重豪諭達(借金・積金・給金削減と国家立直し)
文化5年9月(朱年注)/整理ID 旧記雑録追録7_文書0963
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概要
所帯向きが極めて難渋し、江戸・京・大坂の借金が増え、利物・諸用金やこれまでの産物料も大きく不足し、大坂の積金が滞っていることを指摘する。今のままでは年々困窮して国家が立ち行かず、公私に格段の入価に及ぶ事態が来れば必ず差し支え、取り計らう段取りもないという重大な時節なので、1日も放置せず担当へ命じて諸向きを取締り、細部まで自ら問い、減少と産物仕送りなどの手段を国元へ掛け合って尽くすよう命じる。隠居が引き受けることは容易でなく、以前の介助とは意味が変わり、老年に効果を上げられなければ後の恥辱となるため、日夜心労していると述べる。江戸・国元ともこれまで省略してきたが、今回さらに賄料・諸給金の引方と壱両出銀まで命じ、以前とは異なる不便利や諸人への甚だしい迷惑が生じることを憂える。一通りの扱いでは改善せず年々衰微し、国中の飢渇を逃れられなくなるとして、救い方もある今こそ急いで厳しく取締り、年限中に効果を立て人々を安堵させるよう求める。不如意を常態として怠らず、国家のため職務を整え、一統和熟して精勤し、単に申し渡しただけで理解できない者には支配頭が親切に説明するよう命ずる。江戸・国元・京・大坂の屋敷まで洩れなく伝え、家老中からも細かく申渡して諸事を行き届かせる。家老中宛、文化5年9月朱注、重豪公御譜中、正文在文庫。財政上の具体的不足、取調と産物送付、諸給金等削減、国民の困窮への懸念、職務・和熟・周知の命令を分ける。
登場人物
重豪、家老中、掛役、支配頭、諸人、江戸・国元・京・大坂の屋敷役人
宛先
家老中
キーワード
所帯難渋、江戸京大坂借金増長、利物諸用金産物料不足、大坂積金滞、公私格段の入価懸念、一日放置不可、掛役取調、産物仕送り、隠居引受老年恥辱、賄料諸給金引方壱両出銀、諸人迷惑、国家衰微飢渇、年限効果、安堵、国家精勤和熟、支配頭親切説明、四拠点洩れなく周知
冊子頁
304~305頁
読込量
中
面白さ
★★★★★
(2)152~346頁(寛政10~文化6).pdf