篤君の生母指定・近衛養女・折紙保管の一件
安政3年(外包)7月廿五日・7月・8月;外包:8月18日/原整理番号 237/整理ID 237
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概要
篤君の生母の表向きの取扱いと近衛家養女・君号名字の折紙に関する一件。向後恒姫を生母と定めるとの仰出を受け、伊勢守へ届替の必要、清書の文言、新御殿の実印、年寄・側役、御礼女使や平常文通の扱いを内々に問い合わせる。阿部からの達では、国元と系図にもその旨を記すよう申し渡す一方、この扱いを内事として心得ることを述べる。別段の願いは不要とする書取と、届書を差し出すに及ばない旨の七月廿五日付薩摩守宛書取を収める。生母関係には五通を一封とする注があり、右府の御口状も続いて六通の書取を包むと記す。右府口状は養女承諾に伴う君号・名字を伝え、使者は北小路刑部権少輔。八月の伯耆による御記録奉行への申渡では、近衛右府の養女承諾と使者による君号・御譜の折紙授与、本書は篤君が所持し写しを格護することを記す。外包には安政三年八月十八日、伯耆から格護を命じ、青山弥兵衛が白木御文書十番箱へ収納した旨がある。恒姫への指定は文書上の扱いであり、実際の出生関係とは区別する。
登場人物
篤君、恒姫(注:斉彬正室徳川氏)、松平薩摩守(斉彬)、阿部伊勢守、一橋(実名不記)、丸山壮右衛門(字形留保)、新御殿の年寄・側役、近衛右府、北小路刑部権少輔、伯耆(注:島津久福)、青山弥兵衛、御記録奉行
宛先
伊勢守への内問合;薩摩守宛の書取;篤君宛の右府口状;御記録奉行への申渡;外包は伯耆から青山弥兵衛へ
キーワード
篤君、恒姫、生母指定、表向届替、内事、系図、阿部伊勢守、五通一封、六通書取、近衛養女、右府口状、北小路刑部権少輔、君号名字、御譜折紙、御記録奉行、原本写格護
冊子頁
170~172頁
読込量
大
面白さ
★★☆☆☆
(2)148~276頁(嘉永7~文久2).pdf