← 検索結果へ戻る
追録8-No.969-1島嶼災害砂糖収入難と東京軍費節減の達旧記雑録暫定版・確認中

会計局達書并知政所添書(軍費・砂糖収入)

3月19日会計局/3月知政所(年は目録明治3年)/原整理番号 969の1/整理ID 969-1

確認度中
この文書は暫定版です

現在、内容を確認中です。概要・人物・宛先・キーワード等は後日修正される可能性があります。

概要

通達留。三島・沖永良部では前年に幾度もの台風を受け、在番へ問い合わせているが、平運丸の大島から大阪への直乗時に出した封の様子も痛ましいという。近年千萬斤余あった砂糖は当年五百三拾萬斤ほどと伝わり、外嶋からの報知はまだない。徳之嶋弐百八拾萬斤・喜界嶋八拾萬斤の見込みにも触れ、翌年の新砂糖到着まで資金の繰合せが難しいとする。銀主の借財返済、新砂糖着荷を踏まえた大阪での金支弁について協議しているが、三島合せ大島の例年産高に届かず、当年の呉製黒砂糖の渡来による相場下落も重なっている。朝廷の金札、年割上納、御拂株、銀主への返済をめぐり、会計諸事を緩急順で施行し、造営・修覆を含む費用節減を命じる。勧農、軍事手当、窮民扶助は巨額を要し、神事造営等の不急の費用は猶予し、銀主と時を見て協議する。東京兵隊は今度二大隊を交代させ、一大隊だけを済ませる方向で支出を調整する。付紙は小銃二大隊・大砲二座等の軍用金見積、夫卒を含む惣人数千五百四拾七人、乗船雇入・八艘分用心金、徴兵・御邸兵隊・随従者の六ヶ月份料米等を列記し、惣合金拾三萬六千百弐拾四両余と記す。出船時には国米で賄い実費を半減する見積で、弾薬、営繕、出納、病院購入、牛豚等の雑費は別に見除く。厚毛布弐千五百枚を買い入れ、在庫五百六拾六枚とあわせる案もあり、六ヶ月見積を一年とすれば費金が倍増するとする。毛布の代は五拾五萬貫文、平均壱枚弐百貫拾貳文、正金壱萬六千七百両程、壱両につき三拾三貫文と付記する。軍務・民事を除く神社造営等の不急の費用は猶予し、更なる節減を協議して申し出る。三月十九日会計局、三月知政所の通知を伴う。付紙の個別数値と惣合の算術対応、毛布代の数量・換算対応には検算上の留保がある。

登場人物

会計局、知政所、三島・沖永良部の在番、銀主、朝廷、勧農方、窮民、神事方、東京諸兵隊、徴兵、御邸兵隊、夫卒、軍務・民事・神社関係者

宛先

会計関係諸役および関係向々

キーワード

三島、沖永良部、台風、平運丸、大島大阪直乗、砂糖千萬斤余五百三拾萬斤、徳之嶋弐百八拾萬斤、喜界八拾萬斤、呉製黒砂糖、相場下落、借財返済、銀主、朝廷金札、年割上納、御拂株、勧農、窮民扶助、費用節減、東京二大隊交代、軍費見積、1547人、八艘、六ヶ月份料、十三萬六千百二十四両余、国米、厚毛布二千五百枚、在庫五百六十六枚

冊子頁

746~748頁

読込量

大

面白さ

★★☆☆☆

原文を確認

(5)621~782頁(明治2~明治3).pdf