喜入久福外三名連署返書
安永八年十一月十日(共用朱年注・朱自己月日)/原整理番号 1639/整理ID 1639
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概要
行間朱書の四名連署返書。付記には、当分「田布施御光越」があったため問い合せ書を添えて左仲へ申し越し、朱書のとおり指示が届いたので江戸へ返答したという経緯がある。本文は、赤松造酒に礼使を仰せ付けた件を承知し、国元の頂戴の式にはならないと思い、先に申し渡しておいた旨を述べる。発駕前に届かず旅中で頂戴する場合には、鹿児島発駕前に使者を差し立て九州筋を通って大坂で待つ手配とし、野先から鶴が上がって江戸近くへ入る途中に頂戴があれば早く知らせて直ちに勤めさせる。大坂までに頂戴がなければ御跡から遣わし、頂戴の場所から差し立てることも指示したという。勤向は先例を調べ、京・大坂・長崎への御書等も旅の中途から差し越してよいとする。宿次の証文返上には、去る酉年に定めた扱い、宰領人には及ばず足軽二人とする旨、屋敷まで持越して首尾を整えることにも触れる。これまでと仕向が変わった後の初めてのことであるため、その都合を適宜取り計らい、別紙を控え置くと結ぶ。十一月十日の朱日付があり、元黒字の共用署宛に朱上・下を付けて、山岡市正を宛先、喜入主馬・小松帯刀・嶋津仲・二階堂主計を差出側に用いる。左中久金の単独返信は別の書状である。礼使の受領場所別の動きと、各地の勤向・証文の処理を承知して整えた段階を述べ、鶴の実受領を報告するものではない。
登場人物
喜入主馬久福、小松帯刀清香、嶋津仲久健、二階堂主計行且(四差出)、山岡市正久澄(返書宛)、嶋津左中久金、太守、御礼使赤松造酒、宰領人・足軽二人
宛先
山岡市正(久澄、原朱上による転用)
キーワード
十一月十日四名連署、田布施問合左仲返信、赤松造酒礼使、鹿児島九州大坂待受、江戸近く旅中頂戴、京大坂長崎御書、宰領不要足軽二人、宿次証文返上、仕向変更後初例
冊子頁
582頁
読込量
小
面白さ
★★★★★
(4)451~615頁(安永4~天明元).pdf