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追録5-No.996御譜記事旧記雑録暫定版・確認中

島津重年の領内巡見と行程

〈寛延四年〉十月/整理ID 旧記雑録追録5_文書0996

確認度高
この文書は暫定版です

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概要

重年が加世田日新寺への参詣、山川の児箇水での温泉入浴と郡県村落の巡見を行った記事。十月二十三日に鹿城を発ち、国老伊勢兵部貞起、側用人二階堂林左衛門行通、近習役福山平太夫安都・迫水善左衛門久芳、納戸奉行仁礼仲右衛門仲古らが同行した。谷山・伊作・田布施・阿多を経て二十五日に加世田へ着き、二十六日に日新寺へ参詣、二十七日に旅館の庭で加世田の士の歌舞、俗に加世田踊というものを見た。久志・泊・坊・鹿籠・知覧・頴娃を経て十一月朔日に児箇水へ赴き、十四日間温泉に留まった。十六日に山川、十八日に船で小根占へ渡り、大根占・田代・大姶良・高山・大崎・志布志・串良・鹿屋・花岡・新城・垂水などを巡って勝景・旧跡を見た。十二月十一日に垂水の海瀦から船で桜島有村へ渡り、十二日に横山仮館へ入り、二十二日に船で鹿城へ帰った。小根占通過の際には、国見城に住む迫田源右衛門の施水の行いを知った。源右衛門は父母を亡くしたが貧しく祭祀の費用を出せず、仏説の施恵が亡者の冥福になることを信じ、水場が数百歩も離れ、旅人が渇きに苦しむため、遠くから水を汲んで器に満たし往来の人へ施していた。二十年一日も絶やさない志を重年が憐れみ、十二月二十八日に源右衛門へ銭二千疋を賜り、妻と子茂右衛門にも賞を与えた。

登場人物

島津重年・伊勢兵部貞起・二階堂林左衛門行通・福山平太夫安都・迫水善左衛門久芳・仁礼仲右衛門仲古・迫田源右衛門・源右衛門の妻(名なし)・迫田茂右衛門

宛先

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キーワード

重年、十月二十三日、領内巡見、日新寺、加世田踊、児箇水温泉、伊勢貞起、二階堂行通、福山安都、迫水久芳、仁礼仲古、桜島、横山仮館、十二月二十二日帰城、迫田源右衛門、施水二十年、銭二千疋、妻、茂右衛門

冊子頁

340~341頁

読込量

中

面白さ

高

原文を確認

(3)311~473頁(寛延4~宝暦4).pdf