島津久健申渡書―菩提寺領の所務と寄付文書の交付・伝達手順
安永四年五月二十六日(年は朱)、包紙も未五月二十六日/原整理番号 1266/整理ID 1266
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概要
高百五十石ずつ、浄國院・有邦院・慈德院・圓德院の菩提のため、それぞれの名で寄付し、その所務を年々福昌寺・浄光明寺へ相渡すことを述べる。各法号には吉貴・継豊・宗信・重年の注がある。また寛陽院・大玄院の寄付高も同前と仰せ付けられたとし、光久・綱貴の注を伴う。近日、御判物・御書付は大御目付の御使者によって各寺へ渡し、家老中の書付は御馬廻をもって同日に渡す予定を記す。この先例に従って首尾を整える旨を寺社奉行へ申し渡し、御記録奉行やほかの関係者にも漏れなく例の通り伝えるよう求める。ただし日限は追って申し渡すと付す。末尾は朱の安永四年五月二十六日、仲、重豪公御譜中の写で正文は文庫。包紙には朱の七十五、未五月二十六日、白木御文書五番箱へ郡山主右衛門が納め置いたとの注がある。文書の種類ごとの交付役と年々の所務を分け、交付日を五月二十六日と補ったり、五番箱を五箱の数量にしたりしない。有邦の原表記は先行の宥邦表記へ一律に改めない。
登場人物
仲(島津久健、目録による)、浄國院(吉貴の注)、有邦院(継豊の注、原表記)、慈德院(宗信の注)、圓德院(重年の注)、寛陽院(光久の注)、大玄院(綱貴の注)、寺社奉行、御記録奉行、大御目付使者、御馬廻、郡山主右衛門
宛先
寺社奉行・御記録奉行・首尾に関係する者(本文の伝達先、独立宛書なし)
キーワード
各百五十石、四法号菩提、年々所務、寛陽大玄同前、御判物御書付、大御目付使者、家老書付御馬廻同日予定、寺社御記録首尾係不洩、日限追而、包紙七十五、五番箱、郡山主右衛門
冊子頁
456~457頁
読込量
小
面白さ
★★★★★
(4)451~615頁(安永4~天明元).pdf