鎌田政輿書状(系譜提出経過・附書十一通)
文化10年9月8日(朱年注。去未9月以来の経過を含む)/整理ID 旧記雑録追録7_文書1291
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概要
写正文在文庫。寛永以来公儀へ差出した系図に書損・誤りがあり改訂して引替する件は、去未9月に堀田豊前守へ内意済。今回編纂完了後、記録奉行が再吟味し堀田が内見、記録掛同行を求める。堀田留守居園田庄助→種子島次右衛門に連絡し木場次右衛門同行、下書の御尋と応御尋書の調整を経る。中納言へ新譜差出の際に旧譜返却を請うが、古来譜は公方手元で格護され臣下へ差下する例がなく不成立、編集譜一部を堀田へ差出す。当時御系譜御掛りという役場はないが提出役筋はあり、書損誤りが多い旨の添書で提出。添書付の提出後、林大学頭へ嶋津図書が差出した書籍の返却も内談、答えは追って知らせる。添書は奥書にして文面を吟味、記録奉行に照会し堀田指図に沿い仕立て、堀田から伊豆守へ。奥書の仕立ては他大名の系譜と異なり結構過ぎとして程村紙表紙・同紙袋を指示、堀田留守居は箱入のまま差下し相応の仕立てを求めたが、伊豆守指図を無視できず前文通り取仕立とする経過(最終形態の具体は留保)。櫻田屋敷御成の拝領品立付書も堀田へ出し、御城奥右筆秋山内記を介し伊豆守へ、其儘留置。堀田留守居岡部庄助→種子島への手紙では林家に図書が差出した記録は先年聖堂類焼で焼失と報告。太守・大御隠居へも知らせ、留守居首尾書等11通を添え記録所へ書留を求める。譜の控は記録奉行から国元同役へ差越済。文化10年9月8日鎌田典膳署・四宛。
登場人物
鎌田典膳(政輿は目録)、川上右近、嶋津将監、嶋津安房、頴娃信濃、堀田豊前守、種子島次右衛門、木場次右衛門、園田庄助、岡部庄助、林大学頭、嶋津図書、松平伊豆守、中納言、公方、太守、大御隠居、秋山内記、御記録奉行
宛先
川上右近殿・嶋津将監殿・嶋津安房殿・頴娃信濃殿
キーワード
寛永旧系図誤改訂、去未九月堀田内意、記録奉行吟味内見、園田庄助木場種子島、旧譜公方格護返却例なし、当時系譜掛役場なし提出役筋あり、図書書籍返却内談、添書奥書程村紙袋箱仕立伊豆指図、櫻田拝領品立秋山内記、岡部庄助林家聖堂焼失、附十一通記録所・控同役
冊子頁
411~413頁
読込量
中
面白さ
★★★★★
(3)347~502頁(文化7~文化13).pdf