在府役人伺書
明和二年四月(日未詳)/原整理番号 181の46/整理ID 181-46
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概要
日光法会の使者に島津左中を命じ、来る十一日に出立する予定であったが、御暇・御給に際して留守詰家老一人が将軍へ御目見する必要があるため、使者の代役を内々に伺う。先例どおり島津主鈴の御目見を願いたいが、まだ到着していない。三日に極急飛脚を大坂まで送って少人数で急ぎ到着するよう伝えたものの、船中の滞留もあり、到着時期は不明である。法会のため御暇・御給が二十日以後になるとの取沙汰もあるが確かな知らせはなく、両日中に知らせが来る見込みとする。定式どおり法会中に御暇・御給があり、十五日の御礼も行われる場合、主鈴の到着時期が分からなければその名を書き出し難いので、左中の御目見を願い、高橋此面を日光使者にする案を示す。此面は下国の供を命じられ、発駕まで日が少なく用務も多いため、これが難しければ御番頭を使者にする案を問う。大猷院の法事の際に御番頭を日光へ送った先例があり、使者の扱いは先例の仕向けによるので、家格の高下から必ず家老を使者にしなければならないわけではないと述べる。それでも本家の先例に従うなら此面を命じるべきかと伺い、左中に差支えが生じた場合に備えて代役が出立できる心構えをしておくよう願う。御番頭を命じる場合は島津矢柄へ内々に申し聞かせ、此面の場合も同様に準備させたいと結ぶ。四月七日の朱書は、近習役を通じて伺ったところ、左中に差支えがあれば此面を使者に命じる旨の内意を承知したと記す。
登場人物
島津久金(左中)、島津主鈴、高橋種寿(此面)、島津矢柄、徳川家光(大猷院)
宛先
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キーワード
日光法会、使者代役、島津主鈴未着、御暇、御給、御目見、極急飛脚、大坂、船中滞留、高橋此面、御番頭、島津矢柄、大猷院先例、内々伺
冊子頁
78~79頁
読込量
中
面白さ
★★★★☆
(1)例言・目次・本文1~172頁(宝暦14~明和4).pdf