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追録6-No.1391報告書旧記雑録暫定版・確認中

有川貞厚の首尾書―参勤御礼の直御請をめぐる先例調査と折衝

安永五年六月十一日(年は朱)、去る九日・昨日十日から当日までの折衝/原整理番号 1391/整理ID 1391

確認度中
この文書は暫定版です

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概要

上意を受けた時に直接御請を申し上げる先例は御家の先代からある一方、惇信院の代から御前では御隙取なしとされ、その後直御請を申し上げていなかったため、陸奥守と同様の取扱いを相談した首尾を詳しく報告する。陸奥守がその趣旨を内々に承知し、取次からも以後は陸奥守の仕向の通りにするよう話があったので、九日に陸奥守方へ口上を送り、承知の返答を得た。旧記では有徳院の代には直御請があり、惇信院の代に御辞舌が明らかでないため一時中絶したと説明する。先年の日光社参還御にも直御請の上意があり、当時の筆頭右近将監へ留守居を介して確かめ、以後の社参還御は先例通りとする御達を受けた経緯を記す。参還と御暇御礼で直接御請を述べるのは別の懇意のためではないことを、留守居から家来へ伝えようとしたが、陸奥守の同様の取扱いと直接申し上げたい願いを改めて右近将監へ伝え、宮川古仲太との内談も経て書付を提出した。昨日十日には右近将監方で古仲太に会い、公用人佐々木丑蔵を介して先例を問い合わせ、例書を添えて渡した。途中、その日の不快・不登城のため書付と例書が渡し切れない事情を聞き、丑蔵を周防守方へ向かわせ、例書は差出不要との話も受けた。高濱直右衛門を介した書付の請取と挨拶の見通しを聞いた後、周防守方で朝の書付を聞かれ、用人が不在なら林良蔵に会うよう案内された。朝に提出した書付は受け取られたが、別段の挨拶があるかを念のため尋ね、同役とも評議したうえで、変わったことがあれば殿中で伝え、なければ書付の通り心得ると承知した。参勤御礼の直前、周防守の同朋頭原田順阿から太守へ、直御請の筋を心得るよう御達があり、そのことを殿中で直接確認したと結ぶ。周防守へ差し出した書付の写と例書を添えて送る。末尾は六月十一日、有川勇馬から仲様宛。先例、内談、書付提出・請取、別段挨拶の有無、当日の御達を分ける。

登場人物

有川勇馬(貞厚注)、仲(島津久健注)、松平陸奥守(伊達重村注)、惇信院(徳川家重注)、有徳院(徳川吉宗注)、松平右近将監、松平周防守、宮川古仲太、佐々木丑蔵、高濱直右衛門、林良蔵、原田順阿(孝定注)、留守居

宛先

仲様(島津久健)

キーワード

直御請、惇信院御隙取なし、有徳院先例、日光社参還御、陸奥守同様、九日口上十日内談、宮川古仲太佐々木丑蔵、例書高濱直右衛門林良蔵、周防守、原田順阿孝定、殿中確認、六月十一日勇馬から仲

冊子頁

501~502~503頁

読込量

大

面白さ

★★★★★

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(4)451~615頁(安永4~天明元).pdf