琉人饗応献立―五く三と引替・台引・後段の料理、器と菓子
独立年月・署名なし(目録も月日なし、前後は安永二年の饗応文書)/原整理番号 1112/整理ID 1112
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概要
琉人饗応の献立を、料理・器・添える食材の配置を対応させて記す。冒頭は「五く三」。塩引、蒲鉾と、雁・松茸・小かふ・せりの汁を置き、金磨土器輪有、金磨小角、亀足等の器の記載を添える。和交には削鰹・花よし・栗・せうか・岩たけ・きんかん、手鹽と箸之臺を配する。香之物、海鼠桶、飯、焼物、半弁・椎茸・竹の子・春きくの汁、酒、辛螺、魚料理、蛸、鴨の羽盛、鯉毛切の汁、鯛と同腸の汁、刺肉、卯の花煎・鳥賊・のりの汁、菓子を列記する。菓子にはやうかん・有平糖・玉すたれ・衣かや・みかん・とんほう、金磨縁高・揚枝の記載がある。続く標題は「五く三引替御料理献立」。白木大三方の菓子はかるかん・紅梅もち。熨斗、蒲鉾・舞たけ・にんしんの煮染、御膳部の汁(鶴、松露、小蕪、竹の子、うと)、皿(塩鮑、鯛、さしくらけ、段田のり等)を置く。小角の香の物はみそ漬大根、なた豆漬、粕漬うり、山椒丸、塩。飯と煮和の糸目にはむし玉子・いりこ・ぎんなん・よめな。二の杉箱には伊勢蝦・海苔巻半弁・松茸、汁には口塩鱈・青こん布・こせうのこを配する。小茶碗には長芋・ほうれん・敷味噌、赤貝・子うるか・土筆と山川酒を記す。海鼠桶の魚料理、鯛・あし・かんたて、あんかう・同かわ・同わた・ひともし・水山椒の汁を続ける。三には丹後鰤・搾せうかの土器焼、王餘魚・くりの卯の花鱠、山かけ・きし・のりの汁、しんしよ・川のりこ・くず留りの椀盛。四ツ目は地紙足付に鯉子付・かき鯛・金しゃ・湯引ひらす・川ちゃ・わさひを配し、猪口煎酒と猪口みそ酢を添える。改敷は糸花梅。五ツ目は大皿に小鯛振塩焼・かけ塩、引落は大平皿にかも・ちりめん麩・せり。「臺引」は二ノ木具内杉重の割板かまほこ、二ノ木具内杉片のかはやきと菅くし。台物と押へ鯛、金土器盃、をつ頭や鱧のこものの吸物を記す。後段は土器の酢和・同からし、菱折敷・はしの臺、海草、かき・ふきの頭・のしいか等の吸物。茶菓子は翁もち・水くり・結のし、後くわしは海老糖・にんしん糖・結松かせ・藤袴かん・紅大みとり。末尾は「間之くわし」「まされかん」。料理の順序・器の材質形・添え物を具体的に示し、食名の細字や原の仮名は判読を留保する箇所を含む。独立年月・署名は記されていない。
登場人物
琉人、料理・配膳の役方(個別人名なし)
宛先
料理・配膳の手配関係者(独立宛書なし)
キーワード
五く三、引替御料理献立、器の金磨・土器・小角・亀足、白木大三方、膳部、二・三・四ツ目・五ツ目、改敷、台引、後段、茶菓子・後くわし・間之くわし
冊子頁
401~402~403頁
読込量
大
面白さ
★★★★★
(3)310~450頁(明和9~安永4).pdf