追録7-No.164申渡書旧記雑録暫定版・確認中
島津久金外四名家老連署申渡書
寛政5年正月(年次は朱注。本文に日付なし)/整理ID 旧記雑録追録7_文書0164
確認度高
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概要
山田司を造士館に掛け置き、山本傳藏の役を替えたことに伴い、造士館の教育目的と学問への取組を示す家老五名の連署申渡書。両人への措置は身分上の個人的取分ではなく、厚い思召により学校を建立し、諸生が出精しているだけで満足せず、人材を輩出して国家の御用に役立たせる趣旨だと述べる。家老らも造士館を緩疎にせず、学問を深く大切に扱うよう求める。代々大役を務める家柄で無学では国家の御用を果たせないので、大身分の者と諸士の子弟は講堂の講釈を聴き、平日も学問稽古に励むことを重視する。造士館建立以来、諸生の学業は進んだが、とくに大身分の者の出精が少ないことを不十分とし、学問なく家柄のみで重役を務めることを問題とする。以後は一層学問に心を掛け、義理の大筋を弁え、政道の筋を理解して知識を開発し、詩文を伝習するだけにとどまらないよう求める。講堂出席の取扱いは追って申し渡し、諸士も出精し、人品・学力等に応じて召し用いるとする。朱注は寛政5年正月、末尾に五名の署名を記す。
登場人物
島津久金(伊賀)、島津久親(求馬)、伊勢貞矩(播磨)、市田義國(勘解由)、名越恒當(右膳)、山田司、山本傳藏、造士館諸生、家老・重役・諸士
宛先
右の趣旨を申し渡す者(独立宛名なし)
キーワード
島津久金、島津久親、伊勢貞矩、市田義國、名越恒當、山田司、山本傳藏、造士館、役替、教育人材、諸生出精、国家御用、家老重役、家柄、無学、講堂講釈、平日稽古、義理、政道、知識開発、詩文、人品学力、召用
冊子頁
49~50頁
読込量
中
面白さ
★★★★★
原文を確認
(1)例言・目次・本文1~151頁(寛政2~寛政9).pdf