追録6-No.1217申渡書旧記雑録暫定版・確認中
左中申渡書―聖堂の程朱学・偽学への戒めと人才選抜・報告指示
安永三年九月(日の記載なし、朱)/原整理番号 1217/整理ID 1217
確認度中
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概要
去年の聖堂創建の趣旨は各人が承知しており、学問は究理により知識を開発することで、程朱の学よりほかにないとする。ところが近頃「偽学」の者がいると聞いたとして、表向き程朱の学を講じながら心中に尊崇がなく、聖堂の禄を受け孔孟程朱の祭祀にあずかりながら聖賢を戯弄するのは大きな罪だと戒める。講釈人はもちろん入学者も、実に程朱の正学を尊び、一切異説を交えないよう求める。他方、学徒が日々進み、適した人才が出れば長所に応じて各所に召し使い、とりわけ記録方・唐学方には聖堂方から選んで任用すると述べるため、出精する者を報告するよう指示する。学問・勤行ともに長じた者は吟味の上で時々報告し、心中が偽学である者がいればそれも役々が報告するよう命ずる。この申渡は江戸で仰せ出されたとし、聖堂方係の役々に謹んで承知・遵守するよう伝え、出精者、学問・勤行に長じた者、なお偽学である者の報告を重ねて求める。末尾は朱の安永三年九月、左中。誰が偽学に当たるかの個人名や具体的な処罰は記さない。
登場人物
左中(島津久金、目録による)、聖堂方係の役々、講釈人、入学の徒、学徒、孔孟・程朱(尊崇・祭祀の対象)
宛先
聖堂方係の役々(末尾の遵守・報告指示先)
キーワード
去年聖堂創建、究理・知識開発、程朱正学、表向講釈と心中尊崇、聖堂禄・孔孟程朱祭祀、戯弄戒め、異説不交、学徒人才長所、記録方唐学方選抜、出精、学問勤行、偽学報告、江戸申渡、聖堂方役々
冊子頁
441頁
読込量
小
面白さ
★★★★★
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(3)310~450頁(明和9~安永4).pdf