御家中諸家大概
指宿氏・頴娃氏・知覧氏・谷山氏・増山氏・別府氏
指宿頴娃 只今の頴娃は伴家にて知覧谷山増山別府一姓にて平家にて御座候
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SUMMARY
概要
本文は指宿・頴娃以下の諸氏の姓と中世の在地支配をまとめる。現在の頴娃氏を伴氏、知覧・谷山・増山・別府を同姓の平家とし、元弘・建武頃までは各氏が名字の地で栄えたという。指宿氏惣領の左近兵衛は高岡に住み、足利尊氏以来の将軍家御判と島津家代々の御判を多数所持した。鹿児島に住む主税も家文書の写しを持ち、その先祖は義久の近習であったと記す。
MODERN JAPANESE
現代語訳(短文)
指宿・頴娃について。現在の頴娃氏は伴氏であり、知覧・谷山・増山・別府は同姓で平家である。元弘・建武の頃までは、いずれも名字の地を本拠として繁栄した。指宿氏の惣領は高岡に住む左近兵衛という者である。尊氏以来の将軍家の御判と島津家代々の御判を多数所持している。鹿児島に住む主税も島津家文書の写しを数通所持し、その先祖は義久に近習として召し使われたとみえる。
- 論理記事ID
- 264
- 物理文書番号
- 264
- 史料名
- 御家中諸家大概
- 文書名
- 指宿氏・頴娃氏・知覧氏・谷山氏・増山氏・別府氏
- 記事種別
- 家・氏族由緒・伴氏・平家・元弘建武期・在名領主・指宿氏惣領・高岡・足利尊氏以来御判・島津家御判・義久近習
- 姓・系統
- 現頴娃氏は伴氏、知覧・谷山・増山・別府は同姓の平家とする
- 冊子頁
- 36頁
- 主要人物
- 指宿左近兵衛、足利尊氏、主税、島津義久
- 関係地
- 指宿、頴娃、知覧、谷山、増山、別府、高岡、鹿児島
- キーワード
- 指宿氏、頴娃氏、伴氏、知覧氏、谷山氏、増山氏、別府氏、平家、元弘、建武、在名、惣領、指宿左近兵衛、高岡、足利尊氏、御判、鹿児島、島津義久、近習
- 読取確認度
- 中
- 境界判定
- 良
- 境界疑義
- 冊子36頁上段の独立短条。
- 判読疑義
- 冒頭の句読と、伴家・一姓・平家の適用範囲、指宿惣領左近兵衛、鹿児島居住の『主税』の人物比定を継続確認する。
- 史料評価
- 複数在名氏の姓・旧領と、指宿氏に伝来する御判・義久近習伝承を簡潔にまとめる記事
- 既存整理対応ID
- K-239(旧整理の姓・同族関係の範囲を本条原文に即して修正)
- 処理状態
- 第一次整理済
- 備考
- 姓の適用範囲は断定しすぎず疑義欄に保持。