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追録8-No.185常平倉論・家老連署申渡の本文群旧記雑録暫定版・確認中

常平倉大意并愚考・家老連署申渡

嘉永五年正月(連署申渡)。常平倉論の単独年月日は記載なし/原整理番号 185/整理ID 185

確認度中
この文書は暫定版です

現在、内容を確認中です。概要・人物・宛先・キーワード等は後日修正される可能性があります。

概要

常平倉の大意と運用上の愚考に、家老五名の連署申渡を付す本文群。穀物が安いときに値を増して買い入れ、高いときに値を下げて売り、米で暮らす諸士農民と買米に頼る職人・市中の困窮を救う趣旨を述べる。中国と日本の先例を挙げ、成法に拘泥せず国の高・人数・時勢に応じて役人が協議し手抜きなく運用するよう求める。平年を基準に豊凶に応じて価格と買売量を加減する例、十万石を仮定して年々備蓄を二千石から一万石へ増す例を示し、豊熟時には買入れを増し、凶年には備蓄米を安く売る。大村小村の組合や出物蔵を用いて各地に備え、作得米の強制取立てや利益だけを求める扱いを戒める。城下・諸郷・港で抜米、買占め、価格操作と役人の不正を厳しく取り締まり、船の荷数・証書・出入や巡回を調べ、正道の働きには賞も与える。まず人命と困窮救済を重んじ、継続運用と掛役の人物選定を求める。末尾の嘉永五年正月付申渡は、前年秋からの給地米買入れについて、御趣意と別冊を役人が拝見し、御側御用人・郡奉行から役場へ伝え、法掛役も下の者まで拝見させるよう指示する。久宝・久通・久浮・久平・久成が連署し、仁恵の趣旨を取り違えず、今後も同様に諸郷・私領へ手堅く申し渡すことを求める。論の筆者名は本文に記さない。

登場人物

論の筆者(本文個人名不記)、前漢宣帝、耿寿昌、王安石、李悝、管子、諸士農民、職人、市中、常平法掛役、御側御用人、郡奉行、地頭、郷士年寄、町奉行、大目付、嶋津豊後久宝、喜入多門久通、嶋津石見久浮、末川近江久平、樺山伊織久成

宛先

論は宛名なし。連署申渡は担当役場から諸郷・私領へ通達する旨

キーワード

常平倉、増価買入減価売払、豊凶、米価安定、困窮救済、人命、分散備蓄、十万石、二千石一万石、強制取立戒め、買占め抜米、船荷検査、役人不正、仁恵、家老連署、諸郷私領通達

冊子頁

122~128頁

読込量

特大

面白さ

★★☆☆☆

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(1)例言・目次・本文1~147頁(天保6~嘉永6).pdf