島津桃次郎仮養子縁組覚(黒田斉溥との相談)
文政4年1月5~11日(年は朱書)/整理ID 旧記雑録追録7_文書1783
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概要
重豪公御譜中、正文は文庫にあるとする。1月5日、備前守側の用人使者から、酒井左衛門尉の弟録之助との養子相談は年齢・縁辺の都合で断り、男子がないため、今春の休暇中に「國中達變」があれば桃次郎の家督相続願書を出したいので許容してほしいと相談があった。備前守には黒田斉溥、左衛門尉には庄内藩主忠器、桃次郎には重豪の男子・後の斉溥の注がある。6日に酒井十郎太夫の使者へ詳しく承知し差し支えないと返答。豊後守にも同じ話があり、翌日同様の返答を使者へ伝えた。9日に仮養子が成立し、備前守から留守居使者をもって鯛一折が届き、桃次郎には織物五巻(品名原字は「綱紗」と読めるが確定を留保)・肴一折・樽一荷が祝いとして送られた。11日にはこちらから備前守へ鯛一折を贈り、豊後守と溪山からも各鯛一折を送った。桃次郎からは羽二重五巻・干鯛一箱・樽一荷を留守居使者で贈った。豊後守には斉興、溪山には斉宣の注。朱書に文政四年。相談、承諾、仮養子成立、相互の贈答を分け、条件句「國中達變」の具体的な意味は留保する。
登場人物
松平備前守(黒田斉溥の注)、酒井左衛門尉(庄内藩主忠器の注)、録之助(左衛門尉弟)、桃次郎(重豪男・後斉溥の注)、酒井十郎太夫、豊後守(斉興の注)、溪山(斉宣の注)、用人・留守居使者
宛先
覚(本文に宛先記載なし)
キーワード
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冊子頁
594頁
読込量
小
面白さ
★★★★☆
(4)503~697頁(文化14~文政7).pdf