追録8-No.66諭書旧記雑録暫定版・確認中
島津斉宣諭書
〔天保十二年〕三月(本文末注・目録による)/原整理番号 66/整理ID 66
確認度中
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概要
斉宣の御筆の写しとして収める、人君の職責を説いた諭書。先に「亀鶴問答」を書いた後も考え、人君は難しい大職であると述べる。庶人なら友人や仲間の議論で誤りを直せるが、人君には朝夕仕える臣下でも善悪を率直に言う者が少なく、誤った心得が増すと民が苦しむため、小事も慎むべきだと説く。塵が積もれば山となるように小さな過ちが大事を生み、善を認められるだけでは驕慢・放埒に陥るので、悪い点を聞いて直すことが重要とする。奥向の人々を友人のように考え、朝夕の目見で遠慮なく自分の欠点を知らせさせ、日本と唐土の国政の大職にも言及して、君主自身が常に反省する必要を述べる。近年の民の苦しさや自分の不徳を挙げ、書付の言葉だけでなく奥向・表向の人々が実践して手本となり、礼義を乱さず、役務だけでなく諸事に固く当たるよう求める。心得の違いは御前でも黙らず、敬意と道理を両立させて見つけた欠点を言い、それぞれの能力を考えて改めるよう促す。自分自身にも戒めを向け、書面を読むよう結ぶ。
登場人物
島津斉宣(冒頭の御筆写表示による)、語りかける君主(個人名不記)、奥向の人々、若中、表向の役人
宛先
宛名記載なし(君主への語りかけ。個人名不記)
キーワード
島津斉宣、諭書、人君、職責、亀鶴問答、諫言、自己反省、驕慢、国政、民の困苦、礼義
冊子頁
45~47頁
読込量
大
面白さ
★★☆☆☆
原文を確認
(1)例言・目次・本文1~147頁(天保6~嘉永6).pdf