年頭初の直御請に関する松倉との内談、書付差出・付札指示と当日実施を佐久間が報告
安永八年正月三日(年は朱)、経過は旧臘二十六日・二十七日・二十九日、正月二日/原整理番号 1582/整理ID 1582
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概要
年頭の登城・御目見・着座に際して取合の上で御機嫌を伺い恐悦を申し上げることは年首として初めてで、参府と暇の直御請はすでに二様とも済んでいたため、前年春の松平陸奥守の年首の勤め方を取り寄せたとする。初めての儀なので、右近将監の御用人松倉左仲へ掛け合い、旧臘二十六日に登城前に訪ねて対談した。左仲は、参勤・暇の直御請をすでに行っているので届書は不要とする趣旨を述べながら、正月の御用番へ前年の陸奥守同様に勤める心得を届け置き、大目付衆を通じて同席の人々へも伝える旨を説明した。当年頭当日の申合せは当日の大目付によるため、佐久間が正月御用番の勤め方も問い合わせたところ、右近将監へ申すとされ、再度出てきた左仲から名を書いた書付を差し出すよう指示を受けた。二十七日に別紙のとおり持参し、同席への通知方法を重ねて確認して書付が受け取られた。二十九日には矢野清右衛門が呼び出され、書付に付紙で「可為此通」と指示され、その経過を申し上げた。正月二日の登城当日、大目付新庄能登守へ前件の趣を直に伝え、右近将監からの通知と前年の振合どおりに行い、他も先規どおり滞りなく済んだので、委細は近習の帳留へ付け置くよう命じられた経過を報告する。正月三日、佐久間九十九、左中様宛。九十九には留守居・村央の原注がある。宛先は能登守ではなく左中で、能登守は当日の取合に関わる大目付。内談時の届書不要という説明と、その後に名の書付を求められた経過を消さず、願出・付札・当日の実施を別段階として保つ。
登場人物
佐久間九十九(留守居・村央の原注)、左中、太守、松平陸奥守、松平右近将監、御用人松倉左仲、矢野清右衛門、大目付新庄能登守、御同席、近習
宛先
左中様
キーワード
旧臘26松倉内談・参府暇直請済、初年首勤先例取寄、27名書付差出・同席通知、29矢野へ付紙可為此通、正2能登守へ直伝・先規通実施、正3佐久間→左中
冊子頁
560~561頁
読込量
中
面白さ
★★★★★
(4)451~615頁(安永4~天明元).pdf