鎌田典膳政與首尾書(川上右近の代人伊勢雅楽御目見)
文化8年4月廿日(正文月日・附包年)。前年例:天明7年/整理ID 旧記雑録追録7_文書1136
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概要
白木御文書七番箱55番。川上右近が病気で、御暇礼に際して代りの伊勢雅楽を御目見させたい件。昨日19日の御暇礼に関連し、留守居が別紙を御用番土井大炊頭の御勝手へ持参し内見したが、正式の願書提出は示されず、用人木次傳四郎へ出すよう言われた。先例書を求められ、病気で御目見しない場合は献上品も流れ、例書は返却し名札のみ出す扱いだと留守居が聞いた。家老の病気代人例を出したが、今日は城内で検討中で、明日の御目見・御礼について上聞したものの、先格が往々の差障りとなること、内々に調べても余り気の毒で正式に太守へは伝えず、極内で留守居に相談する趣旨を記す。西丸老中松平能登守にも右近の病気を届け、了承を得、上田右の取次からも承知と知らせた。参府礼の家老二人中一人が病気だった先例として、天明7年の御隠居様家督礼で鎌田愛太夫(政誼)が病気となり谷村孫右衛門(純璋)を代人とした例を挙げるが、今回の急な病気・往来の差障りとは取扱いが違うため、留守居らにも調べさせたと述べる。極内の相談は先方にも申し合わせてあり、事情を見て内意を尋ね、手抜かりなく計らう旨で結ぶ。4月廿日、鎌田典膳政與署、将監久泰・安房久備・信濃久喬宛、添書2通あり。御目見許可が実現したとの結果は本文になく、正式手続と内々の照会・未決状況を分ける。
登場人物
鎌田典膳(政與注)、川上右近(久芳注)、伊勢雅楽(貞改注・原表記)、御用番土井大炊頭、御留守居、御用人木次傳四郎、河村理兵衛、太守、西丸老中松平能登守、上田右、鎌田愛太夫(政誼注)、谷村孫右衛門(純璋注)
宛先
川上右近殿(冒頭)。末宛:嶋津将監久泰・嶋津安房久備・頴娃信濃久喬
キーワード
右近久芳病気伊勢雅楽貞改原注代人、土井御用番勝手留守居内見木次傳四郎、例書返却名札提出、御目見不許献上流、河村理兵衛表向き不達極内相談、西丸能登上田右承知、天明七鎌田愛太夫政誼谷村孫右衛門純璋代人例、四月廿典膳政與三宛添書二
冊子頁
363~364頁
読込量
中
面白さ
★★★★★
(3)347~502頁(文化7~文化13).pdf