喜入久福外二名家老連署返書
六月三日(年無記載・明和七年編年)/原整理番号 683/整理ID 683
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概要
書状の趣旨を承知して御女中様方へ申し上げ、一昨朔日の惣出仕で祝儀を申し上げたと返答する。今日、隣国へ先例どおり知らせる手続きを整え、淡路守殿にも伝えた。長崎奉行への知らせは、江戸詰の使番から同役へ申し越すと申し出たので、付人が使者を勤める件を知らせるよう使番へ命じた。御女中様方から浄岸院様その他へは本日の便で祝詞を伝えるよう求め、一門・大身分その他も以前から祝詞を申し上げるとのことなので今日の便で行うよう通達した。差出人ら・若年寄・大目付も先例どおり本日の便で書状の祝詞を送るとする。先年の慈照院様の縁組・出立時は、有邦院様から使者、御女中様方から奥大番の相中使を出し、慈徳院様の縁組時と智光院様を御前様に立てた時は相中使を出さなかったと比較する。このたびは結納・婚姻の式を軽く行う意向で、御例も同様には扱えないため、あらかじめ相中使には及ばないと申し上げてあり、婚姻の準備が整った後の派遣方は御女中様方へ申し上げるので、この件を伺って返答を寄せられれば御女中様方へ申し上げるとする。於綾の名「御順様」の字と名の遠慮も知らせ、慈照院様の縁組を命じられた時は実名の字まで改めるには及ばないとの指示があったので、このたびも国元で検討して申し越すよう求める。使便は先月末の予定を延ばして本日差し立て、願いのとおり縁組を命じられたことをともに喜び、別紙四通を控え置くと結ぶ。原文末尾は六月三日、付注は本書を682号文書の行間朱書とする。
登場人物
喜入久福、小松清香、川田国福(目録題と682宛所に基づく対応)、御女中様方、浄岸院様、於綾、淡路守、長崎奉行、使番、若年寄、大目付、慈照院様(重豪室徳川氏注)、有邦院様(継豊注)、慈徳院様(宗信注)、智光院様(重年継室注)
宛先
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キーワード
縁組許可への祝儀、一昨朔日惣出仕、隣国淡路守長崎報知、使番付人、浄岸ほか祝詞書状、慈照・慈徳・智光の相中使先例比較、軽式結納婚姻・相中使事前不用と準備後派遣、御順様字と名の遠慮・実名の字、使便延期本日発、別紙四通控、682行間朱書
冊子頁
255~256頁
読込量
中
面白さ
★★★★☆
(2)173~309頁(明和4~明和8).pdf