献上物例書(二)―寛延二年の縁組御礼と記録焼失後の先例照会
安永三年七月十八日(目録)、付記七月廿一日(朱)、寛延二年己巳三月の先例/原整理番号 1207の2/整理ID 1207-2
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概要
例書の前々松平薩摩守の欄は、公方様へ二種一荷、大御所様と大納言様へそれぞれ二種一荷とする。松平大隅守の欄は、公方様へ一種一荷、大御所様・大納言様へ一種宛と記し、「一種宛」には一荷の記載はない。付記は寛延二年己巳三月、松平薩摩守(島津重年の注)の妹菊が故松平修理大夫へ縁組を仰せ付けられた際、御礼は大隅守と同様で、使者をもって献上したと述べる。次の朱注は安永三年七月廿一日。虎寿丸の縁組が仰せ付けられ、献上物の願いに例書を添えて差し出したところ、板倉佐渡守が留守居を召し、御用人を通じ、先に出した例書は「御三家之例」なので同等の先例を調べて書き出すよう伝えたとする。調べたが御帳の焼失で判明しないとして、右のとおり例書一通を調え、留守居矢野清右衛門をもって板倉佐渡守へ差し出したと記す。品数は先例の記載であり、虎寿丸の縁組に伴う献上実施数量としない。目録は七月十八日、本文付記は七月廿一日とする。帳の焼失年月や御三家の個別名は記されていない。
登場人物
前々松平薩摩守・松平大隅守(各先例の名義)、松平薩摩守(島津重年注)、妹菊、故松平修理大夫、虎寿丸、板倉佐渡守、御留守居、御用人、矢野清右衛門
宛先
御用番板倉佐渡守(例書差出先);公方様・大御所様・大納言様は各先例の献上先
キーワード
原の2、例書、二種一荷・二種一荷宛、一種一荷・一種宛、寛延二己巳三月、重年妹菊、修理大夫縁組、七月廿一日、御三家之例、御等輩先例、御帳焼失、例書一通、矢野清右衛門
冊子頁
438~439頁
読込量
中
面白さ
★★★★☆
(3)310~450頁(明和9~安永4).pdf