伊地知季安記事
正月十三日 / 冊子 10頁/原整理番号 6-2
伊地知季安が、軍衆人数差出留の「三口合」は正月十三日・十四日・二十六日の三回の集計だと説明する。七日・八日以前に出立した衆も多かったが、賦方の村田郷左衛門経乗・猪俣為右衛門則康が十三日に米之津へ着いて人数差出を取り揃えたため、帳簿は十三日から二十六日までとなったと推定し、その後の人数増減を記す別帳が見当たらないことを惜しむ。
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正月十三日 / 冊子 10頁/原整理番号 6-2
伊地知季安が、軍衆人数差出留の「三口合」は正月十三日・十四日・二十六日の三回の集計だと説明する。七日・八日以前に出立した衆も多かったが、賦方の村田郷左衛門経乗・猪俣為右衛門則康が十三日に米之津へ着いて人数差出を取り揃えたため、帳簿は十三日から二十六日までとなったと推定し、その後の人数増減を記す別帳が見当たらないことを惜しむ。
年月日未詳 / 冊子 29頁/原整理番号 43
伊地知季安が、鹿児島から島原の陣所へ、世子は日州筋から下り、鹿児島に一夜逗留した後、紫尾山を越えて獅子島へ渡り、情勢次第で有馬へ渡海するとの注進があったと記す。陸上の軍勢は世子を待って出陣に従い、普請奉行の伊地知重政・長谷場純正らは急行して陣屋などを整え、賦方の村田経乗・福崎新兵衛らも来る予定だと、島津久元・山田有栄が上津浦へ問い知らせたという記事。
年月日未詳 / 冊子 71頁/原整理番号 113-1
伊地知季安の記事。賦方の村田郷左衛門経乗・福崎新兵衛らが、軍衆減少について上津浦から島原へ使者として向かった。朔日以来順風がなく、この日に渡海した。目録年月日欄は空欄のため、本文の日次をB列へ補入しない。
年月日未詳 / 冊子 96~97頁/原整理番号 154-1
伊地知季安の記事。同日早朝、村田経乗が島原から上津浦へ戻り、兵糧負担を考慮して島原・上津浦の人数を減らし、船のある次第に千二百人を帰す案が定まったと記す。上津浦衆は戦況を見ず帰るのを不本意として島原衆との交代を願い、島津久賀・喜入忠政らが島原の薩将へ協議の書状を送った。目録年月日欄は空欄。
年月日未詳 / 冊子 97頁/原整理番号 154-2
入来院重国・喜入忠政・島津久賀が山田有栄・島津久元へ、村田経乗の返事を受け、渡海人数と兵糧が多過ぎるため、船便に応じて人数を帰し兵糧を陣へ送る案を相談する。上津浦衆を新着衆と交代させ、帰還前に島原の陣城を見せたいとの願いも取り次ぐ。本文末は二月八日だが目録年月日欄は空欄。
年月日未詳 / 冊子 100頁/原整理番号 160-1
伊地知季安の記事。九日、世子が有馬へ直行するとの報が鹿児島から島原へ届き、賦方村田経乗や相良頼房ら普請奉行・功者衆を島原へ召したため、上津浦の四将が島原の両将へ書状で報じたと記す。目録年月日欄は空欄で、続く160-2がその返書本文に当たる。
二月九日 / 冊子 100~101頁/原整理番号 160-2
入来院重国ら上津浦四将が山田有栄・島津久元へ、薩州様の直行に伴い伊勢貞昌から注進があり、陣営を早く整えるため村田経乗・相良頼房・村尾源左衛門らを当地へ参らせるよう求める。佐州・石州の陣所が遠いため両所とも相談したと追伸する。
年月日未詳 / 冊子 101頁/原整理番号 161-1
伊地知季安の記事。村田経乗が島原へ渡るに際し五か条を島津久元らへ協議させ、その返答を聞かせるため本田隼人佑親紀を同行させたと記す。目録年月日欄は空欄。
二月九日 / 冊子 101頁/原整理番号 161-2
入来院重国・喜入忠政・島津久賀が山田有栄・島津久元へ、村田経乗が召し寄せられたため五か条の書付を送り、返答を早く求める。本田親紀を同行させ、詳しくは同人を通じて伝えるとする。
年月日未詳 / 冊子 81頁/原整理番号 132
伊地知季安の記事。北郷久加・入来院重国が上津浦へ移り、島津久元が平田宗直を島原へ召したため土持綱辰を船奉行として渡海させたことを記す。また鹿児島から去る四日付の川上久国・三原重庸書状が届き、薩州様の進路変更時の軍勢対応を指示したこと、村田経乗・猪俣則康の召集状況を述べる。
年月日未詳 / 冊子 87頁/原整理番号 145-1
伊地知季安の記事。普請奉行伊地知重政が世子の有馬参陣説により島津久元から陣営設営のため召され、風潮不順で待機後、五日頃に上津浦から渡海した経緯を考証する。八日に供衆の多くを帰した記録などから、時期・人数には詳らかでない点を残す。