斉宣元服の経緯・登城儀礼・叙任と改名後の通達を詳報する
天明六年十二月八日/原整理番号 2493/整理ID 2493
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概要
二階堂主計・関山糺は、若殿の元服が無事に済んだ経緯を国元へ報告する。八月十五日、水野出羽守から留守居を通じ、改名候補二種・名乗の下の字・両殿の献上品を伺うよう命じられ、二十二日に提出したが、代替のため在府中の元服が延期された。十二月四日には松平周防守から元服の作法、豊後守への改称、着服、献上品を指示された。代替に伴って名乗の下の字を認め替え五日に提出し、六日に承知の付札を受けた。重豪は病気のため稲葉能登守を名代に御礼を申し上げたいと願い、六日の老中連署奉書で七日五半時の登城と名代御礼を命じられた。七日、若殿は登城し、黒書院で一字を拝領、次間で従四位下侍従を仰せ付けられ、盃・肴・道具・衣類を拝領して豊後守斉宣と改称した。能登守が重豪の御礼を述べ、若殿は桜田屋敷で着替え、大老・老中への御礼廻りの後、七時に帰殿した。奏者番の取り計らいと能登守の勤めも滞りなく済んだと記す。改名を周知し、「宣」の字や同じ読みの実名を用いる者の遠慮を国元にも申し渡すよう求める。官職の呼称は侍従とし、諸書付にも用いるよう伝える。元服の次第を急飛脚で知らせ、明姫・女中方への使者による通達と献上品・祝物等の詳報を予告する。京・大坂への通知や名乗遠慮の手当も本日便で伝え、国元の同役にも知らせるよう頼む。
登場人物
二階堂行旦(主計)、関山金輝(糺)、島津伊賀(久金)、喜入安房、川上頼母、島津仲、宮之原主膳、斉宣、重豪、稲葉弘通(能登守)、松平周防守、水野出羽守、明姫、女中方、留守居、大老、老中、奏者番
宛先
島津伊賀(久金)、喜入安房、川上頼母、島津仲、宮之原主膳
キーワード
斉宣、元服、二階堂行旦、関山金輝、黒書院、従四位下、侍従、稲葉弘通、名乗遠慮、急飛脚、明姫
冊子頁
907~909頁
読込量
中
面白さ
★★★★★
(6)768~925頁(天明4~天明7).pdf