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追録7-No.1793書上旧記雑録暫定版確認度 高

島津斉彬実名勘考(忠方・碇山久陽謹考)

白木御文書五番箱百七十号にある実名の考書。冒頭に己巳・御歳十三、忠の字・本命木・帰納張を記し、実名「忠方」の意味を論じる。筆者は忠を火、本命を木、方を水に配し、水が木を生じ木が忠の火を生じるため、生生として窮まりなく吉であるとする。二字の点画を八卦数に配して震となり、「大命風」の讃も上吉とし、帰納の張は張大の意味と説明する。忠実方正の徳と大度寛仁の道で治めれば、上の風俗が隆盛し下の民は至治の恩沢を受けるとして、日長・月盛、万年の長寿と天の福を願う。文政四年辛巳2月吉日、臣碇山久陽謹考。これらは筆者の命名論として整理する。包紙の朱書百七十号には、忠方公の実名考書の折紙一通を江戸の美濃から碇山八郎右衛門へ渡し、記録所で格護するよう指示したと記す。文政五年午6月7日に承知し、八郎右衛門が持ち下って納置した旨も記す。考書の日付と翌年の授受・保管記録を分ける。

登場人物
忠方(島津斉彬)、臣碇山久陽(筆者)、江戸美濃、碇山八郎右衛門(包紙記録)
宛先
本文に宛先記載なし
キーワード
白木五番箱百七十御実名己巳十三御字忠本命木帰納張忠方五行忠火方水水生木木生火生生無窮両字点画八卦震大命風讃上吉張大忠実方正大度寛仁至治恩沢眉寿萬年景福文政四辛巳二月吉日碇山久陽謹考包紙江戸美濃碇山八郎右衛門記録所格護文政五午六月七日承知持下納置