島津久金・樺山久智家老連署書状
明和七年二月二十四日/原整理番号 655/整理ID 655
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概要
於綾を御前様に立てたいとの浄岸院様の意向を太守様が承知した旨を先月十九日に江戸へ知らせたため、御守殿が京都への使者澁谷半左衛門を去る十三日に差し立て、甘露寺家へ申し上げる内容を別紙のとおり言い含め、さらに浄岸院様からの文をもって伝えることを記す。届出には及ばないとの指図があるので、甘露寺家が決着すれば直ちに江戸へ飛脚で知らせ、京都までの往復日数を考えて双方の縁組願書を同日に差し出す日程を整えるよう求める。於綾の国元出立は縁組許可の承知がなくても可能であるとの浄岸院様の意向があり、願書案文を見ても異存がなく、甘露寺家の返答後には御用番へ提出し、日限は京都と同日に出すのがよいとする。甘露寺家の返答と願書提出の日限を京都へ伝える件などを内用書付で申し上げ、去る十三日の極急飛脚で報告したところ、日取りを決め、甘露寺家の返答が来れば双方の願書提出を進めるよう命じられた。太守様は於綾出立につき御守殿の意向を承知しており、縁組の命令をまだ承知していないことを理由に出立できないということはないとする。願書を差し出す日取りが決まれば極急飛脚で同日江戸へ返答するよう求め、内用書付写、半左衛門へ渡した書付、京都留守居への書付、願書案文など都合七通を添えると記す。願書提出と日取りが決まった旨が来れば、滞りなく出立できるよう委細申し上げ、手当を整えるよう結ぶ。二月二十四日付、年は明和七年の朱注、樺山左京・島津左中の署注、喜入主馬殿・小松帯刀殿・川田伊織殿宛を備える。控の正文は家老座にあるという。
登場人物
島津左中(久金注)、樺山左京(久智注)、喜入主馬(久福注)、小松帯刀(清香注)、川田伊織(国福注)、於綾、浄岸院様、太守様、御守殿、澁谷半左衛門、甘露寺家、京都留守居、御用番右近将監
宛先
喜入主馬殿、小松帯刀殿、川田伊織殿
キーワード
於綾正室立替、浄岸太守御守殿意向、先月19江戸報知・13澁谷京都差立、甘露寺家返答、双方願書同日提出予定、用番提出・京都江戸急便、縁組許可承知前の出立、日取決定、書付願案等七通添付、手当、二署三宛
冊子頁
244~245頁
読込量
中
面白さ
★★★★☆
(2)173~309頁(明和4~明和8).pdf