追録7-No.無番号_0137その他文書旧記雑録暫定版確認度 高
島津久風祭文
天保4年4月15日相当(本文「朔辛丑越乙卯」の干支日数による) / 冊子 975頁/整理ID 旧記雑録追録7_文書無番号_0137
No.2704の附属資料「の7」、島津但馬久風が献じた祭文。冒頭は天保四年歳次癸巳四月朔辛丑から乙卯に至る日を記す。干支の辛丑から乙卯は十四日後で、朔日を一日とすれば十五日相当になる。臣藤原久風が供えをもって故従三位左近衛中将大信公の霊を祭ると述べ、日置家との本文注を伴う。続く散文は、重豪の英明と絶倫の才、修業・治政・教化、文徳、三州と琉球に及ぶ名声、末流への恩と育才を讃える。周の徳や殷の功との比喩を用い、長い寿命と繁栄する子孫を期待したのに、忽然と死去して天命は保ち難いと嘆く。禄を受けながら報恩しきれない臣としての悲しみと慚愧、誠実に旧典に従って拝礼し供えを献じることを述べ、霊がこれを受けるよう願う。祭日の日数は干支からの対応として示し、久風の献祭を他の一門の代祭と混同しない。