島津重豪伺書
安永八年十月朔日(朱書年記、付記に十一月二日の許可)/原整理番号 1634/整理ID 1634
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概要
重豪公御譜中の控えで、正文は右筆所にあるとする。松平薩摩守は、参府の御礼には供の家老二人を召し連れ、その際に御目見を仰せ付けられるところ、病気ややむを得ない差合いにより、来年は一人を召し連れる心得であると述べる。そのため当年留守に置いた家老を、来年の在府中に直ちに詰めさせたいという。この家老は当年すでに御目見を仰せ付けられた者だが、参勤の御礼などには先格のとおり供の家老と一緒に御目見を願ってよいか、来年のことながらこの時点で伺い置くとする。十月朔日付、朱書年記は安永八年、差出表示は松平薩摩守。付記によると、田沼主殿頭の内見では、これまで例のない願いなので同席中が揃って評議しなければ決められないとされた。松平右京大夫は「来月朔日」に日光へ発足するため、今明日中にこの伺いを御名前で提出する方がよいとの田沼の指示があり、御用番板倉へ九十九から提出済みと聞いたので記し置いたという。その後、十一月二日に付紙をもって伺いどおりに仰せ渡されたと記す。本文脇の朱書御附紙にも「御伺之通候」とある。家老の名は記されない。
登場人物
松平薩摩守(重豪、目録表記)、供の家老二人・当年留守の家老(各無名)、田沼主殿頭、松平右京大夫、御用番板倉、九十九(付記の提出者)
宛先
本文に独立宛名の明記なし(付記では御用番板倉へ提出)
キーワード
参府御礼供家老二人、来年供一人、当年留守家老在府勤務、既済御目見と参勤礼御目見、先格、田沼内見、同席評議、右京日光発足、九十九板倉提出、十一月二日付紙許可
冊子頁
577頁
読込量
小
面白さ
★★★★☆
(4)451~615頁(安永4~天明元).pdf