隠居家督の許可と登城・謝礼・通知・祝儀の手順を詳報する
天明七年正月廿九日(年は朱書)/原整理番号 2553/整理ID 2553
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概要
正月十八日に提出した隠居家督願について、廿八日に老中連署の奉書が届き、翌廿九日四時に侍従と登城すること、病気なら名代を出すことが命じられたと伝える。侍従は今朝五半時に登城し、太守の名代を頼んだ本多豊後守も登城した。白書院の縁頬で牧野越中守が、薩摩守の病気による願いどおり隠居を許し、家督を豊後守に与え、諸事は薩摩守代のとおりに心得るよう伝えたと報告する。その後の老中宅への謝礼、御内證・種姫・御縁女への礼、日光御門主・一橋・御三家・親類・京大坂役場・近衛等への通知と使者について記す。長崎奉行には今回は飛脚を出さず双方から書状で祝い、贈答を取り扱うよう求め、隣国・佐土原への知らせと中山王への通知についても先例に照らした取扱いを依頼する。帰殿後の諸役人・家老・側役等への対面、訓示と袖判書の伝達、奥向や月次礼の祝儀を報じる。明姫と御女中方への報告・贈答、広鋪番頭や一門・役人・諸士からの祝儀使者、御内證から於千万への進上物について担当者へ相談するよう求める。京・大坂留守居への連絡と急飛脚二人の派遣を記し、国元の祝詞や報告も先例により遅滞なく行うよう依頼する。末尾は関山糺・市田勘解由・二階堂主計の三名で、糺は病気により当日出勤しなかったとの但書がある。
登場人物
島津重豪、斉宣(侍従・豊後守)、本多豊後守、牧野越中守、水野出羽守、松平周防守、鳥居丹波守、井伊掃部頭、御内證、種姫、御縁女、明姫、中山王、関山糺、市田勘解由、二階堂主計、喜入安房、川上頼母、嶋津仲、宮之原主膳
宛先
喜入安房、川上頼母、嶋津仲、宮之原主膳(各殿)
キーワード
隠居、家督、登城、名代、本多豊後守、白書院、謝礼、通知、祝儀、長崎奉行、中山王、明姫、急飛脚
冊子頁
932~934頁
読込量
中
面白さ
★★★★★
(7)926~1054頁(天明7~寛政元).pdf