留守居の会合席順を主人の官位へ改める照会の記事
安永四年首夏(日の記載なし)、以前の慣行を回顧/原整理番号 1261/整理ID 1261
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概要
以前から江戸に留守居を置くのは諸国とも同じで、京都・大坂の藩邸にも同様の者がいて旧称蔵奉行とする小字注を伴う。公用の会合では主人である諸侯の爵位に従わず、留守居自身の年功で席次を決めていたが、その由来は明らかでなく、次第にそうなったのだろうと述べる。自家と大廣間で同列となる諸侯として、仙臺の松平陸奥守重村、熊本の細川越中守重賢、福岡の松平筑前守継高、萩の松平大膳大夫重就、佐賀の松平肥前守治茂、津の藤堂和泉守高敦、鳥取の松平相模守重寛、徳島の松平阿波守治昭、高智の松平土佐守豊雍、久留米の有馬中務大輔頼僮、秋田の佐竹右京大夫義敦、米澤の上杉弾正大弼治憲、柳河の立花左近将監鑑通、津山の松平越後守康致、宇和島の伊達遠江守村候、対州府中の宗対馬守義暢を列挙し、共十七家の注を付す。安永四年の首夏、留守居参会について二箇条を作り、その弊を救うため同列へ報じ、可否を問うたと記す。受け入れた者として松平重村・細川重賢・松平重就・松平重寛・松平康致・有馬頼僮・上杉治憲を挙げ、示問の書は左方に収めるとする。諸侯の格式と家来個人の年功、照会先の列挙と賛同者を分け、全国一律の席次改正命令や、全家が同意して改正を実施したとはしない。重寛の名には推読を示すカ注もある。
登場人物
重豪、諸国留守居、松平陸奥守重村、細川越中守重賢、松平筑前守継高、松平大膳大夫重就、松平肥前守治茂、藤堂和泉守高敦、松平相模守重寛、松平阿波守治昭、松平土佐守豊雍、有馬中務大輔頼僮、佐竹右京大夫義敦、上杉弾正大弼治憲、立花左近将監鑑通、松平越後守康致、伊達遠江守村候、宗対馬守義暢
宛先
同列の諸国留守居(照会先、独立宛書なし)
キーワード
江戸留守居、京都大坂蔵奉行注、公用出会、主人爵位と己年功、由来未詳、大廣間同列、共十七家、安永四年首夏、二箇条示問、可否照会、重村重賢重就重寛康致頼僮治憲賛同
冊子頁
454~455頁
読込量
小
面白さ
★★★★★
(4)451~615頁(安永4~天明元).pdf