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後編2-No.1498文書

島津竜伯覚書

文禄4年

確認度

概要

境目の小城、狩皮の礼、馬・道具、徳川家康との関係、帰朝後の対応、又八郎への音信など、当面確認すべき事項を箇条書きにした島津義久自筆の覚書。 「さいしょう殿」、人物評定、蔵米の未着、国元の遅延、唐船、天子の病にも触れる。家中・外交・兵站・贈答を横断する、義久の関心事項が分かる実務メモ。

登場人物

島津義久(龍伯)、島津忠恒(又八郎)、徳川家康、さいしょう殿、国元家臣

宛先

宛先なし(覚書)

キーワード

島津義久、龍伯、島津忠恒、徳川家康、さいしょう殿、境目小城、蔵米、国元遅延、唐船、覚書

冊子頁

876

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★★★★★

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(8)858~972頁(文禄4・文書目録)・奥付.pdf

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採用済みの翻刻・訳文

3

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原文写し

管理人採用済み
「義弘公御譜中」 「朱カキ」 「龍伯公自筆ト押札ニ在之」 「正文」 覚 一境目ノ小城ニここくりいれらるゝ由、尤候事、 一無人笑止ニ候事、 一豹皮御礼ノ事、 一馬之事、 一被仰付御道具之事、 一家康一段御ねんころの事、 一すぐニ御帰朝にて候ハ、、御つほニ二ツ下候する哉の事、 一こゝもと何事モ此間ニ相替候事、 一忠長・抱節・作さへもん各々へ相心得ヘキノ事、 一又八郎殿へ御音信御礼義ノ事、 一さいしやうととのさかしく候事、 一人々物さたの事、 一御蔵米いままた無上着事、付何事モ國元曖遅ニいたし、笑止ニ候事、又唐船之事、 一今程無事ニ候事、 一天子御悩之事、 以上 「文禄四年秋」
根拠・参照箇所
geminiによる原文写し
投稿者
keicho
投稿日
2026-08-10

書き下し文

管理人採用済み
「義弘公御譜中」 「龍伯公自筆と押札にあり」 「正文」 覚 一、境目の小城にここくり(強固に・厳重に)入れらるる由、最もに候事。 一、無人(人手不足)笑止(気の毒・困惑)に候事。 一、豹皮御礼の事。 一、馬の事。 一、仰せ付けられ候御道具の事。 一、家康一段御ねんごろ(懇ろ)の事。 一、すぐに御帰朝にて候わば、おつぼ(壺・急所)に二つ下がる(適う)する哉の事。 一、ここもと何事もこの間に相替わり候事。 一、忠長・抱節・作左衛門各々へ相心得べきの事。 一、又八郎殿へ御音信(おんしん)御礼義の事。 一、宰相殿のさかしく(元気に)候事。 一、人々物沙汰の事。 一、御蔵米いままた無上(むじょう)着く事、付何事も国元曖遅(あいち=遅延・後回し)にいたし、笑止に候事、また唐船の事。 一、今程無事に候事。 一、天子御悩(ごのう=病気)の事。 以上 「文禄四年秋」
根拠・参照箇所
geminiによる書き下し文
投稿者
keicho
投稿日
2026-08-10

現代語訳

管理人採用済み
覚 一、国境近くの小城へ(部隊を)厳重に配置されたとのこと、もっともな(適切な)ことでございます。 一、人手が不足しているとのこと、実に大変な(困った)ことでございます。 一、豹(ひょう)の皮を贈っていただいたことへのお礼の件。 一、馬の件。 一、ご注文(ご依頼)いただいた武具・道具の件。 一、徳川家康殿が格段に親切・懇ろにしてくださっている件。 一、(義弘が)このまますぐに帰国されるのであれば、願ったり叶ったりの(好都合な)状態になるでしょうかという件。 一、こちら(国元)の状況も、このところあれこれと様変わりしている件。 一、忠長(島津忠長)・抱節(新納旅庵)・作左衛門(伊集院幸侃か)のそれぞれによく周知・伝達しておくべき件。 一、又八郎(忠恒)殿への便りや挨拶・礼義の件。 一、宰相殿(義弘の妻・実窓院)が元気で過ごされている件。 一、人々(家臣や周囲)の噂や評判(人事沙汰)の件。 一、御蔵米(義弘宛ての米)が今また無事に到着した件。あわせて、何事においても国元からの手配や連絡が遅れがちになり、面目なく(困惑して)思っている件。また唐船(貿易船・兵糧船)の件。 一、今のところこちらは無事に過ごしている件。 一、帝(後陽成天皇)がご病気でお悩みになられている件。 以上 文禄4年(1595年)秋
根拠・参照箇所
geminiによる現代語訳
投稿者
keicho
投稿日
2026-08-10