伊勢貞起・島津久郷在府家老連署書状
〈寛延元年〉十二月二十一日/整理ID 旧記雑録追録5_文書0362
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概要
十二月二十一日、嶋津右平太・伊勢兵部が、嶋津左衛門・樺山主計・嶋津矢柄へ、隅州様による御鷹の鶴拝領と御礼の取扱いを知らせる。先例に従って準備したところ、去る七日、上使の櫻井監物が鶴を届け、名代の水野肥前守に伝えられたという。上使が出向いた際には御門の外まで出迎えて案内し、大御書院中段の頭に着座させた。上意は肥前守が承知し、鶴を受け取って御勝手へ運び、上使には休息を勧めた。礼を申し上げ、熨斗・茶・多葉粉盆を用意したが料理は辞退され、退出時も迎えた時と同様に送ったと述べる。 同日、老中方へ御礼の名代として肥前守を回し、若年寄方へは御番頭高橋七郎右衛門を使者に立て、御側衆にも表方を通じて使者を申し達した。上使には先例どおり御太刀と金馬代を贈り、同日使者を遣わしたことを記す。付記では、太守様が承知したうえで三御所へ使札による御礼をし、愛宕御馬廻の内から使者を立て、書状での御礼も済んだと伝える。隅州様から公方・大御所・大納言への内證の御礼と、公方への書状による御礼も先例に従って取り計らうとする。 拝領に伴い、姫君様から隅州様へ祝詞を贈り、当日勤務の役人にも帳面を添えて祝儀を申し上げさせるが、忌中の諸事は追って扱うと記す。末尾では、鶴の拝領を喜んでこの事情を知らせる旨を述べ、御女中にも伝えるよう求める。
登場人物
嶋津右平太久郷・伊勢兵部貞起・嶋津左衛門久甫・樺山主計久初・嶋津矢柄久富・隅州様・太守様・櫻井監物依勝・水野肥前守忠見・高橋七郎右衛門・姫君様・御女中
宛先
嶋津左衛門殿(久甫)・樺山主計殿(久初)・嶋津矢柄殿(久富)
キーワード
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冊子頁
132~133頁
読込量
中
面白さ
高
(1)例言・目次・本文1~165頁(延享4~寛延2).pdf