後編2-No.1482文書確認度 高

豊臣秀吉朱印状

朝鮮へ送る石火矢・火薬・鉛玉を諸将ごとに割り当てた豊臣秀吉の朱印状。島津義弘をはじめ、柳川侍従・高橋主膳正・筑紫上野介らの配分量を列記する。 総計は石火矢十四挺、火薬二千五百斤、鉛二千四百斤。朝鮮在陣軍へ火器と弾薬をどのように配給したかを数量で確認できる兵站史料。

登場人物
豊臣秀吉、島津義弘、柳川侍従、高橋主膳正、筑紫上野介ほか
宛先
羽柴薩摩侍従(島津義弘)宛
キーワード
豊臣秀吉、島津義弘、石火矢、火薬二千五百斤、鉛二千四百斤、朝鮮出兵、軍需品、兵站、火器配分、朱印状
後編3-No.640文書確認度 高

伊勢貞昌書状

伊勢貞昌が、朝鮮からの撤兵時に小西行長の籠る城が漢南・高麗勢に包囲された際の救援と海戦を報告した書状。立花飛騨守・宗対馬守・高橋主膳らとの協議、島津方の番船・迎船、敵の火攻めによる船の焼失、負傷・戦死、漂流者の救助、退路確保と乗船の混乱を述べ、帰国後も国政に油断なく励むよう求める。

登場人物
伊勢貞昌、島津忠恒、島津義弘(惟新)、小西行長、立花飛騨守、宗対馬守、高橋主膳、五代勝左衛門尉、深野掃部兵衛ほか
宛先
野州様人々御中
キーワード
伊勢貞昌書状、野州様、朝鮮撤兵、小西行長、順天城、島津水軍、火攻め、番船、救援、漂流者、帰国
追録6-No.1922報告書旧記雑録暫定版確認度 高

虎寿丸の部屋料三万石分与と祝儀の首尾を伝える

島津大進(久起)が、虎寿丸へ部屋料として高三万石を去る六日に分け与えた際の首尾を記す。島津左中が判物を虎寿丸の部屋へ運び、虎寿丸は礼を述べ、左中への拝領物や重豪への対面・礼、部屋での吸物・銚子などが続いた。判物を記録方掛へ渡すこと、御女中方や担当役へ申し伝えることも記す。本文は十二月十五日付で喜入主馬ら四名に宛てる。末尾の天明三年卯二月五日は、この書付を黒田嘉右衛門に渡し白木御文書五番箱に納めたという後注の日付で、首尾書自体の日付ではない。

登場人物
島津久起(島津大進)、虎寿丸、島津左中、島津重豪、喜入主馬、二階堂主計、宮之原主膳
宛先
喜入主馬、島津仲、二階堂主計、宮之原主膳
キーワード
島津久起、島津大進、虎寿丸、島津左中、島津重豪、喜入主馬、島津仲、二階堂主計、宮之原主膳、高三万石、部屋料、判物、祝儀、十二月十五日、天明三年二月五日後注、白木御文書五番箱
追録6-No.2195-1書状旧記雑録暫定版確認度 中

将軍転任祝儀の招宴・献上・贈物の首尾を三家老へ伝える

転任祝儀の先月二十七日招請について、老中・若年寄らの出席、能、盃と供食、招請先・贈物・不参者取扱い・後日四日六日の次第等を報告する。本書の署名は上島津伊賀、日付は三月十二日。

登場人物
島津久金(伊賀)、島津久起(近江)、島津仲、宮之原主膳、老中・若年寄・諸役、川上頼母、関山紀、御側表御用人、御側役、公方、大納言、種姫君、御縁女、御部屋、明姫、喜入安房
宛先
島津近江・島津仲・宮之原主膳(下宛名、本書)
キーワード
島津久金(伊賀)、島津久起(近江)、島津仲、宮之原主膳、老中・若年寄・諸役、川上頼母、関山紀、御側表御用人、御側役、公方、大納言、種姫君、御縁女、御部屋、明姫、喜入安房、将軍転任、右大臣、祝儀、招請、書状、返書、贈物
追録8-No.371島田左兵衛権大尉の誅戮・梟首を記す雑集記事旧記雑録暫定版確認度 中

島田左兵衛権大尉を長野主膳と同じ動きの奸賊と断じ誅戮・梟首を記す記事

雑集中の短い記事。島田左兵衛権大尉が長野主膳と同じ動きをして奸曲を企てたとして、天地に容れられない奸賊と断じ、誅戮して梟首したと記す。島田には九条家の諸大夫正辰との注がある。文久二年戌七月。断罪的な呼称と処置は記事の記載として扱い、今回独立に裏付けた有罪事実とはしない。発給者・記者の実名や宛先は記さない。

登場人物
島田左兵衛権大尉(注:九条家諸大夫正辰)、長野主膳、記者・処置主体姓名不記
宛先
宛先なし(無署名の雑集記事)
キーワード
雑集中、島田左兵衛権大尉正辰、九条家諸大夫、長野主膳同働、奸曲企てとの評価、奸賊断罪語、誅戮梟首記事、文久二年戌七月、無署名
後編1-No.707記録確認度 高

伊地知重昌自記

元亀三年九月二十七日に島津軍が早崎へ着陣して新城を落とした際、伊地知方の各城から島津陣へ内通した者を列挙する。新城一人、本城四人、田上城二人、垂水城九人の計十六人とし、矢文や使者によって連絡した人物名を具体的に記録する。

登場人物
伊地知重昌、伊地知美作入道、伊地知民部少輔、前田主膳、前田隼人、高木加賀、伊地知讃岐、中馬佐渡、薗田采女、岩橋讃岐、大迫清右衛門
宛先
早崎、新城、本城、田上城、垂水城
キーワード
伊地知重昌自記、元亀三年、早崎、新城、本城、田上城、垂水城、内通、矢文、使者、十六人、伊地知氏
後編3-No.387文書確認度 高

豊臣秀吉朱印状

豊臣秀吉が島津義弘・忠恒へ、蔚山・梁山・順天の三城を自分の許可なく引き払うとの申し出を曲事として強く戒めた朱印状。前年、城数を減らして海辺を固め、交代で人数を渡海させて敵地を焼き働きする方針を示したのに、蔚山城の普請や兵粮・玉薬が整わない時に明・朝鮮軍の攻撃を受けて敗軍したことを挙げる。三城の普請を完成させ、兵粮・玉薬を備えて堅固に守ること、守備困難なら帰朝前に申し出ること、翌年には軍勢を渡して朝鮮の都まで攻めるため蔚山に在城して準備することを命じる。

登場人物
豊臣秀吉、島津義弘(羽柴薩摩侍従)、島津忠恒(島津又八郎)、柳川侍従、久留米侍従、高橋主膳、筑紫上野介、朝鮮在陣諸将
宛先
羽柴薩摩侍従殿、島津又八郎殿
キーワード
豊臣秀吉朱印状、島津義弘、羽柴薩摩侍従、島津忠恒、島津又八郎、蔚山、梁山、順天、三城撤収禁止、朝鮮在陣、城普請、兵粮、玉薬、蔚山城敗軍、在城命令、朝鮮都進攻
後編3-No.453文書確認度 高

豊臣氏朱印状

豊臣政権が「御無事」の決着後における釜山浦在番の組分けと番替を定めた朱印状。加藤主計頭・小西摂津守・島津兵庫頭・黒田甲斐守らを複数組に編成し、各城から釜山浦へ引き取る際は兵糧・玉薬・鉄砲などを運んで蔵に収めること、対馬豊崎には久留米侍従・筑紫上野介・寺沢志摩守の計二百人を置くこと、在番外の一部諸将は帰朝して御目見することを命じる。

登場人物
豊臣秀吉、加藤主計頭、鍋島加賀守、毛利壱岐守、柳川侍従、高橋主膳、小西摂津守、島津兵庫頭、黒田甲斐守、久留米侍従、筑紫上野介、寺沢志摩守、伊東民部太輔ほか
宛先
—
キーワード
豊臣氏朱印状、豊臣秀吉、御無事、釜山浦、在番、組分け、番替、加藤主計頭、小西摂津守、島津兵庫頭、黒田甲斐守、兵糧、玉薬、鉄砲、蔵、対馬豊崎、二百人、帰朝、御目見
後編3-No.457文書確認度 高

豊臣秀吉朱印状

豊臣秀吉が、「御無事」の決着後における釜山浦在番の組分けと番替を定めた朱印状。小西摂津守・島津兵庫頭の組、加藤主計頭らの組、黒田甲斐守・鍋島加賀守の組を置き、各城から釜山浦へ引き取る際は兵糧・玉薬・鉄砲などを運んで蔵に収めること、対馬豊崎には久留米侍従・筑紫上野介・寺沢志摩守の計二百人を置くことを命じる。

登場人物
豊臣秀吉、加藤主計頭、毛利壱岐守、柳川侍従、高橋主膳、小西摂津守、島津兵庫頭、黒田甲斐守、鍋島加賀守、久留米侍従、筑紫上野介、寺沢志摩守
宛先
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キーワード
豊臣秀吉朱印状、豊臣秀吉、御無事、釜山浦、在番、組分け、番替、小西摂津守、島津兵庫頭、加藤主計頭、黒田甲斐守、鍋島加賀守、兵糧、玉薬、鉄砲、蔵、対馬豊崎、二百人
後編3-No.647記事確認度 高

島津家久譜

慶長四年正月七日早朝、徳川家康が島津忠恒・羽柴左近将監ら五人を茶席へ招いた記事。前年十月一日の泗川の戦いで明・朝鮮の大軍を破った功を賞し、同九日に五大老が感状を与えて忠恒を少将に任じ宝刀を授け、五奉行も新恩の目録を与えたことを記す。

登場人物
島津忠恒(家久)、徳川家康、立花宗茂(羽柴左近将監)、羽柴藤四郎、高橋主膳、筑紫善吉、五大老、五奉行
宛先
—
キーワード
島津家久譜、島津忠恒、徳川家康、茶会、泗川の戦い、立花宗茂、五大老、五奉行、感状、少将任官、宝刀、新恩
後編3-No.1404記録確認度 高

神戸五兵衛覚書

木脇休作は島津義弘(惟新)から拝領した長刀を携え、洲俣渡で義弘のもとへ急行し、関ヶ原では「島津兵庫頭内の小弁慶」と名乗って敵中へ斬り込み、多数を退けた。山田有栄らと殿軍を務めて義弘を逃し、信楽での危機も越え、七か国を通って片時も側を離れず帰国まで供奉した。

登場人物
神戸五兵衛、木脇休作、島津義弘(惟新)、石田三成、矢野主膳、山田有栄
宛先
木脇三右衛門
キーワード
神戸五兵衛覚書、神戸五兵衛、木脇休作、島津義弘(惟新)、石田三成、洲俣渡、関ヶ原、小弁慶、長刀、殿軍、信楽、退却、帰国
追録6-No.2555申渡書旧記雑録暫定版確認度 高

隠居と家督相続に伴う太守・中将の称号と記載順を通知する

太守の隠居に伴い、今後は「中将様」と称し、侍従の家督相続に伴い「太守様」と称することを知らせる。記載の順序は太守様を先、中将様を後とするとし、この趣旨を明姫・御女中方に申し上げ、通達等を取り扱うよう求める。正月廿九日付で市田勘解由から喜入安房・川上頼母・島津仲・宮之原主膳へ宛てる。

登場人物
市田貞英(勘解由)、島津重豪、斉宣(侍従)、明姫、御女中方、島津伊賀、島津登賢、喜入安房、川上頼母、島津仲、宮之原主膳
宛先
喜入安房、川上頼母、島津仲、宮之原主膳(各殿)
キーワード
隠居、家督、奉称、太守様、中将様、記載順、通達、明姫、市田勘解由
追録6-No.2582書状旧記雑録暫定版確認度 中

重豪療養帰国の願書内見と正式提出の経過を国元の家老らへ知らせる

中将が隠居後も持病がすぐれず、国許には病状に合う温泉があるので入湯し、領国の仕置の助けにもなるよう、およそ一年の暇を願い、許可されれば三月中に体調次第で出立したいという太守の願書について、その提出経過を知らせる。二月十七日、留守居が願書案文を御用番水野出羽守と松平周防守へ持参して内見を求めたところ、両人とも差し支えないとして、都合に従って正式に提出するよう、それぞれ用人を通じて答えた。翌十八日、別紙願書を御先手土方宇源太を通じて出羽守へ差し出し、受領された。宇源太が出羽守の門前で留守居にその旨を伝え、受領の挨拶の使者を取次へ申し出たが、後刻申し上げるとの返答であった。取次からこの応答を受け、願書提出の件を詰中の面々も承知するよう同日申し渡したという。続いて明姫方女中衆を通じた周知や国元での申渡しについて相談するよう述べ、近く願いどおり命じられる見込みなので、その際さらに詳しい事情を知らせると結ぶ。二月二十三日、嶋津伊賀から喜入安房・川上頼母・嶋津仲・二階堂主計・宮之原主膳への書状である。

登場人物
島津伊賀(久金)、重豪(中将)、斉宣(太守)、水野出羽守、松平周防守、土方宇源太、明姫、明姫方女中、喜入安房、川上頼母、嶋津仲、二階堂主計、宮之原主膳
宛先
喜入安房殿・川上頼母殿・嶋津仲殿・二階堂主計殿・宮之原主膳殿
キーワード
療養帰国、持病、温泉、暇、願書案文、内見、正式提出、留守居、土方宇源太、詰中
追録6-No.2592申渡書旧記雑録暫定版確認度 高

二丸の家作未完成のため重豪の帰着先を本丸とする旨を周知させる

中将が下向するにあたり、二丸の家作などが完成していないので、直接本丸へ入るよう命じられたと伝える。この地では承知すべき面々へ申し渡したので、国元でも関係する向きへ申し渡すよう求める。三月九日付、市田勘解由から喜入安房・川上頼母・嶋津仲・二階堂主計・宮之原主膳へ送る。

登場人物
市田勘解由(貞英)、中将(島津重豪)、喜入安房・川上頼母・嶋津仲・二階堂主計・宮之原主膳
宛先
喜入安房・川上頼母・嶋津仲・二階堂主計・宮之原主膳(各殿)
キーワード
下向、帰着、二丸、家作、本丸、申渡、周知
追録6-No.2593申渡書旧記雑録暫定版確認度 高

重豪の発駕前・着城時・参府時に祖先への代参を行うよう伝達する

中将からの指示として、大雄山・御宮南泉院・御位牌殿、ならびに江戸と国元で年中の代参を命じられている先祖方へ、発駕前・着城時・参府時に代参を行うよう命じられたと伝える。この趣旨を若年寄へ知らせ、申し渡すべき事項を取り計らうよう求める。三月九日付、市田勘解由から喜入安房・川上頼母・嶋津仲・二階堂主計・宮之原主膳への申渡書である。

登場人物
市田勘解由(貞英)、中将(島津重豪)、若年寄、喜入安房・川上頼母・嶋津仲・二階堂主計・宮之原主膳
宛先
喜入安房・川上頼母・嶋津仲・二階堂主計・宮之原主膳(各殿)
キーワード
発駕、着城、参府、代参、祖先祭祀、大雄山、南泉院、位牌殿、若年寄
旧記雑録拾遺 著作史料集5-文書ID A:6-49覚書旧記雑録拾遺暫定版確認度 中

鎌田政直覚

鎌田政直は、諸外城から提出された文書、御家の系図、御記録草案を平田清右衛門から引き継ぎ、御文書倉に収めるよう日高主膳と川上彦左衛門へ命じた覚。受取と保管の対象を三種に分けて列記する。

登場人物
鎌田政直、平田清、日高主膳、川上彦左衛門
宛先
平田清右衛門、日高主膳、川上彦左衛門
キーワード
鎌田政直覚、記録・文書管理、系図・由緒
旧記雑録拾遺 著作史料集5-文書ID C:101文書旧記雑録拾遺暫定版確認度 中

伊地知重延外三名連署書状

正保三年四月二十六日付、加久藤側から伊地知伊主膳らへの書状。出水方面の大狩に新納加賀守が菱刈の衆を率いて出立したと聞き、急ぎ新納刑部へ報告したことを伝える。加久藤の衆にも出動があり得るなら早く知らせてほしいと求め、求麻方面の情報を探らせたと記す。大狩の実情はまだ把握していない。

登場人物
伊地知重延外三名、加州、今朝刑部、此度之御狩之、伊主膳知
宛先
其許、随市者出水表、加州、今朝刑部、将又求摩、此度之御狩之、伊主膳知
キーワード
伊地知重延外三名連署書状、領地・地頭職、目録・所蔵、出水
追録6-No.2046書状旧記雑録暫定版確認度 高

死去の急報を受けた太守の反応と代香・随行者の慎み・急飛脚を返答する

久金の返書で、今暁に本書の飛脚が花岡駅へ着き、当日の宿泊先関戸駅で太守へ知らせたことを記す。太守は残情を思うものの御機嫌に障りはなく、本書の伺いの通り手配するよう命じた。先に病気見舞いとして大野休之丞を吉田駅から遣わしたが、行き違いになるため中陰法事詰めと代香を命じ、本人が途中で出立する場合も代香に支障がないよう取り計らい、供物は吟味に応じて用意するよう指示した。随行者の慎みも当日から五日間申し渡し、急飛脚二人を当夜に差し立て、太守・大奥へ知らせる。本書の飛脚は道中の用事が済んだので当夜江戸へ差し通すと記す。正月廿九日の朱書で、本書2045の行間朱書として収録される返書。

登場人物
島津久金(左中)、太守、大野休之丞、御供、宮之原主膳、嶋津仲、嶋津大進
宛先
宮之原主膳・嶋津仲・嶋津大進(本書の差出人・往復相手)
キーワード
島津久金、左中、妙心院、死去、飛脚、花岡駅、関戸駅、太守、残情、御機嫌、大野休之丞、吉田駅、行き違い、中陰法事、代香、供物、御供、慎み、五日、急飛脚二人、当夜、大奥、江戸、行間朱書、返書
追録6-No.2447書状旧記雑録暫定版確認度 高

新葬法事への参詣日と直垂での参詣を国元家老へ報告する

二階堂行旦は、牧野越中守から新葬法事中の参詣を命じられたため、松平伊予守の先例に合わせ、重豪も同日に参詣したい旨を留守居から届け出たと国元家老へ報告する。六日に留守居が呼び出され、付札によって許可が伝えられたので、翌七日の御三家参詣の際に直垂で参詣した。先例のない事柄であるため、別紙二通を添えて経過を知らせる。

登場人物
二階堂行旦、島津重豪、牧野越中守、松平伊予守(治好)、島津久金、喜入安房、川上頼母、島津仲、宮之原主膳
宛先
島津久金、喜入安房、川上頼母、島津仲、宮之原主膳
キーワード
二階堂行旦、島津重豪、新葬法事、参詣、御三家、直垂、留守居、付札、先例
追録6-No.2450書状旧記雑録暫定版確認度 高

家治の院号伝達と南泉院の法事・位牌調製について国元へ報告する

二階堂行旦は、徳川家治の院号「浚明院」が伝えられた経緯と、国元での法事・位牌調製の取扱いを家老へ報告する。重豪は病気で登城できなかったため、院号を書いた原本を受け取って松平陸奥守へ順送し、国元には院号を白木箱に入れて送付する。南泉院の四十九日・百箇日法事について、遠国では当日を過ぎても差し支えないと留守居が仏頂院へ照会して確認した。中陰法事には従来の先例がないものの、今回は中陰・四十九日・百箇日を各一日、計三日間行うよう指示された。また、南泉院に安置する位牌の名は上野の宮に揮毫を依頼する見込みであり、惇信院の位牌寸法と用紙を先例として相談している。江戸側ではなお正式な申込みに至っていないため、国元でも先例を調べておくよう前もって知らせる。

登場人物
二階堂行旦、島津重豪、徳川家治(浚明院)、徳川家重(惇信院)、伊達遠江守、松平内蔵頭、岩下内膳正、山田肥後守、松平対馬守、松平陸奥守、岩下佐次右衛門、上野の宮、島津久金、喜入安房、川上頼母、島津仲、宮之原主膳
宛先
島津久金、喜入安房、川上頼母、島津仲、宮之原主膳
キーワード
二階堂行旦、浚明院、徳川家治、南泉院、中陰、四十九日、百箇日、三日間、位牌、上野の宮、惇信院
追録6-No.2459書状旧記雑録暫定版確認度 高

中陰中の献上物と新葬法事中の干菓子献上の許可・実施を報告する

二階堂行旦は、中陰中の機嫌伺いの献上物について、在府の一万石以上には二度の献上、侍従以上には檜重、二度目の品は伺いによる旨の触達があり、重豪が先月十八日に檜重一組、今月二日に吉野葛粉一箱を献上したと家老へ報告する。さらに松平越前守が新葬法事中の献上を伺ったことを受け、重豪も現在の席次と由緒を考慮して、先例のない菓子類の献上を今月朔日に留守居から水野出羽守へ伺った。十日に同様に献上してよいとの付札が示され、十四日に干菓子一箱を献上した。本丸の蘇鉄之間で目録を提出し、品物は側衆が受け取り、披露する旨が伝えられた。奉書も同日届いたため、伺書写一通を添えて経過を知らせる。

登場人物
二階堂行旦、島津重豪、松平越前守、水野出羽守、島津久金、喜入安房、川上頼母、島津仲、宮之原主膳
宛先
島津久金、喜入安房、川上頼母、島津仲、宮之原主膳
キーワード
二階堂行旦、島津重豪、中陰、新葬法事、檜重、吉野葛粉、干菓子、献上、伺書、蘇鉄之間
追録6-No.2461書状旧記雑録暫定版確認度 高

中陰明けの鳴物許可と能方稽古・屋敷内の慎みを国元へ伝える

二階堂行旦は、中陰明けに伴い、所作をする者に限って昨日二十八日から鳴物を許す旨が、水野出羽守から大目付衆を通じて伝えられたと家老へ報告する。別紙写のとおり江戸の屋敷内へ申し渡したが、能方の稽古に関する鳴物その他の屋敷内の慎みは、当面は従来どおりとする旨を口頭で伝えた。国元でも先例に従って申し渡すよう求め、別紙を添える。

登場人物
二階堂行旦、水野出羽守、島津久金、喜入安房、川上頼母、島津仲、宮之原主膳
宛先
島津久金、喜入安房、川上頼母、島津仲、宮之原主膳
キーワード
二階堂行旦、中陰明け、鳴物、所作、能方、稽古、慎み、先例