← 検索結果へ戻る
追録6-No.1637書状旧記雑録暫定版・確認中

山岡久澄書状

安永八年十月六日(朱年注・黒字自己月日)/原整理番号 1637/整理ID 1637

確認度中
この文書は暫定版です

現在、内容を確認中です。概要・人物・宛先・キーワード等は後日修正される可能性があります。

概要

山岡市正から五名へ送った、早い参府に伴う御鷹の鶴拝領についての照会。去る春、願いによって早く参府した際、宿次の御奉書による鶴拝領が「御順年」でも「御流」となるか、内々に承合うよう申し越されたので、有川勇馬を通じ松平右近将監方へ内意を申し、詳しい指示はその節に主計から伝えるとしていた。再び早春の国元発駕に当たり、鶴の拝領がないままで中絶するのか、旅中で拝領する場合にはどのような御規模とするかを、あらかじめ伺う方がよいと相談した。佐久間九十九が先月二十八日に田沼主殿頭方へ出向き、井上伊織と取会って、二月中の参府に際し宿次の奉書による鶴拝領を願いたいこと、早い発駕の場合は国元で頂戴できず、旅中の御式は国元の式とは異なるものの敬って頂戴したいことを委細伝えたとする。主殿頭へ申し上げ、何分の指示があるか更に伺う旨を承っていたが、去る二日に再び登城前の九十九が問い合せたところ、前の趣旨を主殿頭へ詳しく伝えて承知されたと聞いた。旅中の頂戴には国元の式を用いず、その場所に従う取扱いがよいと考え、野先から鶴が上がって江戸近くに入る時の進め方については別紙首尾書のとおり申し出たと記す。礼使を召し連れるか供の内から遣わすか、先に大坂へ遣わした礼使をその途中から差し出せるか、当地の勤向、京・大坂・長崎への御書等、宿次の奉書・鶴拝領に伴う証文や請けの書状の差出し方は、先例や他の並様方を承合って取り計らう必要があると述べる。去る酉年の照会と朱書返答を留めた記録にも触れ、このたびも宰領人等を差し越すに及ばないかなどを検討する。先に内用で知らせ、別紙九十九首尾書一通と矢野清右衛門からの手紙を添えたと結ぶ。十月六日、山岡市正、久澄との注がある。鶴の数量や、今回すでに拝領を終えた事実は記されない。

登場人物

山岡市正久澄、嶋津左中久金、喜入主馬久福、小松帯刀清香、嶋津仲久健、二階堂主計行且、太守(御譜の文脈)、有川勇馬、松平右近将監、田沼主殿頭、井上伊織、佐久間九十九村央、赤松造酒、矢野清右衛門(清香注)

宛先

嶋津左中殿、喜入主馬殿、小松帯刀殿、嶋津仲殿、二階堂主計殿

キーワード

早春参府、御鷹の鶴、宿次奉書、御順年、国元と旅中御式、先月二十八日田沼方内談、二日再照会、有川勇馬、礼使と供、京大坂長崎の御書、別紙九十九首尾書

冊子頁

581~582頁

読込量

中

面白さ

★★★★★

原文を確認

(4)451~615頁(安永4~天明元).pdf