釈菜親祭次第―前日準備・供の配置・服装替え・神農堂未完成の注
朱に安永二年(目録は八月、正文は前日・当日の手順)/原整理番号 1088/整理ID 1088
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概要
釈菜親祭の詳しい次第。前日に側の茶道を聖堂へ差し越し、座の間周辺を掃除し、床飾りその他を手当てする。前晩七つ時から当日の参詣が済むまで触れを伝え、当日早天から側廻と先番を置く。寄付品・脇の寄付品と書籍目録を座の間に備える。参詣に際す太刀・金馬代の献納のため、朝六つ時に番頭の使者を差し越し、仰高門で太刀目録を持参させ、進物番が金馬代の請台を持って執役が受け取り、供所へ回す。当日の出立は先染帷子・半袴で朝五つ時分、四本御道具を用い、仰高門外で下乗し、泮水脇の中門から座の間へ入る。側廻は中門内、日通口から次へ、御目附は中門内、先供などは仰高門外までとし、供木屋、外繋の小門と馬の入場、長柄・道具立、挟箱・駕籠・駕籠台を置く位置も定める。熨斗・茶・煙草盆・菓子を上げ、拝礼前に中門から布石を通り杏壇門へ入り、聖堂東で半刻座し、刀持などは堂外に待つ。執役の案内で座の間へ戻り、直垂へ支度を替えて手水を使う。名代の場合の服装は熨斗目染帷子・長袴とする。奠供・献爵・献納物の準備後に祝と掌儀が案内し、講堂玄関までの毛氈と布石、堂内・堂外の供の待機を定め、香案前で拝礼する。帰って座の間で半袴に替え、吸物・取肴・銚子を上げる。三献官を召し、初献官の家老へ盃を下し、流して亜献官・分献官が頂戴し、時宜によって書・膳を出す。帰途に神農堂の進納物を見て参詣する予定を記すが、まだ堂が出来ていないため、このたびは参詣せず、完成後に参詣すると但書する。子孫の代々にも同じ手順で聖堂へ参詣する予定とし、後年のために記す。帰館後には一門以下の諸士も勝手次第に聖堂へ参詣できる。末注は、聖堂建立・遷座と釈菜規式の初めなので各々献納物がある旨を記す。
登場人物
親祭者・名代、側の茶道・側廻・先番、番頭の使者、執役、祝・掌儀、家老初献官、亜献官・分献官、刀持・供・中通目附
宛先
聖堂方・講堂と供の係(独立署宛なし)
キーワード
前日掃除・準備、七つ時・六つ時・五つ時分、進物受取、参入と供の位置、直垂・名代服装、手水・拝礼、三献官、神農堂未完成、建立遷座初儀
冊子頁
387~388~389頁
読込量
大
面白さ
★★★★★
(3)310~450頁(明和9~安永4).pdf