鎌田政輿書状(出生届の兼帯・後年誤り防止)
文化10年閏11月廿七日(本文)。包紙閏11月16日・同酉12月廿七日伝達を併記/整理ID 旧記雑録追録7_文書1343
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概要
白木御文書7番箱70番。先月16日夜御前様安産・女子出生という表向報告に対し、内実は同月4日生と述べる。産穢の届が必要だが竹千代七夜祝儀6日の献上等に差支えがあるため出生を極内々とし、一件が済んでから届けるよう留守居が吟味し伺って命じられたという。去る未8月4日生の治五郎(斉敏注)はこれまで届をせず内分の取扱だったため、今回女子出生の場に治五郎出生の筋として御二男の届をするよう命じる。出生直後の届には近例がなく、何歳かなどを記す御届書には名が記される一方、表向七夜前の届では名を加え難いとして、男子の出生届を産穢届に兼帯する相談を記す(後段の御二/三男表現は留保)。さらに吟味し、先月16日夜出生の筋として17日に届を済ませ、女子出生の思召をもって治五郎出生の届とする取扱を後年間違えぬよう記録奉行へ伝えるべきと内用で知らせる。文化10年閏11月廿七日、鎌田典膳署・政輿注、三宛の久芳・久泰・久備注。包紙は閏11月16日の女子出生と内実4日生、治五郎去未8月4日生を併記し、女子の場に出生の筋として届け済の書付写1通とする。文化10年酉12月廿七日右近から橋口(今彦候補)へ渡し7番箱納置、70番注。本書の先月と包紙閏11月16日は強制統一せず、1322実出生8年4月8日との月日差も保持する。
登場人物
鎌田典膳政輿、川上右近久芳、島津将監久泰、島津安房久備、御前様、御女子様、治五郎(島津斉敏注)、竹千代、留守居、御記録奉行、橋口(今彦候補・読字留保)
宛先
川上右近殿・嶋津将監殿・嶋津安房殿
キーワード
先月十六表向女子・実四日、七夜献上差支内々産穢届、治五郎斉敏去未八月四未届御二男届相談男子届兼帯、十七届済記録奉行後年誤防、本文閏十一廿七・包閏十一十六酉十二廿七写一通七番箱七十、1322四月八との差
冊子頁
431~432頁
読込量
小
面白さ
★★★★★
(3)347~502頁(文化7~文化13).pdf