島津久金・樺山久智家老連署書状
明和七年三月十三日/原整理番号 662/整理ID 662
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概要
浄岸院様の意向で於綾を太守様の御前様に立てたいとして、甘露寺家へ使者澁谷半左衛門を差し遣わした件を知らせる。半左衛門は去る二日に使いを務め、口上を申し上げて文を差し上げたところ、甘露寺家は委細承知し、満悦との返答を寄せた。双方の縁組願書は、当月二十六日以後晦日までの間にこちらが差し出す日取りを甘露寺家へ伝え、同日に提出してもらうとする。四月中の祝儀に関わる件も、願いだけでは禁裏の差支えにならず、堂上方一統の意向も整わないことはないと承知した旨を、京都留守居が江戸へ即夜の町便で知らせたと記す。於綾の道中・通路は甘露寺家の取計らいで行い、宿札や御前様としての通行に伴う仕向けは内談するよう求め、伏見から出る件を京都留守居に言い含めておく。願書提出の日取りはまだ江戸から来ず、甘露寺家の娘として通行するための関所手判を、先例に従って御諸司代から受ける必要もあるので、出立日程を直ちに決めがたいとする。それでも江戸から知らせたとおり近いうちに願書を差し出し、当地を出立する見込みで、返答を待っている旨を納得のために伝え、諸事が決まれば出立を知らせると結ぶ。三月十三日付、年は明和七年の朱注、樺山左京・島津左中の二署と喜入主馬殿・小松帯刀殿・川田伊織殿宛を備える。控の正文は家老座にあるという。
登場人物
樺山左京(久智)、島津左中(久金)、喜入主馬(久福)、小松帯刀(清香)、川田伊織(国福)、於綾、浄岸院様、太守様、甘露寺家、澁谷半左衛門、京都留守居、御諸司代
宛先
喜入主馬殿、小松帯刀殿、川田伊織殿
キーワード
於綾正室立替、澁谷半左衛門二日使者、甘露寺家承知満悦、双方願書同日提出予定、廿六日以後晦日まで日取、四月祝儀・禁裏、京都留守居即夜町便、宿札・伏見通行、諸司代関所手判、出立日程未確定
冊子頁
247~248頁
読込量
中
面白さ
★★★★☆
(2)173~309頁(明和4~明和8).pdf