御家中諸家大概
入田氏・戸次氏・立花氏/御家中諸家大概奥書
入田戸次立花は大友殿一族にて候
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SUMMARY
概要
本文は入田・戸次・立花の三家を大友氏一族とする。入田宗和の子孫が高岡に住み、新左衛門その他を宗和一門とし、戸次玄珊と読める人物の子孫・平兵衛が近年まで鹿児島府に住んだこと、志賀道益の子孫や高岡・大口の志賀名字の者を挙げる。三家が島津家へ参った由来は周知として詳述を省く。続けて、家中諸家の系図外の人別書付を尊覧に供し、詳細は国元で考案して報告するとする延享三年八月の奥書、宝暦三年に東都芝邸御記録所で清書した旨、明治二十一年に県庁本から書写・校合した旨の識語を載せる。
MODERN JAPANESE
現代語訳(短文)
入田・戸次・立花の三家は大友殿の一族である。入田宗和の子孫は高岡に住み、新左衛門という者がおり、そのほかも宗和一門だという。戸次玄珊と読める人物の子孫である平兵衛は、近年まで鹿児島府に住んでいた。志賀道益の子孫がおり、高岡・大口には志賀の名字を称する者が住んでいる。この三家が島津家へ参った由来は御存じのことであるため、詳しくは申し上げない。以上、先年命じられた家中諸家の系図以外の人別書付を尊覧に供する。詳細は国元で考案のうえ申し上げる。延享三年八月吉日。右の書は宝暦三年初夏上旬、東都芝邸の御記録所で清書した。さらに明治二十一年、県庁本から書写・校合した。
- 論理記事ID
- 289
- 物理文書番号
- 289
- 史料名
- 御家中諸家大概
- 文書名
- 入田氏・戸次氏・立花氏/御家中諸家大概奥書
- 記事種別
- 家・氏族由緒・大友氏一族・入田宗和後裔・戸次氏・志賀道益後裔・島津家奉公・編纂奥書・書写識語
- 姓・系統
- 大友氏一族とする入田・戸次・立花三家・後半は編纂書写識語
- 冊子頁
- 38-39頁
- 主要人物
- 入田宗和、入田新左衛門、戸次玄珊(字形要確認)、別木平兵衛(字形要確認)、志賀道益、諏訪宗蔵、平岡之隆(字形要確認)、五代純夫
- 関係地
- 高岡、鹿児島府、大口、東都芝邸、県庁
- キーワード
- 入田氏、戸次氏、立花氏、大友氏、入田宗和、高岡、鹿児島府、志賀道益、大口、島津家奉公、人別書付、延享三年、宝暦三年、東都芝邸、御記録所、明治二十一年、県庁本、書写識語
- 読取確認度
- 低
- 境界判定
- 良
- 境界疑義
- 冊子38頁下段左端の記事から冊子39頁の書写識語まで続き、青線で御家中諸家大概の冊末を示す。次の職掌紀原とは表紙を挟んで分離。
- 判読疑義
- 戸次玄珊・別木平兵衛様の人名、戸次・高岡・大口と志賀名字の構文、三家の具体的系譜、延享三年奥書の人別書付、宝暦・明治期識語の筆者・校合者名を継続確認する。
- 史料評価
- 三家の由来を周知として略す一方、編纂提出・国元調査・後代書写の各段階を奥書と識語から追える、伝本形成上重要な文書
- 既存整理対応ID
- K-265(主編K-062にも関連)
- 処理状態
- 第一次整理済
- 備考
- 二頁目は本文続行ではなく、宝暦・明治期の書写識語として整理。