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家わけ1の目録
家わけ一 概要データ〈暫定版〉 本データは、収録史料の所在と内容を探すための案内です。原文の確定翻刻・訳文ではありません。難読箇所、人物比定、文書境界等に確認中の事項があり、各項目に注記しています。引用・研究利用の際は原文をご確認ください。確認の進展に応じて内容を更新します。 2026年10月13日・公開用v5:全管理ID1,427件のうち概要掲載1,350件(留保付き973件)、保留・判定待ち77件は非掲載です。
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旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENE6-D0640 刊本標題:大隅國司廳宣
祢寝院南俣内の田畠について、府宣・公験の理に任せ頼清が妨げなく領掌するよう命ずる。頼清の解状が府に到来し、先の府宣・国宣知状の経緯を述べ、頼親嫡男の親助が多い負担物のため本公験とともに渡したと記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENE6-D0641 刊本標題:前大隅掾建部頼清処分状
前掾建部が横川院皆尾村と祢寝南俣内の作志木・志天利の田畠を清貞へ処分する。本券・副本券一通を進め、四至を記して処分の証とする。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENE6-D0642 刊本標題:前大隅掾建部頼高置文
父寂禅が存生時に祢寝院頼源園・小川院殿園・東園を適子清貞へ処分した旨を記す。 兄弟の「互和融」に触れ、頼高名義の置文として小川院東園の「頼高可所領」を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENE6-D0643 刊本標題:前大隅掾建部清貞譲状
桑東郷内永谷村の田畠地を限り永年で「檜前太子所」へ譲り渡す旨を記す。 後日のため本公験を相具して渡す。「財田得富謹言」と末尾署名の同一人物比定は行わず、独立宛所は確認されない。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENE6-D0644 刊本標題:大隅國正八幡宮神官等解
正八幡宮の神官等が、重信による祢寝院南俣の神事・領家年貢物の対捍を訴え、その非分地頭職の停止を求める。二度の御下文等を副進し、先例どおりの役・年貢納入と領家使に対する妨げの停止を願う。文治年間の御下文を引用し、神事奉仕を重信が免れない旨を論じる。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENE6-D0645 刊本標題:大隅國正八幡宮神官等解
正八幡宮神官等が本家政所の裁決を求め、重信の祢寝院南俣田畠山野等の押領を停止し、本地頭に佛神事を勤行させるよう願う。頼清の死後の処分・相伝、先年の当宮への寄進と府宣等を根拠に、重信と伯父高平の妨げを訴える。鎌倉二位家への言上・重信の非職停止を求める。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0646 刊本標題:某書狀斷簡
欠損を多く伴う書状断簡で、「薩摩船毎」などの語句が残る。具体的な用件・主体・宛先は不明。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0647 刊本標題:祢寢清平書狀
御祝言、本田殿との細物語、「此人まさきより歸候」などの伝言に触れる。一事を付けることに触れ、「便宜ニ申入候事御心え存候」と記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0648 刊本標題:家久書狀
合戦の様子を尋ね、陣での勝利、加治木城落居、本田・調所・平山への通達と蒲生方の同心を伝える。 城への兵米搬入、肝付方の勢、別符方との相談、指宿・肝付殿や伊作殿・伊集院殿への対応に触れ、不審の際の早い知らせを求める。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0649 刊本標題:祢寢家由緒書
祢寢家の系譜と古書・証文による軍忠、知行、神文の由緒を列記する。 歴代の恩賞地、重長の奉公、重張への返書、文禄四年の繰替と吉利村三千三百石余の配分、その後の増加、無石の衆と奉公の難儀を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0650 刊本標題:祢寢氏馬驗繪形
祖先代所用とする馬験の図と覚。大ノボリ、鷲の羽十二を用いた扇形の馬験、金みがき・旗・文字、小サシ三ツ菖蒲を記す。由来は詳らかでないとする。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0651 刊本標題:祢寢重長詠草
重長自筆として伝える詠草。老鶴、月と涙、秋の恋を詠む歌に、永正十五年七月十二日と重長花押がある。別配置で、憂しと見た世を今は恋しく思う歌と、住吉・荒れた宿・神のしるしの歌を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0652 刊本標題:才州良藝傳
十三代尊重の五男才州良藝が京都高臺寺に住した和尚で系図があると記す。年簡等は詳らかでないとし、伝来により載せると記す。伝記の康の字は高に改めるべきとすること、八九十年以前に住持した由を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0653 刊本標題:近衞某詠草
近衞殿下の染筆と伝称される詠草を筒蔵して載せる。筒蔵した祢寢民部丞について正統・庶流中に姓名が分からないと説明する。初対面の題と「つくしの人に我をわするな」の歌、歌旁の「玖」を載せる。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0654 刊本標題:島津家久詠草
家久卿の吉利假亭来臨と海浜での詠歌を説明し、秋の入江・松・川砂の歌、菊の歌と雪の断片を載せる。重張の訃音に際する和歌は正文散失とし、得た古写に基づく安藝霊前へ手向ける一首を載せる。末尾には吉利郷知行目録の改賜証書に関する説明がある。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0655 刊本標題:頴娃久政・川上久國連署知行目錄
吉利村、高原之内入来村、同所蒲牟田村之内、同所大牟田村之内の割付を示す。合三千三百七拾二石壱斗六升と記し、地本目録は後日指し出すとする。慶長十九年六月十八日の連署目録。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0659 刊本標題:建部清綱置文
既房丸の所従等の耕作米田畠について「無妨可作」とする。所当米は本名に量り、雑公事は勤めない旨を記す置文。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0660 刊本標題:建部頼綱請取狀
舎弟既房得分の田畠譲状三通を請け取り、既房成人時に交替させる旨を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0661 刊本標題:鎮西御教書
清治の代明性が申す郡本田畠屋敷・田代村光松名等について、舎弟清政・貞綱・清恒等と共に参対すべき旨を伝える。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0662 刊本標題:税所介敦胤請文
清保と清任・清政・貞綱・清経跡等の相論に関する御教書を受け、去月廿五日に清治跡を清保へ沙汰付した旨を記す。請取状を進上し披露を求める。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0663 刊本標題:近江守友貞宗書下
祢寝三郎清任の申す郡本以下田畠等の和与が以前の成敗と相違しない旨を伝える。越訴をめぐる後半句は原句を保持し読解を留保する。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0664 刊本標題:沙弥行智讓狀案
沙弥行智が郡本内の薗・土蔵、迫田・岩殿寺新開田等を女房へ永代譲る。命後の子共への譲与は条件付きとし、相伝時の御佃米二斗・御饋物四足、その他の御公事の沙汰を記す。次女子分は別譲状・一期譲と記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0665 刊本標題:沙弥行智讓狀案
沙弥行智が次男力壽丸へ郡本内西本の諸薗、竹崎・大多牧、別府分・田地分・光松内等を譲る。関東御下文・御下知以下証文と信親の去状等を添え、信親知行分等の永代領掌、郡本公事の御佃米五斗・御饋物十足とその他の御公事の沙汰を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0666 刊本標題:沙弥行智讓狀案
女房得分として河原新開田・松山新開田の田地、宮原五郎次郎入道に続く沽却地・狩倉三ヶ所を記し、鎮西御下知を添えて譲る。その他は先年の書置譲状の旨に任せた知行を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0667 刊本標題:沙弥行智讓狀案
三郎次郎清武得分として光松名の田地・在家山野、松山塩入新開田、佐多西方三分・四段田、桑東郷武安名五分三等を譲る。鎮西御下知を添え、その他は先年の書置譲状の旨に任せた知行を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0668 刊本標題:沙弥行智讓狀案
橋口土蔵を三郎次郎清武の分とし、他の子らの競望を禁ずる。女房得分の倉・稲以下の進退と邊津賀に関する条に、当年納足三十余石と知行を記す。 女房存生中、邊津賀得分内から毎年麦二石・米三石を請け取る旨を記す。 亀壽力房の倉を佐藤三弥四郎等へ預け置く旨、他の子らの競望禁止、女房方および清武得分の所従の譲与を…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0669 刊本標題:沙弥行智讓狀案
力房得分として松山新開田平九郎作と四至を記す。その他の松山原は先年の佐野大進房神助に関する書置譲状の旨に任せた知行を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0670 刊本標題:建部親員避狀
建部親員が松澤名の水田・狩倉等を列記する。重代相伝所領であるが御公事難治のため、祢寝郡司清成が当俣惣領であることにより調度証文等を添えて避け渡す旨を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0671 刊本標題:島津氏久契狀
氏久が、公私について一味同心とし、大事の際には存身の大綱を互いに見継ぐ旨を契約する。違変の場合の八幡大菩薩・諏方大明神の御罰を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0672 刊本標題:豊臣秀吉朱印狀案
九州の改替に際し、新御恩地として大隅国を宛行い、領知して忠勤するよう嶋津兵庫頭殿へ伝える。 肝付一郡は伊集院右衞門大夫へ遣わす旨を以前より仰せ出しているとして、速やかな引渡しを命じる。 末尾別記は平田清右衞門殿に関する要用と御記録所への上置を記す。記載主体と正文の移動経緯の詳細は不明。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENESAITO-D0673 刊本標題:今川滿範書狀寫
御勢の渡海をめぐる注進と「無到來候間、不審至極候」を記し、祢寢方との談合、御勢を進める条件に言及する。 「既御渡海之由探題御方へ先度注進申候了」と記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-NENELIBRARY-D0674 刊本標題:征西將軍宮令旨
馳参したことを「尤神妙」と賞する。 「早可致忠節者」と、早く忠節を致すべき旨を伝える。 征西將軍宮の仰せとして執達し、末尾に「散位判」と祢寢右馬助殿の宛所がある。 本文年紀は天授元年九月五日。刊本は一二四号文書の誤写と注記する。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0675 刊本標題:大隅國守護所下文
御家人見和平次有光が見参し、下向したことを記す。 「可令安堵」と安堵させるべき旨を示す。 署判は守護所の花押で、本文年紀は承久三年十二月、日数字は空欄である。 刊本は『旧記雑録前編一』三〇八号との同文を注記する。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0676 刊本標題:將軍家政所下文案
将軍家政所下文案として、氏に大隅国祢寝院佐法村内の田柒段・薗壹所を早く領知させる旨を記す。 亡父親高「未處之間」(原小字「分脱」)に配分したと述べる。 その土地を領掌させるよう命ずる。 建長五年十二月廿八日付で、案主・知家事・令・別當らの署名を列記する。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0677 刊本標題:大隅守護名越時章書下
氏に祢寝院佐法村内の田柒段・薗壹所を早く領知させる旨を記す。 前年十二月廿八日の安堵御下文の旨に任せる。 その土地を領掌させるよう指示する。 建長六年正月十四日付、前尾張守平の署判による。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0678 刊本標題:鎮西下知状
尼禅阿の代清種が申す祢寝院内畠田参段を扱い、申状は清元を「伯父」と記して禅阿への譲与後の違乱を訴える。 前年七月七日の清元状は、祢寝弥次郎母への永代譲渡と、亡父清綱譲状案文を添える旨を記す。 再三の召文に応答がないため谷山五郎入道覚信に実否を尋問させ、三月廿一日清元請文に今後違乱しない旨があると述べ…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0679 刊本標題:關東下知状
建部氏字又に祢寝院南俣内の田伍段・畠貳町壹段・在家肆宇を早く領知させる旨を記す。 亡父宮原五郎頼重の跡を配分したものであると述べる。 先例を守って領掌させるよう下知する。 元亨三年十二月七日付で、相模守平朝臣・修理權大夫平朝臣の署判がある。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0680 刊本標題:鎮西探題御教書
祢寝弥次郎清種が申す祢寝南俣内山本村田地の件を扱う。 訴状を示し、原小字に「副具」とある。 その沙汰を行うため、早く参対するよう祢寝五郎殿に求める。 元亨四年四月十四日付、修理亮の執達による。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0682 刊本標題:沙弥道性請取状
造営米銭として米壹斛貳合・銭百十文の請取を記す。 大隅国祢寝南俣得富内の畠田三反に係る祢寝弥二郎の弁所と記す。 右の米銭を請け取った旨を示す。 嘉暦二年五月廿一日付で、沙弥道性の花押がある。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0683 刊本標題:沙弥道性請取状
西字佐弥勒寺造営米銭の請取として、米壹斛貳合・銭百五十文を記す。 大隅国祢寝南俣得富五分一内の女子一人分に係るものとする。 祢寝弥二郎が弁じたものを請け取った旨を記す。 嘉暦貳年五月廿一日付で、沙弥道性の花押がある。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0684 刊本標題:沙弥某書下
祢寝弥二郎清種が、大隅国佐多村内の田薗等について申す。 去年十二月廿一日付の御教書と重申状が示されている。 沙弥は、すでに仰せ下された旨に任せて申し沙汰するよう佐多弥七に伝える。 刊本に『旧記雑録前編一』一六〇七号との同文注記がある。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0685 刊本標題:掃部助某安堵状
大隅国祢寝院南俣の一分地頭、祢寝弥二郎の知行分を対象とする。 使者について「重下使者候程者」と述べる。 その知行分に相違があってはならない旨を示す。 元弘三年十二月二日付、掃部助の花押がある。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0686 刊本標題:鎮西下知状
祢寝弥二郎清種が申す祢寝院佐多村の田地七段・薗壹所を扱う。 本主親政が関東の建長五年十二月廿八日安堵御下文・翌年六波羅施行以下を添えて沽却し、清種が買得した経過を挙げる。 佐多弥七親経の押領をめぐり、召文・隆信の起請文、親政の沽券と代銭参拾五貫文、親綱の配分状等を検討する。 親経が請文に及ばない違背…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0687 刊本標題:鎮西探題御教書案
祢寝弥二郎清種が申した佐多村内田薗の件を扱う。 裁許を受けた件について、その状を守るよう指示する。 「可沙汰付也」と沙汰付を命じる。 正慶元年十二月廿日付、谷山五郎左衞門入道殿・税所介殿への執達案である。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0688 刊本標題:大隅守護櫻田師頼軍勢催促状
先帝の事について、今年三月十七日付関東御教書が今月廿六日に到来したと述べる(原小字「子刻」)。 案文は、凶徒等の誅伐のため大隅国の地頭・御家人を催して伯者國へ発向する旨を伝える。 早く庶子等を相具え、軍忠を致すよう祢寝弥次郎に求める。 本文末の発給年紀は正慶二年四月廿七日、署判は前參河守である。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0689 刊本標題:畠山直顯安堵状
大隅国多祢嶋内現和村名主職について、軍忠を致したことを挙げる。 右大将家御下文以下の証文を帯び、相伝の条が明らかであると述べる。 「半分」については先に申付したものとする。 年貢については軍勢兵粮として直進するよう祢寝弥次郎へ伝える。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0690 刊本標題:畠山直顯感状
日向国の凶徒として肝付八郎兼重とその黨類を挙げる。 肝付兼重らが大岩田城に楯籠った状況を記し、「没落之時」に抽んでた軍忠を称える。 さらに忠節に励むべき旨を祢寝弥次郎へ伝える。 暦應貳年四月廿日付で、源の花押がある。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0691 刊本標題:畠山直顯挙状
大隅国祢寝弥次郎清種の建武三年から暦應二年八月兼重城没落までの、日向国での軍忠を注進する。 建武三年十二月十八日兼重城、建武四年正月十日石山城、暦應二年正月十三日上財部向城の合戦と、清種・親類平六兼安の負傷を記す。 石山城・大和田城・新宮城・兼重本城の落城を挙げ、原小字に三俣院・南郷・下財部を添える…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-D0692 刊本標題:島津氏久書下
大隅国佐多村庶子女子二人の跡について相伝知行を述べる。 関東・六波□の御下文・御施行以下と、当知行所見状等を一見したと記す(原小字「羅」)。 相違があってはならない旨を祢寝次郎入道へ伝える。 延文六年七月十一日付、修理亮の花押による。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-GOSHOHAN-D0693 刊本標題:建部別當丸着到状
京都騒乱の事により博多へ馳参した別当丸の着到を述べる。 父として記される祢寝弥次郎清種は当病の間とする。 別当丸が御着到に入り、現在も在津する旨を記す。 御奉行所への披露を求め、承了の証判を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-GOSHOHAN-D0694 刊本標題:建部清種軍忠状
肝付兼重・兼隆らの加瀬田城郭に関する軍忠を清種が申す。 水手として日々合戦し被疵したことと御奉行らの見知を記す。 後巻に対する大将の命と去五月廿三日の野崎での合戦に言及する。 一族一烈による申告として御披露を求め、六月十八日の年紀を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-GOSHOHAN-D0695 刊本標題:建部清種着到状
日向国の祐広・兼重らを誅伐する御発向に際する着到である。 大隅国祢寝弥次郎清種が軍忠を致すため国富庄太田城へ馳参したと述べる。 国富庄太田城への着到を御奉行所に披露するよう求める。 裏書は今帰宅する者の忠を無とする条件を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-GOSHOHAN-D0696 刊本標題:建部清種軍忠状
兼重誅伐に伴う三俣院への御発向と城郭包囲を記す。 前年十二月十八日、大手城戸の合戦で敵を追い入れ被疵したとする。 今年正月十日の石山城攻落でも大手で先懸し被疵したとする。 自身二度の負傷と所々の先懸を注文し、見知了の証判を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-GOSHOHAN-D0697 刊本標題:建部清種軍忠状
祐広・兼重ら誅伐のため前年十一月二十一日に国富庄太田城へ馳参したとする。 新宮城・三俣院・兼重城郭での合戦と大手城戸の被疵を述べる。 今年正月十日の石山城攻落で先懸し再び被疵したとする。 連日の軍忠と二度の負傷を御奉行所に披露するよう求める。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-GOSHOHAN-D0698 刊本標題:建部清種軍忠状
建武三年十一月二十一日の太田城着到以来、新宮城・三俣院などの合戦を申す。 兼重城郭と石山城での先懸・被疵、建武四年十月までの軍忠を述べる。 南郷大和田城を今年四月十三日に攻落し、今月十三日に兼重城を押巻き同廿七日に攻落したとする。 親類平六兼安の被疵も記し、所々の先懸と軍忠について御披露を求める。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-GOSHOHAN-D0699 刊本標題:禰寢清種軍忠状
薩摩国凶徒誅伐の御発向に最前馳参し御前陣を賜ったと申す。 「去年八月」の一宇治城・市来城合戦と師忠手への所属、同月十二日の東福寺城合戦を記す。 東福寺山城・尾頸小城・催馬楽城などの攻落・対治を列挙する。 「然早自去年八月迄于今月日」として軍忠の後証に備える御一見状を求める。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-GOSHOHAN-D0700 刊本標題:禰寢清種軍忠状
薩州凶徒退治のため今年八月十五日に最前馳参したと申す。 助三郎忠国らが籠る伊集院平城で忠節を致したと述べる。 阿多郡加世田別府における合戦・軍忠も記す。 後証に備えるため御一見状を求める。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-GOSHOHAN-D0701 刊本標題:禰寢清種軍忠状
建武三年から暦応二年八月卅日までの軍忠について急速な御沙汰を求める。 御着到・御感御教書・御一見状など一巻を副進する。 清種と兼安らの負傷、城の攻落、身命を捨てた先懸を述べる。 御注進と恩賞を求める申告に直顕判を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-GOSHOHAN-D0702 刊本標題:禰寢清種軍忠状
薩摩国凶徒対治のため去月五日の谷山郡御発向に最前馳参したと申す。 同七日に散々合戦したことを述べる。 同十三日の伊集院御発向で忠国らの平城を攻め取ったとする。 後証に備えるため早い御一見状を求める。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-GOSHOHAN-D0703 刊本標題:禰寢清種軍忠状
建武三年以来、御方として隅州・日州・薩州の合戦で度々被疵したと申す。 頼仲らに対する大姶良城・加世田城・高熊城などの合戦を列挙する。 夜襲・攻落・始良庄での合戦・志布志御発向への供奉を記す。 連続した軍忠を御披露するよう求め、承了の証判を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-GOSHOHAN-D0704 刊本標題:禰寢道種軍忠状
祢寝弥次郎入道々種が急速な御沙汰と御一見状を求める。 御敵として楡井四郎頼仲・同又四郎頼重を挙げ、大姶良城・木谷城・壱谷城での軍忠を申す。 観応三年十二月の大姶良城包囲と、去年七月十二日・去月廿二日・同廿四日夜の合戦を記す。 軍御奉行人野本藤二の見知を掲げ、御一見状を求める。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0705 刊本標題:建部親綱配分狀
佐汰村内五女分の配分を列挙する。 水田七段、竹原田二段六十歩、湊田内四段三百歩などを記す。 小藤二外薗と壱所の記載も伴う。 御下知の旨に任せた配分として親綱と後家比丘尼代藤原の在判を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0706 刊本標題:建部清綱讓狀
祢寝院司建部清綱が頼綱得分の田畠・山野等を譲与する。 用松名・郡本内田薗・山野四所などの段数、所在、四至を列挙する。 守護状に従う領知を認め、他人への沽却について「相本名天可令沽却」と定める。 仏神事役・御領物・御佃新入田・公事果役を本名弁内から五分壱天で勤仕し、用松名は加定とする。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0707 刊本標題:建部清綱讓狀
清綱の子息への譲与所帳として頼綱得分の田畠・山野等を列挙する。 用松名・郡本内水田薗・山野四所などの所在と領知、本名五分一の公事所当勤仕を記す。 件山野は頼親に譲り、請畠陸段内麦畠壱段所当を初任時に弁じる旨と、とよはらへの譲与を記す。 子息等に所分した田畠山野以外は嫡子清親が領知する旨を結ぶ。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0709 刊本標題:建部氏女讓狀
たけんへのうちの女が、そく女まつこせんへ、南俣さた村内の田地屋敷と御下文以下の証文を譲る。 田地屋敷の「ミやうしつほつけ」はちかつなの分状に見えるとし、「うちの女からうたいさうてんしりやうなり」と記す。 「らうせうふちやう」の句を理由として挙げ、まつ御せんに将軍家御下文以下の証文を添えて永代の譲渡と…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0710 刊本標題:平氏女讓狀
平氏女が、ちやくしまこ四らうちかまさへ、「ねしめのゐんさたのむら」内の田地屋敷と将軍家御下文以下の証文を譲る。 田地屋敷の「ミやうしつほつけ」は分状に見えるとし、「氏女からうたいさうてんのしりやうなり」と記す。 「らうせうふちやうたるあひた」の句を理由として挙げ、証文を添えて永代を限って譲る。 後日…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0711 刊本標題:建部親政讓狀
建部親政が、やうしねしめのいや二郎きよ□へ、さた村内の田地屋敷を譲る。 御下文以下「いけのてうとのせうもん」を添える。 ちかまさの重代相伝私領とし、一門のきよたねについて幼少からの志を述べ、永代の譲渡とする。 後日の証として本譲状を作成する。幼少からの志を示すかな句の詳細語釈は留保し、本文欠字と小字…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0712 刊本標題:建部親政沽却狀
親政が用要により、大隅国祢寝南俣さた村の相伝の田地屋敷を売却する。 ねしめのいや二らう殿へ、代銭三十五貫文で永代を限って売り渡す。 将軍家御下文・六波羅御施行・ちかつなの分状などを添える。 田薗の地名はちかつなの分状に見えるとし、後日の証として本状を作成する。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0714 刊本標題:建部清元讓狀
清元が祢寝弥次郎殿母御前へ、南俣内の畠田三段を永代に譲る。 「為清元姪之上、忠節成之間」と理由を記し、亡父清綱の譲状案文に裏封をして添える。親族関係はこの文書の言説として保持する。 御佃・府御領物は田地の分限に従い、万雑公事は惣領に留め、警固番役と社国臨時課役は分限に従う。 清元子孫が田地に違乱を申…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0715 刊本標題:尼禪阿讓狀
あませんあが、ちやくしいや二郎きよたねへ「はたけた三たん」を譲る。 小字に「てんしさかいはしたいのしやうにあり」と記し、次第の証文を添える。 せんあの重代相伝私領とし、「らうせうふちやう」の句を理由として永代の譲渡を記す。 後証として本譲状を作成する。本文年紀けんかう二年と添小字元亨、脱カ等の注を別…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0716 刊本標題:尼禪阿讓狀
あませんあが、ちやくしいや二郎きよたねへ祢寝院内の田地屋敷を譲る。 ミなミにうたうの薗とまかと内の田五反を列挙し、小字で境は本証文にあると記す。 又五郎きよすミの御けちに対し、本文が「しやてい」と呼ぶ五郎二郎しけきよがかわち殿の御手で越訴し、ミふんと仰せられた旨を記す。 御配分が御評定に上り関東に御…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0717 刊本標題:尼禪阿讓狀
あませんあの譲状で、本文の大部分に欠損がある。 残存本文にいや二郎きよたね、いや三郎きよいゑが見えるが、両者への処分の関係は確定しない。 「ゑいたいをかきて、」と「うたうのそのゝうち、二たん」などの断片が残る。 年紀はけんかう三ねん八月廿五日。土地配分・譲渡条件の全体を隣接文書で補わない。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0718 刊本標題:建部高清讓狀
高清が、祢寝南俣山本村内の北横副二段を弥次郎殿へ譲る。 弥次郎殿を「一姪男」と記し、年来の志が浅くないことを理由に永代の譲渡とする。 御佃米三升・府御領物二足、石築地勤仕時の田別銭十文を定める。 不慮の外煩が生じた場合に辺田村内の上田二段を選取できるとし、子々孫々の知行を認める。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0719 刊本標題:建部重清請取狀
重清が、父よりの遺領に関する証文三通を受け取った旨を記す。 南俣もちまつ名内の三の坪以下、ほしかわのさゑもん五郎の後家領状の分に言及する。 元亨三年十二月七日の御下文、同御配分状、鎮西御施行の三通を列挙する。 ねしめのいや二郎殿方より受領したことの証として請取状を作成する。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0720 刊本標題:れんふく讓狀
れんふくが、ひこまつしゆまろへ祢寝院さた村内のはま田七反とやまのくらの薗を譲る。 れんふくの重代相伝私領であると記す。 御下文以下の証文を添え、永代を限って譲る。 後日の証として本譲状を作成し、ひこまつしゆまろの人物比定を行わない。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0721 刊本標題:尼ねんほう避狀
ねんほうが、ねしめのいや二郎殿へ、さた村内のはま田七反・屋敷・やまのくらの薗を避り渡す。 本文は、まつしゆまろが今のいや二郎きよてるであり、永代の譲渡を受けた所領をねんほうが預かっていたと記す。 ねんほうには御公事を充分に沙汰できないことを理由として挙げる。 本文はいけはた殿をきよてるの親と記し、諸…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0722 刊本標題:覺惠田地沽却狀
かくゑが、祢寝院南俣まかと内の田一反をいけはた殿へ売り渡す。 田地はかくゑの重代相伝地であると記す。 沽却時は池端殿へ売るべき旨が、はうほせんあの譲り状に記されていると述べる。 「代のようとうニ六くわんもんに」とあり、助詞ニに続く六貫文を支持する。本証文を添えて永代売却の後証とする。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0723 刊本標題:政位請取狀案
去年・今年分の「すこ御せちれう」代として合八十四文を記す。 さたのむらのうち「によし二人」の分であると述べる。 いけはたとのの弁に関する請取で、政位判を伴う。 かうゑい三年十一月廿二日の年紀を付す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0724 刊本標題:沙弥道種讓狀
佐多村内の湊田四段三百歩・竹原田二段六十歩と薗、濱田七段・山野口薗を挙げる。 関東御下文・六波羅御施行・鎮西御下知・手継以下の証文を副渡する。 道種重代相伝の私領を別当丸へ永代譲与すると述べる。 後証の譲状とし、永和二年三月一日の年紀と道種の署名を付す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0725 刊本標題:沙弥道種讓狀
別当丸へ祢寝院南俣内の田薗を譲与する。 池縁薗・馬門田・樋渡畠田・河原小薗を挙げる。 道種相伝の私領に関東御下文・六波羅御施行・鎮西御下知・手継証文を副える。 永代譲与と後証を述べ、永和四年十月廿九日の年紀を付す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0726 刊本標題:沙弥道種讓狀
佐多村内の湊田・竹原田・松坂薗、濱田・山口薗を譲与対象として列記する。 道種重代相伝の私領であると述べる。 関東御下文・六波羅御施行・鎮西御下知以下の証文を副える。 別当丸へ永代譲与し、後証の譲状とする。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0727 刊本標題:沙弥崇音讓狀
祢寝院南俣内の池縁薗・馬門田・樋渡畠田・河原小薗を挙げる。 崇音重代相伝の私領を、やくし二郎さ衛門清康へ永代譲り渡す。 本証文を副え、しんしさかひの事は本証文に明らかであると述べる。 文明八年四月七日の年紀と沙弥崇音の略押署名を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0728 刊本標題:沙弥崇音讓狀
佐多村内の松坂薗、濱田七段・山口薗を挙げる。 崇音の重代相伝私領を、ちやくし二郎さ衛門清康へ永代譲り渡す。 本証文を副え、しんしさかいの事は本証文に明らかであると述べる。 文八年四月七日の年紀と沙弥崇音の略押署名を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0729 刊本標題:沙弥善從讓狀
佐多村内の松坂薗、濱田七段・山口薗を挙げる。 善従重代相伝の私領を「殊嫡子又十郎清年」に永代譲渡する。 本証文を副え、四至境について本証文に明白と述べる。 明應六年七月廿四日の年紀と沙弥善從の略押署名を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0730 刊本標題:沙弥善從讓狀
南俣内の池縁薗・馬門田・樋渡田・畠田三段・河原小薗を挙げる。 善従重代相伝の私領を殊嫡子又十郎清年へ永代譲渡する。 本証文を副え、四至境について本証文に明白と述べる。 明應六年七月廿四日の年紀と沙弥善從の略押署名を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-JOJO-D0733 刊本標題:沙弥清本讓狀案
軍忠の時に嫡子右衛門尉清住とその嫡子弥次郎清尚が戦死したと記す。 嫡家伝来の文書数通を二男孫又七へ譲渡する。 後代に異儀に及ばない旨を述べる。 天文十三年十二月□の年紀と末署沙弥清□を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0734 刊本標題:將軍久明家政所下文案
祢寝院南俣内の用松名・下直□村の地頭職を早く領知させる旨を記す。 亡父清綱の三通の譲状年紀を挙げ、その旨に任せる。 当該職の先例を守り沙汰すべき旨を將軍家政所下として伝える。 正應四年十月十六日の年紀と家政所の署判欄を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0735 刊本標題:六波羅施行狀案
用松名・下直世村の地頭職を対象とする施行状案である。 今年十月十六日の関東御下文の旨に任せる。 当該職の先例を守り沙汰すべき旨を伝える。 正應四年十一月四日の年紀と丹波守・越後守平朝臣の署判を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0736 刊本標題:祢寢清種代清成重申狀
清種の代清成が、佐多村の田地・屋敷等について重ねて言上する。 佐多弥七親経が度々の御教書に背き参陣しない旨を述べる。 谷山五郎左衛門入道への実否尋問にも左右が申されないとし、傍例に任せた御沙汰・裁許を求める。 三通を副進し、御教書案二通は先進した旨を記す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0737 刊本標題:鎭西探題下知狀案
清種が申す佐多村の田地七段・薗一所について、親政から買得した所領への親経の押領を扱う。 親政の沽券に証文を副え、代銭三十五貫文で清種へ永代沽渡した旨を記す。 度々の召文と隆信への実否尋問、親経の違背を記した答え等を記す。 異儀に及ばず清種の領掌を命じ、正慶元年十二月五日の年紀を付す。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0738 刊本標題:建部清成外五名一族連署契狀
世上騒乱その他の諸事について、一門が一身同心となる旨を連署する。 異儀なく何事も申し談じて衆儀による旨を述べる。 背く者に日本国中大小神祇冥道の罰を蒙る旨を誓う。 建武三年正月十一日の年紀と清能・清種・清武・頼純・道恵・清成の連署を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0739 刊本標題:畠山直顯軍勢催促狀案
兼重の対治のため三俣院へ発向する旨を伝える。 祢寝弥二郎殿へ早く馳参するよう求める。 忠節を致すよう執達する。 建武三年十二月十四日の年紀と源御判を伴う。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0740 刊本標題:權大檢校珍賢書狀
御札を承け、佐汰村内女子分の去今両年御佃米二斗二升・新入田米三升の請取を進める旨を述べる。 定使・孫四郎男等への御弁の件は存じず、請継に及ばない旨を述べる。 定使等に御弁があってはならない旨を先年一院に触れたとし、残分の早い御沙汰を求める。 「親可候者、違例最中間、不被申御返事候」と記し、十月六日の…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0741 刊本標題:散位清信書狀案
散位清信が、六郎冠者の自害について御札を受け取り、了承したと伝える。 以前からの重病について「自市来向薬師候共」と記し、療治を加えてもさらに発病したと述べる。 去月十一日に自害したとの報告と、存命しても無甲斐者だったとする悲歎の文言を記す。 博多の不審な細事を注記して知らせたことに礼を述べ、後信を期…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0742 刊本標題:土持重綱書狀
重綱が、去年十二月十八日の兼重城の大手で「自身被疵」と記す。小字に右肘とある。 今年建武四年正月十日の石山城破却時にも「重自身被疵」の条を見知ったと記す。小字は左手。各自身の基点は留保する。 これらの旨を注進すべきことを祢寝弥次郎殿へ伝える。 署名は重綱、小字は土持。小字の負傷箇所と署名を分け、本文…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0743 刊本標題:祢寢清種申狀
清種が、多祢嶋内見和村名主職について、厳密な御沙汰と安堵の裁許を求める。 大将家御下文・忠久施行・手継状・系図を副進し、養父佐多孫四郎親政の重代相伝地と主張する。 浄心が関東の権威で押領して持子五郎兵衛入道へ持たせたと訴え、動乱で延引したのち五郎兵衛入道が御敵に同意し誅せられたと述べる。 下文・忠久…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0744 刊本標題:畠山直顯打渡狀案
清種が申し出た多祢嶋現和村名主職は「闕所之間」で、軍忠により管領させる旨を申し付けたと述べる。 早く現地へ赴いて半分を清種に打ち渡すよう、世戸山彦四郎入道殿へ命じる。 裏書は現和村名職を重代相伝地とし、下知を得て地頭年貢も沙汰する旨を仰せ付けられたと述べる。 同房左近次郎入道を差し下したとし、下知に…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0745 刊本標題:うは太郎母人身質券
うはたらうの母が、九歳の子をいけはたとのへ用途二百もんに入れ置く。飢饉で自身と子が飢え死ぬためと述べ、二百もんを日頃の二くわん三くわんもんにも当たると記す。 「もしらい九月中に、ふほうなる事候ハゝ」という条件のもと、子を永代を限って相伝の御とのの人に召し取る旨を記す。 御用途は来九月中に「いちはいを…
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0746 刊本標題:ぬくみのとうない三郎入道某契約狀案
欠損を伴う本文に、人にもかとする件や、逃げ失せた場合に関わる条件が残る。 ぬくミのとうない三郎入道某の名義と、たつねしんすへく候の文言を記す。 「もしたつねいたさす候はゝ」とし、自分の身を永代を限って相伝の御とのの人に召し取られる旨を定める。 その時一口の異論を申さないとし、後日のための状とする。
旧記雑録拾遺 家わけ1-管理ID TMP-P03-IKEHATA-ZASSHO-D0747 刊本標題:祢寢道種申狀
道種が、多祢嶋現和村について先の御下知に任せて打ち渡すよう求める。 重代相伝所領を肥後中務左衛門尉が押領したと訴え、御下文以下の証文を帯びて訴申した経過を記す。 去建武四年八月一日に下知を得て知行していたが、中務太郎が御敵に同意し、下知を背いて押領したと述べる。 現在の参向を受け、厳密な御沙汰を経て…