追録8-No.612-2徳川慶喜奏聞書(政権奉帰後の異議と公議による処置を願う)旧記雑録暫定版・確認中
王政改革の措置に異議を述べ、公議と公明な処置を求める慶喜の奏聞書
卯12月慶喜署(城中拝見・大目付から渡された奏聞書)/原整理番号 612の2/整理ID 612-2
確認度中
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概要
卯十二月に城中で板倉伊賀守が拝見を命じ、大目付松平大隅守から渡された慶喜の奏聞書を収める。慶喜は政権を一つにして天下の公議を尽くすため政権を奉帰し、諸藩の意見を求め将軍職辞退も申し上げたと述べる。一方、召された諸侯とともに協力する意思を示したのに、関東の全領を前提とする沙汰、列藩の衆議を経ない改革、兵による宮闕立入り、摂政の停職、宮堂上方や公卿に関する処置等があったと批判する。自分の奉忠は理解されず改革の経緯が疑わしく、乱階・財政や皇統・外交への危惧があると主張する。その上で聖意の沙汰と公論に従い、公明で正大な速やかな処置を望み、正邪の混同や好悪による扱いを避け、万民の安堵を図るよう願う。政治評価と事件叙述は慶喜の主張に帰属する。
登場人物
慶喜、板倉伊賀守、大目付松平大隅守、召之諸侯、摂政、宮堂上方、先帝譴斥の公卿、陪臣の輩、朝廷・列藩
宛先
朝廷への奏聞。写の取扱いは板倉伊賀守・松平大隅守の付記
キーワード
慶喜奏聞卯十二月城中板倉伊賀大目付松平大隅政権奉帰公議将軍辞退諸侯上京関東全領列藩衆議戎装宮闕摂政停職先帝譴斥公卿朝典忠誠聖断公論皇統外交財政危惧公明正大邪正好悪万民安堵復古記補正注
冊子頁
436~437頁
読込量
中
面白さ
★★☆☆☆
原文を確認
(3)277~449頁(文久3~慶応3).pdf